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【人】 幸福 ライカ【???】 落ちて、運ばれて、どこかの何かに座らされて。 「………ん、」 優しい温度が髪を撫ぜる。心地良い話し声も聞こえる。 頭がぼんやりするけど、何だかとても良い所に居る気がする。 ─────ぱち、 月白色の眼がほのかに開いて、ゆるりと顔を上げていく。 「………あれ、」 ここ、どこだっけ。さっきまで、何してたっけ。確か、深雪が事故に遭って。後悔や悔悟を紛らわす何かを探しに、肝試しに参加して。それから─── 「──……ッ!!?」 思い出した。 飛び降りたんだ、僕W達Wは。 がば、と上体を起こす。 不思議と体のどこも痛くなくて、首を傾げては、夢だったのかと辺りを見渡す。 「……あ、あれ? 何……なんで…………?」 視界に入るは、生きていない者たち。 何が何だか、分からなくなってきた。 (11) 2022/07/16(Sat) 21:01:10 |
ライカは、君を抱き寄せて、 (a33) 2022/07/20(Wed) 22:39:36 |
ライカは、口付けをひとつ。 (a34) 2022/07/20(Wed) 22:39:44 |
ライカは、「……おはよう、深雪。」 (a35) 2022/07/20(Wed) 22:39:55 |