人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ

「僕だって許すか許さないかって話なら許せない。
責めないからと言って受け入れる道理はないね。
簡単に壊れてなんかやらないんだ。
……どこかに何も犠牲にしない上手いやり方があるなら幸せだろうけど、おとぎ話みたいにみんなが救われるような奇跡はそうそう起きない。だから自分の手で手繰り寄せるしかないと思ってる」

世界はそんなに優しくない。
だからと言って優しさが欠片かも無いかと言われればそうでもないと言える。
閉じていた瞳には最初にあなたが映っていた。
誰かを助けたいというあなたをブラキウムは。


大好きだ。
(-151) 2021/05/31(Mon) 21:01:09

【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ

「――ルヴァ?」

ばぎん

耳障りな音を立ててあなたの仮面が割れる。
その下から現れたのは血のような赤一色の新しい仮面。
それはあなたの目元だけを隠すものだった。

さて、ここに至って。
ようやくブラキウムは人の顔が見え始めたのでした。

うそだ


ちっぽけな呟きは森からどこにも羽ばたけない。
二人ならきっと――どこに行けるのでしょうね?
(-152) 2021/05/31(Mon) 21:02:10
ブラキウムは、やっとルヴァの顔が見えたよ。
(a40) 2021/05/31(Mon) 21:04:36

ブラキウムは、ルヴァが大好きだ。
(a41) 2021/05/31(Mon) 21:04:54

ブラキウムは、二人ならきっと。きっと。きっと――
(a42) 2021/05/31(Mon) 21:08:33

【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウム

こんな時が来ることを。
もしかしたら、俺は……知っていたのかもしれない。

「……嘘じゃないよ
 シェルタンが連れていかれるのも
 メレフが連れていかれるのも
 おれさまは――俺は、この目で見ていた。
 
 そしてその次はブラキウム。
 キミだってだけの話だ。

 これまでも、何度も、何度も何度も何度も何度も。
 俺はそういうことを繰り返して、
 一日を、泥にまみれて啜りながら生きてきた。
 たくさんの友達を踏み台にして、蹴落として、
 そうして、生きながらえてきた、浅ましい生き物なんだ。
 ……許せないのは分かってる。
 だから、俺は、許してくれなんて、言わない」
(-156) 2021/05/31(Mon) 21:32:47

【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウム

……一歩、二歩、近寄る。
大好きだった友人に。
今日を生きるための糧に。
助けは来ない。世界には、二人しかいない。

――二人ならきっと。
――二人だからもう、どこにも行けない。

その細い首に、ゆっくりと片手を伸ばす。

「……全部嘘だった。全部偽りだったんだ。
 そうだったら都合がよかったから。
 そうだったら、全部上手くいったから。

 俺も、おれさまも、本当の自分で、
 それにはきっと、"解離性障害"なんて名前がついて
 ここでは、棚に並べられる笑い話だ。
 だけど、どちらでも構わない。
 きっとキミはどっちであっても、
 もう俺を許したりすることは、出来ないから」

偽りの仮面の剥がれた、ルヴァ自身の顔で
ブラキウムに笑いかけた。
(-157) 2021/05/31(Mon) 21:33:19

【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウム

それは、明日を繋ぐことが出来る、嬉しさで、
歪に歪んでいた。

「……これで、俺は、明日も。
 生きていける。
 大切な、大切で大切で大切な。
 大切だと思い込んでいた友人を。

 一人、捧げることで」

「ブラキウム。お願い、お願いだ」

「   」

「俺の、皆の、正義の味方。

 僕はキミに出会うために、今日まで生きて来て。
 ――キミを、『明日』に代える」


――『小刻みに震える指』で、
ひび割れたブラキウムの首に、触れた。
(-158) 2021/05/31(Mon) 21:33:53

【置】 あなたと一緒? ブラキウム

(1/2)
3日目の深夜のお話。

ブラキウムは賭けに出ていた。

まずは力技では勝ち目のないがっしりとした大人に先制を奪うための策。
回した左手に隠された銀が窓から差す月の光に照らされた時、大人は一瞬おののいた。
予想だにしていなかった凶行は一瞬の隙を生んだ。
もちろんこのまま振り下ろしたところで、致命傷にはならない。子どもは殺せても大人は殺せない。

本命は別にある。
左手を跳ねさせると同時に懐から取り出したのは白いナフキン。
とっておきの香
を染み込ませた秘密兵器。
凶器を止めようとした大人の腕は逆方向から顔面に飛び込むそれに無防備だった。

ブラキウムが調香師の家からひとつだけ秘密裏に持ち込んだ香は独特の甘い匂いを余すところなく大人の体内に染み渡らせる。

ひとつ。麻酔効果。
屈強な体も一瞬で崩れ落ちる。
ふたつ。思考能力の低下。
もはや何が起きているのかすら理解できなくなる。
みっつ。記憶の混濁。
己の制御を失った脳は、容易く塗り替えられてしまう。

あとはじっくりと仕込みを行うだけだった。
(L5) 2021/05/31(Mon) 21:36:16
公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00

【置】 あなたと一緒? ブラキウム

(2/2)
――だから僕は僕のままだった。
大人もギムナジウムの地獄も知らないまま。
あちら側を無遠慮に踏み荒らして帰ってきた。

今度は守る為に使ったから君も許してくれるかな。


……
………
さぁさぁ!
あとはご存知の通り。
全ては上手く収まったのでした。
これがブラキウムにできた事。
約束は無事に守られたでしょう。

ブラキウムは今日も明日もそれは変わらないと信じられる。
(L6) 2021/05/31(Mon) 21:37:34
公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00

【人】 あなたと一緒? ブラキウム

>>37 >>38 朝の食堂 サルガス

「ね。どうして謝るんだい」

零れる涙を止める事はできない。
ひとつも動くことができない。

「みんなを助けるんだろう。
君がやっと口に出来た"お願い"なんだろう。
泣くなよ。これからだろう。
まだ何も始まってない。
これから一緒に助けに行くんだよサルガス。
君の言っていることがわからないよ」

何にでもなれるはずのあなたをブラキウムは待っていた。
ターニングポイントはたくさんあったはずだ。
馬鹿な子どもたちはそれをいくつも通り過ぎてきた。
向かう先がずっと変わらない同じ明日だから進路を改める事をしてこなかった。
こんなところに来てしまってようやく繋いだ手の意味を知る。
歩いてきた道の行く末を予感する。

「ありがとう、だろう」

"お願い"を聞いてもなお君の願いがわからないよ。
あぁ。わかりたくない。わかりたい。
僕は君の為にどうすればよかったのかな。

すべては遅すぎた。
(41) 2021/05/31(Mon) 22:18:35

【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ

僕は何もしらなかっただろう。

「はは、まさか。
ルヴァはそんなことできないだろう。
ルヴァ団なんてよくわからない団作ってさ。
友達が居なくなって泣きじゃくってさ。
僕の事を応援してくれて、一緒に居てくれて、それで、ほら。
僕の事を大好きなルヴァ。
僕が信じで大好きなルヴァ」

表情を凍らせたままこころが剥がれ落ちて言葉になる。
あなたが近づくたびに二人のこころは遠ざかっていく。
足は釘付けにされたみたいに動かない。
気が付けば首があなたの手の感触を覚える。

「……本当に。本当に全部嘘だったのかい?
言葉も行動も、何もかも全部が僕が見たかっただけのルヴァで、じゃあ僕のこの気持ちも全部、全部なにもかも無意味でどこにも『居ない』ものを見ていただけだって事、なの」

震える指と共振するように喉を震わせる。
頬を伝う雫があなたの手を濡らす。

「……それはとっても悲しいね。
ルヴァは一人で、ブラキウムも一人。
君を迎えに行きたかった。
一人じゃあ駄目だったから君と一緒に迎えに行きたかった」

「約束を守れなくてごめん。さようなら――」
(-177) 2021/05/31(Mon) 22:59:45

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ

「僕の愛しいルヴァ」


あなたと二人想い合いたかった。


ブラキウムは懐から鋭利な銀を取り出して。
握る右手。
振り上げる。
風を切る。
刃が鈍い光を放つ。
それから。

ナフキンが舞う。
あなたの顔を数舜隠す。
それから。

それから?
(-180) 2021/05/31(Mon) 23:08:56
ブラキウムは、三度、銀を閃かせた。
(a54) 2021/05/31(Mon) 23:10:02

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ

――あなたと目が合った。

偽りも何も隔てないあなたの顔がようやく余すところなく見えた。

ほんの僅かな時間。
世界が止まったかのような感覚。
あなたにただ、引き込まれる。

だからもう、ブラキウムにはどうすることもできない。

「僕は最後まで負けるつもりはない」
「だけどね」
「ほかでもない君になら負けても良かったんだ」


後はあなたの思いのままだろう。
(-182) 2021/05/31(Mon) 23:16:05
ブラキウムは、ルヴァと目が合った。
(a56) 2021/05/31(Mon) 23:16:29

ブラキウムは、ずっとこの日を何よりも恐れ、何よりも夢見ていた。
(a58) 2021/05/31(Mon) 23:17:26

ブラキウムは、誰かに必要とされる人間だったでしょうか?
(a60) 2021/05/31(Mon) 23:19:57

ブラキウムは、ルヴァに微笑んだ。
(a61) 2021/05/31(Mon) 23:21:22

【人】 一人の少女 ブラキウム

>>42 朝の食堂 サルガス

「うん……それでいい。どういたしまして。
僕たちはみんなを助けられるように頑張るよ」

"お願い"とありがとうだけがあれば十分。
考えるべきはこれからだ。
あなたにかける言葉は決まってる。

「また明日。サルガス」

これはもう"お願い"じゃなくてただの挨拶。
隣に並ぶともだちにそんな"お願い"は無くてもよかったのだ。
時よ止まれ。いつまでもこの日々を。
そんな事は言わない。
ふらふらと迷子の手が離れてしまったならまっすぐに歩くしかない。
いつも通りのよりよい明日を祈るあなたに応えよう。
泣きそうになるのを必死に我慢してふんわりと、しかししっかりとした笑みを返した。

「こちらこそありがとう!」
(44) 2021/06/01(Tue) 0:07:51
ブラキウムは、あなたと一緒に朝食を終えた。
(a72) 2021/06/01(Tue) 0:08:35

ブラキウムは、サルガスの手を"離した"。明日までお預けだ。
(a73) 2021/06/01(Tue) 0:10:45

ブラキウムは、帰ってきたばかりの朝の出来事だった。
(a74) 2021/06/01(Tue) 0:11:28

一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。
(a75) 2021/06/01(Tue) 0:18:49

【秘】 大好きだったよ ルヴァ → 目明き ブラキウム

一瞬の交錯。
銀の煌めきが森の薄闇を切り裂き、
吸い込まれるようにして首に突き刺さろうとした刃は、
位置を逸れて少年の鎖骨の隣に深々と突き刺さる。

「………」

それでも、相手の首から右手を離さない。
相手が力を籠めれば、鎖骨の上から
首筋の血管を切り裂ける位置にある刃から、
ぽたり、ぽたりと血が滴る。

見つめ合う。
互いに、相手の急所を握る形で。

そして掌の中から。
抵抗が失われる。

生殺与奪の権利が、掌の中にある。
(-200) 2021/06/01(Tue) 0:29:18

【秘】 大好きだったよ ルヴァ → 目明き ブラキウム

――森が、ざわめく。

仮面を被っていた子供と
他人に仮面を見出す子供の
両方の瞳が、交錯した。

後は少しばかり手に力を籠めるだけ。

狂人は。
――何度も。
何度も、何度も、何度も。
こうやって、裏切ってきた。
こうやって、差し出して来た。

今回も、その中の一つで。
今回も、踏み台の一段で。

そうして、浅ましく紡いだ一日だけが。
自分の安寧だった。

安寧だった、はずなのに。

「………」

何もかも無意味でニセモノで
『居ない』はずのものは、
指先の、震えが。
どうしても、止まらなかった。
(-201) 2021/06/01(Tue) 0:30:22

【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム

血が滴る音がする。

喉から、絞り出るような声がする。
――どうして。

「どうして、
 こんなにもっ、やりたくなくて、
 どうしてもっ、でき、ない、ん、だ……」

笑っているような、泣いているような。
仮面のない表情で、少年は掠れた声を出した。

「なん、ども、なんっ、どもっ。
 俺はっ、そうやってっ、一日を、繋いでっきたのにっ。

 あの日っ、ああやって、全部助けようとするっ
 キミをっ、ブラキウムを見て。
 俺は、俺はっ、ずっと泣いてた自分をっ
 助けに来てくれたっ、正義の味方みたいに、
 思ってしまってっ……。

 できっ、ないっ、んだっ。
 今っ、までの、全てっ、の犠牲がっ。
 汚して来たっ……手が……!。
 生きっ……ながらえて、きたっ、一日、一日が。
 全て……全部、無駄になるのにっ」

ぽたり、ぽたりと。
ぼたりぼたりと、とめどなく。
血以外の液体が、その顔から零れ落ちる。
(-202) 2021/06/01(Tue) 0:31:44

【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム

「どうしてっ……完全に、俺が、壊れる前に。
 狂いきる前にっ……キミと、出会ってしまったんだろう。
 出会わなければっ、キミを知らなければっ。

 ……好きにならなければっ。
 ……こんなに失いたくないものがあるって。
 おれさまが知らなかったら……!!
 俺が気づかなかったら!!

 俺は、永遠に孤独の檻の中に、いれたのにっ。
 ずっと、苦しいだけの、毎日でいれたのにっ。
 苦しいだけのルヴァで、最後までいれたのにっ。

 なんで。
 俺は、おれさまは、ルヴァは。
 自分の明日より、大事な相手に
 出会ってしまったんだっ……!」
(-204) 2021/06/01(Tue) 0:32:44

【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム

――子供が、泣いている。
あの日から、ずっと独りで。
怖くて怖くて泣いていた子供が、
ただ、そこで手を汚したまま慟哭していた。

「大好きな人たちをっ、こうやってっ、
 犠牲にしてっ、繋いできたっ、毎日だったのにっ、
 キミだけはっ、キミの明日を奪ってまで。
 ッその日を生きたいと思う俺が、
 ――胸の中のどこにも居ないんだよ!!

 
……こんなに『恋』が辛いなら、
 誰かを好きになんて、ならなければよかった……!!


ブラキウム。
自分が作り上げた世界の全てより
キミの存在の方が、ずっと――ずっと自分には大事で。

今までずっと、心の中に溜めてきた想いが。
偽物だと丁寧に隠して来たはずの気持ちが。

静かに後押しして、ブラキウムの身体を抱きしめていた。
(-206) 2021/06/01(Tue) 0:35:18

【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム

涙塗れの笑顔で、耳元で囁く。

「ブラキウム……。
 ……もう、いいや。

 俺は、明日なんていらない。
 自分が何になっても構わない。
 これが決まった定めなら。

 
一緒に別々の"地獄"に行こう、ブラキウム


 そして、その先で。
 その先でしか二人になれないなら。
 そこで、今度こそキミと一緒に生きたい。

 それがだめなら、
 もうキミの手で、終わらせてほしい。
 俺はもう。大切なものを失いながら、生きていたくない」

その言葉は、明確な"大人"への裏切りの言葉だ。
ブラキウムへの指示は覆せない。
だったら、その道の先に、自分も墜ちていきたい。

そこでもう一度出会えるなら。
それが、俺たちの、"約束"の場所だから。

刺さった銀色から滴る血だまりが、足元に出来ていた。
(-207) 2021/06/01(Tue) 0:36:53

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ

長い長い時間が経った気がする。
あなたの言葉が止んだ頃。
全身であなたを感じて力を失った体が微かに動く。

「……いいよ。僕、は、ほんとうのルヴァを、うけいれるから」

お互いにぐちゃぐちゃの顔のまま。

「だって、ね。すきなんだもん。
僕の、きもちも嘘じゃなかった。
君のきもちも、そうなら、あぁ、うれしいなぁ。
ほかの、ことはどうだっていい、んだ」

それでも笑いあっている。

「君のためならなんでもやるよ。
君のためならどこでもいくよ」

泣き虫なあなたを何度でも迎えに行こう。

「君とえいえんに、二人になるのもわるくは、ないけど」

カラン。
銀が手から滑り落ちる。
こんなものはあなたに必要ない。
(-226) 2021/06/01(Tue) 1:31:16

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ

「僕はまた明日も、君と一緒に居たいなぁ」


血だまりの中を一人の少年と一人の少女が抱き合う。
あの日と同じ温かい気持ち。
恋は辛くなんてないよ。
僕は今こんなに幸せなんだから。
君とならどんな明日でもいい。
一人じゃなくて二人ならきっと、地獄が二人を別つとも、約束は果たされる。
(-227) 2021/06/01(Tue) 1:31:58
ブラキウムは、ルヴァを抱き返して、"愛"を受け止めた。
(a78) 2021/06/01(Tue) 1:33:22

ブラキウムは、二人でどこまでも――
(a79) 2021/06/01(Tue) 1:34:25

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ

/*
アタイPLはドボドボ泣きながら最高に震えている訳だけどこの後の処理ってどうなるのかしら…?
一応エピローグの処理をどうするかまで含めて合わせておきたいわ。
(-229) 2021/06/01(Tue) 1:40:36

【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム

/*
最高体験でした……長々お付き合いありがとうございます。
すぐ1日(今日)の20時からエピローグみたいなので、
全体の雰囲気は20時から即エピローグ感出るでしょうね……?

後日談の処理は、
結構本編、流れで好き自由させてもらったので、
ロールの中でブラキウムPLさんに
決めていただいてもいいかなって思ってます。
自分としては"悪い大人"がいない朝から開始だそうなので、
なんか平和で甘いロールできたらないいなとは思ってます。
(-236) 2021/06/01(Tue) 2:17:32

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ

/*
そうなるわね!

アタイは流れに任せて物語にするのが楽しいから全力で乗っかっていくわよ。
平和で甘くやれるならやりたいわ!!!
多少は流れで変わるかもしれないけれど、大まかにはそんな感じでやっていこうかしらね。
それじゃあこの後は、大人のところに連れて行かれてしまって次の日からはもう安心、みたいな…?
アタイとしては大人のところに地獄があってもなくてもどちらでもいいわ。
苦しくて耐えて、やっと会えたね、でもいいし。
地獄になる前に悪い夢は覚めました、でも。
どちらにせよ、ブラキウムの病気は快方に向かって想いを伝えたことだけは無くならないわ!
(-294) 2021/06/01(Tue) 11:05:18

【置】 一人の少女 ブラキウム

ーーギムナジウム全体がざわついているのがわかる。
授業を終えてふらふらと一人で歩き回っていればその内容も嫌でも耳に入る。

「……さぁね。僕がそんな時間に出入りしてたら誰か覚えているんじゃないかい?」

もちろんブラキウムの元にも聞き取りは回ってきた。
あれだけの大立ち回りをしたばかり。
小柄なブラキウムの足は決して大きくも無い。
けれど、そもそも外を走り回るようなことなどしていない。
最初は自分のことかと焦ったけれどこれはおそらく、と思い当たる節があった。
そんなものなければ良かったのだが。

結局有耶無耶のまますぐに解放された。
短い聞き取りを終えて
ため息混じりに思い浮かんだ君を想う。
窓の外はすっかり夕陽が赤く染めている。
時間は止まりはしない。
どんな形でも明日はやってくる。

「明日は何をしようかな」
(L10) 2021/06/01(Tue) 11:22:47
公開: 2021/06/01(Tue) 12:00:00

【置】 一人の少女 ブラキウム

*スピカへ*

君の善意を利用してすっかり頼ってしまった。
もう『保険』は要らなくなったんだ。
色々気を揉ませたみたいで悪いね。
今回も返信不要だからよろしく。

*ブラキウム*
(L18) 2021/06/01(Tue) 17:55:25
公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00
ブラキウムは、また人伝に手紙を贈った。
(a91) 2021/06/01(Tue) 17:56:15

【置】 一人の少女 ブラキウム

*イクリールへ*

君の言う通り、ギムナジウムは良いところなのかもしれないね。
みんなのことを好きで居てくれる君が居てくれて良かった。
できるだけ君のお願いも守ろうと思ったんだけど……悪いね。いろいろあったから。
でもみんなのために、好きなもののためだから許してくれないかな。
ちゃんと言ってなかったからこれで。

*ブラキウム*
(L21) 2021/06/01(Tue) 17:56:57
公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00
ブラキウムは、今度は『おともだち』にを伝って。
(a92) 2021/06/01(Tue) 17:59:42

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 『一番星』 スピカ

……手紙の裏に一言。

君がどうなっても僕にとっては頼もしい仕事のできる風紀委員だよ。
ありがとう。
(-352) 2021/06/01(Tue) 18:00:25

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 夢の続きを イクリール

……手紙の裏に続きがある。

君の優しい顔が見てみたいな。
僕はお茶会には行けないかもしれないけど、
努力はするから。
遅れても怒らないでね。

僕の事を好きな君が居なかったからここには辿り着けなかったよ。
ありがとう。
(-353) 2021/06/01(Tue) 18:01:01
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。
(a93) 2021/06/01(Tue) 19:04:59

【置】 一人の少女 ブラキウム

恋は盲目だという言葉がある。
僕はそうは思わない。

僕はずっと盲目だった。
差し込んでくる光が怖くて傷つかないためにカーテンを閉じていた。
最初から見えないものは怖くなかった。
痛みを感じる事もなかった。

ここに来て僕の目を最初に開かせてくれたのはルヴァだった。
なんとなく、上に立つ僕の隣に居てくれそうな気がして。
上に立った時に僕の隣に居て欲しくて。
知るために目を開いた。
少しずつ恐怖も痛みも耐えらるようになった。

こうしてやっと君の顔を見ることが出来た。
世界がはっきり見える。
ギムナジウムの光をその目で受け止めて、
黒々と伸びていく影を知った。

恋は盲目なんかじゃない。
閉じた瞳を開く最後の決め手はきっと、恋だった。
(L28) 2021/06/01(Tue) 19:22:30
公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00

【置】 一人の少女 ブラキウム

僕は約束を果たしに行くよ。

みんなの事も大切だけれど。
守りたいけれど。
これが僕の一番好きなものだから。
冷静な判断じゃないかもしれない。
間違っているかもしれない。
僕はこんな人間じゃなかったんだけどな。


……やっぱり恋は盲目なのかも?
(L30) 2021/06/01(Tue) 19:26:37
公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00
ブラキウムは、澄んだ視界を愛おしそうに見つめた。
(a95) 2021/06/01(Tue) 19:31:32

ブラキウムは、恋に落ちた。
(a101) 2021/06/01(Tue) 19:57:53

ブラキウムは、二人でどこまでも――落ちていく。
(a102) 2021/06/01(Tue) 19:58:16