【墓】 1年生 朝霞 純【夢の中・屋上にて】 >>+186 [私は色とりどりの紙をできるだけ細かく、三角に切る。 私は小泉さんの犠牲を願った、何度も、何度も願った。 それを赦されたいとは思わない、後悔もしないつもりだ。 それでも、死に逝く人に最期に出来ることがあるのなら、ただそれを手伝いたいと思う。 色々なものをくれた人だった、優しい思いやりに満ちた人だった。 もう会えないのだ、これが最期の別れになるのだ。 自分がどれだけ苦しんだって、それは別にいい。 でももし旅立つ人に、何かをしてあげられるのなら。 最期の別れが、せめて寂しいものではなく、明るいものにできるならば。 小泉さんが少しでも明るく、楽しい気持ちになれるなら。 最期の旅路なのだ、それもいいだろう。 死に逝く人の先行きが、せめて暗いものでないように、彩る手伝いくらいしたっていいだろう。] (+187) 2022/09/15(Thu) 23:27:21 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a21) 2022/09/15(Thu) 23:28:58 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (c76) 2022/09/15(Thu) 23:29:30 |
【墓】 3年生 黒崎 柚樹[気がつけば朝霞さんも屋上に来ていて、人数が増えた屋上ではそこここで、ショリショリと、どこか林檎の皮を剥くのに似た乾いた金属音が響き始める。 でも、朝霞さんは"魔法使いにはならないかもしれないけれど" >>c74 と言っていて、なんで?と首を傾げてしまう。 ここ以外に存在する用事と言ったら、津崎の傍に居る、あるいは小泉さんの傍に居る。 おそらく2人は一緒に居るだろうから、つまりはその2人の最後の瞬間を見届けようとでも言うんだろうか。] …………私はそういうの、あまり好きじゃないな。 [思わず、言ってしまった。 もう"王子様"で在ることは廃業したしね。] (+190) 2022/09/15(Thu) 23:34:30 |
【墓】 3年生 黒崎 柚樹最後にお別れする津崎と小泉さんの言葉も表情も、 お互いのためだけのものだと、私は思うよ。 [最後の日に残るのが武藤と津崎だったりしたら、心が千切れそうな思いを抱えながら私もこの世界を彷徨ってしまっているかもしれないけれど。 でも、最後の瞬間は、多分傍らに居ず、離れると思う。] ……まあ、小泉さんも津崎も優しいから、 "見た"と言っても、"そうか"としか言わないかもだけど。 [でも、私が最後の2人の1人だったら、本当に大切な人以外には、見られたくはないなと思ってしまうだろうから。*] (+191) 2022/09/15(Thu) 23:35:23 |
【人】 3年生 津崎 徹太――……ッ [天使の姿に目を見開く。 こちらは警戒心があるのだが、 天使は全く気にした風もなく、 小泉の手紙を引き取っていく] (115) 2022/09/15(Thu) 23:37:19 |
【墓】 3年生 武藤景虎[ひたすらハサミを動かしていると、じゅじゅが駆け寄るのが見えれば紙を持つ手をひらひら振った。>>+184 まつもっちゃんのアドバイスを聞きつつ、お手本を見ながらハサミを入れていく。>>+186] さん、かく… [初回は切る方向に体が傾いだけど、慣れてくればスムーズに作れるようになったと思う。 ひとつひとつ、ハサミを入れながら先輩のことを考えた。 美術館の中では一応オレと先輩でリーダー分けたけど、結局ほとんど頼ってしまったこと。 それでも先輩はオレにも決めごとには意見を求めてくれて、不公平がないようにしてくれたこと。 いつも皆の様子を見て、助けてくれていたこと。 早々に還るオレに、得るものがあればよかったと笑った顔。 先輩にもらった美術館での時間。 此処でオレはいろいろなものを、大切なものを見つけたから。 変われた、と思う。救われたと思う。 オレや他の皆にとってそうであったと思うように、先輩にとってもこの世界が救いだったならと願って。 …… 考えながら切ってたら手が痛くなってきそうだけど、腱鞘炎になっても夢の中だから問題ないだろう。 いっぱいあった方が綺麗だと思うし。]* (+192) 2022/09/15(Thu) 23:39:55 |
【墓】 1年生 朝霞 純>>+190>>+191 [黒崎さんの言葉に、私は林檎の彼女の方へ向かう足が止まる。 事実だ。 …彼女の方へ向き直る、私は泣きそうな顔をしていたろうか。] 工藤さんと一緒に、小泉さんの死を分かつと約束しました。 津崎さんと小泉さんの邪魔をしたいわけではないです。 私は、小泉さんの死の瞬間を胸の内に落として生きていきたい。 消えていくその時を見なかったら、本当に死んでしまったのか疑ってしまう気がする。 私は津崎さんに生きてほしいと願って、だから小泉さんの犠牲を願いました。 彼が消える瞬間、それは誰も横合いに入ってはいけないのかもしれないけれど、でも死ぬ瞬間を、犠牲を願った人間が見ないで生きるなんて、罪から逃げるみたいじゃないですか。 赦されたいとも、後悔もしないと誓ったけれど。 命が喪われる瞬間は、ちゃんとその重みを感じたいんです。 [これはエゴだ、でも明るい黄泉路を願っても、犠牲を願ったことが消えるわけではない。 小泉さんのことを胸に刻んで、私は生きようと思うから。] (+193) 2022/09/15(Thu) 23:41:40 |
【墓】 3年生 黒崎 柚樹>>+188 [そろそろ、紙片も大量になって。] 武藤は、さ。 私と一緒で、眠ろうとはしなかったよね。 [立ち上がりながら、傍らの武藤にぽつりと呟く。] そういうところもね、好きだなあって思うよ。 [そりゃあ、違う人間なのだし、この先、意見の相違で衝突することだってあるかもしれないけれど。 でも何だろう、この人となら、たとえ衝突しても言葉を交わしたらわかり合えるんじゃないかなって思うんだ。 つい、衝突してしまう津崎もね。 言葉が伝わらないと諦めてしまっていたら、とうにマブダチなんて辞めてるよ。 解って欲しいし解りたいと思ってるから、噛みついてしまう。 もうちょっと、上手くやれないかなとは、思ってるんだけど。 私たちには、未来がある。 戻っていく"日常"がある。 小泉さん。ありがとう。さようなら。 餞の星屑たちを、そっと両手に取った。*] (+194) 2022/09/15(Thu) 23:46:45 |
【人】 3年生 津崎 徹太[拳を握りしめて、 立ちすくむ。 そして、感じるのは、この世界から離れていく微睡み ああ、眠い。 自身が小泉の夢から、 出ていく時がきたのか。] (118) 2022/09/15(Thu) 23:48:25 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a22) 2022/09/15(Thu) 23:50:04 |
【墓】 2年生 松本志信[たった一人の大切な人の帰りに。 たった一人の大切な友の餞に。 みんなと放つ、ささやかな魔法。 さちあれと撒く幸せの種。 魔法の欠片の紙吹雪。 津崎くんが帰ってきたら何を話そう。 そもそも声出ないの、絶対心配されちゃうよな。 なんとかなりゃ良いんだけど。 何とかなったらまずは何を伝えようか。 小泉くんとはもう会えないけれど。 生まれ変わったらパンおごってくれるんだもんな。 それまで生きろって、お前が言ったんだもんな。 約束破るんじゃねぇぞ。] (+195) 2022/09/15(Thu) 23:52:45 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹朝霞さんが、津崎の"遺言"の場に居合わせたと知ってしまったら、めっちゃ罵ってしまいそうだ……。 武藤が本気で止めに入るレベルで。 (-147) 2022/09/15(Thu) 23:53:28 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a23) 2022/09/15(Thu) 23:54:17 |
【墓】 3年生 黒崎 柚樹…………松本さんは、生きてくれますよね。 私と武藤の結婚式、 来て貰わなきゃいけないし。 [隣から変な声が聞こえてきたりしたかな。 まあ、気にしない。] (+196) 2022/09/15(Thu) 23:54:51 |
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