人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【独】 厨房担当 那岐

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>>648
なぎくんだって。心が少年に戻ってしまう。
(-1039) 2023/03/18(Sat) 17:57:11

【独】 厨房担当 那岐

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>>-1038
分かる、手が大きくて指が長そう。

ドイツの食べ物も結構上手いイメージあるな。
ソーセージ。ビール。ソーセージ。ビール。
(-1042) 2023/03/18(Sat) 17:59:06

【独】 厨房担当 那岐

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>>660 妹よ。ダメ押しをするんじゃないよ。
サキサキクッキー俺も食べたいが、時間があるか……!?

>>-1050
わらったwww男の人の長い指、良いよね……。
(-1060) 2023/03/18(Sat) 18:22:53

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>-1062
貝沢さん指輪作ったんなら、栗栖くんの指の長さも把握済みでは?

>>-1065
改変草。座布団あげます。

>>-1066
俺はカスタードクリームがいいです。
(-1069) 2023/03/18(Sat) 18:44:39

【独】 厨房担当 那岐

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出歯亀をする
(-1083) 2023/03/18(Sat) 19:35:38

【独】 厨房担当 那岐

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>>-1086
面白過ぎるなそれwwww

サヤさんのタキシード格好いい。
(-1087) 2023/03/18(Sat) 19:56:14

【人】 厨房担当 那岐

[照れたのか、妬いたのか。
 ぶっきらぼうな返答に少し首を傾げながらも。>>645
 
 手を握り返されたなら、笑う。
 女性のように細くはない互いの手。
 俺の手は水仕事で少し、荒れたりもしているけれど。
 彼の手は長く、大きく包み込むように。

 しっかりとその手を引かれたなら、
 隣に並んで、彼と歩むことを選んでいく。

 格好いいと、言ってくれた手前。
 不格好な姿は見せられないと、応えただろう。

 彼の前でだからこそ、格好良くありたい。
 
だから、滲んだ視界には気づかないで欲しい。
(695) 2023/03/18(Sat) 20:49:30

【人】 厨房担当 那岐

[普通の男女のように、堂々と手を繋ぐことも、
 キスをすることも出来ない。

 それは彼の仕事のこともあるし、
 俺が抱えたマイノリティに対する、
 恐れが完全に払拭できたわけではないから。

 今日みんなに伝えることが出来たのは、
 関係性を築いてきた信頼の下で出来たこと。

 それは一般的にはまだ、
 受け入れられにくいことも知っている。

 だから、ほんの少し。
 そんな夜は、甘えさせて欲しい。

 なんでもない日が、特別な日に変わった夜。

 貰ったうさぎの合鍵で、彼の部屋に訪れたなら。
 彼の背中に擦り寄って、掠めるよりも深い
 恋人だけの、キスをいくつもねだって。

 深い深い
に、溺れていく――。
(696) 2023/03/18(Sat) 20:51:25

【人】 厨房担当 那岐

 
 
[いくつもの夜を彼と重ねて、超えて。

 彼の下半身の傷にも見慣れる程になって。
 その傷を、傷ましいと思うよりも、
 愛おしいと思えるほどに。

 言葉で、唇で、
を注いで。

 注いだ以上の
を、返されて。
 時に、その大きさに翻弄されて、
 酷く掻き乱された
も、あっただろう。]


 
(697) 2023/03/18(Sat) 20:52:35

【人】 厨房担当 那岐

―― そして、月日は過ぎて ――

[一週間よりも8日。8日よりも一ヶ月。
 一ヶ月よりも、半年。

 そうして、また桜が咲く頃には、
 彼と共に過ごすようになって一年が経っていた。

 うさぎのカバーが少し色濃くなって。
 寒い冬を超えて、またあのヘルメットが
 活躍できるようになってきた季節。

 スキンシップ過多な俺にも、慣れてきたのか。
 この頃には指で触れ合うことも、多くなっていたけど。
 その裏の意味までには、気づけずに。>>370

 今日も飲んでいるコーヒーは、
 いつもの砂糖もミルクも入っていないブラック。]
(698) 2023/03/18(Sat) 20:53:07

【人】 厨房担当 那岐

[テレビのなかった自宅と違って、
 日常のように置いてあるテレビを観るようになった。
 液晶の傍らには、湖で二人で撮った写真と>>4:+165
 その隣には、桜と藤に染まるはにかむ姿。>>549

 流れてくるメロディは、何年か前に流行ったという。
 アップテンポなアイドルソング。>>1:78

 可愛らしい衣装で踊る10代の女の子達に、
 どこか、見覚えのある姿だと既視感を覚えたけれど。
 それが今の貝沢だとまでは繋がらない。

 彼の足音が聞こえれば、視線だけを横に流す。
 テーブルに置かれた書類の束は、
 不動産情報と書かれていただろうか。>>371

 口をつけていたカップを下ろせば、
 おもむろに彼が書類から顔を上げて、口を開く。]
(699) 2023/03/18(Sat) 20:55:35

【人】 厨房担当 那岐

 

  ……緊張?


[いつもと少し違う様子に、
 こちらも聞く姿勢を作る為にテレビの音量を絞った。
 カップをテーブルに置いて、
 身体を傾ければ、意識ごと彼に向かっていく。

 初めて想いを打ち明けてくれた時も>>4:+129
 彼が言っていた『隣の存在』>>372
 
 おはようも、おやすみも。
 この一年の間に、重ね続けてきた。

 持ち上げられた手が、薬指に触れる。
 愛おしむように何度も撫でる仕草に、
 手元に視線を落として、その意味を探る。]
(700) 2023/03/18(Sat) 20:55:51

【人】 厨房担当 那岐

 
 
[人はいつか、死ぬ。
 その時は、きっと。どれ程傍に居ても独りで。

 あれから何度も目にした彼の瑕。
 死ななくて良かった、と、口にする。
 過去を恨むような姿はもうそこにはない。>>6:+230

 
(701) 2023/03/18(Sat) 20:56:27

【人】 厨房担当 那岐

[引き寄せられる手が、口元に運ばれて。
 薬指に誓いみたいに、落とされた唇。

 それから、目を見合せて告げられた言葉に。>>374
 小さく、息を呑んで。目を瞠った。]


  ――――……、


[最期の日まで、共に。
 その相手として選んでくれたこと。
 
 考えてもいなかったキーワードを口にされて。
 ようやく、彼が薬指に触れていた意味を知る。]
(702) 2023/03/18(Sat) 20:56:53

【人】 厨房担当 那岐

 
[一緒に居られるならば、それでいいと思っていた。
 『結婚』という意識がなくても。
 『恋人』として傍にいられるなら、それで。
 十分に満ち足りていた。

 なのに、彼の人生の中に。
 自身が隣に居ることを、当たり前のように。
 考えていてくれたことに、胸が詰まる。

 
(703) 2023/03/18(Sat) 20:57:31

【人】 厨房担当 那岐

[久しぶりに、また込み上げてくる感覚に。
 堪らなくなって、頭を振って。
 微笑いかけて、微笑いきれなくて、崩れて。]


  ……――どうしよう、


[声を震わせて、どうしようもなくなって。
 俯き、彼の肩に頭を埋めた。]
(704) 2023/03/18(Sat) 20:58:03

【人】 厨房担当 那岐





    
言葉にならない。



 
          [口下手な、俺じゃ。とても。]

 
(705) 2023/03/18(Sat) 20:58:40

【人】 厨房担当 那岐

 
[押し付けるみたいに額を、すり、とシャツに擦って。
 噛み締めるように言葉を呑んでから。
 ようやく顔を上げたなら、取られたままの。
 指先に、きゅ、と力を込めて応える。

 言葉にならない分。
 隙間を失くすみたいに、距離を縮めて。
 ゆっくりと唇に唇を、押し当てた。

 今までより一番、柔らかくて優しい
キス
を贈る。

 
(706) 2023/03/18(Sat) 20:59:46

【人】 厨房担当 那岐

 
 
 
  こちらこそ、末永く。
  あなたの傍に、居させてください。



[健やかなる時も、病める時も。
 敬い、慰め合い、共に助け合い、
 その
ある限り
真心
を――――、尽くして。**]

 
(707) 2023/03/18(Sat) 21:00:54

【独】 厨房担当 那岐

/*
俺も立派な壁職人に育ってしまいました。
これで〆にしつつ、0時すぎには戻ってこれるはずなので。
何かあれば、最後の1時間の俺が頑張るはず。

先に挨拶を。
ミユです。ご存知の方もはじめましての方も同村ありがとうございました。
那岐を作れたのは、冒頭で参加断念することになった黒原も含め、同村していただいた方一人でも欠けていたら作れなかったと思います。
店に足を運んでいただいたお客様、共に支え合ったスタッフ。
最後に俺を選んでくれた景斗さんに最大級の愛と感謝を込めて。
素敵な出会いをいただきありがとうございました。
また、どこかでお会いできたらお声掛けください。
(-1117) 2023/03/18(Sat) 21:05:51

【独】 厨房担当 那岐

/*
景斗さん、よしよしして❤
(-1172) 2023/03/18(Sat) 22:24:58

【独】 厨房担当 那岐

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よしよしじゃすまないやつじゃないですか……。**
(-1176) 2023/03/18(Sat) 22:30:51

【人】 厨房担当 那岐

―― 時は少し遡る ――

[それは、幾つかの季節を過ぎた冬。
 いわゆる年末と呼ばれる時期のこと。

 クリスマスシーズンを迎え、
 予約客がいつもの倍以上に増え。
 忙しくなってきたMadam March Hareは、
 いつものメンバーもさすがの疲労を訴えるほど、
 連日連夜の賑わいだった。

 速崎は新たに増えた新規の客にまた
愛称
を付け、
 
沙弥
はケータリングとの二足草鞋も相変わらず、忙しい。
 大咲の
デザート
の腕はめきめきと上達し、
 
黒原
にも追いついてきている程。
 知恵は沙弥の手伝いをすることで少し
自信
がついた様子。
 美澄は一年も経たないのに既に
折り紙
付きになっている。

 12月は慌ただしく過ぎていく。
 年末の大舞台に出演を決めた彼と、
 おはようとおやすみの挨拶も出来ないまま、
 擦れ違う日も、増えてきていた。]
(822) 2023/03/19(Sun) 0:50:05

【人】 厨房担当 那岐

[そんな修羅の日々をくぐり抜けて、
 年末年始のだけは、うさぎたちも本当の穴ぐらへと帰る。 
 出演時間にはまだ早い。
 テレビの放送すら始まっていない時間。

 スマホの着信音が鳴って、手に取れば。
 彼の名前が表示されていた。>>775

 少し柔らかさがくたびれたソファに埋もれながら、
 好きな彼の声に耳を傾ける。

 たった数分間だけ交わす会話。
 これから出番だという彼のおねだりに。
 肩を揺らして笑って、より近く声が聞こえるように。
 スピーカーを耳に当てながら。]


  誰よりも格好いい姿を見せてきてください。

  愛してますよ、景斗さん。
  ……画面越しに、惚れさせて。


[もう何度も、恋に落ちているというのに。
 この人と来たら、まだ足りないらしい。]
(823) 2023/03/19(Sun) 0:50:33

【人】 厨房担当 那岐



  [ そんな冬を超えて、春が訪れて。
       大きな約束を一つ、交わし合って。 ]
 
 
(824) 2023/03/19(Sun) 0:51:09

【人】 厨房担当 那岐

[また季節が巡る頃。

 いつもの時間に始まる彼のラジオ。
 少し広くなった家で、男二人でも余るベッドの中。

 音声アシスタントから今日も彼の声が聞こえてくる。
 はじめの挨拶はいつも名乗りから。>>711
 
 ただその日は、少しばかり声が畏まっていただろうか。
 僅かな変化に気づくほど彼の声を覚えたから、
 ベッドに横になって隣で聞いている彼と、
 顔を見合わせれば、微笑まれた後。

 唐突の発表が流れた。>>715


  ……――景斗さ、……!?


[隣を見れば、してやったりの顔。]
(827) 2023/03/19(Sun) 0:51:42

【人】 厨房担当 那岐

[突然のサプライズ報告に。
 目を大きく瞠って、彼を凝視ししてしまった。
 聞いてない。こんなの。
 ラジオから流れてくる内容も頭に入ってこない。

 そんな発表して良いのかとか。
 事前に伝えておいて欲しいとか。
 言いたいことは、山程あったけれど。

 嬉しそうに笑っている彼を見てしまったら、
 もう言葉を返すことも出来なくて。]


  ……もう、知りませんよ。
  明日からどうなっても。


[どうなったとしても。
 離れるつもりは、こちらも毛頭ないけれど。
 翌週以降を落ち着いて聴けるだろうか。]
(828) 2023/03/19(Sun) 0:52:02

【人】 厨房担当 那岐

[子供のように目を細める彼が愛おしくて、
 シーツの中で、足を絡める。

 沢山ある中から、選んでくれた俺の音色。
 彼の音色と混じり合って、より深い色へ。

 こつんと、額を突き合わせて。]



    貴方に会えて、良かった――。



[それが、最高の。『なんでもない日』。**]
(831) 2023/03/19(Sun) 0:53:51

【独】 厨房担当 那岐

/*
ぎりぎり間に合って良かった。
いろいろ見れてないけど、村閉じてから灰は追いかける。

>>-1285
結婚するんでしょう?幸せにしてくださいね。
幸せにしますから。
(-1290) 2023/03/19(Sun) 0:56:42

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>-1295
俺も、
してますよ。景斗さん。**
(-1298) 2023/03/19(Sun) 0:59:50