人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】 怪力 シャオロン



 そう。俺「が」。
 どうやらおまえの旦那らしい。

 20歳なら年下だろ。
 「シャオ」じゃなくて「ラオ」だろって思わなくもないけど。
 「シャオロン」で通ってるからもうそれで良い。


 ――
レイ



[呼んだ。
初めて口にする筈なのに、とても大切な響きのような気がするのは何故だろう。]
(189) 2021/12/03(Fri) 23:15:03

【人】 怪力 シャオロン


 落ちたのがこの泉なら、海に流れることもないだろうし、
 探すなら汚れても良い服の時にしろよ。
 つかどんだけの深さがあるかわかんないんだし、まずは木の枝とかで様子見すべきじゃね?


[その段階は既に終わっていて、もしかすると浅いのかもしれないが。
少し話しただけで、彼女がそんなに慎重な印象は受けなかったから、未調査で飛び込もうとしていた気もする。]


 なーんか、危なっかしいなおまえ。


[溜息を吐いて、苦笑した。*]
(190) 2021/12/03(Fri) 23:15:19

【人】 怪力 シャオロン

[残念ながら教養はない。
村の手習い所には通えなかったから、最低限の読み書きと計算ぐらいしか出来ない。
彼女は異国の読み物を読める家庭で育ったらしいから、話が噛み合わなくても仕方がないだろう。

人を起こすのにキスをするらしい。
本当にそんなので人が起きるのか?
揺さぶった方が効率的ではないか。
どうにも「おうじさま」に魅力を感じないが、それは小龍が男だからなのだろうか。

詳しく聞くことよりも、彼女に現れた獣耳の方に興味がある。
感情と連動するようにぴるぴると動くさまを観察し。]


 ああ、狐が化けて人型になったって訳でもないのか。
 そうだよな、ヒトが本来じゃなきゃ、ヒトと子作りなんかできないか。


[では獣型になって逃げるという案は却下だろう。
彼女が逃げたいならば、別の方法を考えないといけない。]
(208) 2021/12/04(Sat) 0:26:33

【人】 怪力 シャオロン

[身体を離したのに鼓動は落ち着いてくれなくて。
それは彼女も同じなのか、驚くと出るという耳も尻尾もまだ消えていない。

「探し物」は何かはわからないが、婚礼衣装にも関わらず飛び込もうとした理由はわかった。

両手で顔を覆う様子に、笑ってしまったのを反省する。>>202]


 ……悪かったよ。

 事情はわかった。
 ケジメをつけたい、みたいなもんだろ。

 お詫びに、俺が探してやるから、何を探してるのか言ってくれ。

 
(209) 2021/12/04(Sat) 0:26:59

【人】 怪力 シャオロン

[近くの木の枝を折った。
力を使う一瞬だけ、髪が赤く光る。
瞬発的なものだから、すぐに消えたが。]
(210) 2021/12/04(Sat) 0:27:12

【人】 怪力 シャオロン



 顔あげてろよ。化粧が崩れるぞ。
 落ち着かないなら花の数でも数えてろ。


[枝の先を指で研磨し、釣り針のように先端を曲げる。
彼女が顔を上げたなら、先程作った子供用の花冠を輪投げのように放って彼女の尻尾に引っ掛けた。**]
(211) 2021/12/04(Sat) 0:28:42
怪力 シャオロンは、メモを貼った。
(a25) 2021/12/04(Sat) 0:30:12

【人】 怪力 シャオロン


[「子作り」という単語に赤面するところを見るに、彼女は処女だろう。>>215
婚姻を継続させるつもりのない小龍には特に関係がないことだ。
揶揄するでもなく、謝るでもなく、ただ何でもないことのように会話を続ける。

血液が通っているのだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、頬の赤みに同じく獣耳の内側の毛が生えていない部分もピンクに染まっている。
面白いからつい観察したくなるが、両手で隠されてしまった。

残念だ。]


 ……へえ、指輪。


[子ども用、ということは、今の彼女宛のものではないのだろう。
聞いたところでその送り主が自分であることには気づかない。
後ろを向いて木の枝を折る時に赤髪に変わる姿を彼女がずっと探してくれていたことにも。]
(242) 2021/12/04(Sat) 16:56:33

【人】 怪力 シャオロン



 …………。


[
こいつこんなに無防備でよく20歳まで処女でいられたな?!


花冠を何の気なしに投げたら声が上がって、ぐっと唇を真一文字に引き結んだ。
本人は無自覚なのだろう。
その言動がどれだけ男を煽っているのか。]


 …、


[忠告してやろうと開きかけた口は、彼女の勢いに押されそのまま固まる。>>219]
(243) 2021/12/04(Sat) 16:57:15

【人】 怪力 シャオロン



 俺が作ったの、そんな意外か?
 髪は……ああ、重いものを持ち上げたり、力を込めたりした時に変わるんだよ。
 レイの先祖返りとは違って、多分魔力行使の副作用みたいなもんだと思うけど。


[彼女が何故狼狽しているのかわからない。
何度か目を瞬かせ、白くなる程強く掴む指と彼女の顔を交互に見つめた。]


 ?そう名乗っただろ。
 年上に「シャオ」をつけるのに抵抗あるなら別に「ロン」でも構わないけど。


[今までそう呼ぶ人がいなかっただけで。
いや、本当にいなかったか――?
呼ばれたことがあるような気がするが、どうにも思い出せない。]
(244) 2021/12/04(Sat) 16:57:35

【人】 怪力 シャオロン


 ……どうかしたか?


[冷えた指を包み込むように、己の掌を当てた。
魔力の残滓は熱を帯びているが、彼女を傷つけることはない。

「おはなはね、やさしくふれるのよ」
と、>>50

遠い昔に誰かに教わったから、そっと、壊れてしまわぬように、触れる。**]
(245) 2021/12/04(Sat) 16:59:29

【独】 怪力 シャオロン

/*
>>224 マンボウは草
(-62) 2021/12/04(Sat) 17:00:58

【人】 怪力 シャオロン

[畳みかけられるようにレイの口から語られたその「ロン」に、小龍は心当たりがない。>>251
感極まる様子のレイとは対照的に、小龍は戸惑っていた。]


 ぅわ……っ


[勢いのままに彼女が飛び込んでくる。>>252
戸惑うばかりだった小龍は完全に不意打ちを食らって後ろに倒れた。
せめて彼女が投げ出されてしまわないように、咄嗟に背に手を回す。

ぶわっと鼻孔に届く花と土の匂い。]
(257) 2021/12/04(Sat) 21:20:19

【人】 怪力 シャオロン



 ――――――

 ・・・、
         ……――――――、
 
 
(258) 2021/12/04(Sat) 21:21:11

【人】 怪力 シャオロン




 
――――――人違いだ。




[小龍は静かに告げた。]
(259) 2021/12/04(Sat) 21:21:27

【人】 怪力 シャオロン



 この泉でレイに会ったのは俺じゃないよ。


[そんな記憶はない。
きっと自分がいた村に「ロン」がいるのだろう。
大人としか交流して来なかった小龍には知り得ぬことで、当該の人物について彼女に教えてやれないのが申し訳ない。]


 俺は村であまり交流が深い訳じゃなかったから、
 心当たりとすぐに会わせてやれなくてすまない。

 ……儀式の後暫く一緒に住んでいれば、「嫁を連れた里帰り」だって許されるだろ。
 その時に探そうか、レイの想い人。


[慰めるように、回した腕で背中をぽんぽんと叩いた。
処女だろうに、男を勢いで押し倒すだなんて、随分と警戒心のない娘だな、なんて。
まあ自分がついている限りは悪い男に騙されて花を散らすこともないだろうから、指摘はしないでおく。*]
(260) 2021/12/04(Sat) 21:21:58

【人】 怪力 シャオロン

[悲しませるとわかっていても、レイの尋ね人の振りをすることはできなかった。
彼女が大切にしていた記憶はどれも、小龍の中にはないものだからだ。

花冠は何故か作れたが、それを教わった記憶もない。]


 ……ごめんな。


[彼女の涙が婚礼衣装に浸みこんでいく。
化粧が剥がれる、と口を挟むことはできなかった。

泣きじゃくる背をただ撫でて、落ち着くのを待っていた。]
(269) 2021/12/04(Sat) 22:11:31

【人】 怪力 シャオロン

[何か酷いことをしている気分で吐き気がした。]
(270) 2021/12/04(Sat) 22:11:44

【人】 怪力 シャオロン


 まだ、会えないと決まった訳じゃない。
 さっきも言ったけど、その内里帰りだって認められるだろうから。
 そこで村を回って、一緒に「ロン」を探そう。

 見つかれば、その時点で俺と入れ替われば良い。
 必要なのは「ヴィスとリルの混血をつくること」なんだから、俺である必要はない。


[涙声が落ち着く頃に、静かに言葉を紡いだ。
下敷きになっている分、尻が冷たい。
婚礼衣装は汚れてしまっているかもしれない。]


 ……それまでは、一緒に住んでても俺はレイに何もしない。誓って。


[今密着しているが、これは「何もしない」範疇に含めて欲しい。
慰めるだけなら、つなぎの花婿でも出来るだろう。*]
(271) 2021/12/04(Sat) 22:12:10

【独】 怪力 シャオロン

/*
は〜〜〜〜〜きゃわきゃわ。
でも簡単には思い出さないつもりでいますので!
レイちゃんにはいろいろがんばってほしい。
(-71) 2021/12/04(Sat) 22:54:23

【人】 怪力 シャオロン

[泉は住居地からは少し離れていて、喧騒も届かない。
化粧は直す必要があるだろうが、決められた結婚が嫌で泣く花嫁はいてもおかしくないだろうし、それを見てショックを受ける花婿もいない。
花婿は外ならぬこの小龍だからだ。

泣き続ける彼女の背を撫でることしかできないが、下敷きになっていても苦痛を感じることはない丈夫な身体が、流れる彼女の涙をすべて受け止められたのなら、それもまたひとつの役立ちかもしれない。]


 どうなるかはわかんないけど、まあ、元の暮らしに戻るかな。
 元々一人暮らしだし、力を使って生計は立てられる訳だし。


[想い人を探してやると言っているのに、此方の処遇が気になるのか。>>275
記憶の中にある、「ヴィスを虐げるリル」のイメージとはかけ離れた彼女の姿に、此処に来るまで抱いていたかの一族への嫌悪感が薄らぐのを感じた。]
(282) 2021/12/04(Sat) 23:13:00

【人】 怪力 シャオロン




 うん、まずは落ち着こうか。
 このままだと、顔合わせの時までに耳と尻尾が消えなくなるぞ。



[彼女が身を起こしてから、小龍の方も起き上がる。
背や尻についた草と土を手で払った。]


 紛らわしい名前と特徴なら、仕方ないんじゃねーの。


[頬を覆う彼女に手巾を差し出した。
魔物の血を洗った後に拭いたのとは違うものだ。
目元、と。
化粧が色水のようになってしまった箇所を指摘した。]
(283) 2021/12/04(Sat) 23:13:16

【人】 怪力 シャオロン



 ……違うよ。



[問いかけには再度人違いだと強調して。
押し倒された時に放ってしまった木の枝を拾い上げる。

水面に沈めて見れば、底は割と深い。
飛び込もうとしたレイを引き留められて良かったと思った。]
(284) 2021/12/04(Sat) 23:14:24

【人】 怪力 シャオロン



 指輪はそいつに貰った?

 落ちたのも子どもの頃なら、結構下まで行ってるかもな……。
 端からちょっとずつ底を掘り返した方が良いかもしれない。


[恐らく結婚までには間に合わないが、指輪がケジメではなく本当の結婚相手と巡り合う為のお守りになるのなら、焦った話にはならないだろう。
戻らないといけない時間ギリギリまでは探すつもりではいるが、もし彼女が戻るのなら、探索は打ち切るつもりで。*]
(285) 2021/12/04(Sat) 23:14:41

【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン

[泉に向けられた背に、小さく囁く。]



  ごめんね……、ありがとう。



[背中を向けた彼には気付かれないように、そっとまた目の端を拭った。*]  
(-77) 2021/12/04(Sat) 23:54:53

【人】 怪力 シャオロン


 居ない。
 だから「嫁を寝取られた男」みたいな恰好になろうが心を痛める人はいない。
 孫も見せる必要もない。
 気にしなくて良い。


[家柄はこの結婚に重要ではないのだろう。
小龍でも知っている「良いトコのお嬢さん」も選ばれているし、自分のような孤児もいる。
レイの方は両親が揃っているふつうの家庭だろうか。
リルの経済観念はわからないが。]


 結婚自体は望んでなかったけど、
 レイが悪いなんて一言も言ってない。

 ……一途なのは良いことだと思う。


[自分の周りにいた女性は、旦那を疎んでいる人が多かった。
こんな風に想われる「ロン」はきっと幸せだろう。
力を失った獣耳を思わず撫でた。>>291
「ロン」ならこうしたいだろうと思ったから。]
(308) 2021/12/05(Sun) 8:33:00

【人】 怪力 シャオロン

[何もしない宣言はしたが、22の健康な男子には、スリットから覗く生足は目の毒だ。>>293
すぐに指輪探索に思考を切り替えたのは、別のことに集中しないと、動く尻尾を捕まえて、スリットから手を入れたくなってしまいそうだったから。

背後で目元を拭う気配がする。
こんなに泣かせておいて、指輪を贈った「ロン」は一体今どこで何をしているやら。]
(309) 2021/12/05(Sun) 8:33:17

【人】 怪力 シャオロン



 埋もれてるなら掘り返せば良い。
 石で出来た指輪なら、10年以上経ってても腐食してるってことはないだろ。


[何度か引っかかったものを持ち上げてみたが、指輪ではなかった。
私物の装飾品は持ち帰って目録にまとめ、後で双方の村で心当たりを募るのも良いかもしれない。
拾ったのが探し物じゃなかったからと言って、泉に沈め返したりその場に放置するという選択肢は取れなかった。]


 ……ないな。


[やはりそうすぐには見つからないか。
水溜まりくらいの大きさならまだしも、それなりの広さがある。
手前はまだしも、奥の方の水底を見るには泳いでみないといけないかもしれない。]
(310) 2021/12/05(Sun) 8:33:39

【人】 怪力 シャオロン

[そして暫く水面を探って、首を横に振った。]


 悪い。時間切れだ。
 一度広場に戻ってから、また探すよ。

 今日のところは俺が用意した指輪で我慢してくれ。
 金がある訳じゃないから、水晶を加工しただけのシンプルなものだけど。

 見つかったところで子供用なら嵌められないだろうし、「本物」は「本物のロイ」にねだるまでお預けだな。


[木の枝は小さく折って根元にばら撒いた。
その内土に還るだろう。
手を洗って拭いた後、座り込んだ彼女に手を差し伸べる。

化粧直しをするならば、もう戻らないと彼女自身の印象が悪くなってしまう。**]
(311) 2021/12/05(Sun) 8:34:49

【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ


 ………。


[返せる言葉はなかった。
出来たのは、目元を拭う気配に気づかない振りをすることだけ。**]
(-82) 2021/12/05(Sun) 8:36:39

【人】 怪力 シャオロン

[婚礼衣装や新居の調度品は、村が用意してくれていた。
金がないことを理由に婚姻を辞退させないためかもしれないが。
金がある家は世話人を含め、色々用意出来ているのかもしれないが、小龍が自分で用意したのは、花嫁に贈る指輪ぐらいだった。

婚姻自体乗り気ではなく、何なら嫁と話し合って清い関係のまま暫く我慢して離縁しようとさえ考えてはいたが、自分の態度が悪いことによって、無理矢理結婚させられるという立場は同じの「仲間」が惨めな思いをしてしまうのは忍びなかった。

せめて形だけでも婚姻を継続する意思があることを見せようとした結果の、手作りの指輪は、大きさこそ違えど見た目はかつて彼女に一瞬嵌めて貰ったものとほぼ同じであることがわかるのは、儀式が始まってからのこと。**]
(312) 2021/12/05(Sun) 8:50:28