錆鉄御納戸 ミズチは、メモを貼った。 (c29) 2021/12/16(Thu) 17:37:02 |
ミズチは、御布令が貼り出されてから姿を見られていない。が、 (c30) 2021/12/16(Thu) 17:37:51 |
ミズチは、それを知ったのなら、己の状態の如何にかかわらず、することは決まっていた。それに、 (c31) 2021/12/16(Thu) 17:38:14 |
ミズチは、為そうと決意したことがあった。その為の行動を、起こすのは遠くない。 (c32) 2021/12/16(Thu) 17:39:07 |
【人】 骸狩り スカリオーネ街を歩く。幾人ものごろつきが姿を見るなり逃げ出し、 そうでない者達は御布令を見たのかそそくさと視線を外す。 口さがない者はその場で「やっぱりね」だとか 「前から不気味だった」だとか、 そんな風に言葉を交わして。 それらの一切に興味がない、と いつもと変わらぬ顔でもって街を歩く。堂々と。 男は、自らにつく 尾行を嫌う 。どうせ後で露見するから。それでいて、 同行に関してはまるで頓着していない 。どこで何をするのに際しても、この男は平等だ。 邪魔にならない者を突き飛ばすような趣味はなかった。 あとは、もし決して気取られない尾行が出来るのなら、 それに関しては、容認しているだろう。 そうして街を、歩く。街を、抜けていく―― (25) 2021/12/16(Thu) 18:26:36 |
スカリオーネは、街を抜け、丘へと向かう。海を見下ろす、あの丘の上へ。 (a24) 2021/12/16(Thu) 18:30:12 |
【人】 埃運び オーウェンちょっと自分語りしてやったら、 ミズチはよく分からんことになるし。 俺は誰にも何も求めた覚えはないのに。 一仕事したって何したって、安酒は相変わらず雑味だらけだし、冒険者どもはいつも通り、少し疵は走れど変わらないままそこにある。 「くだらねえな、ホント」 結局、蔑ろにされているのは貴族どもでも下層市民でもない。 誰もがそれに気づいてないのが腹立たしくて。 「婆さんもっとマシな酒持ってこい、金なら出す」 それを濁らせるのは、やはり酒気だ。 自分までくだらない何かに成り下がってしまったのかもしれない、と自嘲した。 (26) 2021/12/16(Thu) 18:32:53 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「……そうか、まだ潜んでいたのだな」 「チェルシーは 『笛吹き』 だった」「……………おかしな、走馬灯は……。 まさか、彼女のせいか……?」 ガルムにはこの酒場の面子と踊り狂った おぼろげな記憶があった。夢だろうか? (!2) 2021/12/16(Thu) 18:42:57 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「……他人に操られている者が、混ざっている、と」 "ホド"の話を聞き、無意識だが、どこか複雑そうな声色。 「なんどでも言おう……おれは、ヘルの味方だ。 貴方が思うがままのことやればいいと、願う」 「…だが、おれの望みは……きっと、貴方が無事でいること。 街が無事であっても、そうでなければ意味がない」 だからそのために己が巻き込まれることは、構わない。 貴方が故郷を大事にしたいという気持ちを否定するはずもない。 (!3) 2021/12/16(Thu) 18:45:38 |
【墓】 迷彩掃除屋 ノアベルト>>18 夜のこと。 「 あ"ァ? 突然何を言い出すんですか……?」 首を傾げる姿に頭をかいてため息をつく。 本当に何を言い出すんだ。脈絡もない。 旦那とはスカリオーネのことだろうか、目立つ年上の取引相手は彼になる。はて、突然好意の比較対象にされる覚えがない。 「スカリオーネの旦那のことなら、 好きだの嫌いだの言える人ではありません。 どっち言っても妙じゃないですか……強いて言えば、………… 」 ? 何も浮かばなかったとは言わないが何も正しい言葉がでない。 本人がいない場だから助かったが、この心に思い浮かんだサウダージをなんとも説明ができないのだ。 顔が見えないのをいいことに、眉をしばらく顰めながら。 くるりと指で帽子を回してから席を立つ。 「ああ言えばこう言う……わかりましたよ。 飲みたくなくて手が滑ったんです。 やかましくしてすみませんでした」 「あたくし、嫌いな人間は相応に気にかけているんです。 好きでないのに嫌えますか。無関心ですよ、嫌な奴は。 気遣いは受け取りましたので、大丈夫です。それでは」 言葉を流れるように吐き出し鈴の音を鳴らし。 銅貨1枚をエアハートの手元へと投げて。 そのまま、軽く挨拶をしながら男は階段を登っていっただろう。 (+28) 2021/12/16(Thu) 18:51:24 |
【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト (-91) 2021/12/16(Thu) 18:55:54 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス風がそよぐ墓場の最中、その小高い丘。 昼ですら、ここはあまり人が来ない。 休むにしても、場所が悪いからだ。 昔のことを思い出しながら、弦を爪弾く。 幽かな音色のことを、『あの老人』は『懐かしい』と言った。 このあたりにこんな楽器はないだろうに、と尋ねると、 『美しいが、寂しく、求めても手に入らぬもの』 皴だらけの顔で微笑んでいたように思う。 『そのように言う』、と。 大層その表現が気に入って、『私』はその一節を取り留めておくこととした。多分、あいつも気に入るに違いない。 「はたして、あれはもう孫か」 首を傾げる。 「それとも、息子なのか。」 「いやいや。無粋か。やれやれ………」 (@1) 2021/12/16(Thu) 19:01:21 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル「ぐあ゛ッ!? ッ──!?」 信頼と油断は別物だ。 とは言え、「隣の男が突然殴って来る」と想定してないと 幾ら警戒しようが避けれやしないし喰らうものは喰らう。 無意識にこの流れで、剣や杖を使われるならともかく、 拳で殴り掛かって来るとは思っていなかったのもある。 恐らく前者だったらまだ動いていたか、と言うと微妙だ。 だってあの時あなたを殴ったのも“尋問”の為で、 決して恨みや憂さ晴らしではなかった。理由がある。 それを今、全く思いついて無かったから想定外だった。 想定外、の時点で。結果もわかり切った事だろう。 口の端を変に切ったのか、口内に血の味が広がる。 鉄臭さを吐き捨てたいが、宿の中となればそうもいかない。 「──、は、……こんなので、 明、す 、とは」 思わなかった。まで言い切れずに距離を詰める貴方に目を瞠る。最もその動作で余計に幻術が効きやすくなるなんて。そんな皮肉も考えるまでもなく、 “そう”在るし、“そう”なる だろう。 (-92) 2021/12/16(Thu) 19:02:12 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル確実に効いた手応えはあっただろう。 見る目が、色が変わった。 明瞭とした振りをしている普段の目つき。それと違って革命軍内でよく見る、感情の死んだ色に変わる。変わって、 「言われずとも」 不意に、貴方の胸倉を掴んで引き寄せる。 引き寄せてから、そのまま躊躇なく唇を重ねて。 切れた口内の 血 をお裾分けだと言わんばかりに、嫌がらせのように分け与える。この行為がどんな影響を及ぼすかなんて考えちゃあいない。 ただ、悔しかったから、ざまあみろ。それだけだ。 「お前の事を見ていた。いつも」 唇を離す頃には、少し感情の色がある目。 それでもまだぼんやりしているところはあるが、こんな事を行ってる時点で、自我は強いが、催眠にかかりやすい部類の男なのだろう。身内からすると一番困ったタイプだろうとは思う。 今革命軍のことに何か命令をされた訳ではない。 だから相反していない。 綻びとまではいかないが、命令の掛け方次第で、 強引な上書きで綻びか、解く鍵か、運悪く精神崩壊か。 何かしらの答えは得られるかもしれない。 (-94) 2021/12/16(Thu) 19:05:16 |
【独】 錆鉄御納戸 ミズチ/* 襲撃ロールがきたので殴られやすくするぞと思って乱暴めに行ったら思っていたよりも向こうが傷つけたくなさそうだったのとミズチがパン屋(概念)が過ぎてめちゃくちゃ無事で済んでしまった。対戦ありがとうございましたたのしかったですFoo〜〜〜〜〜〜〜 はぁすき…( '-') (-93) 2021/12/16(Thu) 19:05:52 |
【独】 迷彩掃除屋 ノアベルト/* 苦しいから今語りますね。 ノアベルトは、自分の主人がキラキラしてるときに一目惚れして、永久にその時を保ってほしい愚かな従者なんですが。 解釈違いを起こすと、殺したくなります。殺します。 そして一番(概念)になれないのならば、 誰かに先を越されることをひどく恐れるので、 とりあえず精神の安定の為にも殺したいです。 つまり早く解釈違いを起こしてほしいのです。 そうしたら、あなたが悪かった、あなたを殺せてよかった。 従者の自分は死ぬことができるってなるのです。 (※1)一番とは。なんか、唯一性のある関係性は憧れるが、なんというか人間としての本能というか。変わらない家族がほしいとかと似たようなもの。恋人は必ずしも一番ではない。 ノアベルトのスカリオーネへの解釈違い一覧。 ・反乱軍だったら。 ・反乱軍になったら。 ・明確な嘘をついたら。 ・解雇宣言してきたら。 ・誰かに恋をしたら。 ・ミズチを虐めたら。 ・政府にズタボロにされたら。 ・誰かに大怪我させられたら。(襲撃にあったら) ・なんかめちゃくちゃ格好悪いことをしたら(アバウト) 全部回避してくると思うか!? (-95) 2021/12/16(Thu) 19:05:54 |
【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル/* やりましたわ!確定ロールですわ!ガッツポーズで大喜びですわ〜〜〜!!!!!!!! 私も確定ちゅーしたけど嫌だったら避けて下さいましね! (-96) 2021/12/16(Thu) 19:07:37 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>@1 フェリックス 丘の上の墓所。海を見下ろす、無数の墓石。 一体幾人が、寿命以外で納められているのやら。 そして幾つの死体が、今地上を歩いているのやら。 「……潮風を堂々と浴びる詩人がいるとはな。 喉にも楽器にも悪いと思うが」 まして煌びやかな場所でもなく、寂れた墓場。 こんな所で死体に聞き込みか、とでも言いたげに、 巨漢の男が姿を見せた。 (27) 2021/12/16(Thu) 19:25:57 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト ミズチは、政府に連れて行かれたらしいノアベルトを特に探さなかった。後手を取ることになったが、革命派側が今回の密告制度に絡んでいるという事実は自ら掴んでいた。 あなたの安否の確認よりも、調査が優先されていた。あなたは上手くやるという信頼があった。この状況を作り出した者共への憤り と、歯車のズレた思考 のままに、兎角行動を起こしていた。それが目についてしまったのか、はたまた別の事情故か。ミズチは革命軍側に間引かれた。 「ここに」 自由に行動可能になり次第、ミズチはあなたのもとへ現れた。 「遅くなった、すまないノアベルト」 怪我らしい怪我はなく、動きも鈍くないように見える。 スカリオーネの名が貼り出された時にはすぐに動ける状態でなかったのだが、多少の手当てで足りる程度の被害しかミズチには与えられなかった。首布の下には機械の輪がつけられているが、ただつけられているだけである。 「さて、どうしてくれよう。小生は政府も一部の者を除いた革命派も綺麗にしてしまって構わないと考える」 ふ、と息を吐く音がした。 「が、具体的にどうしたら良いかはあまり考えられない。小生の現在の立場を以って、名を貼り出されたスカリオーネ殿の元へ参上すべきかも判断しかねるのだ」 (-97) 2021/12/16(Thu) 19:26:39 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス>>27 「おやぁ……?」 声をかけられれば、静かに振り返る。 芝居じみた様子だが、何ならいつものことだ。 微笑みながら、片手をあげた。 「なあに、この程度で。第一、昔は船に魔女を載せて謡わせていたぐらいだ。海を鎮めるのに、な。潮風が喉に悪いなんていうのは迷信さ。 楽器はそうだが」 ぺち、とリュートを小さく叩く。 「こいつは特別性、だ。変わったところに来るなあ。ここは、他にはなんにもないようなところだが……」 (@2) 2021/12/16(Thu) 19:33:32 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>@2 「結果魔女に沈められる船も多かったと聞くがな。 ……そもそも詩人と情報屋のどっちが本業なんだ、お前は」 胡散臭い男はあの都市に少なくないが、 政治の場に根深く食い込む詩人は目の前の男くらいなもの。 こういう時に限ってこういうのと遭う辺り、 御布令の辺りから運は向いていないらしい。 「……何もないから来ている。 ヨルムガンドは喧騒が過ぎる」 上等な靴で墓場の湿った土を踏んでいく。 いずれの墓石の前に留まることもなく、 崖際まで歩いていくだろう。 (28) 2021/12/16(Thu) 19:42:20 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン「おまじない」 目を瞬かせた。 ふうん、と。1人ごちる。 詩人は、少し目を細めて、口許の笑みをゆるやかにひそめた。 「はは。なるほどな?そりゃあそうだ。 うま〜く隠されてしまったようだ。 ただまあ、今からだと時間もないか。 引きずり込む、のはまあいい。叩くというのはどういうことだ?俺の相貌はな、西の領を傾けたことすらあったのだぞ」 片目を瞑り、小さくウィンクした。そして、緩慢に手を伸ばす。 ▼ (-98) 2021/12/16(Thu) 19:57:56 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェンあなたの帽子に手を伸ばし、 少し持ち上げて、目元をじい、と眺めようとする。 「ほう。……いい目をしている。決意を秘めた翡翠の」 そして、帽子を戻すだろう。(そもそも、触れなかったかもしれない。) 「こうして、あとは睦言を囁いてやれば、望まぬ者はいなかったというわけだ。これで数々のご婦人やらと愛についての知見を深めた、というわけよ。 さあて、これで逃げ道に手はつけたな。後は思い残しのないように、身辺整理でもしておくかな」 (-99) 2021/12/16(Thu) 19:59:13 |
【見】 吟遊詩人 フェリックス>>28 スカリオーネ 「どちらもだ。とはいえ、……難しいがあー、ううん」 首を捻る。難しそうに眉を顰めて、 「情報屋が生業。詩人は生き方、といったところかな。なんとなく、お前さんには伝わるだろう。」 骸狩り。 仕事ではあるだろうが、生き方そのものではない。 とはいえ、仕事だからと割り切れるほど自分から遠くもないのではないか、と。 歩くあなたを見遣る。 水平線の光が眩しく、少し目を細めて、笑ったまま問いかける。 「そう言うな。祭りの最中だ、仕方あるまいよ。 ……それで?次のご指名はあったようだが。生活には本当に変わりはないかね」 (@3) 2021/12/16(Thu) 20:02:41 |
【念】 番犬 エドゥアルトガルムは破滅願望を持つ者とはすこしだけ話をしたことがあった。 何を思い、そこにいるのか、気になったからだ。 『嫌いなこの街を壊したいだけ』だと聞いても、それを止めはしなかった。 壊したいのなら、それが貴方の『より良い日々』に繋がるのなら、好きなだけそうするといい、と否定をしなかった。彼の邪魔はしない、と言った。 ──しかし、賛成もしなかった。 ヘルの味方であるということは、それが嘘になってしまうこともあるだろう。番犬は、貴方の命令をきく。貴方を守る為なら。 だけど貴方を守る為なら命令に背くこともあるかもしれない。 自身が自ら動く時があるのならば、貴方が危険に晒される時だ。 ガルムもまた、狭い世界で生きてきた。 せめて、目のまえのものを守れたらいい。 (!4) 2021/12/16(Thu) 20:28:32 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>@3 フェリックス 「…………」 多くの場合と同じように、沈黙は肯定でもある。 ただし、あなたと男では履いている靴が違う。 潮風が撫でつけた髪を僅かに解き、揺れさせて。 もうあと2歩、いや1歩。踏み出せば落ちる。 そんな場所に立ち止まり、 風にはためくコートのポケットに手を突っ込んだ。 「生憎変わりはない。変わらせるつもりも、ない」 抜かれた手には二輪のクモマグサ。 造花のそれは、男の言葉と同じように変わる事なく。 逆風を切り裂くように、海へと放り投げた。 「……それで、お前は何をしていた。 祭り騒ぎの元凶が届くのでも眺めていたのか」 遠くをゆく船を見る事も、詩人に振り返る事もなく。 (29) 2021/12/16(Thu) 20:30:21 |
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