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【秘】 UNK-403 エーラ → バンカー ストレルカ呼び出された少女は、やはりすんと澄ましたような。 はあ、と溜息を吐く様子は諦めにも呆れのようにも聞こえる。 「ノッテを、このヴェスペッラに乗った人員を嫌いだと。 今でも殺したいと思っていると」 「そう言ったら、わたしへの処分は重たくなる?」 「わたしは」 「前にストレルカと話したことが、叶わないなら」 「今すぐここでバックアップを破壊したっていい」 「悔やんでるよ、このバックアップに自壊プログラムを積んでおかなかったこと」 そんな時間もなかったわけだけど。 未だ、あなたが自分を家族だと思っているなら。酷いことを言っていると思う。 「こうなってるなら、他のソーレのメンバーも暴かれてるんでしょ」 「どうなったの」 (-92) 2024/04/13(Sat) 11:06:05 |
【秘】 UNK-403 エーラ → 箒星 ストレルカあなたの答えを聞いて、より一層声色が低くなる。 潜入したファミリーの顛末も。あなたの顛末も。 何一つ自分の思ったようにならなかったこと。 失敗したのだから、当然だけれど。 元々、こうするべきだったのだ。 ありもしない希望に手を伸ばしたのは、気の迷いだ。 よく考えてみれば、ノッテに媚びをうって生き延びて 何になるのか。 自分に嫌気がさすだけだ。 「……ストレルカ」 「さっき、わたしにとってノッテはどうだったかって聞いたね」 「 討つべき敵だよ 」「今も変わらない」 淡々と。冷静に。 「おまえに取り入れば、ノッテを内側から壊すチャンスに近付けると思ったんだよ」 嘘。 けれど、もういいのだ。 遅かれ早かれ、決別することになるのだから。 最初に戻るだけ。 ▽ (-114) 2024/04/13(Sat) 23:40:05 |
【独】 UNK-403 エーラ(でもね) (ストレルカのことは、結構好きだって) (あれは、嘘じゃなかったんだよ) 積み重ねたあなたとの時間が、未来につながっていればよかったのにね。 わたしとあなたが、本当の家族だったら。なんて。 (-115) 2024/04/13(Sat) 23:43:02 |
【秘】 ■から手を離す エーラ → 箒星 ストレルカ「家族なんかじゃなかったよ」 「ずっと」 「今までも」 「これからも」 ぱ、と 放つ。 あなたを、遠ざける言葉。 ノッテファミリーのストレルカ。 あなたなら、どうするべきか わかるよね。 (-116) 2024/04/13(Sat) 23:47:07 |
エーラは、ただ。「ストレルカ、きらーい」とだけ言った。 (a29) 2024/04/14(Sun) 1:14:49 |
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