人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【神】 商人 レオン

「ヴィーニャの言うことはわかる」
「これは殆ど俺とキャプテンのエゴみたいなものだ。
 賛同できない人間だって当然居ると思う」

情に厚いと言えば聞こえは良いが、悪く言えば甘いのだ。
それはマフィアとして致命的なものであるのも事実。
それを部下達に押し付けてしまっているのは申し訳なく思うし……、アウレアが起きたら怒られてしまうかもしれないな。

「ストレルカの提案に異論はない。
 キャプテンの許可があれば、ヴィーニャに務めてもらっていいと思うけれど、どうです?」
(G10) 2024/04/07(Sun) 23:50:42

【神】 商人 レオン

「まさか、そこまで甘い人間だと思われてるかい?
 俺が、キャプテンが」

身内に甘く、今回の件を温情ある沙汰で済まそうとはしているが。
メイドマン、カポまで上がってきた人間が、なんの屍を踏まずに来たきれいな人間なわけがない。
牙を見せずにいるのは、今その必要がないと判断しているまでのこと。

「勿論、二人の……特にエーラが持つ情報はすべて抜かせてもらう。ソーレの内部のことを知っておくのは大事だからね」
「彼らを潰す日がくるなら、二人がなんと言おうと、誰が居ようと最後の一人まで叩き潰す」

「それが俺達ノッテの在り方だ」

それは、リーナとて理解っているはずだ。
(G13) 2024/04/08(Mon) 0:31:45
レオンは、あのさぁ……って顔してる。
(a1) 2024/04/08(Mon) 1:02:44

【神】 商人 レオン

「そうだね、俺もキャプテンも甘い人間なのは否定しない」
「ただ……それを後悔するほど弱くもなければ、必要とあらば甘さを捨てる事ができる人間だと言うだけさ」

ただ、今はそうでないと思いたい。

「俺はキャプテンほど本音をすべてさらけ出せるタイプじゃないが、それでも言えるだけの本音は言ったつもりだ」

家族が大事だ。
例え、3男坊として商家の役に立つためにマフィアに売られたとしても。
その一抹の寂しさを、この船の人間を家族として埋めようとしているのだとしても、そこに後悔はない。
そして、それを口にすることはないだろう。

「ありがとう。
 でもねヴィーニャ……責任は誰か一人のものじゃない。
 気付けなかったのはみんな同じだ。
 ただ、上に立つものがそれを纏めて請け負わなきゃいけない」

「守りたいんだよ、キミや、みんなを」

情けない限りの本音を垂れ流してはいるけれど、そこはわかってあげてほしい。
自分とて、必要な責任は取るつもりだ。
(G20) 2024/04/08(Mon) 1:57:48

【神】 商人 レオン

「一言いっておくけれど、ここで話してることはそれで決定するものじゃないよ。
 報告を上げて、それを元に処分を決定するのはボスや幹部の仕事だ。ただ……彼らはここの現状を知るわけじゃないから、こっちからの情状酌量願いを出すだけだ」

それを受け入れてくれるかはわからない。
その上で、キャプテンや自分が取るべき責任も決まるはず。
キャプテンも自分も、それに歯向かう気は一切ない。
そのはずだ。この人ならば。

「だからナルはそのままカポに報告を上げて良い。
 嘘をついたり改竄するほうが悪い結果を生むはずだよ」
(G25) 2024/04/08(Mon) 13:20:17

【神】 商人 レオン

「キャプテン」
「貴方はどうしようもない人ですけど、俺は貴方の部下です。
 一応右腕のつもりなんですけど」

最初から、一緒に責任を取るくらいの覚悟をしてるんですよ、と。口角を上げて。

「上がどう判断するかはわかりませんけど、一緒に罰を受けろと言われたら受けますよ」

そういえば、個人的に褒美をもらえるみたいだけど何もらおうかなと思いつつも、それはまた別のお話で。
ひとつひとつ問題を精査し、頷く。

「他については異論ありません。
 リーナについては……そうしてもらえると俺は嬉しいです。
 一緒に交渉の席には立ちましょう」

「システムθについては、この場で修復できなければ、近くに寄港して修復する他ないかと。これに関しては専門じゃないので……本来ならアウレアとリーナの判断を仰ぎたいんですけどね」

アウレアに聞けない以上は今の状態を維持して、寄港。
アウレアの蘇生を優先し、θの修復、または新しいものと入れ替えなどを検討するべきだ。
(G29) 2024/04/08(Mon) 19:30:02

【神】 商人 レオン

「アウレアのデータがあるなら大丈夫か……」

こいつ、上司の腕をあまり信用してないのでは?
……いや、そういうわけではないのだが、”キャプテン”であるマンジョウよりも、日頃システムに触れているのはアウレアの方だからという話ではある。

「大丈夫そうであればお願いします。
 復旧は早いほうがいいですよ」

このあたりは危険だ。
安全な場所に寄港するためにも回復は急ぎたい。
(G32) 2024/04/08(Mon) 20:03:20

【人】 商人 レオン

「あ”〜〜〜……疲れた」

システムθ復旧の間も、やらなければならない仕事は山ほどあった。
キャプテンが作業してる以上、報告書を書くのくらいは請け負っていたし、アウレアの蘇生の準備だったり、シュメール星系のどこかへの寄港の準備だったり、船員の統率だったりと目まぐるしいことこの上なかったに違いない。

復旧がなされると、次はキャプテンと共に報告と今後における交渉の席についた。
カポの降格は免れなかったが、キャプテンの地位の維持をとりつけれたことは大きいだろう。
ただ、カテリーナのAI化決定については、随分と落胆もしたようで……。

ウトゥとの取引まで終わらせたこの時、どっと疲れが押し寄せたに違いなく、目の下のクマがその状況をありありと映していた。
(4) 2024/04/09(Tue) 22:41:26
レオンは、現在メインルームで半分屍になっています。
(a10) 2024/04/09(Tue) 22:47:43

【人】 商人 レオン

>>5 ベルヴァ
「助かる。いつもより濃い目でいいくらい」

ようやく落ち着いたとはいえ、まだ仕事が終わったわけじゃないから、今はまだ目を閉じるわけにいかないのだ。

「美味し」

珈琲を受け取ったなら、一口飲んでほう、っと息を漏らした。

「これで一応は……一段落、かな」

おそらくこの男は、あなたに眠気を飛ばす薬をもらって飲んでいて、やっと、今夜はそれを飲まずに眠りにつくことができる……はずだ。たぶん。
(6) 2024/04/09(Tue) 23:03:14

【人】 商人 レオン

>>7 ベルヴァ
「添い寝でいいの?」

いつものように自分のも淹れれば良いのにという言葉を前に起きながらも、口角を上げた。
心配されているのもわかっているが、言っていることは、別に冗談ではない。

「今夜は寝るよ、俺も限界だし。
 だから部屋においで、渡したいものもあるし」

来てくれるなら、またホットミルクでも準備して待っていよう。
(9) 2024/04/09(Tue) 23:19:05

【人】 商人 レオン

>>11 ベルヴァ
「OK、じゃあ待ってる」

以前であれば本当に添い寝だけだったであろう。
が、今夜はおそらくそうはいくまい。
この場でこそこのようなやりとりだけれど、それがどのように変化するかは夜になればわかることだ。

「取引終わったし明日くらいは1日休みもらっておこうかな……。もうそろそろ大丈夫でしょ」

休むとはいっても船の中だから、普段とそう変わりはしない。
ただ何もしないでいい時間を、少し寝坊するくらいゆっくりした時間を過ごしたとてバチは当たるまい。
(12) 2024/04/09(Tue) 23:34:39

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

「いらっしゃい、座って」

その日の夜も更けた時間帯。
約束通り訪れた部下を、昼間よりは少しだけマシになった笑みで出迎えて、あなたをいつも通り中へと促す。
ソファを勧めて、貴方の好きな甘めのホットミルクを差し出して、ようやく一日が終わったなと実感した。

「やっと落ち着ける。
 しばらくは薬の世話にならないようにしたいとこだね」
(-18) 2024/04/10(Wed) 0:40:48

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-19
「そうは言っても無理を通さないといけない事もあるから」

今回は落ち着いたとは言え、仕事は増えたし乗員は減った。
拠点に戻り新しいメンバーを迎えるまでは、忙しい日々は続くだろう。
流石に薬を常用するほどではないだろうが、トラブルがあればまた処方してもらうこともあるはずだ。
勿論、状況を勘案して考えてはくれるだろうけれど。

「うん、渡したいものが2つあってね……1つ目はこれ」

昼間話していた事を問われれば、机から1枚の書類を出して貴方の前に。
どうやら、報告を上げ今後の話し合いをしていた際に交渉をしていたようで……。

「辞令。お前は明日からソルジャーだよ」
「……ソルジャーにはまだ必要はないから正式なものじゃないけど……やる?」

「俺と」

血の掟
(-22) 2024/04/10(Wed) 9:07:17

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-24
「お前は、十分に仕事を全うしているよ」
「それに……今明らかに人員が足りてない。
 ユウィが抜けた分の補填は今いる人間でやるしかないだろう」

アウレアは蘇生されるが、船を降りてしまった人間はそうはいかない。
ソルジャーになると今以上に責任を負う立場にはなるが、少しだけ、自分の肩の荷を任せることも可能になる。

「勿論、一人でやれという意味じゃない。
 俺のものであることは変わらないよ、お前は」

YESの言葉に、くすりと笑みを浮かべ。
針を取り出すと、親指をぷすり。血が滲む。
貴方もどうぞと針を差し出し、溢れ出てきた血を見せつけた。
(-25) 2024/04/10(Wed) 9:42:33

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-26
「ふは、この役目を他のやつに持っていかれなくてよかったよ」

混ざりあった血をぺろりと舐めて。
特別な誓いを貴方からもらえてよかったと、そう思う。

それからと。同じように机に置いていた小さな箱を取り出して、貴方の前へ。

「もう一つはこっち。
 まぁ、おまけみたいな物だけど」

差し出した白い箱の中。
見ればそこには犬の形をしたあみぐるみが一つ。
プラチナブロンドの色をメインに、服もどこかで見たようなそれ。
言わずもがな、貴方を模したもので。

「あげる。……とはいっても、お前はあまり喜ばないかもしれないけどね」

最初はノッテに来た頃、寂しさから手慰みに作っていたものだった。
今ではただの趣味になって、可愛いものが好きでこっそり愛でるだけだったけれど。
随分前から貴方には隠していなかったし、ガラクタのような物だとしても祝いの品としては一番適当に思えたのだ。
(-33) 2024/04/10(Wed) 21:49:09

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-37
「嫉妬深いさ」
「……ずっとね、何も思わなかったわけじゃない」

貴方が他の人のところで抱かれているのは知っていたわけだし。
それについては仕方のないことと割り切ってはいても、それでもだ。
まぁ、自分とて必要とあらば身体を使っていたのだからおあいこだけれども。

「お前をソルジャーに上げようとは以前から考えていたから。
 祝いの品くらい用意しておこうと思ってね」

喜んでくれたようでよかった。
ほっとひとつ胸をなでおろして、くしゃりとその頭を撫でた。
その表情はお互いに穏やかなもので。

「お前は部下で、可愛い犬だけど。ちゃんと人間で、俺のものだよ。だからこれからは、……我慢しないで」

思ったことを言って、甘えていい。
身体が寂しければ、いつだって。

「俺もお前のものだからね」
(-39) 2024/04/10(Wed) 23:14:20

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-48
「ん……」

身内には誰にでも優しいのは確かに間違いではない。
身内ではなくとも、仕事に関係する人間にも優しくしてきた。
が、それは自分が最も求めた”家族”だと思おうとしたからこそである。

引き寄せられるまま顔を落として。
至近距離に白金の瞳が揺れている。
何を求められているのかは察しているつもりだから、静かに視界を閉じて唇を重ねた。

「うん、それでいい」

家族は家族でも、以前とはもう意味が少し違っていて。
欲しいと思っていたものを手に、柔らかく目を細めた。

求められる喜びをくれるのは、きっと、貴方だけだ。
(-53) 2024/04/11(Thu) 7:56:01

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-55
「……知ってる」
「俺も、お前が誰よりも一番、好きだよ」


赤く染まった顔を見下ろしながら、呼応するように呟いて。
少し冷めてしまったかもしれないねと、ミルクを飲む様子を眺めては微笑う。

「折角明日は朝寝坊ができるのに、もったいないなぁ……」

ちゃんと明日は1日ゆっくりする時間を確保した。
ここまで忙しかったのだからとなんとかもぎ取ったに近いが、いい加減限界だったのだから当然だと思っている。
それもこれも、今夜をゆっくり過ごしたかったから……なのだけれど。

「添い寝で我慢できる?」
「俺はちょっと出来ないかも」
(-56) 2024/04/11(Thu) 20:16:14

【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ

>>-59
「疲れてるけど」

ずっとここのところは忙しかった。
寝る時間もないくらいに。
だからこそ、貴方が寂しがってるんじゃないかとも思っていた。
だけどそれ以上に。

「あんまり触れられなかったから。
 それに……我慢はしないほうが気持ちよく寝て、明日元気になれるよ、きっとね」

赤みを増した頬を撫でて、嬉しそうに笑みを増して。
ホットミルクを飲み終えたのを確認したら、あの日と同じようにベッドに誘うのだろう。
その夜の時間がどれほど長く続いたかは二人にしかわからないが、翌日はきっと、朝ご飯に二人が起きてくることはなかったはずだ。
(-67) 2024/04/11(Thu) 23:43:15

【鳴】 商人 レオン

――さて。
もう使うことはないと思っていたこの回線。
まだ使える、3人だけの秘密の会話。

「ねぇ、思ったんだけど」

唐突に切り出す上司が一人。

「俺とベルだけじゃあんまり使ってる意味はないから、これからもずっとキミを交えて3人で話していたいと思うんだけど、どう?」
(=1) 2024/04/12(Fri) 19:27:24

【鳴】 商人 レオン

「ここは内緒の話ができるから、上に遠慮なく言えるでしょ」

「ごめん。正式に結果を大きく変えることができなくて」
「でも……俺はそれなりに色々なことを知ることが出来る立場だから」

だからあなたのデータの所在は知ってると暗に含ませる。
それをどうこうする気もないし、協力する気すらあると。
現に、貴方に処罰は苦しまず、身体に影響を大きく与えないものを計画しており、その後の身体は個人的に伝手と取引をして、密かにコールドスリープさせる予定で進めている。
本人の身体が残っている事は、蘇生の助けになるものだから。


「はは、惚気を聞きたければ何時間でも話せてしまうけど、それはキミが胸焼けしてしまわない?」

だけどそれを、口にすることはない。
(=3) 2024/04/12(Fri) 20:41:34

【秘】 商人 レオン → カポォwwwレジーム マンジョウ

「まったく、俺も責任を一緒にとれば、メイドマンまで降格することはなかったでしょうに」

そうしたとしても、レオンが降格することはなかっただろう。
カテリーナ無力化の功績との相殺のような形として。
だけどそうはならなかったからこそ、ベルヴァの昇格願いが直ぐに通ったのだから、あまり強くは言えないのだが。

メインルームでいつものように仕事をこなしながら、いつものように推しを眺めている上司を見やって苦笑する。

「今日も精が出ますね、キャプテン」
「個人的にいただける褒美、どうしようかずっと考えてたんですけど」

いいですか、と。
問いかけを投げた。
(-75) 2024/04/12(Fri) 20:47:18

【鳴】 商人 レオン

「はは、ベルが恥ずかしいみたいだからあんまり惚気は話せないなぁ」

「……。
 まぁ、誰がどう考えようと、リーナも俺の身内かぞくだから。俺が甘いのは当然」

裏切りを知ってなお、その考えが変わらなかったのは。
他でもない貴方であったからだと、そう思う。

レオンは交渉において、人を見る目には長けている。
敵の間者だと知っても、そこには理由があることも、落ち着いて話せばどうにかなると思っていたことも、自分たちを決してあの場で傷つけなかっただろうことも予測していた。

それはこの船でのやり取りがあったからであり、手を伸ばせば敵との間で苦しませずにすむのではないかと、そう考えていた……から。


「だから、待ってて。
 きっと、
大丈夫だから
(=7) 2024/04/12(Fri) 22:10:37

【鳴】 商人 レオン

「ふふ、俺が動かなくても色々やってくれそうなのが何人もいるから」

「だから俺がやるのは一つだけ。
 キミを守るよ、ずっとね」

キミの身体を、破損一つ無いまま。
ずっと眠らせて待とう。
いつか、キミのまま蘇生させてあげられる日まで。


「いいこ、ねぇ。
 俺はわるいこでも構わないんだけどさ」
「ベルにも言ったけど、俺には甘えても、わがままを言ったっていい」

「だって……全部ひっくるめたものが、キミ自身だろう?」

男は何も知らない。けれど、2つのデータがあることくらいは知っている。
(=9) 2024/04/13(Sat) 17:49:01

【秘】 商人 レオン → メイドッwワハハwマン マンジョウ

>>-89
「どうでもいいと言ってもらっては困るんですよ」

この船のキャプテンはあなた。
俺はその右腕だ。
その関係を変える気はないから、それならば貴方には上に居続けてもらわなければならないわけで。

相変わらず聞き返さなければわからないような言葉をすんなり聞き取りながら、頷く。
遠慮なくと言われるならば、言わせてもらおう。

「じゃあ、もう一度カポになってください、キャプテン。
 その上も目指したって良いですよ、その時は俺がカポになれますからね」

上に居てくれるからこそ、俺は自由に動ける。
水を得た魚のように。
だからこれは、俺にとってはこの上ないご褒美なのだと、嫣然たる笑みを浮かべて主張した。
(-103) 2024/04/13(Sat) 17:58:38

【鳴】 商人 レオン

若さを保つための方法も、命をつなぐ方法もある時代。
寿命なんて言葉はなくなった、なんていう人も居る世の中だ。
いくらでも、その時を待つことは出来よう。

不幸で命を落とし、蘇生ができなくなったとしても。
意思を繋ぐ相手もいる。
だからそれを信じさせるだけの自信はあった。


「わかってないね。
 いい子も悪い子もキミであることに変わりない。
 俺にとってはどっちでも良いんだ。悪い事をしても、それを咎める力も褒める力も俺にはあるんだからね」

勿論、アウレアを差し置いてということもあるけれど、それでも目をかけている子だ。
このまま全部を散らせる気は毛頭ない。


「だから、安心して眠れ。何、悪いようにはしないさ」

Buona notteおやすみ、いい夜を CaterinaAnfelina
(=11) 2024/04/13(Sat) 21:30:16

【秘】 商人 レオン → メイドッwワハハwマン マンジョウ

>>-105
「トップってのは、仕事が出来るだけじゃ務まらないんですよ」

だから俺にやらせようとしないでくださいねと笑う。

 大体、貴方が売られてきた俺を拾ったんです。
 最後までついていきますよ、今度こそ。


なんて、この男も口にすることはないのだけど。

「何いってんですか。
 当分は隠居なんてさせませんし、この船を手放す必要もありませんよ。
 期待はそうですね……、あんまりやると逆に失敗されそうなんで、ほどほどにしておきます」

受理されたようでほっと一安心。
部下に淹れてもらった珈琲を口にしながら、送信されてきたデータを承認。
今日も無事に、ヴェスペッラは運行中。
次の目的地はどこの銀河か。

「だからヴェスペッラの皆かぞくのために、
 頑張ってくださいね、キャプテンお父さん
(-110) 2024/04/13(Sat) 21:58:03

【独】 商人 レオン

無限に広がる宇宙は今日も深く
昼か夜かもわからぬ帳を下ろしたまま。

男は今日も、商売相手を前に嫣然たる笑みを携え取引をしている。
商売は駆け引きだ。
相手の考えを読み、応じ受け入れながら、最大の利益を引き出していく。

……勿論、その殆どが違法のものである。

「はは、俺がほしいんですか?
 なるほど、大胆なことをおっしゃりますね、お客人」

「俺は安くないですよ。
 提示する額をお支払いになるというなら、考えてあげます」

提示されるは途方もない、誰も払えぬ巨万の額。
見たものはわかるだろう、男が一切ノッテから動く気がないのだと。

それでも取引はいつも円満に終わっている。
わからぬ客は、いつもこの世には塵一つ残らない。

(-128) 2024/04/14(Sun) 13:36:18

【鳴】 商人 レオン

 

「さて、ご機嫌はいかが、眠り姫」

心臓は確かに止められたその身体は冷たく凍るカプセルの中だ。
いつか蘇生が成せるその日まで、川を渡る事を許されずにいる貴方はどんな夢を見ているだろうか。

(=13) 2024/04/14(Sun) 13:37:57

【独】 商人 レオン

「案外、不思議な世界でお茶会でも楽しんでいるのかもしれないね」
「そうは思わないか、ベル」

殺したはずの女の身体をコールドスリープして保存している事は、今はまだこの最愛の部下にしか話していない。
女のバックアップを保持する二人にはまだ話せないだろう。
特に、蘇生を考えているはずの男の方には。
彼が経験を積み、情報の扱い対して器用に選択ができるようになるまでは。

「AIも成長する時代だ。
 俺達人間も、頭を柔らかくしていけたらいいんだけど……」

誰とは言わない。
立場ある者とは、いつもそんなものだ。
立場が戒めを作ることは、今でも十分にわかってはいるけれど。
自分もいずれ今よりももっと責任ある立場になる日がくるだろうけれど、その日が来ても今の感覚を忘れずにいたいと、そう思う。

(-129) 2024/04/14(Sun) 13:38:53

【独】 商人 レオン

「お前も同じだよ。
 もう少し、簡単に考えていけばいい。
 俺は、お前が男でも女でもどっちでも構わないよ」

復讐を望むなら、いつだって俺が動こう。


「生きやすいように、楽になりな。Amore mio俺の愛する人
(-130) 2024/04/14(Sun) 13:39:45
 




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