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【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「…………え?」 依存って、どういうこと? と、聞き返す前に額に振ってきた唇に目を見開いた。 冷たいのに暖かさを感じるから不思議だなと、心の何処かで思いながらも。 何が起きたのか一瞬理解が及ばなかった。 これが前世だったなら、エリーゼは泣くほど喜んだはずだ。 けど。 「い、言うだけ言って勝手に終わらせるなよな……!」 さっきまでの温かさは何処に行ったというのというほど、パキパキとした音が響いて耳に残る。 どうしたらいいかなんて、わからない。 自分の気持ちもまだ、定まっていないのに。 ぐっと手を伸ばして、あなたの服を掴んだ。 服の上からなら、大丈夫だと。 引き寄せて、抱きしめた。 冷凍庫で冷やした抱き枕みたいな、そんな感覚かもしれない。 でも構わなかった。 偏見とか嫌悪感とか、そういうのは元々なくて。 ただ、このまま凍りついてほしくないと、そう思った。 「俺だってセンパイに幸せになってほしーのに…… センパイの気持ちは嬉しいのに、俺、今何もまだ、言えない」 今、何も返せないのが辛いと。 そう思ったのは初めての事だった。 (-212) 2022/01/30(Sun) 22:54:12 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「普通ってなんだろーな? 俺は今の俺が普通だと思ってるけどさー 他人から見れば俺も普通じゃないって思われるのはわかってるっていうか」 (+45) 2022/01/30(Sun) 23:22:19 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩「いしき……してよ、いっぱい、良くなって」 敏感だと理解した耳朶を甘噛みして舌で転がしながら、大きく反応を示す場所を重点的に擦るように腰を動かしていく。 正解かどうかはわからないけど、気持ちよさそうな反応が返ってくると、同じように自分までも刺激されてしまってヤバい。 当たる胸の柔らかさも、必死にしがみついてくる腕も、切羽詰まった声も、全部可愛い。 だからこそ、ヤバいんだけど。 「……っ!」 トントンと奥をノックするように腰を動かして、お互いに少しずつ限界に近づいていく。 正面から、あなたの透き通った瞳をみつめた。 もう、どこかに飛んでいってしまいそう。 「ヤバ、煽るの……うますぎだろ!」 ひくりと身体が震えた。もう我慢できなかった。 あなたが悲鳴に近い声をあげようとも、何をしようとも止まれない。 中に全部出してしまいたいという衝動に火が点けば、もう戻れない。 (-235) 2022/01/30(Sun) 23:42:33 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「まーなんだ。 難しいことは置いといても、普通だろうと違っても、俺は俺が楽しいと思えることができればいいかなって思うぜ」 とはいえ。 難しいことは考えない、それが一番楽だと思ってたけど。 今はそうもいかない事が多すぎる。 「俺は不破みたいな変身ヒロインじゃないしさー…… 手の届く所しか守れないってな!」 (+50) 2022/01/31(Mon) 0:02:47 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩「ん”……っ、いっしょ、にっ」 熱い、甘い、溶ける―――たまらない 抱き合って、目の前にある肩に吸い付いた。 他人と温泉に入るというのに赤い痕がついてしまったが、今はそれを気にする余裕もなく、その昂りをぶつけていく。 水音と甘い声が部屋中に響いて、卑猥さを増す。 まるで、耳からも責め立てられているかのようだ。 「も……っ、でる―――――!」 あなたが深い快楽に達したのと同時に、自分もその最奥に注ぐかのように果てていく。 今出せるすべてをもって、あなたを満たせるように。 (-250) 2022/01/31(Mon) 0:42:48 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「なんか難しい話してるぅ……。 俺あの招待状とかのことで頭いっぱい。 先のことなんて考えてらんないなー……まだ」 うーん、と考えあぐね。 よし、と手をうつ。 「昼からはスキーとかスノボとかするか! 俺の場合体動かしたほうがスッキリするもん」 (+52) 2022/01/31(Mon) 0:45:36 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「よくないだろ、全然良くない。 センパイが、ちゃんと欲しいって言えるようにならなきゃ」 難しいことはわからないけど。 「愛し合う、ことは……誰ともできない!」 諦めないで、一歩踏み出して欲しい。 こうして突き放すことができないくらい、温もりに焦がれてるのなら。 ぎゅう、と一層力を込めた時、何かがぴりっと走った気がした。 氷が……心臓から? 「センパ……これっ!!」 これまで氷が剥がれて落ち続けるなんてことは、見たことがない。 今急に症状が悪化したということかと、腕を緩めるとあなたの顔を正面から見た。 (-264) 2022/01/31(Mon) 1:17:36 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩深く深く息をつき、ずるりと中から這い出してみればゴムの中には二度目とは思えない量の精が溜まっていた。 それだけ夢中になってしまったのだろうと、あなたの言葉に頷いてゆるゆるとゴミの処理を始めていく。 「ごめ……早くイかないように必死で……つい」 口元に手をやりながら、その肩につけてしまった痕を見やった。 白い肌に結構……、しっかりとつけてしまったため、数日は残ってしまうだろうなと遠い目にならざるを得ない。 「…………、元気に、なった?」 それでも気になることを問えば、あなたの顔をじっと見つめる。 先程までの潤んだ瞳は嘘のように笑顔のあなたから、目が離せない。 (-270) 2022/01/31(Mon) 1:26:15 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 村人 久瀬 真尋『なにそれ怖い……』 女の子は可愛いけど、大量にいてこっち向かってくるのは怖すぎる。 『センパイはそーいうの、経験豊富なの?』 (-271) 2022/01/31(Mon) 1:31:20 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩「それなら……良かった」 血色も良くなったし、笑顔だ。 これなら多分大丈夫。 そう思うとほっとして気が抜けてしまった、気がする。 ゴミがバレないように苦心しながらまとめると、チェストの上の水を手にとって煽るように飲んだ。 体全体に水が行き渡った感じがするのが心地良い。 あなたにも「飲む?」とペットボトルをそのまま差し出すだろう。 「また……ヤバくなったら、言って。 誰にでも頼めることじゃ……ないだろ? いや……戸森に気になる奴ができたとかなると別だけど……さ…… 」なぜだか最後は小声になってしまった。 (-280) 2022/01/31(Mon) 2:01:39 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 村人 久瀬 真尋『俺には人並みの基準がわかんない……』 そういえば御年90代だったなぁ、などとおもいつつ返信をうつ 『招待状、貼ってあるじゃん。 俺、とあるやつからあの通りにしてあげてって言われたんだ。 ヒントは会いたい人、心当たりのある人、嫌いな人、気になる人 俺の解釈で良い……って言われたんだよ』 『もう何がなんだかわっかんねーしさ…… 俺自信がどう、思ってるのかわかんなくなる時があるし…… 何もかもがわから…… っていうか文字打つのめんどくさい 』面倒くさいって言った。 (-286) 2022/01/31(Mon) 2:22:42 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩「俺に気になる人…………」 それは確かにそう、だけれども。 後にすぐ秘密は割れることにはなるが、この時はまだ知られてはいない。 知られたら、変な人と思われてしまうかも。 そんな風に考えて、なんと言えばいいかと思いを巡らせながらぐっと口をつぐむ。 「俺は……、わかんないんだ。 気になるがいっぱいあって、どれが本当の気になるなのか、よくわかんない」 個室の利用時間はまだ大丈夫かと、時間を確認しながらあなたの隣にそっと寝転んだ。 枕に顔を埋める様子がなんだか可愛くて、眉尻を下げて笑う。 「そういう意味では、戸森のことも気になる。……ほっとけない」 だから頼っていいと、あなたの柔らかい髪を撫でるだろう。 ――いつの間にか、名前の後に”ちゃん”をつけるのをやめてしまった。 (-290) 2022/01/31(Mon) 2:33:59 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 村人 久瀬 真尋『くそばか』 なんとお怒りのスタンプ付だ。 別に怒ってなどないが、誂われてるなと思ったよう。 『食うー、適当に人の居ないとこでな』 つまりは誰かに聞かれたくはないと、そういうことだった。 (-292) 2022/01/31(Mon) 2:37:55 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「ネタにされすぎるともう何のために秘密にしてたんだかわからなくなるな……」 『こういう場所のほうが稀だと思いますわよ』 「そうですね」 本人たちはそれなりに深刻に悩んでいるのだが。 でもやっぱり魔法少女はネタにしたくなるからわかる、くそっ。 (+56) 2022/01/31(Mon) 10:28:55 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 村人 久瀬 真尋『さ、寂しくなんてありませんわ! 大体あなたいつも人のことからかって―――』 「はいストップストップストップ。 そー……あの招待状通りにしたい、んだけどなぁ アレを貼ったのはあの子だと思うんだけど……その本人から招待状通りにしてあげて、って言われたから意味わからなくってさ」 「それでヒントに当てはまる人を考えてたんだけど―――………」 そこで困ってしまってるというわけだ。 (-315) 2022/01/31(Mon) 11:13:16 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩気になるにもいろんな形があるが、正直前世関係者の久瀬センパイと偉智センパイはとても気になる。 特に前世の自分は婚約者が大好きだったから、記憶に引っ張られて小さな事でときめいてしまう……なんてここに来て何度もあるのだ。 でもそれは。 前世の自分の感情だ。わかっている。 わかっているけど純粋に慕う気持ちもあるから境目がわからない。 でもそれなら、前世とは何にも関係ない戸森が気になるという感情は、一体どこからきたのだろう。 それが、今の自分にはまだ判別がつけられなくて、どこにも行けなくなっている。 「うん、良いよ。 だから……無理しなくていいし、自分で自分傷付けるような真似はやめろよな」 何かを押し隠した笑みがまたひとつ、気になって。 でもそれを問いただすことはできないから、この手をあなたの背に回す。 今はもう、この腕の中に閉じ込めておくだけで十分だと……そう思いたかった。 (-316) 2022/01/31(Mon) 11:24:51 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「薬飲んだら落ち着く? ほんとに? 良かった……、キツかったらちゃんと言って……うん?」 さっきとは違って、ちゃんと言われた。 目と目をあわせて。 心臓が、うるさい。 ドキドキいってる。 これはエリーゼのもの? それとも俺のものなのか。 それがどうにもわからない。 だけど確かなのは……好きだと言われて、嫌だとは思わないってこと。 そう思われることは、泣きたいくらい嬉しいということだ。 「さんきゅ、センパイ。 俺もセンパイのこと大好きだ。……でも」 「でも、まだ俺には答えが出せない」 「いっぱい考えるから……答えが出せるまで、 ……待ってて欲しい 」だめかなと。 俯くあなたにそう、問いかける。 (-318) 2022/01/31(Mon) 11:39:49 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃それはお昼間の時間軸。 あなたの持ち歩いてる端末に一本のDMが届く。 『エスコートするからスキーしよ!』 (-319) 2022/01/31(Mon) 11:41:14 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「おっす! 今日も雪いっぱいでスキー日和だな」 スキー場は逃げないが善は急げ。 あなたの言葉に頷くように、ゲレンデへ向かう。 スキー場でウェアに着替え、スキー板などを借りて改めてゲレンデで落ち合うだろう。 (-328) 2022/01/31(Mon) 14:39:00 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「の、飲み過ぎはだめだぞ?」 俺バカだけどなんとなくわかる。 それ、薬の飲みすぎの時の症状では? それでも精神の安定が何より命に直結する状況では、多少飲みすぎるのも仕方ないかもしれないと、そう理解してそれ以上は何も言わない。 やっと上がった顔に、頷きに、言葉にほっとした表情を浮かべ目を細める。 「ありがと……絶対、ちゃんと考える」 今一度、自分だけ記憶を持って生まれた意味を考えた。 何より悔いがあった。 もっとちゃんと、周りを見ることが出来ていたらとか 隙きを与えないように出来ていたらとか もう少し人に優しくできていたらとか、沢山あった。 だけど多分一番は。 もう一度傍にと、それだけを願ってエリーゼの魂は旅をしたからなんだろう。 エリーゼとちゃんと話をしなくちゃ。 多分、答えは彼女が持っているから。 「もうすぐ夕飯かな。行こうよ、センパイ」 まさか。 この夕飯時に秘密が全員にバレてしまうなんて、思ってもなかった。 問題は本当に、山積みだ。 (-345) 2022/01/31(Mon) 16:31:16 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 無彩 戸森 夢彩「うん……。 戸森の抱える問題は……戸森にとってしんどい事だってくらい、俺にもわかるよ」 だから無理しないで、頼ってほしいと思う。今だけでも。 ぎゅう、と閉じ込めた腕に少しだけ力を込めた。 先程までの熱が嘘みたいに落ち着いていて、離したくなくなるくらいには心地が良い。 「明日からは、一緒にダンスやってみる? ここにいる間は毎日、練習するつもりだし…… 俺も指摘してくれる人居てくれたら助かるし。付き合ってよ」 頼む! とわざとらしく笑って。 戻らないわけにはいかないから、もう少しだけとお互い同じ事を言いながら。 時間ギリギリまで他愛ない話をして、二人の時間を過ごしただろう。 (-347) 2022/01/31(Mon) 17:16:20 |
堂本 棗は、なんで皆で鶴折ってんの……? (c18) 2022/01/31(Mon) 18:00:33 |
堂本 棗は、なんとなく真似して鶴を追ってみた。出来栄え:31 (c19) 2022/01/31(Mon) 18:01:01 |
堂本 棗は、鶴に足が生えたなと何故か満足している。 (c20) 2022/01/31(Mon) 18:01:45 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「氷室ちゃんはスキー初めてって言ってたよな。 俺も雪の上滑るのは初めてだけど……サマーゲレンデで滑ってたから任せてくれていーぜ」 夏でも滑れる人工のゲレンデは、昨今はまずまずの人気がある。 同じようにスキー板で滑るから、基本は全く同じだ。 「まずは止まり方、それから曲がり方を覚えておけばなんとかなる。 最初はスキー板をハの字にすれば減速するからそれで止まっていけばいい。 よくテレビとかで見るようなザザっと板を横にして止まる方法は最初は、難しいから真似しないこと」 「曲がる時はこうやって―――」 ▼ (-377) 2022/01/31(Mon) 19:43:43 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃おもむろにあなたの手を持つと、その腕を支えて羽根のように広げた。 「広げたら、曲がりたい方向と逆の手を下げるんだ。右に曲がるなら左を下げるって感じ。 こうしたら自然に重心が移動するし、しっかり風を受け止めてスピードを出しすぎないように出来るから。 走ってる時もそうでしょ? 曲がる時はスピードを落とすのが大事ってこと!」 「後はそうだなー。滑る時はスキー板はまっすぐしよう。 逆ハの字とかになるとどんどん足が広がって転んで危ないから。 最初はこれだけ覚えて滑ってみようぜ」 最初はそれこそ、スキー板を履いて歩くのも一苦労なのだ。 ゆっくり移動してみようかと、ほんの少しだけ斜面を登って滑るべくあなたを手招きした。 その様子はやはり、スキーにはある程度慣れている様子が伺えるだろう。 (-378) 2022/01/31(Mon) 19:45:42 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「つか、腹減った〜〜〜 そろそろ夕飯だろ。今日のメニューなんだっけ?」 そして新たな被害者が生まれる時間である。 果たしてどうなることやら。 招待状の解明についてはまったく進んでいない。 散々悩んでいるようだが、さて……。 (+57) 2022/01/31(Mon) 20:14:28 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗「そりゃまぁ……隠したくて秘密にしてることが公開されるのはなぁ……」 バラされると困る人は多くいよう。 初日にバラされた3人は割と開き直ってしまったが、それはそれである。 (+59) 2022/01/31(Mon) 20:46:57 |
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