人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 雅楽 雅

[母は毎日、私が出来ないことを探しては否定した。
 理由なんてない、ただ、自分より幸せになることは
 許せなくて苦しくて、私が笑顔でいると自分を保って
 いられなかったかもしれない。
 その証拠に泣いていると嬉しそうに慰めにくる。

 学校で成績が一番になっても、絵画や読書感想文
 のコンクールで入賞しても、誉めてはくれない。
 それでも私は認めて欲しくて、どうしようもなく
 彼女の承認を得たくて。

 否定のための否定を、そうと知って、
 それでも母を求めてしまう。
 彼女も酷く苦しんでいたことを知っていたから
 

 助けたかった。]
(316) 2020/07/27(Mon) 3:27:16

【人】 雅楽 雅

[認めてもらうためだけに、世界がいう、これが
 幸せなんだっていう生き方を目指して、
 これが真っ当なんだっていう、
 誰からも認められるような自分を目指して

 そうなれば、父も母も、私を認めざるを得ないだろうって。
 それだけが、この地獄から抜け出せる手段だって。


 でも、私は結局、世界が示す幸せの参照枠に、
 上手く当て嵌まれなかった。

 
 いつ終わるかもしれない、永遠のような世界で、
 なるべき私と本当の私の間に苦しんだ。
 どれだけ心を殺して周りに合わせても、最後は
 耐えられなくなって、上手く出来なくて破綻する。

 それを何度も何度も繰り返しながら生きて、
 何も出来ないまま、身体が壊れた。]
(317) 2020/07/27(Mon) 3:27:52

【人】 雅楽 雅

 



 [ 統計によると、10年先の私の生存率は、50% 

    
  2分の1だ。]

                         

    
   
(318) 2020/07/27(Mon) 3:34:40

【人】 雅楽 雅

 
[昨年のこと、その事実を知った時は血の気が引いた。
 いつまで続くのかわからない未来が不安で仕方なかったの
 にも関わらず。

 腫瘍が見つかった時だって、痛みとか何もなくて、
 なのに開いてみたら、想像よりも広がっていた、
 なんて使い古された昔のドラマの台本でもないのにね。
 
 治療方針の変更に伴い、入院も長引いて、副作用で髪は
 みるみる抜けていき、治療後生えてきたそれは色を失い
 雪のように真っ白になっていた。
 
 手術直後の、まだ腕も上がらない状態の時から働くよう
 言われ、下りた保険金を長引く治療費に充てることを
 嫌がった父は、入退院の合間、育ててもらった恩も返さない
 親不孝者だと、私の人生は失敗だったと毎日のように
 怒鳴り責め立てた。]

  
(319) 2020/07/27(Mon) 3:34:50

【人】 雅楽 雅

 
[長引くかもしれないことをあんなに伝えていたのに。
 協力するからと心配だからと家を出ていた私に実家近くに
 転院するよう言ってくれた時、どんなに嬉しかったか。
 最後は家族は助け合えるんだって。

 
 なのに、治療途中に匙を投げた。
 苦しむ姿を見たくないからなんて言って、
 自分たちの知らないところで死んでくれなんて。

 転院手続きの時間すらくれずに、すぐに荷物を纏めて
 出ていくよう告げられた。]
(320) 2020/07/27(Mon) 3:35:00

【人】 雅楽 雅

 
[────馬鹿みたい。
 
 本当、馬鹿みたい。
 

 こうなるまで、愛されていなかったことに気づけないなんて。
 こうなるまで、愛されたいと願っていたなんて。
 

 ただ、生きていてくれればそれでいいよって
 その言葉を求めて求めて、求めて。]

  
(321) 2020/07/27(Mon) 3:35:32

【人】 雅楽 雅

[嬉しかったのに。
 あの時、心配だって言ってくれて。
 
 でも、迷惑かけないようにとどれだけ気を使っても
 どんなに思ったって、ずっと。

 
            何も、伝わってなかった。**]
(322) 2020/07/27(Mon) 3:36:00
雅楽 雅は、メモを貼った。
(a87) 2020/07/27(Mon) 3:50:23

【人】 雅楽 雅

── スイートルーム>>336>>337>>338>>339 ──


 あ、素直に教えてくれるんだ。
 羽井、有徒……羽井有徒…、ん、覚えた。


 [からりとした笑顔を楽しそうに眺める。
 知り合ったばかりのひとと、こんな冗談
 言い合ってるなんて。]



 そう、だけど、好きじゃなきゃオーナーには
 ならないんじゃない? 
 


 [美味しいものを食べることが嫌いな人なんて
 そう居ないだろうけど、知識はありそう。
 経営しているお店の顧客層はやっぱり、
 こういうホテルに滞在するような富裕層なのかな。]
(363) 2020/07/27(Mon) 14:41:24

【人】 雅楽 雅


  偽名っぽい?


[まるで狙って付けたような名前。]


 …本当に、どういうつもりで名付けたのでしょうね。


 [笑い話のようにしながも、両親を思うと今でも
 胸が痛む自身を自覚する。
 もう会えない、会うことはない、会ってはいけない。
 それでも、辛いことの方が多い毎日だったと知って
 いるのに、少しの、優しくしてくれた時のことが、
 笑顔が忘れられなくて。
 きっと、たぶんずっと死ぬまで。]


 そんなもの?
  

 [雰囲気が大事らしい。
 くすりとして、調理を進めていく。]

 
  私、スープが好きだから、
  お味噌汁のレパートリーも多いの。
  しめじの梅味噌汁はよく作ってるけど、
  おすすめだから。
(364) 2020/07/27(Mon) 14:41:31

【人】 雅楽 雅

[横から聞こえてくる洗い物の水が流れる音に涼を得ながら、
 ハンカチで顔に伝う汗を拭う。]

  
  そんなようなもの。


 [盛り付けをしながら、応えて]




  ……………絶対、
  素直に選択肢から選ばないと思った。



 [その答えに、ふっと息を吐いた。]
(365) 2020/07/27(Mon) 14:42:03

【人】 雅楽 雅

 ── 食事会 ── 

 [テーブルに並べられた料理の品数は3品。
 多いとは言えないそれらに、炊き立てのご飯。
 ホテルの和食とは違う美味しさがあると自分では
 思っているのだけど、羽井さんの口には
 どうだったかな。]

 
  洗い物、お疲れさまでした。

 
 [労いの言葉をかけつつ、お互いにグラスを掲げて、
 私が一番初めに端を伸ばしたのは、
 この食事会の切欠になったお豆腐。]


  ……わ、美味しい!
  全然違う。


 [舌の上で溶ける濃厚でコクのある甘味。
 トマトや玉ねぎとの相性も良く、羽井さんがまだなら、
 食べてみてと目を輝かせて勧めただろう。

 部屋全体を柔らかく照らす日差しを受けながら、
 豪華なスイートルームには見合わない、ささやかな
 昼食の時間が穏やかに流れていった。*]
(366) 2020/07/27(Mon) 14:42:15

【人】 雅楽 雅

 
  こんなに違うものなんだね。


 [こういうのに慣れて舌が肥えちゃったら、
 庶民の食事は食べられなくなるだろうな。]


  良かった。


 [感想を聞けば、嬉しそうに微笑む。>>368
 こんな風に料理を誰かに振る舞ったのはいつぶり
 だろう。
 考えてみればあの頃、懐いてくれてた近所の子たちに
 作ってあげて以来かもしれない。
 麗央くんはオムライスとハンバーグが好きだったな。
 子供が好む王道そのまま、学校から帰ってくるなり、
 作って作ってって手を引かれたりしたことも
 あったっけ。>>59
(385) 2020/07/27(Mon) 16:35:50

【人】 雅楽 雅

 

  いえいえ、お粗末様でした。


 [ワインをグラスに受けながら、応える。>>369
 料理はすべて互いの胃の中、テーブルには空になった
 食器だけが残されていた。]


  遊びに?
  

 [笑いながらの冗談に、こちらも惚けて返して]

  
  ね、羽井さんはこちらに滞在されて長い?
  私、昨日来たばかりで、
  お薦めスポットとかあったら教えて欲しいな。 
  

 [最初で最後になるだろう宿泊。
 せっかくだから、このリゾートをめいっぱい
 楽しみたい。]
(386) 2020/07/27(Mon) 16:35:54

【人】 雅楽 雅


  パンフを見ればいいのかもしれないけれど、
  私、見てるとそれだけで満足してしまうの。


 [だから、と眉根を下げて、色々知ってそうな彼に
 アドバイスを求めた。*]
(387) 2020/07/27(Mon) 16:36:00

【人】 雅楽 雅

 ── スイートルーム ──


  舌の記憶も頭と一緒で美化されるのかな。


 [羽井さんの話に過去に思いを馳せる。>>395
 そこに見えるのは、まるで、僅かにある暖かい記憶を
 消さないように、今にも消えそうにチラチラしている
 蝋燭の火を必死で両手で囲って、守っている私。
 
 子供の頃、私は何が好きだったのだろう。]


   羽井さんは鰻味噌定食が忘れられないんだ。


 [笑って、ワインを口に運ぶ。
 普段、お酒は飲まないけれど、
 これはすごく飲み安かった。>>396
(417) 2020/07/27(Mon) 19:10:15

【人】 雅楽 雅


  ……乗馬、は難しそう。
  初めてでも、乗れるものなの?


 [初っ端から、ザ、上流階級って感じがするものが
 出てきて内心怯んだが、そのあとは比較的、
 無料で利用出来そうなもので胸を撫でおろした。]


   葡萄畑と花畑に、蛍の沢……


 [ふんふんと頭の中にメモしていく。
  展望台もあるらしい。>>397

  静かに居るだけで楽しめるのは
  私的高ポイントだった。]
(418) 2020/07/27(Mon) 19:10:19

【人】 雅楽 雅


   だけど?


  [何かを思い浮かべる羽井さんに続きを促す。>>398


  
    ……それは経験から?



  [瞬いて、ふっと目を細める。
  それは私にとっては遠い、人間関係を築くことに
  長けてそうな彼ならではの意見。

  でもきっと、真実なのだろう。]
(419) 2020/07/27(Mon) 19:10:27

【人】 雅楽 雅

 
   え?

  
  [そんな別のことを考えていたから、
  誰を思い浮かべたと聞かれても、的はずな顔を
  向けてしまったかもしれない。>>399
  
  そして、よくよく考えてみると、麗央くんと、
  目の前の羽井さんしか私が知っているひと、
  ここには居ないのだった。]

   
  
   こちらこそ、ご馳走様でした。


  [席を立つ羽井さんを専用エレベーター前まで
  見送る。>>400
  
  軽く部屋の片付をして、その後はどうしようか。 
  夜は教えてもらった蛍の沢に行ってみるのも
  いいかもしれない。*]
(420) 2020/07/27(Mon) 19:10:33

【人】 雅楽 雅

 ── スイートルーム ──

 [羽井さんと別れた後、汗をかいたこともあり、
 ゆっくりお風呂に入った。
 朝も入ったのだけど、広い湯舟に浸かるのは心地よい。
 露天風呂も興味はあったけど、部屋ので十分かもしれない。]


  ……結構伸びてきた。


 [鏡を見ながら、顎ラインの長さの白い髪を触る。
  着替えたワンピースと同じ色。]


  よし、行こ。
   


 [意識的に気合を入れてサイドテーブルで休憩させていた
  ウィッグに手を伸ばす。
  蛍の沢は夕食後に行くとして、まだ時間がある。
  遊技室を覗いてみよう。*]
(492) 2020/07/27(Mon) 22:05:19

【人】 雅楽 雅

 ── →何故かチャペル ──

 
  …わ。声が響く。


 [そっと扉を開けて、ステンドグラスが照らす中に入る。
 結婚式が終わった後だろうか。
 誰も居ないそこは、妙に静まり返っていた。
 
 あ、うん、わかってる。覚えている。
 自室を出た時は確かに遊技室を目指していた、
 目指していたのだけど、たまたま、
 建物が見えたんだよね。]
 
 
  ……
 

 [身廊をゆっくり歩いて祭壇の前、
 神様に許しを得て私は、
 オルガンの椅子に座った。]
(529) 2020/07/27(Mon) 23:04:52

【人】 雅楽 雅



   ──── … 



 [目を閉じて、指を鍵盤に乗せる。
 奏でるのは昔、よく弾いていた曲。
 その代わりに泣いてくれているかのような音に
 合わせて、唇を動かして、私はひとり、
 
 うたっていた。**]
(530) 2020/07/27(Mon) 23:04:56

【独】 雅楽 雅

/*
昼軸
時見兄妹早乙女さん ワイナリー?
清平さんジャンさん ラウンジ

夕方
チャペル 私


BAR 羽井さん市村さん
待ち合わせ組 薄氷さん詩桜さん 成瀬さん英さん
ショッピングモール 麗央くん
(-240) 2020/07/28(Tue) 16:53:44

【人】 雅楽 雅

  ── チャペル ──
 

  ───…
 

 [演奏を終えて、ステンドグラスのバラ窓を見上げる。
 いつの間に日が暮れたのか、
 豊かな色彩で差し込まれていた光は夜の藍色を
 映し通していた。]


 『誰かと、一緒ならもっと、な。』>>398


       『……俺も教えてもらったんだよ。』>>435

 
 [それは、その誰かに執着すること。
 その他者を求めること。]



  私は、もう……


 
 [そういうのは止めた。*]
(605) 2020/07/28(Tue) 18:31:18

【人】 雅楽 雅

 


  (世の中にはね、 
   頑張っても頑張っても、触れられない
    届かない
 

       ────そんなひとも居るんだよ?)**


  

(606) 2020/07/28(Tue) 18:38:45

【人】 雅楽 雅

 ── チャペル→洋食レストラン ──


 …ご飯、行こ。


 [ふっと息を吐いて、チャペルを後にする。
 出るとき、鍵を閉めに来たらしいホテルのひとにあった。]
 

 (朝も昼も和食だったから、洋食にしようかな。)


 [もしかしたら、閉め忘れていたのかも?
 ロビーを通り過ぎた時、待ち合わせでもしてたのだろう
 1組のカップル>>599>>609と眠そうに頭を揺らす女の子
 >>595を見かけたかもしれない。]


  あの、眠いならお部屋に戻ったほうが……


 [女の子のほうにはそっと肩を叩いて
 声かけをしただろうか。]
(643) 2020/07/28(Tue) 20:36:04

【人】 雅楽 雅

 ── 洋食レストラン ──

 [そして、今。]  

 
 ……………


 [メニューを手に私はまた、絶句している。
  だって、これ…… 

 
 LE CAVIAR OSCIETRE
 LANGOUSTINE ENROBEE DE FINES LAMELLES
 DE COURGETTE MOUSSELINE DE FENOUIL,
 DENTELLE DE CHARBON DE BAMBOU 
 SAUCE CHAMPAGNE

  
キャビア・オシェトラとラングスティーヌのクルジェット巻き フヌイユのクリーム
 竹炭のダンテルシャンパーニュソース
 ]
   

 
(一品だけでこの長さ!!!)



 [とてもじゃないけど全9品、説明出来ない。**]
(644) 2020/07/28(Tue) 20:38:26
雅楽 雅は、メモを貼った。
(a158) 2020/07/28(Tue) 20:45:57

【人】 雅楽 雅

 ── 回想:ラウンジで ──

 [女の子がゆっくり目蓋をあげる。>>656
  疲れているのかなと思いながら眺めて、
  聞かれたことには口元で笑いながら頷いた。]


   ええ、船、漕いでました。


 [待ち合わせだと、まだ眠そうに目元を擦る彼女を
 そっと見つめる。>>657
 一体、どれくらい待っているのだろうか。
 来れなくなった可能性を彼女が口にするのを聞けば、
 他人事ながら胸が痛んだ。]

   
   もう少ししたら、来るかも。
    
   
 [自分でももっと他にないのかと思う気休めを
 言って、彼女から向けられる視線を受け止める。

 そして、] 
(722) 2020/07/28(Tue) 23:13:30

【人】 雅楽 雅

   
   え。


 [不意の言葉に瞬いた。

 人口頭皮に植毛された耐熱性ファイバーの髪。
 けれど、最近の技術はつむじも含め、近くで見ても
 本当に自然で、それを知っている人でなければ
 分かり辛い。]


  ありがとう。


 [彼女の内心を知らず、素直な感想に小さく
 微笑んで>>659、]

  
  ………ここに来てから、奢るって
  言われたの貴女で3人目。
 

 [唐突な申し出に、そう告げる。
 それから待ち人が来るまでのお付き合いは引き受け、
 奢りのほうは丁重に辞退しようとしたけれど、
 彼女は引いてくれなかったかもしれない。]
(723) 2020/07/28(Tue) 23:13:36

【人】 雅楽 雅

 
  早く来てくれるといいね。


 [話しながら、追加のほうじ茶を頼む彼女に視線を
 向ければ、彼女の辺りを彷徨っていた視線は
 1人の男の子に向けられた。>>680


  あのひと?


 [確認して、彼に駆け寄る彼女を見送る。]


  (良かったね。)


 [嬉しそうな彼女の背中越し、彼には会釈を返し>>711
 2人の邪魔をしないよう私はそっと
 ラウンジを後にした。>>682**]
(724) 2020/07/28(Tue) 23:13:42

【独】 雅楽 雅

/*
こうかな?

薄氷さん⇔詩桜さん 
羽井さん→市村さん
ジャンさん一華さん
英さん←成瀬さん
麗央くん←真珠さん→ユエさん
時見兄妹

羽井さんと市村さんのやりとりを
ドキドキしながら読んでます。
(-286) 2020/07/28(Tue) 23:31:56