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【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「よう」 今日の掲示が出る前。またも通りすがりにあなたを見かけた男は、あの時と同じように声を掛ける。 もし同じように振り向いたのなら、その口元に飴細工を突き付けただろう。平然とした様子は相変わらずだ。 「やるよ、これ」 (-25) 2024/02/05(Mon) 23:47:21 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ淡白な反応も、自身の信じるものではないところから来るのだろうと勝手に納得しているのか。追及することはなかった。 「……そりゃ大変だ」 そして、舌に刻まれた痣を細めた目で見遣って。 小さく笑ってやる。 それから、まあ。と続けて。 「見えなきゃ祝福だなんだって、囃し立てられなくて良いんじゃねえの」 なあ、と。 肩を軽く押したかと思うと 路地の方へ逸れていく。 人がいない方へ、いない方へと。勘付かれないように。 あなたは、いつ気が付くだろうか。 (-30) 2024/02/06(Tue) 0:30:09 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「見えンくてもお名前貼り出されちゃうかンな〜〜!! まぁ顔知ってる人以外からは逃げられそなのはそう」 人通りが少ない方へ向かっていること自体には、彼は比較的早くに気付いてた。彼は人の気配は、本当に常に気にしているもので。しかし、早かったのはそこまでだった。 それがすぐに違和感として形にならない程度には、あなたへの信頼は大きかった。 「んー……?」 今日も変わらず、話のキリがいいくらいに適当な場所で別れるものだと彼は思っていた。 何か二人で話したいことがあるのだろうか、でもそれなら別に…──何かをするなら、その疑問が口に出される前が好機だ。 (-40) 2024/02/06(Tue) 10:20:26 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン煙の香を追って歩んでいけばそこに背中は見えただろうか。 あなたのことは馴染みのある人から聞いていた。 だから一方的に顔と名前は一致させていたけれど。 「ほんの少しでいい、聞きたいことがあるのよ」 そこにあなたの姿がなければ宿に手紙でも届ければ良い。 それでも少しでもその声が聞けたらと短い髪を揺らしながら足を前に出した。 (-57) 2024/02/06(Tue) 18:33:15 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「もむ……んんっ、甘い」 躊躇わずに飴細工を咥えて、口で転がして、 少しだけ音の籠った味の感想が零れる。 「……甘い物、苦手なんですか? それはそれとして嬉しいですけど」 お裾分けはお祭りの醍醐味。なんて思ってるかもしれない。 (-58) 2024/02/06(Tue) 18:59:21 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「ああ、あんた。カリナか」 その名前と顔は、こちらも聞いた覚えがあった。 弟分が世話になっていただとか。 そして、昨夜に微か思い浮かべた顔でもあった。 振り返り、煙を吐き出すその姿は どこか怠そうにも見えただろう。 「加護とやら、賜ったんだろ」 「めでたいじゃねえか、そんな奴が何の用だよ」 (-62) 2024/02/06(Tue) 21:21:07 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「横流しの横流し」 別にシヴァ辺りにやっても食っただろうけど。 先日の礼も含まれていたのかもしれない。それにしては横流しは微妙だが。 「食べられはする。気分じゃないだけだ」 あの時は遠慮して吸わなかった煙草を咥えて、火を点ける。 空になった箱を手の中でくしゃりと潰して、上着のポケットに突っ込んだ。 「祭り、楽しんでるか」 (-64) 2024/02/06(Tue) 21:40:52 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「失礼しちゃうわ」 横流しで喜ぶとでも?という意図。 その割に表情には喜びばかりが浮かんでいる。 煙草について気にすることもない。 植物百般を扱う都合、香の辺りも網羅している為…… 様々な理由を差し置いても、単純に慣れているのだろう。 「それなり、ね。お祭り自体は楽しいんだけど、 その主役たちがみんなどこか暗い顔をしているから」 「……あたしはね。天が、聖女様がくださる物、返す事…… その全部は仕方のないことだと思っているの」 突然命が奪われること。先日の話か、 あるいはそれよりずっと前のことを準えるように。 「ただ今日を楽しめることを大事にしていたいなって。 ダーレンさん、あなたはどう?お祭り楽しんでる?」 (-68) 2024/02/06(Tue) 22:26:56 |
【秘】 寡黙 エミール → 掃除屋 ダーレン/* どうも、はじめまして。 面識もほぼないところではありますが、あなたを監視させていただきたいと思います。 もしかすると痣が光る可能性もありますが、行動にはお気をつけて。 もし痣が光る場合は何かロールをできたらよいなと。 そちらの都合次第で構いません、どうぞよきように……。 (-71) 2024/02/06(Tue) 23:31:00 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァもう少し、時間を置くつもりだったのだが。 聡いあなたに勘付かれて避けられる前に、その体を壁に押し付ける。 上手くいったのなら、モップの柄が首元に押し付けられて。あなたを縫い付けようとでもしたかのような形。 「………」 暗い瞳が、あなたを見据えている。 「……もし」 「俺がここで、お前に"祝福を受けてくれ"って言ったら」 「お前は首を縦に振るか?」 (-77) 2024/02/07(Wed) 0:39:35 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「後でまた何か買ってやるよ」 悪いという気持ちはあったのだろう、埋め合わせを約束して。 ちゃんとした礼もその時にというニュアンスを込める。 「祝福、なんて言葉が嘘みたいにな」 信心深いなんて言葉とは程遠い男は、さして興味のなさそうな様子だったが、思うところはあったのか。 ゆっくりと煙を灰に入れて、吐き出して……間。 「その様子じゃ、あんたは選ばれても……変わらずに居られそうだけどな」 「俺は……そうだな」 「つい最近まで、祭りを楽しむ権利はないと思ってたけど」 それでもまあ。今のところは。 「気分転換くらいにはなってるよ」 (-78) 2024/02/07(Wed) 1:10:05 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「あら、そこまで能天気に見える? ……ふふ、多少は痣を重圧に思うこともあるのよ。 あたしなんかが、って考えてるときもあるの」 口の前に丸めた拳を作って、上品に笑う。 その下では確かに秘めた感情はあるものの、 きっといつまで経っても顔を出すことなんてない。 「変わらないかはその時にならないと分からないけど、 でも、それでも……ここで楽しんで、居ると思うわ。 この世界で生きていて、沢山素敵な物を頂いたもの! それが最初から誰かの思し召しだったというのなら、 何が起きてもどれだけ嘆いても仕方のないことですから」 悲しみも楽しさも、生も死も、 これまでのひとつひとつを既に受け入れているから。 夢から醒めるべきだとは思っている。 現実に置いてきたものには計り知れない未練がある。 だがそうなったらいいな、という願いは、 叶わなかった所で己を変える理由にはならない。 「気分転換ぐらいでも、良かったわ。 あなたが一番楽しそうじゃなさそうな顔してたし」 (-79) 2024/02/07(Wed) 1:45:53 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 寡黙 エミール/* ご連絡ありがとうございます、あなたが樹木子だったのね…! やった〜〜〜!!!!もし痣の光ることがあれば、何卒お願い申し上げます! (-80) 2024/02/07(Wed) 2:04:33 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「能天気とまでは言ってない」 「どうあっても、自分でどうにか楽しみを見つけて生きていくんだろうなと思った」 芯がしっかりしているとか、口当たりの良いことを言うには少し気恥ずかしくて。 結局言わずじまいだったけれど。 この世界"でも"、あなたなら上手く生きてくれるはずだと信じている。 会って間もないのに、そう思えるのは 過る姿があるからだろうか。 あなたの見せるその姿に、説得力があるからだろうか。 ともかく、そうであればいいと思ってしまうのだ。 どの口が、と言われても仕方がないのに。 「墓参りにも行かずに、燻ったたまま生きてた男だからな」 「それでも話しかけてくるような酔狂な奴がいたおかげだろうな」 「そういや、腕相撲大会にも出てみないかって言われてたな…… くだらねえと思ってたが、いい機会かもな」 気分転換にはもってこいだろうか。 ガラでもないと思っていたが、約束してしまった手前ということもある。 「お前は、この後何したいとかあるのか」 「なんとなく、このまま祭りを見て回るだけか?」 (-81) 2024/02/07(Wed) 3:09:03 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「そうね、そのつもりだったけど…… 最後位は、痣を持った人みんなで集まりたいなって思う」 腕相撲大会もいいわね!とは言いつつ、 力自慢以外も来られるような場を考えていて。 「料理や楽しめるものはいくらでもあるから…… それをどこかの広場に集めて、 花を始めとした綺麗なもので飾って、 痣を持った人だけが来れるパーティ会場にしちゃうの」 そう、楽しそうに机上に乗せるような空論を並べ立てる。 ただ理想を語るばかりではない。 それが耳触りの良いことだけでないのは理解しているつもり。 「来たくない人のが多くなるでしょうね。 人を動かすのも、“祝福”を受けていた方が楽ですし。 それでもやることに意味がある気がして。 縁起がいいからと駆られたわけじゃない、 おとぎ話や歴史に基づかない……自分たちの為のパーティ」 女は、そう名乗りたいから魔女を名乗っている。 そう思いたいから、そうであることにする。 「正しい意図で、あたしたちの受けた祝福を祝えるのは、 祝福を受けたあたしたちだけに決まってるからね!」 ひと時の夢や慰めだとしても、生まれる心の軽さを、 少しでも周りに分け与えられたらと思うのだ。 (-82) 2024/02/07(Wed) 5:25:50 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「……めでたい、そうね」 「これは祝福なのかもしれない、だから教えて」 「この痣を光らせてくれたのはあなた?」 決して責めるような口調ではなく、しかしはっきりと断定するような言動は明らかに何かを知っている素振りを見せていた。 「……私、人より聖女様の声がよく聞こえて。 このお祭りに人の意志で光らせられる人がいるのを知っていたの。 疑いたいわけじゃないけど……これはちゃんと聖女様の祝福で、いたずらに光っているわけじゃないのよね?」 女はこれは偽の祝福であるかどうかを危惧するようにあなたに尋ねた。 (-85) 2024/02/07(Wed) 11:40:49 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン“痣を発光させようと暗躍する者が、この祭りに数人潜んでいる” そう言えば痣持ちにそれがいてもなんらおかしくはない、とは遅まきながら思い至る。それが、目の前の。そう。 状況を理解すれば、ふ、と笑んで。 「ソレするコトでダーレンの兄ぃにメリットがあったり、 どうしようもないデメリットの打ち消しがあったりしても 自由意思を問われれば答えはいいえですよお前様」 出会った頃にしていたような、生意気な口での理屈の叩き付け。兄貴呼びにはいつの間になっていたんだったか。 心が離れたわけではなく、「喧嘩を売る気ってンなら、昔みたいな気分で乗ってやるぜ?」とでもいったところだ。 とは言え彼はこうして好戦的な態度だが、あなたが何かをするのなら彼自身にできることもない。強気なのは、態度だけだった。 彼がそう思っているだけで、実際には呪いの腕輪が更なる祝福を拒絶する。 (-93) 2024/02/07(Wed) 14:55:09 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「パーティね……」 「それこそ、俺には楽しむ権利がないだろうけどな。 まあ、もし本当にやりたいって思うなら……準備くらいは手伝ってやるよ」 きっとそのパーティは、見ているだけでも退屈しないだろう。 今の自分は上手く笑えもしないし、パーティを盛り上げるような何かも持ち合わせてはいない。 とはいえ、聞いたからには何もしないというのも居心地が悪かったので。 力仕事くらいなら役には立てるだろう。 「おまえが楽しそうにしてりゃ、見物人も集まるだろうさ」 目を細める。 まぶしいものを見るかのように。 何かを誤魔化すように、煙を吸い込んだ。 「……」 「もし」 「聖女以外から、祝福を貰うことがあったら」 「それでも、おまえは……"仕方ない"って言うのか?」 (-108) 2024/02/08(Thu) 2:34:31 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「……」 「考えたことなかった、ですけど」 こちらもまた、目を細めて笑う。 何かを感じ取ったかは定かではないが。 命を奪って与えて、現実と夢を攪拌する。 それに携われる、普通のヒトが居たら己はどう思うか。 「……ねえ、ダーレンさんあなたも……」 「祝福を貰うことを、まるで悪いことのように仰るのね」 自分は明確にそう言い表したことはない。 だが問い質すわけではない。寧ろ気遣うような声で。 「やっぱり、そうなんですね」 「あたしもあなたも……皆もきっと、“同じ”なのね」 その言葉が指していることは、 きっと同じ痣持ちだから──なんて単純な話ではない。 ▽ (-110) 2024/02/08(Thu) 3:11:18 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「そもそも……あたしって、 あんまり運に恵まれないようなひとなの。 目に見える幸運の値があったらきっとFとかだわ」 約束を違わないために言葉にしないだけで、 それはこの世界だけではなく、かつて生きた話も含むこと。 「それでも、仕方がないって言うのは、 何もかも諦めてるから、なーんて訳じゃないわ」 「許しているのよ。頂いたものに免じて」 向こうでは素敵な子を授かれた。孫もまた、生まれるらしい。 そして此処では幼いころにみた魔女らしい力を得られた。 あなたにだって。魔女らしいことをして見せられた。 それでいいのだ。他が何であろうと、それさえあればいい。 夢が叶うなら、どんな現実も生きていける。 「あたしは素敵な魔女よ?ただの可哀想な女じゃないの。 分かってくれるなら、そうね……」 ▽ (-111) 2024/02/08(Thu) 3:11:50 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「俺も詳しいわけじゃない。 魔法、魔力に関しちゃからっきしなんだ」 「俺が聖女サマに祈りを捧げて。 その結果あんたの痣が光ったんなら」 「それは間違いなく、聖女サマの祝福なんだろうよ」 自ら手を下したわけではない。そして、聖女が人間をここに留めておきたいと思っているのなら。 祝福を与えない理由がないだろうという判断。 語り口から、あなたはそれほど悪いことだと思っていないのだろうと思って。 男は煙を吐き出しながら、素直にそう言ってのけるのだった。 (-113) 2024/02/08(Thu) 4:01:52 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ「……そうかよ」 ぐ、と柄を掴む手に力を籠める。 出来るのなら、誰も手に掛けたくはなかった。ましてや、弟分であったあなたであれば猶更だ。 それでも。 男には引けないだけの理由があったのだ。 「これで、あいつにまた」 あなたが首を縦に振らないうえで、何もしないのなら。 首を圧迫して、気を失わせることになったはずだ。 呪いの装備によって、結局のところは痣が発光することはないのだが。 失敗した後は、適当な酒場に放り投げていることだろう。酔いが回って倒れてた、なんて伝えて。 (-114) 2024/02/08(Thu) 4:30:47 |
【独】 掃除屋 ダーレン「……シャーロット…」 権利は手にした。 願い続けたそれが、もう叶うというのに。 今になって、その覚悟が鈍っている。 自分のエゴを通していいのか。 そんなことを、シャーロットは望むのか。 分からなくなったのだ。 「俺は………」 「シャーロット、を………」 続きの言葉は、ついぞ出なかった。 (-115) 2024/02/08(Thu) 14:41:20 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラあなた"も"。 その言葉に含まれる意味を考えて、より一層バツの悪い顔。 自分と出会うことになってしまったことも、幸運の低さを裏付けることになってしまう。 そんなことを口に出すことは出来なかったけれど。 「可哀そうな女だなんて思ったことはねえよ……そうだな」 「パーティが無事に開けたら、時間空けとけよ。 埋め合わせは、その時に」 生半可な埋め合わせでは全然足りないだろう。 そうなることを、自身が一番よく分かっていた。 エゴで繋ぎ止めることをも、あなたは許してくれるのだろうか。 (-116) 2024/02/08(Thu) 15:16:34 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「あなたが祈りを捧げたから聖女が光らせた……?」 聖女があなたの祈りを聞いて光らすのが他の者であるのはどういう意味なのだろう。 この光が祝福であるのなら、それはあなたに授けられるべきものだと思ったのに、と髪に隠れた項に指を触れさせる。 「……何を祈っていたか聞いていい話? その、……ほら! 聖女に祈りを捧げたいほどの願いがあっただとか、詳しくは聞かないけれど気になるのよ。 まさか他人の私に祝福を与えたかったとか言わないわよね? あなたは祝福を受けなくてもよかったわけ」 (-119) 2024/02/08(Thu) 15:47:35 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ「仕組みに関しては俺も知らねえよ。 まあ、都合よく出来てるもんだろ。協力を募ってでも、聖女は祝福を与えたかったんだよ」 自分には祝福なんて必要ないと思っている男は、何ともなしにそう答えてのける。 バツの悪い気持ちがないわけでもないが、あなたが嫌そうでないのならそう振舞う必要もなかった。 「……」 「もう一度、会いたかったんだよ。 俺が人生で唯一、愛した女に。それだけだ」 それだけのために、ただ痣を与えられたというだけの他人を犠牲にする。 そういうことのできた理由だった。 もう叶わないと思っていた願いに、手が届くと分かったから。 本当にただ、それだけの話。 (-131) 2024/02/08(Thu) 19:51:25 |
【置】 掃除屋 ダーレンエゴで、他人を縛って。 そうして叶える願いは、本当に───が望むものだったのだろうか。 答えは出ないまま。 そうして置き去りにしたものと板挟みになって。 男は、 (L0) 2024/02/08(Thu) 19:53:49 公開: 2024/02/08(Thu) 21:00:00 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「……」 「もしかしてあなた、」 もし互いの状況を察しているのであれば、これ以上はうまく話せないのも道理。 ただ、どこぞの誰かが言ったようにあなたは気の利くいい男のように見えてきて、気は抜けていった。 「……私に声がしたのも、この人の祈りの力も、あの子の力も……聖女が祝福を増やす為のものだったのかしら」 不満はあれどその言葉に込めていたのは真実の追求だ。 話を聞く限り拍子抜けしていくことはいくつかあり、嘆き悲しみよりも追いつかないものが多いのが現状であった。 ただ、今ここに悪い人はいないと嬉しくて、それだけが知りたいのだけ。 「……正直私、痣が光らないことを願っていたの。 比べるようなものではないのだけれど、私も光らなかったらやりたいことがあったから」 「嫌味な女って思う? でもあなたの祈りの理由を聞いたらもうよくなっちゃった。驚いたけどロマンチックで素敵で」 勿論それだけが理由ではないのだが、あなたの理由と彼女の中で抱えていたものは運良く喧嘩することはなかったのだ。 「あ……私ばっか込み入ったことを聞いてごめんなさい。 一応聞きたいことは聞けた。……その……。 シヴァがあなたをいい男と言っていた理由が……ちょっとだけわかったわ」 (-138) 2024/02/08(Thu) 20:53:20 |
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