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名前 | ID | 生死 | 勝敗 | 役職 |
---|---|---|---|---|
毒薬愛好家 キュー | master | 襲撃死 (2d) | 敗北 | 村人陣営:村人 村人を希望 |
探求者 バーナード | uni | 生存者 | 勝利 | 邪気陣営:決闘者、宝玉、邪気 決闘者を希望 邪気だった 運命の絆★ラサルハグ |
従者 ムルイジ | konaKURAGE | 処刑死 (3d) | 勝利 | 裏切りの陣営:深林之民、宝玉 深林之民を希望 |
狂花繚乱 レヴァティ | もちぱい | 舞台に居た | ||
夢幻泡沫 アルレシャ | rustyhoney | 処刑死 (8d) | 敗北 | 人狼陣営:凶狼、宝玉 凶狼を希望 |
人形師 シェルタン | smmmt | 処刑死 (7d) | 勝利 | 裏切りの陣営:深林之民、宝玉 深林之民を希望 |
狂信看守 エルナト | halmgn | 生存者 | 敗北 | 村人陣営:反魂師、宝玉 反魂師を希望 |
規律指揮 スピカ | axyu | 処刑死 (4d) | 勝利 | 裏切りの陣営:深林之民、宝玉 共鳴者を希望 元々は骨噛みだった |
衝撃波 ポルクス | yayaya8 | 襲撃死 (3d) | 敗北 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 共鳴者を希望 |
ζ クロノ | hundred | 生存者 | 敗北 | 村人陣営:共鳴者、宝玉 共鳴者を希望 |
欲しがりな ロベリア | sinorit | 生存者 | 敗北 | 村人陣営:狛犬、宝玉 狛犬を希望 |
狂い咲きの花贄 ナフ | shingetsusou | 生存者 | 勝利 | 裏切りの陣営:囁き狂人、宝玉 囁き狂人を希望 |
高速度星 ラサルハグ | poru | 襲撃死 (6d) | 敗北 | 邪気陣営:狩人、宝玉、邪気 狩人を希望 邪気だった 運命の絆★バーナード |
泰然自若 シトゥラ | sym | 生存者 | 敗北 | 妖精:月兎、宝玉 月兎を希望 |
蒐集家 テンガン | greenrotara | 処刑死 (5d) | 敗北 | 人狼陣営:凶狼、宝玉 凶狼を希望 |
アルレシャは、誰よりも先に、処刑室へ。 (a0) 2022/03/05(Sat) 21:34:34 |
バーナードは、処刑室へと歩いていく。足取りは……普段通りと言ってもいいだろうか。 (a1) 2022/03/05(Sat) 21:36:28 |
ロベリアは、自室。…から上着とポーチを手にして処刑室に早足で向かう。 (a2) 2022/03/05(Sat) 21:37:58 |
【人】 蒐集家 テンガン「――さて」 今日はここからが本番だ。最後の、かはともかく。 傷はすべて治してきた。考えられる準備も全て行った。 ショットガンを手に、処刑室へ向かう。 (0) 2022/03/05(Sat) 21:38:30 |
ナフは、処刑室へ足を運ぶ。真っ先に居る夢幻へと笑いかけた。 (a3) 2022/03/05(Sat) 21:38:31 |
ムルイジは、少し考え込み、ゆっくりと処刑室に向かうだろう。 (a4) 2022/03/05(Sat) 21:48:41 |
【人】 衝撃波 ポルクス処刑の時間。男は今日も自室にいる。 自室に居るにも関わらず扉は薄く開きっぱなし。 動く人の音の行く先を心臓で追っていた。 「…………、」 どうしても気になってしまう。 完成した曲の楽譜を乱雑に片付け、中継を繋いだ。 (1) 2022/03/05(Sat) 21:48:50 |
シェルタンは、これまで通り処刑室に向かう。 (a5) 2022/03/05(Sat) 21:54:35 |
シトゥラは、いつも通り向かう。きっとゆっくり先を行っていた翠に追いついて、一緒に。 (a6) 2022/03/05(Sat) 21:58:59 |
【人】 白昼夢 アルレシャさて。 誰よりも早く処刑室で待っていた最後の狼は、手に軍用ナイフを一つ握っていた。 指先で刃を少しなぞる。薄ーく皮膚が切れる。これは幻ではない。 「僕はな」 人が増え、大体揃ったかというタイミングでいつも通りの声色で紡ぎ始める。 ゆっくり、笑いかけてくれた世捨て人に近付いていく。 「僕は死ぬのがとっても怖い。治るとしても。でもこうして死ぬと分かりきっていると」 にこり、とハーミットに笑いかけて。 その腹に、ナイフを突き刺すだろう。ずぶずぶと埋めるように。 「なんでも出来そうな気がする。 暴れ足りない 」もしハーミットが傷を受けてくれるなら、ナイフを引き抜いて出入口付近に突き飛ばしにかかる。塞ごうとするように。 その傷は、即死はしないだろうが、放っておけばじわじわと命を蝕むものだ。 [▽] (2) 2022/03/05(Sat) 22:12:13 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「最後の見せものだ!俺と踊れよ!」 声を張り上げる。 途端、アルレシャの周囲足元から ドレスを焼くような炎 が噴き上がる。一拍後、頭上に高く手を掲げる。 琥珀の礫 を呼ぶように。処刑というより、これは討伐だ。 処刑室をステージとした、この狂った狼を殺してみせるといい。 (3) 2022/03/05(Sat) 22:16:17 |
【人】 疾風迅雷 バーナード>>2>>3 討伐対象 「――、」 自分の周囲にアルレシャの幻想に抗う風を吹かせながら、男は僅かに後方へ。この無礼講を通じて自分を信じる力を養った一方、大切なものに対しても信じる力を養ってしまったのだ。気軽に話せる同僚のもたらすそれらを幻想だと思いながらも、すぐさま完全に信用に値しないと切り捨ててしまうのは難しかった。 「戦えない奴はとっとと出ろ。戦える奴でも気乗りしないなら外行け、アイツ相手に庇うとかふざけたこと言ってられねえ。 殺る気も殺られる気もある人間……と、 『絶対殺らせない』 意思のある人間は残れ」周囲がどう動くか次第で男も動きを変えようかというところ。そもそもとして白兵戦向きではないため処刑室の外から攻撃できねえかな……と思いはするも、流石にそれが無粋であることは理解しているため口には出さない。 (4) 2022/03/05(Sat) 22:35:53 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ>>2 夢幻 君が歩み寄るのを、変わらぬ微笑みで見守っている。 それは約束された心中への足音。 静かに、穏やかに、佇んだまま、ナイフを腹に受ける。 柄までも、埋め込むことは叶うだろう。 「あ゛ッ……」 呻き聲。それは君に力を与えるだろうか。 衝動を。暴力。それは生への欲求への裏返し。 「はっ……ミラージュ……。それだけでいいのかい?」 ナイフ一本。動きに支障はない。深い傷は血を失わせ死に至るであろうが、これだけではまだまだ時間がある。ならば。 「それとも、隠者も舞踏会に招待してくれるのかい?」 埋め込まれたナイフを握り、引き抜く。 出血が酷くなるが、構いやしない。……残り時間が丁度良くなるくらいのものだ。 君の幻想が処刑室を塗り替える。 「――アルレシャ。宴は終わった。これは夢幻だ。 なにも、無い。 」凍傷を齎すような金属めいた声。君の見せたいものを見続けて来たコレは、初めてその幻想を否定する。 知っている。虚ろとは、コレの最も良く知るもの。 琥珀の雨 、炎のドレス の中、コレは平然と佇み、赤く濡れたナイフを君の腹へと向けた。 (5) 2022/03/05(Sat) 22:36:46 |
【人】 蒐集家 テンガン「殺される訳にはいかないが……困った。今回は守ってくれる人間はいないか」 大振りの盾をその場に立てる。 もちろんこの会場から去る気はない。仲間の最後の見せ場だ。 自分が殺されては困るし、すぐに 死なれても困る。 銃口はアルレシャへと向け。 「一体何人残る?」 (6) 2022/03/05(Sat) 22:46:55 |
バーナードは、守りが必要ならそちらにも風を飛ばす。炎は吹き消すものだろ? (a7) 2022/03/05(Sat) 22:48:47 |
アルレシャは、見様見真似の琥珀の雨を。室内に残る全員へ目掛けて落とす。 (a8) 2022/03/05(Sat) 22:56:14 |
アルレシャは、処刑室の外から遠距離で攻撃されたとて、文句を言いはしない。 (a9) 2022/03/05(Sat) 22:56:50 |
テンガンは、バーナードに感謝する。焼かれると熱い。 (a10) 2022/03/05(Sat) 22:57:55 |
【人】 泰然自若 シトゥラ「守りが足りないならそっちに回る」 柄に片手を添えながら、腰にもう片方の手を回す。 二つ。キューブを開ける。 水の塊が浮かぶ。浮かぶ。 「遊び相手が足りないなら構ってやる」 折角のステージだ。踊らにゃ損ってやつだろ? (8) 2022/03/05(Sat) 22:58:03 |
【念】 従者 ムルイジ使えなくなっていた筈の、懐かしささえ感じるそれを起動する。 「グロリオサ、シトゥラ様。 …聞こえているだろうか?俺は貴方たちがいる限り此処からは退かないと誓おう。 貴方たちが、見えない場所で傷つくのは嫌なんだ」 処刑対象を見つめながら、囁く様に貴方たちへ。 (!0) 2022/03/05(Sat) 23:01:27 |
ナフは、この処刑、防衛には回れない。 無いモノからは護れない。 (a11) 2022/03/05(Sat) 23:04:56 |
ムルイジは、静かに呼吸を整える。 (a12) 2022/03/05(Sat) 23:06:59 |
【妖】 人形師 シェルタン「俺は やる気 だよ。……処刑対象が最大の脅威、だなんて。こんなに面白い舞台に乗らない筈がない。」 「シトゥラ様の事は、コヨーテが守ってあげなよ。……主人を護ってこその従者というものでしょう? スピカはどうする?この場から引かないのなら、君に『おまじない』を授けようかと考えているのだけれど。」 ($0) 2022/03/05(Sat) 23:15:30 |
【人】 時魔嬢 クロノ「…最悪ね、幻想とはいえ肌によくないわこんなの」 自分がこの炎を炎だと認識してしまった以上、思った通りの影響を受けてしまうだろう。 「んー、了解。私は戦うの嫌だから出ていく事にするわ」 くるりと踵を返す。数秒も歩けば、処刑室の鉄扉の外だ。 「───ただ、折角だし」 数秒で立ち去れるなら、残った数秒は抗ってもいい時間だ。 その手には、投擲用のナイフが握られている。 (10) 2022/03/05(Sat) 23:16:41 |
【置】 時魔嬢 クロノアルレシャの身体には、(5)1d6本のナイフが突き刺さっている。 恐らくは投擲されたのだろう。とはいえそれほど深くは刺さっていない。 加えて辺りにはあなたへの狙いを外したのだろう、沢山のナイフが散逸している。 殺意には足りない、単なる"あてつけ"だと、理解に及ぶだろうか。 「それじゃ、後は任せた!」 当の本人は捨てゼリフの様に吐き捨てて、鉄扉の向こう側へ。 "ここまでくれば大丈夫"と、クロノが確信するところまで。 (L0) 2022/03/05(Sat) 23:23:26 公開: 2022/03/05(Sat) 23:25:00 |
【念】 従者 ムルイジ「俺からすると君の事も護らせて欲しいのだが。せめてあの"偽物"くらいからは」 その琥珀が自身の生み出したものでないと、地の気を纏わない幻想だと理解している。故にそれはこの男を貫きはしないだろう。 君はそういうけれども、我儘を覚えた今だから。相方と主人へは障壁を展開しよう。一時的なものだし、君が拒めばそれは解除できる。 (!2) 2022/03/05(Sat) 23:24:19 |
【人】 従者 ムルイジ「―――さて」 「本物を見せないのは失礼にあたるだろう?」 小柄で大人しくはしてくれないであろう貴方に当てるのなら。 数も精度も必要だ。故に呼吸を整え、集中して。 あの日の様に、数十の結晶を創り出す。 ―――全て、貴方の為の贈り物だ。 幾つが貴方に触れられるかは分からない。 けれど、それらは様々な軌道で貴方を追うだろう。 (12) 2022/03/05(Sat) 23:36:47 |
【妖】 人形師 シェルタン「……全くもう。」 呆れた様な色の声は、それでも嬉しい色を隠せていない。 君の雨を知っている以上、他の幻想よりはまだ効きにくいだろうとはいえ。その障壁を拒むことは無かった。 ($1) 2022/03/05(Sat) 23:38:11 |
【人】 『巫覡』 ロベリア最後の吠えは最後の狼を選んだ。 だからといって何をするでも無く、今がある。 ゴーグル看守の声は聞こえているが、アルレシャと踊るのは楽しそうだと思ったが故に残る事を決めた。 ここでいいものを想像してくれる人いたら寄って行くのだが、そもそも維持するのに疲れそうだとも思う。 褐色看守に助けられるのは 癪 だが、返却の為に持ってきた 彼の傘を自分の身を守るために使う事にした。それから頭上を見上げて………。 「………綺麗だな」 炎 も琥珀の雨 も、美しい。本物だろうが偽物だろうが、そう感じたから言葉を零した。 アルレシャの想像を形にしたらきっと楽しいのだろう。 …まあ、幻だと知らないから、焼ける感覚もあの雨の痛みも普通に受けてしまうのだが。 (13) 2022/03/05(Sat) 23:39:59 |
【人】 規律指揮 スピカ「はい、戦いに参加します。」 退くつもりはない。戦えないわけでも、戦いを嫌うわけでもないのだから。 それに、もし暴れる人が外に出てしまって、人を殺すのは悪いことなのだから。そしてそれを止めなければいけないから。 ──それが事実かは別として。 そして、スピカにも向って雨が降るというのなら少女は反撃をする。たまたますでに散乱していた、そのなかの足元にナイフを攻撃してきたアルレシャに投げつける。 (14) 2022/03/05(Sat) 23:43:57 |
【人】 泰然自若 シトゥラ「……ムルイジも無茶はすんなよォ」 水が広がる。炎を沈めるように、舐める熱を冷ますように。 ……さて、障壁はどの程度シトゥラを守るだろうか。 結論から言う。 琥珀 がシトゥラを害する事は、有り得ない。 シトゥラはそれらが自身を害するものだと思わないし、もし微かな疑念があったとして、その程度なら 障壁 が遮ってくれただろうから。周囲を探知しながら、シトゥラは佇んでいる。 (15) 2022/03/05(Sat) 23:48:08 |
ムルイジは、シトゥラ様へ。「貴方こそ、無茶はしないでくれ」 (a13) 2022/03/06(Sun) 0:08:21 |
【人】 人形師 シェルタン舞台は整った。 狂った狼は猛り、群れる犬狼は護り、英雄は迎え撃つ。 ならば、自らも舞台に上がる時だ。こんな楽しそうな舞台に、悪魔が乱入しない筈が無いだろう? 「……折角の狼様とのダンスの誘いだもの。 俺も頑張らないと、ね」 選んでいた武器は、三又の槍。 少々重いが、問題は無い。 虚実の言葉が染み渡ると共に。 狼へと向かい……素早く槍が放たれる!! (17) 2022/03/06(Sun) 0:24:49 |
【人】 白昼夢 アルレシャまるで慈悲のように奪い取れたナイフに みじめさを覚え、 舌打ちをひとつ。足払いの効果が薄いと手応えで分かれば、距離を取るナフからは視線を外した。あれをやるべきは今じゃない。 留まるのも仕方ない、恰好の的だ。強い弾が足元を抉るのは、そう考えてナフとは逆に飛び退く直後。 着地と床を踏みしめる足、を見計らったように身体に刺さっている5本のナイフ。いくら目がよくとも、見えないんじゃどうしようもない。 時を飛び越えるお前が一番苦手だ。 左腕に二本、左肩に一本、右腕に一本、脇腹に一本、を受けた。素早くスカートのベルトに軍用ナイフを刺し通し、右手で三本、左手で二本のナイフを引き抜いた。 痛い、痛い痛い痛い怖い死にたくない、まだ死なない、まだやれる! [▽] (19) 2022/03/06(Sun) 1:12:51 |
【人】 白昼夢 アルレシャーー本物には叶わない、美しさも威力もだ。 少なくとも、自分を白昼夢と知っているアルレシャにとってはそうだ。 たくさんの降り注ぐプレゼントに見惚れかけて、ナイフ五本を持ったまま体勢を低くした。 そのまま、全員に肉薄するくらいの勢いで縦横無尽に駆け回った。さて、一旦琥珀が撃ち尽くされるまではどれくらいかかるだろう。 スピカがナイフを投擲してきたのはその最中だろうか。 走り回る小柄に当てられるのならば、成長を祝わねばなるまい。 兎も角、これは勿論スピカにも近付く。攻撃というよりは、ぐいっと顔を近づけて。 「その言葉は本物か?ただの少女め」 シェルタンの言葉を揺らがせるように。笑い混じりに。慈しむように。 英雄ではなく道端の少女に接するように。ただそう言葉をかけた。尤も、当然のことこれはただの言葉だ。何の力もない。 そうして、足は悪魔の元へと。 射貫け、と命令さえたそれに追尾機能はあるだろうか?あれば、避けるのに苦労するかもしれない。が。 左手で持った分の二本のナイフを、投擲するには近すぎるほどの距離で、叩きつけるようにシェルタンへぶつけるだろう。 (20) 2022/03/06(Sun) 1:13:26 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ>>19 白昼夢 一度距離を取り、君の意識が外れたなら一度姿勢を整える。 腹の深い傷から失われる血。肢体の先の方が冷えていく心地。 治療を受ける気はない。共に逝くと言った。残り時間を測る。 混戦では邪魔になるだろうと鎖を手元に戻し、大ぶりのナイフを二本。 素早く目の良い君を 捕らえる ために、取り回しのいい武器による接近戦を選ぶ。ムルイジの 真の琥珀 が降り止むのを待つ間はあったろうか。無ければ多少の傷が増えたところで構うまい。シェルタンへ叩きつけられようとするナイフの軌道に割り込み、白銀の刃を君の軍用ナイフに叩きつけ受け止めようとする。 (21) 2022/03/06(Sun) 2:38:48 |
【人】 人形師 シェルタン>>20 狂った狼 貴方を射抜く為に飛ばされた槍は、手足として扱う様"吹き込んだ"為に。それと同等程度の追尾性だろう。 ともあれ体格を活かし素早く避けた貴方に当たる事はなく、近い距離から二本、自身に向かい刃が叩きつけられる。 しかしそれは、隠者の手>>21によりこちらには届かない。庇われる事を想像していなかった為に少々の瞬きを挟むが、理解すれば目を細める。 「……流石」 漏れた賞賛は心からのものだ。狂気と悪を何一つ取り繕わず謳歌する貴方は、この眼にはとても魅力的に映る。 槍の軌道を、今度は斜めに。当てる為?否、行動範囲を狭める為。 (22) 2022/03/06(Sun) 8:38:09 |
【秘】 人形師 シェルタン → 狂信看守 エルナト「だって、一度手を出せば甘さを知ってしまうでしょう?記憶の中にその味が残っているのと、残っていないのとでは大きく違う。 多分僕以外にもそうしてこの監獄に連れてこられた人は多くいる事と思います」 「そう思うと、貴方の愛する人 ……というか推し? が看守様方に変わったのはかなり幸運だったかもしれませんね?道を外しても許される機会も多分ここの無礼講ぐらいでしょうし。」 他でやったら重罪としてそれこそ重罪だ。 (-2) 2022/03/06(Sun) 14:46:31 |
【人】 疾風迅雷 バーナード 処刑対象が撒き散らした琥珀の雨(>>a8)に関してはムルイジが処刑時に降らせたものの印象が強いのか、完全に無力化はできずとも吹けば飛ばせる程度のものとしての刺激に留めて。 しかし、続く縦横無尽(>>20)に関してはそもそも近接を許したくない人間であるために大きく出口側へと後退する。己より白兵戦に向いている従僕ですら状況がどうあれ殺されているのだ、自分がまともに相手取れるわけもないと判断している。そうしてその先日殺された従僕にちらと視線を向けてから、 「――……」 最後に攻撃対象へ鎌鼬を放つくらいはしたが、それは戦意ある者達の助けとなっただろうか。なろうがなるまいが男はそのまま処刑室を出て行くはずだ。 (24) 2022/03/06(Sun) 14:59:26 |
【人】 迅雷風烈 ラサルハグ「……下手すると他に当たるな、これ」 前のテンガンの時はみんなが比較的分散していたから、もといバーナードの為には他を気にする余裕も容赦もなく雷を叩き込んでいたのだが、この場だと『雷を撃ってもこちら側の手数を減らす悪手』になるのは分かりきっていた。【だから何もしていない】し、もう数度交戦したアルレシャは光と音で即反応できるだろうが、他は見てない人もいるだろうし。 なんて思考をしている所に投げられる視線に気付いて頷き、かかる声に『久しぶりの』通信に切り替えて返事をする。 (25) 2022/03/06(Sun) 15:23:19 |
【人】 迅雷風烈 ラサルハグ>>24 バーナードが撃ったカマイタチ 「最後に俺からも贈っておこう!」 バーナードが鎌鼬を放った瞬間、それに雷を当てて 属性 を帯びさせる。回避するか、直接触れない何らかの方法で払い除ければ『そのまま』だが、被弾したりリーチのある武器や素手などで払い除けると『雷の特性を帯びてナイフに刺された程度の痛み(痺れ)』の追加効果も浴びるだろう。簡単に言うなら、【威力2倍】と言った所だ。 去り際を狙われたら堪らないとばかりにそこは警戒して。余りこちらばかり見ることがあっても他が攻めに出ていつか隙もできるだろう。どちらにせよ、バーナードの呼びかけ通りこちらもその場を離脱した。 (26) 2022/03/06(Sun) 15:41:09 |
【人】 『巫覡』 ロベリア縦横無尽に駆け回る一匹の狼をとらえる術は無い。 とはいえ自身への接近が感じ取れるならば回避行動を取る。 回避し切れるかと言えば別だ。 「 どう、しよっか……な……… 」炎 も琥珀 も雷 も風 も水 も白銀 も自らでは生み出せない。誰かの想像が力となるか、あるいは………。 手元の銃に視線を向け、それから皆と踊る狼へ。 「 ………敵うはずもない、からね 」死を覚悟して動く以外にここに在る意味も無い。 軽く動きながら弾数の確認と狙うべき瞬間を待ち続ける。 (27) 2022/03/06(Sun) 16:32:44 |
【秘】 人形師 シェルタン → 狂信看守 エルナト (-3) 2022/03/06(Sun) 18:51:44 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス無自覚そうな様子に、だろうなあーって顔をしている。 だろうなあー。 「全くしんどくない訳ではないですけど、慣れていますし。いい印象を持たれていれば、変な疑いや理不尽を被る事が少なくなり、利益を貰いやすくもなる。そちらの方が楽だし得だ。……そう考えたんですよ、僕はね。 ……というか、お兄さん居たんですね?てっきりお一人だったのかと」 少し迷った後、そこで嘘を付いても気付かれそうな予感がしたので、そのまま正直に口に出す。慣れているので比較的平気というのは間違いではない。 兄なら自分にも居たな、と思いつつ。此方は随分昔の話だし、何をしているのかも知った事ではないが。 「ああ、すみません。つい」 尚、失礼な発言にはしれっと開き直っている。ついではないのよ。 (-4) 2022/03/06(Sun) 20:11:24 |
【人】 白昼夢 アルレシャ血の匂いがする。自分のものなのかそれとも近くまで来た狂人のものなのか。 白銀の刃が己のナイフを止めるのを見る。拮抗、はしない。すぐさま手を離すからだ。 アルレシャは銃が好きだ。 だがアルレシャの戦闘スタイルは実のところ、銃撃戦向きではない。 シトゥラとの模擬戦であっさりとナイフを生成したり。 狩人に阻まれた際に手榴弾を投げつけたり。 スピカに看板を落としたり。 こうして、ナイフを振るったり。 アルレシャは、近接格闘術寄りのスタイルをしている。 向けられた賞賛と槍。 いつもならば軽口の一つ、わざとらしい猫かぶりの歓喜なんてものを返すんだろうが。何も言わずに悪魔を見た。 そこには悦すら伴わない純粋な殺意しかない。 ナイフを手放して空いた左手で槍の柄を掴み、勢いをつけて引っ張ってしまおうか。シェルタンの体勢を崩してやろう、と。 もしそれが叶えば、動きが制限されるのは自分よりもナフの方かもしれないが。なんせ、間に割って入っているんだから。 叶っても叶わなくても、ここに長時間足を止めてはいない。 ーーー演者はまだほかにもいる。 (28) 2022/03/06(Sun) 20:44:18 |
【人】 白昼夢 アルレシャ数秒は動きが止まっていただろう。その間に、そんなに威力の重たい弾を連射できるかどうかは分からないが。 弾が撃ち込まれている方向に、右手に持っていた三本のナイフを順に全て投げつけた。狙いは大まか、盾に守られるも構わない。牽制じみた動き。 そしてまた足を動かそうとして、出口付近へ向かった姿を見て速度を落とした。 スタミナはない。動き続けてはいられない。 出ていくなら早く出ていけ、そういう目をした。 して、ーー目を背けるのが一瞬早かったかもしれない。 「がっ……!?」 斬りつけられるはいい。そんなもの急所に当たらなければ。だから既に多めに攻撃を食らっている左腕を犠牲にしていなそうとした。 致命的なのはもう一つの方だ。 ばち、と走る痛みが頭の中に 恐怖 を思い出させる。動けなければなすすべがない! ……貴方に近い場所。 ぎり、と歯を食いしばって暫し硬直する狼がいる。 動けぬ間も無防備ではない。 手の中に鉄製のスコップを出現させて、殺気も顕わに方々を威嚇している。 (29) 2022/03/06(Sun) 20:44:55 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ>>28 >>29 蜃気楼 動く度に 足下が汚れる 。離れたナイフに刃を切り返して切り付けようとして、引き寄せられる槍を見る。 潜るようにそれを避け、一拍遅れた銀閃の間合いに君はもういなかったろう。 運ばれる酸素が足りぬ脳。ぐらりと視界が揺れる中、弾ける音を聴く。戦況を俯瞰する余裕など無い。ただその電気の音に反射的に君の隙を感じて、無理やりに体重を動かに再び君の方へ踏み込む。 スコップは 存在しない 。赤い足跡。 「 ――アルレシャ! 」君の 名を呼び、舞うように一閃、二閃。もう鋭さは無いだろうが、お前の 目 がこちらへ向けばそれでいい。獲物は、此方だ。 白い髪が視界に入るなら、それもまた処理すべき情報としてちらつくだろうか。 >>27 時を待つ狗を意識の端で捉えたなら、三閃、四閃。 畳み掛けながら視界を誘導する。 お前の目の前の獲物を見よ。 (30) 2022/03/06(Sun) 21:46:50 |
【人】 『巫覡』 ロベリア>>28 >>29 手負いの獣ほど怖いものは無い。 好機を伺いながらそんな事を思う。 そして今、待ち望んだその瞬間は訪れたようだ。 これを逃すまいと勢い良く白銀の傘を投げ捨て、銃を構える。 叶うならアルレシャに数歩近付いて狙いを付けやすくする。 名を呼ぶ事も、声を出す事も無い。ただ引き金を引くだけ。 彼に教わった全てをこの1発に乗せよう。 狙うは 中心 だ。踊ろう、アルレシャ。 当たればいい。自分にあるのは最低限の技術のみ。 身を守る術は今この手には何も無い。 こちらに向かうものがあれば回避は不可能に近いだろう。 スコップの存在も 認めている 。それが幻だと、ロベリアは 知らない 。 (33) 2022/03/06(Sun) 23:17:13 |
【人】 白昼夢 アルレシャ隠者がスコップを見ていないのは 見れば わかる。かといってそのためだけに一旦これを消すのも、ベルトに刺したナイフを抜き直すのも愛銃をとるのも、全て無駄に思えた。 だから、この痺れて動かない左腕はもういらない。 身体を揺らすように動かし、煌めく銀閃の的をそこに集中させる。 声には答えない。答えるだけの余裕はない。 白い髪が見える。俺のリボンの効果と似てる。 そちらに目を使っていれば、どうしても他への注意は疎かになる。 気付いた時には銃声と大腿に感じる衝撃があった。 何発かの銃弾が皮膚と肉に穴をあける。 退いた少女もまだ油断はできない。それ以上何を言うこともできない。 それでも気は配っていなければいけない。 目が足りない!障害物もだ! その場にいる者は、狼の背後に揺らぐような戦場の風景を見るだろう。赤い空、崩れた瓦礫と焦げた跡。 ぶつん、ぶつん、と脳から悲鳴が聞こえて、それらはすぐに消えてしまうのだけど。 鼻の奥に鉄錆の匂いを感知する。 そうして、腹の中心に熱を感じた。 じわ、と溢れ流れる血は即死には至らないが。 「……ッ!!」 まだ終われるか!! 足を踏み出すたびに血を流しながら、スコップを狛犬目掛けて縦に叩きつけようと。 (34) 2022/03/07(Mon) 0:16:29 |
【人】 蒐集家 テンガン>>34 「!」 狙いがロベリアへ向いて、それからテンガンは動き出す。盾と銃はその場に捨て走る。 もちろんその打撃を阻止するために動いたわけではない。 アルレシャの中身を暴いてやるのだ。 追い詰められつつある今がその機会だ。 スコップでの抵抗があろうと多少は耐えられる。この隙を掴むためにここまで無駄な怪我をしないよう気をつけた。 アルレシャの頭に指先を少しでも触れられるなら、全力で能力を使用する。 もしできるなら後頭部を掴み、逃さないような形で。 もっと気をつけて繊細な行使をしたならふわふわした違和感で済ませてやれるのだが―― この場においてはそんな配慮は一切しない。 強盗が盗みに入った家の家財の傷など気にしないのと同じ。 脳を掴んで、揺すり、ひっくり返して、それを幾度も繰り返すような感覚がアルレシャの平衡感覚を奪うだろう。 目的の情報を得る以上に抵抗を減らすため。 テンガンが見たいのは―― アルレシャが、今この場で、恐怖を感じているのか。 隠そうとしているであろう、それひとつだ。 探す過程で余計なものも見てしまうかもしれないが。 (35) 2022/03/07(Mon) 1:04:56 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 憐憫聖贖 ナフ「だァれが意地っ張りだ」 僕はただ、僕らしくあるだけだ。 「そっちがなにか知らねェがそっちだが???」 昔がなんだとかは知らねェがナフはナフだろ。そう簡単に自分を消費してくれるな。 きっと音の割にそこまで痛くはない……いや。跡付いちまったか?ちょっと強かったかもしれねェ。 額を赤くして腹を抱えて笑うナフを、暫く憮然とした顔で見ていただろう。 (-5) 2022/03/07(Mon) 1:12:29 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタンあなたの考えの通り、嘘は音で分かる。そして今の話には嘘の音が含まれていないと分かる。 だからきっと素直に話を聞いていた。"繕う"のが上手い人の考えは個人的にとても気になるので、少し前のめり気味に。 「ンーンン、そういうのって慣れるもんなのかー……いい印象、は……そう、だな……、そうだ……アンタの言う通りかもな」 悪いイメージはない方がいい。 できるだけ波風を立てない方が都合がいい。 裏をかくため弱いくらいに見えるのが丁度いい。 いつだったかに言われた言葉を思い出す。 ――それと似たようなものだろうかと、やっと解を得る。 「……ン? ああ……兄貴、は……いるよ……親には捨てられたらしいけど、兄貴とは……ずっと一緒だった」 そうして兄の話になると途端にぎこちなさが浮き彫りになる。 ずっと黙秘をしていた。存在をひた隠しにしていた。 話をするのが怖かった。理解されないのも怖かった。 何をどう言えばいいのだろうか。 「ここ入ってからは……どうしてるか、……わかんない、けどな」 尚、失礼発言とそれに伴う謝罪に関しては、しれっとされても別に何とも思ってないようにこちらもしれっとしている。 本人は「なんか、よく子供みたいに扱われるんだよなーなんでだろうなー」くらいの認識なので……。 (-6) 2022/03/07(Mon) 1:25:24 |
【人】 『巫覡』 ロベリア銃弾は手負いの獣を貫いた。 けれどもあれではまだ動きを止める枷にはなり得ない。 他の演者達がつけた傷を負って尚これなのだから。 すぐ様逃げようとして、肩と腕に走る痛みに顔を歪める。 模擬戦後、治療室に向かう事無く疲れを癒す為に眠りについたから、傷はまだ癒えていなかった。 その一瞬が迫る狼に接近を許す事になるのだが……。 ――…頭上に影が出来、狼が選んだ獲物が自分だと理解する。 逃れる事は難しいなと、手に持っていた銃の安全装置をかけ床を滑らせるように投げ捨てた。 誤射は、困るし。 だから腕で庇うことも出来ず、身を守る術は本当に何も無い。 無意識に視線を に向けそうになったから、目を閉じた。 ……視線で気付かれるのも、何だしね。 スコップは特に障害も無く叩き付けることが叶うはずだ。 脳が揺れ、目の前がチカチカと瞬く。声を上げた気もするし、頭を伝う何かの感覚があったけれど、思考が上手く定まらずにいた。 体はゆっくりと傾いて床に倒れ伏すのだろう。その後は指先が幾度か跳ね、暫くすればぐったりと横たわるのみ。 生きているのか死んでいるのか、直ぐに確認するのは今の状況では難しいのではないだろうか。 目の前にはまだ、今宵の主役が存在しているだろうから。 (36) 2022/03/07(Mon) 1:34:17 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 蒐集家 テンガン爆風。轟音。硝煙と土煙、崩れた瓦礫。 不明瞭な怒号。身を縮こめて息を殺すすぐ側を、何度も何度も通り過ぎていく敵軍の足音。 合わぬ歯の根を顎の骨ごと押さえつける痛み。 冷や汗が滲む気持ち悪さ。 恐怖、とまぜこぜの高揚。 吐き気。 「生きて帰るとは腑抜けた奴だ!」「恥を知れ、無傷など!」 記憶がこびりついて何度も何度も壊れた再生機のように。 目眩、頭痛。 死にたくない、 死にたくない! 遠くの爆発音。味方は敵軍の群に特攻したらしい。 あれは褒められるんだろうか。 砕け散ってもう拾い集めてももらえなかろう。 死にたくない。 いやだ、 いやだ、 いやだ!! どうしてみんな死ねるんだ。 こんなに必要ない俺が隠れているのに。 こんなに必要ない俺だって死にたくないと思うのに。 こわい。 なにもかも。 (-7) 2022/03/07(Mon) 2:04:53 |
アルレシャは、スコップを保てない。 (a14) 2022/03/07(Mon) 2:07:41 |
アルレシャは、喉を曝け出して頭を振り乱すだろう。 (a15) 2022/03/07(Mon) 2:08:14 |
アルレシャは、今までの挙動は嘘であるかのようにーーー、ただ、取り乱してなりふり構わず暴れる。 (a16) 2022/03/07(Mon) 2:09:14 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ>>34 >>38 現実 白銀が閃く度に 血の匂い が濃くなる。幾度目か、ぐらりと視界が揺れ、蜃気楼はまたすり抜ける。 血溜まりに膝をつく。 硬いものがぶち当たる音。 視界が暗む。これは知っている、死へ沈む気配。 流れ出す血液の残量。 まだ動ける。 死の瞬間まで 。テンガンの姿。その所業が齎すモノを、隙を知っている。取り乱し、荒れ狂う獣の姿。 夢が破れる時、世捨て人はお前に手を伸ばそう。 ――シャリン、とナイフの形を崩して、鎖へと。 楽園から引き堕とす蛇のように、鎖が伸びる。 さんざ痛めつけた腕に絡み、引き寄せたならその手首を捕らえ、叶うならばこの身で抱き込むように。 独りで死なせない為に。 「――捕まえた。」 蜃気楼を。 そのまま、 血溜まりに 崩れ落ちる。この身は、瞬間でも捉える鎖となれただろうか。お前に死を与える者のための。隠者がそれを知ることはない。 (40) 2022/03/07(Mon) 2:45:29 |
【人】 衝撃波 ポルクス自室で中継を見ていた。静かに中継を見ていた。 中継を見ていた。中継を見ていた。 中継を見ていた。中継を見ていた。 中継を見ていた。 中継 を、 「……、…………う゛、あ゛……」 画面から大きく響き渡る叫びに。 空いた扉から伝わる微かな振動に。 胸を、頭を抑える。身体が震える。 心臓が苦しくなる。恐怖心が流れ込む。 思考回路はぐちゃぐちゃだ。ギターを手にした勢いのまま扉にぶつかり崩れ落ちる。 ――処刑室にはもう絶対に来るなよ 思考回路はぐちゃぐちゃだ。震える手と身体で扉を開き動き駆け始める。 「……る、……れしゃ…………、ッ!」 思考回路はぐちゃぐちゃだ。間に合う、間に合わない、関係ない。考えられない、分からない、分からない事も分からない。 ただ頭にあるのは。 ――一刻も早く愛しの魚が陸へ打ち上げられてしまった舞台へ 出来損ないの機械は。 制御不能のまま恐怖を辿り処刑室へと向かう。 (41) 2022/03/07(Mon) 2:49:55 |
【人】 蒐集家 テンガン>>38 >>-7 >>39 振り回されるスコップへはもう意識は向かなかった。当たったのかもしれないが。 今この場は知らない戦場になり、ここにあるのは強い強い 強い 感情だった。身を包む不快感も見に覚えのない言葉もこの瞬間は本物であって、現実で、 「――そうだ」 振り乱される頭をずっと掴み続けることはできないだろう。 手を離して、若干覚束ない足取りで処刑室の壁に背がつくまで後退する。 己の焦点は合わない。同じだけこの脳も揺れている。違いは慣れているか、そうでないか。 それでも視界の中に、叫ぶアルレシャを捉えて逸らさない。 「折角、最後のステージなんだろう。ミラージュ」 「怖いのなら、怖がってくれれば良い。 死にたくないのなら、そう叫んでくれ 」仲間 が隠そうとしていたであろう感情、その叫びの意味を晒し、笑いかける。そうせずともこの場の人間も、いない人間も、感じ取れるのかもしれないが。 (42) 2022/03/07(Mon) 2:56:41 |
【人】 規律指揮 スピカ>>a16 アルレシャ 様子を見ていたのに、絶叫を聞いた。耳を塞ぐのを忘れたから、そんな発想をとっさに取れなかったものだからびくりと肩が跳ねる。 「アルレシャ様?楽しくないですか」 様子がさっきと変わったのが少女でもわかる。その表情は少女にも良くないように思えて、わかる。 何があったのか考えてわからなかった少女は、どうしようかとかんがえて、アルレシャの前に立って。もしアルレシャの暴れを受けても 反撃しない。 その代わり暴れないように腕をつかもうとするかもしれないが。「大丈夫ですか」 処刑は楽だが、あなたが笑っていなかったから、少し躊躇う。 (43) 2022/03/07(Mon) 3:08:44 |
【人】 白昼夢 アルレシャスコップが当たったのかも、もうどうでもよくなっていた。意識すらできなくなっている。 聞こえる声はある、意味を噛み締める力が今はないだけで。 その言葉の真意を、その笑みの意味を、今は捉えられないだけで。 向けられたもの自体は、分かるのだ。 暴かれて役を繕えなくなった惨めな自分、という形で。 尚も暴れようとしたその腕に鎖が巻き付く。痛い、よりも混乱が勝った。余計に腕を振るおうとして肉が千切れ、血が落ちる。それでも振りほどくほどの力は残っていない。 この身は捉えられる。味方をしてくれた世捨て人の腕の中へ。 「……ハー、ミット、」 涙声がほんの僅かに仲間を呼ぶ。そうして崩れ落ちたのを確認する数秒、蜃気楼の動きは止まった。 血だまりに沈む姿を見る。 少しだけ息ができた。 お前が、俺の死を確認する前に、死んでよかった。 あのなにも思わない目を、俺に向けないなら、本当によかった。 お前だけが知っている、死より上回る、俺の怖いもの。 止めていた動きは、近付く少女により再開される。 死が怖いに変わりはない。気遣う言葉も意味が分からない。今は自分の処刑で、いいか悪いかなんて関係がないだろう! 掴まれそうな手をめちゃくちゃに振り払い、隠者の死体を蹴ろうが踏もうが、後ずさる。 被弾してまともに動かない足を引きずるように。揺れたままの脳が眩暈を起こし、途中で崩れ落ちて、それでもなお。 そうして、スカートの中に手を差しこみ。震える手で愛銃を取り出した。 最期まで。最期まで、幕は下りない。 役は投げ出せない。役割は全うしなければいけない。 抵抗の姿勢だけはやめることがない。 依然、死にたくもない。 ーーー遠くの部屋から近付く気配に、気付きなんてしないまま。 (44) 2022/03/07(Mon) 3:44:00 |
【人】 規律指揮 スピカ>> 44 アルレシャ 先程までは少女にも戦意があったのに。 振り払われた自分の手を少女はただじっと見ていた。反撃を反射的にしなかった。なんでか自分を思い出したから、怖くなかった。 そのつもりはないから……しかし、処刑を行わなければいけないとも思っていた。代わりに殺せる人はもう多くない。 そう思っているのに、相手の攻撃に目が行かない。 先日の処刑対象相手に銃をおろしたときと同じ感情を持っている。あの日もそう考えていた。 「アルレシャ様」 あなたが銃等で彼女を攻撃しても、彼女は上手く避けられないだろう。屠る力を持ったまま、ただゆっくりと歩くようにアルレシャに近づいていこうとする。 だってなんだか怖くないのだ。これがもらった力であろうか。そうでもないかもしれないが。 (45) 2022/03/07(Mon) 5:08:23 |
【人】 白昼夢 アルレシャ「来るなよ、」 英雄がゆっくりと己を追い詰めに来る。 正義を振り翳した力あるものが己を屠ろうと近付いてくるのだ。 いつもならもっと力を抜いてしなやかに構える銃だが、震える手で真っ直ぐ、愚直に向けるしか出来ない。 そして、二発。引き金を引く。正直、照準は的のどこかに当たればいい程度。殺すためとは言い難い。 「来るなよ!」 どうせその反撃しないのは余裕ぶってるんだろう。 無様な俺を見下してるんだろう。 出来るくせにすぐ殺さないのはその証拠じゃないのか。 来ないでくれよ、見ないでくれ。 お前の憧れるアルレシャ様のままでいさせてくれよ。 近付いてきた分、とはいかないが。 なお、下がる。動かない身体を必死に動かして、生き汚く足掻く。 (46) 2022/03/07(Mon) 6:01:34 |
シェルタンは、……じっとアルレシャの方を見ている。 (a17) 2022/03/07(Mon) 12:08:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ これはゲームが終わってから無礼講エリアが閉鎖されるまでの後から見返したらどこか都合のいい時間。駆け回るというほど急いだ様子ではないが散歩というほど目的がないわけでもない速度で歩いていた男は、どこであなたを見つけただろうか。ちなみにもしあなたが自室にいたのなら喋り出す前にノックが二つ挟まれる。 「シトゥラー。今ちょっといいー?」 (-8) 2022/03/07(Mon) 12:56:36 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード多分何処かの廊下で、シトゥラは声の主を見た。 「なんかあったかァ?」 いつもの調子でそう答える。 (-9) 2022/03/07(Mon) 13:41:39 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「俺にはあった。……お前の代わりにどうこう、はできなかったんだけどさ。そっちじゃない話」 あなたができなかったこと、すなわち従僕の生を守ることは叶わなかった結果、数日間引きこもる程度には精神をやられていたのだが……それをそっちじゃないと言って流せる程度には回復した、その上で。 そっとあなたに穏やかな声で耳打ちする。ひそひそ。 「"賭け"、負けちゃった♥」 (-10) 2022/03/07(Mon) 14:13:01 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグこれは所謂エピローグ。そのどこか。 その時間の何処かで、君に割り当てられた部屋の扉に一通の招待状が挟まれている。 古式ゆかしいカードに封筒、文面も形式を踏襲した物。 まぁ、内容は端的に言えば茶会の誘いだ。場所はコレの部屋。 一方的に日時が記されている辺りに無遠慮が滲むだろうか。 (-11) 2022/03/07(Mon) 14:24:24 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナードそういえばあまり姿を見せなかったなと思い出す。……原因はわかる。結局互いに大事なものを守れなかっーーー 「……………………」 (1カメ、2カメ、3カメと切り替わる様) 「は?」 密やかな声にクソデカボイスでお答えした。 「あんなに自信満々だったのに?マジで言ってる??」 負けちゃった♥じゃねェんだよ何やってんだ!?? (-12) 2022/03/07(Mon) 15:38:24 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ互いに庇護した者を守れず、自分達ばかりが生き延びてしまっ…… 「やだみみこわれるう」 クソデカボイスにくすくす笑いながら頷く。そこから困ったような嬉しいようなくすぐったそうな笑みのまま元の距離に戻って頬をかく。視線がとっても泳いでる! 「勝てると思ってたんだも〜ん……でも実質二人揃って負けだからいいし〜……」 「……色々してやりたい、守ってやりたい、苦しませたくないって思っちゃったんだよね。これからの人生にもアイツがいてほしいって思っちゃった。 これってもう、 『命』も含めて全部捧げたい 、ってことでしかないじゃん?」 (-13) 2022/03/07(Mon) 16:00:41 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「バカタレ」 クソデカドストレート罵倒。 後、これまた大きな溜息を吐いた。 ……やっちまったものは仕方ない。仕方ないで片付けるには些か頭が痛いけれど。 「 惚気に来たのか? ……そりゃ良かったなァ。賭け事する前に気付いときゃ尚良かったんだけどよ」 ラザルハグとバーナードの事だ。変な事はないと思っている。思いたい。 (-14) 2022/03/07(Mon) 20:39:00 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ>>-14 「 え〜ん……だってえ……。 迷惑はかけないから安心して?知らないうちにどうこうなってましたってならないように報告しただけだよ」万が一何かがあった時にでも事前知識があるのとないのとでは大きく違うだろうと思ったのもある。まあ、そちらに関しては杞憂に済むと思ってはいるし、理由はそれだけじゃないのだが。 「 違えよ! ……まあ、賭け事する前じゃ気付けなかったからな。相性の良い相手を探してた理由だってやっと思い出したくらいだ。色々考えないようにしていたら忘れた。ほしいものだけ見ていたら色んなもの見えなくなってた。お前のことだってそう」 何度か共闘しておいて酒酌み交わしておいて、その上であなたという人間をあまり見られていなかったな、という反省は確かにあって。だからこそあなたに伝えに来たのだ。そして、こちらが本題だ。 「……だからまあなんだ。ええと。これから先、俺は俺のこと今みたいに素直に伝えるから……お前も気が向いたらでいいから、お前のこと色々聞かせてくれると嬉しい、です」 (-15) 2022/03/07(Mon) 21:02:44 |
【魂】 迅雷風烈 ラサルハグ【魂窓時空】 前々回 >>7:-255 >>7:_0 「ああ。君が信じてくれているなら、必ず戻ってくると約束するよ。どんな形であっても、覚えてるから」 生きて帰るつもりだ。そばを離れるつもりもない。それでもどうしても何かがあるなら……何も知らせぬまま貴方をいつまでも待たす事だけはきっと、しない。 「うん、察しが良くて実に助かる。君の言う通りだ。結局の所、誰も『王族』として国民を見捨てる選択肢を取れなかった。巫女に友好的でも…それほど先祖は『役割』に縛られていたし、巫女自身もそこまで思い詰めたのは『役割』に縛られていたからだ。 だから、バーナード。君を連れ出したかった。 ここは『役割』に縛られている人間が多すぎる。納得のうえで人生を選ぶのと、目を逸らして曖昧にいるのではまるで違うんだ。……と、まとまった所で、今日はそろそろベッドで触れ合うことに専念したいね?」話し込んでいる間にようやく痛みの消えた手のひらを開いて、こしょこしょと貴方の顎下を動物をあやすように指先でくすぐった。くすぐっているのに甘えているのはこちらだ。 (_2) 2022/03/07(Mon) 21:24:08 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ>>-11 封筒を珈琲を飲みながら開封して、片手で読む。おや。と思わず笑いが溢れた。思い出すのは懐かしの虚構混じりの風景。 「これですっぽかした所で何も気にしないだろうから嫌がらせにもならない、か。……お茶会と聞くとアルレシャ看守以来だな」 時刻を指定されたことについては実はさほど気にしていない。むしろ記載がない方が問い合わせ必須のようで困ったので、そこは減点にはならなかった。指定時刻に素直に姿を見せるだろう。 「と、言うことで。来たぞ。君もお茶会の趣味があったとはな」 (-16) 2022/03/07(Mon) 21:29:40 |
【人】 衝撃波 ポルクス「……ッ、ある、れしゃ、」 ギターを背にした出来損ないの機械がひとつ。 心臓を抑えたままに。フラつく足取りのままに。 荒くなる呼吸に身体を震わせ現れる。 ――最後くらい華やかにやろうと思ってさ 穏やかな笑みを浮かべていたあの時の音はどんなだったか。 自室で中継を見ていた。だから知っている。 あの部屋には炎も、赤い空も、崩れた瓦礫も、焦げた跡も。 何もなかった。 狼の首を討ち獲ろうと舞い踊る 処刑人達 と。夢を攫うのを代償に赤に沈んだ 鎖の蛇 と。恐怖に掬われ打ち上げられた 歪な魚 と。凶器と血溜まりがあるだけだ。 端から周りなど見ていない。目もくれない。 魚に歩み寄る英雄も、銃を構える悪魔も認識しない。 その機械は真っ直ぐに愛しの魚まで駆け抜ける。 死に抗い跳ね続ける身体の傍まで。 この機械は此処に辿り着く前から己へと強化を施している。 身を軽くする振動により駆ける動きは素早く。 筋力を底上げする振動により抑え込む力は強く。 脳に無理やり信号を送り続ける。 己を襲う激しい頭痛など知らん顔だ。 アルレシャの痛みに比べたらこんなもの。 (48) 2022/03/07(Mon) 22:04:29 |
【人】 衝撃波 ポルクス駆け抜けるそれが魚へと近付くことが叶ったのならば。 崩れ落ちた身体の目の前で両の膝をついて。 片方の手をアルレシャの頬へと添え。 もう片方の手でアルレシャの愛銃を。 震える手と一緒に包み込むように握るだろうか。 撃たせぬよう引き金にある指を指で浮かせ。 強い握力と腕力に導かれ銃口は天を仰ぐ。 一般的な人間であれば容易く抑え込めるくらいの強化はしてある。 それでも足は取り押さえていない。暴れようと思えば暴れられるのだろう。 尤も、この拘束を解く力は今のアルレシャには無いのかもしれないが。 己の震えと共にアルレシャの震えが伝わる。 そして音、振動でその感情の全てが伝わる。 「アルレシャ、迎えに来た」 それでも、この機械の声と瞳は揺るがない。 「大丈夫、怖いのはもう……終わるから」 口だけを動かす。 「――――…………」 ▼ (50) 2022/03/07(Mon) 22:23:37 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ掠れた声は。 「――――……だからおやすみ、」 酷く穏やかで優しい音で、あなたの耳へと届けて。 「アルレシャ」 その際に振動を操ってあなたの脳内を揺さぶり。 僅かでも安らげるようにと丁寧に丁寧に信号を送る。 恐怖に脳内を揺らされたままの、あなたに効くのだろうか? 静かに眠りを誘うこの振動が。 もし届いたのならば。 ふっと柔らかく緩やかな眠気があなたを襲うだろう。 (-17) 2022/03/07(Mon) 22:24:11 |
【人】 衝撃波 ポルクス機械は夢を見ない。 機械は魚を愛でる。 愛しの魚の額へと口付けを落としたその後は。 天を仰いでいた銃口をその魚の頭、米噛みへと突き付け。 体温をなぞり絡めるよう動かした手。 己の指を引き金へ添え。 引く。 ――バン!!! いのちの終わりの音。 銃声をひとつ、轟かせた。 そばにあるのはもう。 音の無くなった身体だけ。 (51) 2022/03/07(Mon) 22:25:15 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「 だってぇ じゃねェんだよな。……まァ、報告があったのは偉い。その上で何もねェように努力して欲しいがな」 先日の一件もある。すぐに実践したのは偉い。 「そうか。今度は忘れんなよ。手に入れたものも、周りも。アンタならどっちも見れるだろ」 本質はともかく、なんだかんだ周りをよく見ていた貴方だ。見ないようにしていた事に気付いたなら、これからはもっと上手くやれるだろうと。シトゥラはそう思っている。 「僕のォ?別にいいけど……聞かれた事は大抵答えてるだろ?」 シトゥラは聞かれれば大抵の事は話す。伏せる過去もないと考えているためだ。……逆に言うと。敢えて話す事があるとも思っていない。つつかれてやっと、これに興味があったのかと気付くのだ。 (-18) 2022/03/07(Mon) 22:27:04 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「 ないよ? 」開口一番がそれなら、返答二番はこれだ。 「突発的じゃなくて誘いが欲しいと言っていただろう? ……それに、 趣向を凝らす のは嫌いじゃない。」全て過ぎ行くからこそ、その刹那までは楽しみを。 この宴でも度々見せていた姿だ。君がどこまで知っているかは知らないが。 「ということでようこそ、ラサルハグ・ライ・バートランド。」 君を出迎えたコレは、看守服を着ていない。部屋着と言うほどではないがゆったりとした私服姿で、君を席まで案内するだろう。 無個性な与えられたままの内装の応接セットに、アフタヌーンティーの用意がされている。 (-19) 2022/03/07(Mon) 22:30:47 |
【人】 規律指揮 スピカ避けなかった銃弾は胴体にシャツに 花 を咲かせる。それでも膝すらつかずにそのまま今日の処刑対象を見下ろしていた。その力は彼女のものではないはずだった。 英雄だとは思っていなかった。悪だとも思っていなかった。殺すかも迷っていた。攻撃もしないで怖がる人にどうしても手を出せず、それでも手を伸ばそうとしたときだった。 音が聞こえた。それを打ち破る音が聞こえた。 声は出さず 出せず ただ呼びかける音を、駆け寄る音を聴いている。 (52) 2022/03/07(Mon) 22:41:35 |
シトゥラは、蘇生装置と治癒装置の申請を既にレヴァティに頼んでいる(困ったときのレヴァティ) (a18) 2022/03/07(Mon) 22:46:40 |
【魂】 疾風迅雷 バーナード【魂窓時空】おかえり! >>_2 あなたが紡ぐ言葉を聞いた男はひとつひとつに頷く。約束なんてこれまで縁遠かった言葉ですら、まあいいかなと受け止められるのだから不思議な心地だ。 後日、あなたは"どうしても何かがあった"時ですら、いつまでも待たせずに戻ってきた。それが答えだろう。 「『役割』に縛られていた……ああ、なるほど。そうだな、おかげで俺も自覚ができてきた。完全にとは言わないが……そこは追々、な。 ……全く、死にかけた傍からそれか?いい趣味してるよ――俺もだけど」 あなたの甘えを素直に受け取り、満足そうにくつくつと喉を鳴らす。自分が負傷したのは腕と背中だけ、かつもうすっかり痛みも引いたのだから、睦事に抵抗感があるわけもない。 甘える手から逃れることはなく、あなたを縋るように抱きしめていた腕を滑らせては腰をするりと撫でてしまおうか。部屋を去っていく治療ユニットには最早目もくれず、じっと自由の色を見つめて。 「大丈夫だとは思うが、痛くて止めてほしくなったら言えよ。痛くて嬉しい場合に関しては聞く必要もないだろうからな」 それからは、色んなものを重ねては色んなものを混ぜ合わせるひとときをともに過ごすのだろう。足のつま先にキスをすることがあるのならば、それはきっとあなたの脚を掲げた時で、戯れとして行ったものとなる。 いずれにしても、部屋に備えられた防音機能が存分に働いたことだけは間違いなかった。 (_3) 2022/03/07(Mon) 22:49:48 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 後方支援担当 レヴァティこれはきっと宴の幕引きに近い時間のどこか。互いに都合のいいタイミング。 通信ではなく、君を直接訪ねに行ったろう。 「やぁ、レヴァティ。お疲れ様。 楽しめた かい?」いつも通りの声音と表情で君に意地の悪い問いを投げる。 バイタルもきっと、全くもって平常値なんだろう。 (-20) 2022/03/07(Mon) 22:56:16 |
【独】 疾風迅雷 バーナード/* これは与太時空の話♪ シトゥラの頬を23回つつくバーナード♪ 〜シトゥラPL様にはfortune振る許可をいただいております〜 Thank you!!!(ここに沸き上がる観衆とバーナードPL) (-21) 2022/03/07(Mon) 22:57:20 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「あはは!前までの俺がしたことはどうしようもないけど、これからの俺がすることは変えられるからな。何もないよう努力はきっちりするよ。 もちろん。俺だって忘れたくないし、周りを見るのは得意だしね?周り以外も見れるようになった俺とか前以上に強くなること間違いなしだよ。更なる連携に期待してて」 あなたがそう思ってくれるのならばと思おうが思うまいが、きっと男は成長していく。していくが、向上のモチベーションの中にあなたの向けてくれたものがあるのは間違いなく、だからこそあれそれ報告するようになるかもしれない。 それがあなたにとっていいことかどうかはさておき。 「聞いたことは答えてくれてるけど!もっと色々知りたいよ、ここに来る前は何してたのかなとか寝る時は髪どうしてるのかなとかここに来る前はどんな場所に住んでたのかなとか洗髪の時に使ってるシャンプーとか! ……あ、長くなりそうなら後ででもいいよ。ゲームエリアからの撤収もあるし、準備できてないとか……なさそうだなお前」 半分くらい女子みたいな質問が混ざっているが、 (-22) 2022/03/07(Mon) 23:19:22 |
【人】 白昼夢 アルレシャいつもより力が強いな、と、恐怖でぐちゃぐちゃの頭の片隅が思う。 どうして来た、何のために来た、お前も俺を殺したかったのか、この様を見にでも、 頭の中でぐるぐると回る思いは、言葉によって掻き消される。 ーーー迎えにだって。 ……もう終わりか? 声にはならなかった。 怪我も失血も多いが致命傷はないし、 声にはならなかった。 このザマだけどまだ悲鳴は上がる。 声にはならなかった。 盛り上がりにかけるんじゃねぇの、こんなんさぁ。 声はひとつも出て来やしない。 震えるばかりで何の抵抗もできないまま、脳が声に撫でられる。 歪な魚は安らぎを知らない。張り詰めた脳が緩む感覚を知らない。 ただ、それはこの機械と眠ったときによく似ていた。 額への口付けまで貰ってしまえば、あとはもう『眠るだけ』。 (53) 2022/03/07(Mon) 23:33:22 |
アルレシャは、愛銃によって、盛大に頭部から『 花 』を咲かせた。 (a19) 2022/03/07(Mon) 23:34:23 |
アルレシャは、上手く役をこなせただろうか。 (a20) 2022/03/07(Mon) 23:34:52 |
【人】 衝撃波 ポルクスぐずっていても仕方がない。 ――理解している。 仰向いて口をきゅっと結び。 ――もう零れ落ちないように。 か細い溜息が長く空を揺らした。 ――心臓が寂しいな。 やがてそれは。 抱き締めていた身体をゆっくりと引き剥がし。 床へと寝かせ。乱れた髪を、服を整えてから。 運ぶのに邪魔になるといけないから。 ……それは漸く、愛しの魚から離れていく。 それでも。 運ばれていってしまうまでは。 寂しくないように。 そばにいるよ。 (55) 2022/03/07(Mon) 23:50:22 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 規律指揮 スピカ「ふぅん…それならいいんじゃない。あなたが自分のこと、ヒーローだって思えるんでしょ」 「私、正しい事なんてのは自分で決めていいと思うの。間違ってるって言われて考え直すのはいいけど、無理に自分を曲げる必要なんてないでしょ」 口元に手を当てながら、悪戯に笑う。 自分のやった"正しい事"は、この時代の"悪い事"に当てはまっていた。それだけのこと。 私は間違っていない。信じて疑っていない。ここにいる今も。 「まぁその結果捕まってるんだから、私も世話ないけどねえ」 (-24) 2022/03/08(Tue) 0:17:07 |
【人】 蒐集家 テンガン壁に預けていた背を浮かせる。 「……」 何だ、もう終わってしまったのか、とは言わなかった。 中々良かったんじゃないか、結末としては。予想外で。 処刑室内へ、ゆっくり視線を巡らせる。 仲間の死体が1つ、2つ。それと…… 壁際へ寄せられ、動かないロベリアへと近づく。 これは、3つ目だろうか。その確認のため。 (56) 2022/03/08(Tue) 0:17:41 |
【秘】 人形師 シェルタン → 泰然自若 シトゥラ「…………、はい。」 だが自身が求めているのは、確かに愛ではあれど同時に異端な感情であり。 故にそこから先を告げるか否か、考えている。 「彼が元々の主人に、あまり良いとは言えない扱いをされていた旨が想像できる話は、聞いていましたが。そんな事が……」 放って置けないのはわかる。特に貴方からすれば、余計にそうだろうなとも。 (-25) 2022/03/08(Tue) 0:17:41 |
ロベリアは、近付く足音にも反応を見せる様子がない。 (a21) 2022/03/08(Tue) 0:21:15 |
ロベリアは、息をしていない。 (a22) 2022/03/08(Tue) 0:21:28 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフ>>7:-162 「あら、看守のナフさんですね。どうも」 にこやかに出迎えたのは年を経た彼女だ。 他2個体が疲れて眠っていたりの機会には彼女が表に出ている。 頻度こそ少ないが、無礼講が佳境になってくると多少なり活動時間が増えているようだ。 「みんな楽しませてもらっているようで、お世話になっています。それで、どうかしましたか?」 別の私が粗相していなければいいのですが、とはいえ無礼講ですしね。 (-26) 2022/03/08(Tue) 0:33:25 |
テンガンは、口を開く。「蘇生の申請は3人分必要だ」 (a23) 2022/03/08(Tue) 0:36:06 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 時魔嬢 クロノ「はい、看守のナフさんです。……呼び方も全個体違うんだねぇ。」 しみじみと君へ向けられる血色は興味の色。 「楽しめているようで良かった。三個体交代制の感覚はわからないから、ちゃんと満喫できてるか気に掛かってね。 それに、ばb……最年長の君を見掛けるのは久し振りな気がするし。 ……そうだね、少し話でもどう?」 (-27) 2022/03/08(Tue) 0:44:38 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ これは後で見返した時にいい感じの時間に収まるタイミング、少なくとも処刑の夜は超えてからのことだ。ゲームが終わったからと存分にあなたを室内に招き幾度となくともに眠っていた中のどこかの、目覚め。 意識が浮上する。微睡みの中で伸ばした手が抱えている温もりを手の腹から指先までで余すところなく確かめる。 薄く開いた瞳に映るのは、慣れ親しんだ白でもなく、馴染み深い黒でもなく、鮮烈なまでの赤だ。 あなたとともに眠り、そして少しだけ早く目を覚ました男が、優しく微笑んで頬に唇を寄せる。早く起きろと急かすように、あるいはもっと寝ていろと甘やかすように。 (-28) 2022/03/08(Tue) 0:46:23 |
シェルタンは、銃を下ろし、死者の数を聞いた後。処刑室を後にする。 (a24) 2022/03/08(Tue) 0:56:42 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス「始めた頃は意識してやっていた事も、続けていればいつの間にか、無意識にやれる様になっていくでしょう?それと同じですよ。」 結構あっさり納得する様子に『音がおかしかった兄』を連想でもしただろうかと想像する。 もしも人形師が、"誰か"が君に伝えた言葉を聞いていたのならば、正にそれと似た事であると肯定するだろう。 「……?……ずっと一緒にいた相手なのに、貴方がここにいる事をお兄さんは知らないんです?」 急に言葉がぎこちなくなった事に、あまり触れられたくはない件なのだろうかと考えた。仲が悪いのかとも過ぎったが、それにしては妙な違和。 踏み込むべきか少々の思考を挟んだ後に、もう少し。足を踏み入れる。 (-29) 2022/03/08(Tue) 0:58:13 |
シトゥラは、掴んでいた体が冷たくなるのを感じ取った。だから、途中で蘇生装置を追加で要請していただろう。 (a25) 2022/03/08(Tue) 1:00:35 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアロベリアが蘇生室へ運び込まれてから。 遅れて蘇生室へ入る。処刑室からそのままここにやってきて、いるのを確認して、何をするでもなく立ったまま。 ロベリアの治療が完了するかしないか、意識の戻るギリギリになってから部屋を出た。 (-30) 2022/03/08(Tue) 1:32:52 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「ないのか……アルレシャ看守は開いていたからな。参考にでもしたのかと思った。まあ、誘いをくれと言ったのも事実だ。 茶会が好きじゃなくとも、やるとなれば凝り出すのはわかるよ。俺ももてなす側ならそうしただろうから」 さて、初回はもてなしも受けた思い出もないのでね? 声に出されて問われていればそう返した程度の把握具合だ。 フルネームで呼ばれれば怪訝な瞬きを返した。 「お招きに預かり光栄だ。……しかし景観は相変わらずだな。看守の部屋に彩りをと進言するか考えたくなるが……まあいい。何分土産には話しかできんが、構わんだろ?」 服を着ろ、とも、かと言って部屋に言及しても普段着には口を出さない。先日と違い最初から席の位置が用意されているなら、あっさりと腰掛けるだろう。 (-31) 2022/03/08(Tue) 1:38:06 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ――――処刑が終わり。 フラついたままの重たい足取りで。 音の無くなった身体を追い蘇生室まで辿り着く。 その際に、テンガンと入れ違いになるだろうか。 首を傾げて。だが目で追うだけに留めた。 蘇生装置のすぐ近く。 部屋の中で佇む出来損ないの機械は。 愛しの魚が眠りから覚めるのをただ待っている。 (-33) 2022/03/08(Tue) 1:40:51 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード意識はまだ浮上せず、目覚めれば気付く痛みも"今は"知らないまま、すぅすぅ大人しく眠りについている。 不意打ち狸寝入りの可能性もなくはないかもしれないが、軽く試す程度では起きてこない。どうやら貴方の頬の口付けで更に深い眠りに落ちてしまったのかもしれない。 『もっと寝ていろ』の甘さに優しく抱かれたまま、普段は騒がしいかうるさいと喩えられがちな赤は動物のように心地良さそうに寝ていて、今はまだその色だけが貴方のモノクロの部屋で己を主張している。 (-34) 2022/03/08(Tue) 1:49:58 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「これから変えてけるなら、十分だろ。 ふぅん?……なら、期待しておく。後ろは任せるからな」 素直に頷く。期待する。そこに居るのが当たり前になるぐらい、頼りにするだろう。ところで僕、これからどんな事報告されるんだ? 「昔の事なァ。雪山で水番してた。……なんで髪なんだァ?結んだまま寝ると絡まるし解いてる。洗髪は前に石鹸使ってるっつったら怒られたから、勧められたシャンプー適当に使ってるなァ」 疑問を口に出しつつも、ぽんぽんと聞かれた事を返していく。……銘柄なんだったかァ?なんかあれだ。青いボトルに入ってるやつ。 (-35) 2022/03/08(Tue) 1:55:21 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスーー貴方がどれだけ待った頃だろうか。決して短い時間ではなかったはずだ。 蘇生装置に防音機能はない。必要がないからだ。 だからきっと貴方の心臓には機械の鼓動が絶えず響いている。 その合間。 小さく、 小さく、 跳ねる音があり。そこから、魚は呼吸と脈動を再開する。 その身体はまだ蘇生ポッドの中だが。 (-36) 2022/03/08(Tue) 1:56:54 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタン「……釘、刺しておくけどよ」 考える貴方へ、言葉を続ける。 「アンタが此処にいる理由はよく考えろよ」 それが、貴方達のためだろうと思う。 幾度も重ねている事を、こんな言葉一つで変えられるなんて思ってはいないけれど。 「僕がムルイジにとっていい主人になれるかは、わからないけどな。なんせそういうもんにはなった事がない。……ま、それでも引き受けたんだ。いらないと言われるまでやり通すつもりだ」 (-37) 2022/03/08(Tue) 2:07:08 |
ロベリアは、アルレシャの味をやや感じていた。 (a26) 2022/03/08(Tue) 2:13:26 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャどんなに長く時間が過ぎようが。 それはずっと近くにいただろう。 機械の振動のパターンを覚えてしまうくらいには。 「…………、……、ッ!!」 機械の音に混じり、命が跳ねる音が響いたと分かる。 安堵に息を吐き、力が抜けて足が縺れ。 「よかっ……た……………」 このまま生き返らないのではないかという恐怖心。 少なくともそれからは逃れることが出来る。 ポッドへと身体を向けたまま壁際まで下がれば。 すとん、と力なく座り込んだ。 (-38) 2022/03/08(Tue) 2:19:03 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ普段うるさすぎるほどうるさい口から漏れるのが寝息であることも、腕の中に閉じ込めたままのあなたの存在も、どちらも以前の姿からは想像できなくて。この無礼講期間に自分もすっかり変わってしまったな、と浮かべた笑みは呆れ半分照れ半分といったところだろうか。 不思議なものだ。無礼講が始まるまではそろそろ捨てようと思っていたはずの従僕が、今では主従の枠にとらわれず己にとって必要なものとして傍らで眠っているなんて。しかもそれを見て穏やかな心地になるのだから、全くもってらしくない。 「……ああ、」 分かっていたことだが、もうすっかり手遅れらしい。悔しいが。献身などという可愛いものでもないが。ともに楽しく生きたいと思ってしまったのだ。……じっとあなたを眺めながら、ぽつりと呟いてしまうのだ。 「勝てねえなあ」 (-39) 2022/03/08(Tue) 2:19:33 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスあれだけあった身体の震えも、恐怖の残渣も、何もない。 ただただ『生きる』ということを再開し、『死』を通り過ぎた。 それだけのこと。 目が覚めるのはいつかさえ、分からない。 ーーー眠っている。貴方の寝かしつけた魚が。 (-40) 2022/03/08(Tue) 2:24:11 |
【独】 迅雷風烈 ラサルハグなんで寝てるのに念話差分なんですか? 「ニャムニャム………」 と台詞を入れてですら←墓下差分だと 『し、死んでる……!』と言う顔になるからです。 (-41) 2022/03/08(Tue) 2:29:35 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「後ろだけでいいの?……なんてね。お前の目の届かないところ全部とまでは言わないが、お前の太刀筋を邪魔させないようにはするよ」 同僚という立場に収められなくなったあなたという人間が刀を振るう姿を男は存外好んでいるから。 何報告されるんだろう。惚気とか悪戯話とかちょっとした情報とか?有用なものから無用なものまで幅広くお届けします。 「朝とか髪広がって綺麗なんだろうなあ、石鹸はマジでやめろありがとう勧めてくれたどこかの誰かおかげでシトゥラの髪が助かっています。 ってか雪山!水番!あ、だから吹雪の中でもああして綺麗な華作れてたの?水番って何するの、寒い環境だと水が氷になっちゃうんじゃないかって気もするんだけど」 興 味 津 々 だ 。 だって雪山なんて行ったことがないし、雪だってトレーニングルーム以外では触れた試しもないのだ。 (-42) 2022/03/08(Tue) 2:44:34 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ壁際。イヤーマフに手を伸ばし身に付けて。 これは音楽を聞くモノではなく。 耳を塞ぎ、振動の感知に集中するためのモノ。 響くあなたの音、振動を拾うためのモノ。 あなたの音を心臓で受け止めている。 穏やかな眠りの音と、俺のだいすきな音。 疲れが溜まっていたのだろうか。 或いは安心感からか。或いはあなたのそばだからか。 その全て、かもしれないが。 座ったままに、この機械も小さく寝息をたて始める。 それでも。 愛しの魚の目覚めと共に。 この機械も動き出すのだろう。 無意識に、あなたの音を拾い続けながら眠るのだ。 (-43) 2022/03/08(Tue) 2:52:18 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「生憎他人をちゃんと前もって招待することなんて普段なくてね。酒や煙草を嗜むならまた違った誘い方もあったのだろうけど。 うん、折角やるなら、だ。」 瞬きを受ければ小首を傾げ、血色を細めて微笑んで見せる。 「アルレシャの茶会と異なるとすれば、私は 君 を招いた。看守として囚人に目を掛ける一環としてではなくてね。つまり今、ナフ看守は無礼講の幕引き前にサボりを決め込んでいるということだ。」 看守服を畳み、所有数が多いとは言えない私服に袖を通し、君の名を呼んで出迎えて。 君が席に着くなら、客人として最初の一杯を注ぐ。 並ぶティーフーズはサーブの要らないスタンド形式。ラインナップは極一般的なものと言って言いだろう。好きなものを好きなだけ。 「話。最も価値ある手土産だと思わないかい? ……部屋ねぇ……個性的過ぎるよりマシだと思うんだけど。元々それなりに整えられた調度な訳で。」 白い部屋とか、幻の部屋とか。後者は君が何処まで把握してるか知らないし、敢えて口に載せるものでもないが。 (-44) 2022/03/08(Tue) 2:58:17 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン演目の途中、舞台から下りて観客席へと。 眠りを誘うような心地のいい音楽とともに踊る演者達。 それをボクはそこから見ていた。 強く感じたのは恐怖の味だ。他にも混ざる何かがあった。 こちらまで具合の悪くなるような苦味の強い痛む味。 ゆったりとしたワルツが流れ、演者の笑い声が耳に響く。 柔らかな陽だまりを思うその音に自然と笑みが浮かぶ。 自分の死さえ酷く怖く、痛いものだと感じるのに。 …これは駄目だ、良くない。早く死にたい。感じたくないものだ。 次はロンド。目を閉じて音に集中する。 弾むようなその音は楽しげな気分を感じさせる。 目を閉じても、耳を塞いでも感じるものは変わらない。 むしろより鋭く感じた恐怖の味はこちらの感覚まで狂わせる。 次 は、あ ぁ ア、ア゛ ……………。も う や め て く れ ! ! ! こんな味を、 ……………ボクは、知りたくない。 ロベリアが目を覚ます時。 君や魚を待つ機械に聞こえたとするなら声にならぬ声。 叫びというには無茶苦茶で気でも狂ったような。 その後は気の所為だったかのように静かになるのだが……。 果たして、君はこちらへ足を向けるだろうか。 (-45) 2022/03/08(Tue) 3:05:04 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス穏やかに、安らかに、呼吸と鼓動だけを続けながらそこにある。あった。 放っておいたらきっと随分と長い間そうだっただろう。 けれど、それはすぐに破られた。 ポッドの壁を二つ分隔てても聞こえてくるそのーーー異様な、叫び。 ぱち、と目を開ける。 職業病かもしれない。 飛び起きようとして、目眩。おまけにポッドの蓋を開けるのを忘れていた。 ガンッ! カン、コン、トサ。 数回音がして、また静かになった。 今アルレシャはポッドの中で頭を押さえて丸まっている。 (-46) 2022/03/08(Tue) 3:22:55 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ小さく、小さく寝息をたてていた。 浅い睡眠。それでも心地の良い眠り。 ……の途中で響き渡る声に肩を跳ねさせながら頭を上げ。 それに続く形で響き渡る軽めの打撃音を感知する。 数回続く音もしっかりと心臓で受け止めた後は。 「えっ……な、に…………?!」 小声ドン引きボイス。なにがどうなったんだ??? 音で分かっても流石にこれは理解が追いつかないよ。 でも完全に目が覚めた。ので、ロベリアのポッドを見つつ。 アルレシャのポッドまで近寄るだろうか。 「 あーあーあー…… 怪我治ったばっかなのに…………、大丈夫か?」 (-47) 2022/03/08(Tue) 3:39:14 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスすぐに静かになった。ので、無理して外に出ずとも良くなった。 頭を押さえたまま痛みに耐える。 そして、何故ここにいるのか、何が起こってここにいるのかを思い出そうとしてーーー、 「ぁ、」 近付いてきた声に気付いた。それが誰のものかも。 思い出すことを中断して、ポッドの蓋を開けようか。貴方にぶつからないように、内側から何度かノックしてから。 「……ポルクス………」 いつもより、ややぼんやりとしている様子で貴方を呼んだ。 (-48) 2022/03/08(Tue) 3:51:56 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード貴方がこの無礼講中の関係の変化を思考している間に、軽く身動ぎをしようとして、でも腕の中なら動けない。ちょっとだけ、微かに引っ掛かっただけとは言えそれに反応して思考が覚醒していく。 まだ、文字通りの『主従』として素を見せずに振舞っていたころ、目覚めは当然主人より早く起きていた。貴方が早起きだろうが朝にモーニングティーを淹れる必要があったからだ。最も貴方がそれを禁止していたら別だろうが、いずれにせよ目は覚ましていたのでこんな風に すやすや…… 「……なに、……だれかに、負けたのかい……?」 眩しさか、瞼の重さか。どちらもか、とにかく目を擦ろうとして腕の中だったの気付いたので、目の大層でもするように数度ぎゅっと瞼を閉じて開いた。 ぱちぱちと普段通りにパチリと開いた 空色の目 が、ちゃっかり聞いて起きた貴方の呟きについて不思議そうに尋ねてくる。 (-49) 2022/03/08(Tue) 3:54:27 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ頭を押さえたままの姿を見ればくすり、あなたには届かないくらいの音で笑うだろうか。その際に、もし目線が合うならば少しだけ首を傾げ。 「…………ン、」 ノックの音で理解する。きっとぶつからない位置まで移動して、蓋が開く様子を見守ってから再びあなたの近くまで行き。 「おはよ、アルレシャ」 へにゃりと、曖昧な笑みを浮かべあなたの名を呼ぶ。 ちょっと行儀が悪いかな。でも我慢できないからいっか。 ポッドの端、片膝を乗せて両方の手を伸ばして。 ぼんやり気味のあなたを抱きしめてしまおうか。 (-50) 2022/03/08(Tue) 4:15:33 |
【独】 憐憫聖贖 ナフ血 を流し尽くし空の器となった身体に、人工血液が注がれていく。死とは、安らぎである。 死とは、同質の空虚である。 死の内にあって、身の底の空虚は溶け果て。 死の内にあって、飢えることはなく。 死は、何も与えない。 死は……。 。 ゚ ゚ % ゚%。 ゚% ゚% 。 。゚ 。o ゚ 生は。 生とは、空虚の始まりである。 血 が満たされ、心臓は鼓動を刻み、脳は身体の制御を取り戻す。やがて、コレは再び目覚める。 (-51) 2022/03/08(Tue) 4:17:55 |
ナフは、…………二度寝を決め込んだ。またの名を合法サボり。 (a27) 2022/03/08(Tue) 4:19:38 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス多分、おそらく。笑い声が聞こえていたら苦々しげに中から睨みつける羽目になっただろう。聞こえてなくてよかった。 ポッドの蓋が開く頃には頭から手は離し。 万全ではないながらも一応虚勢は張ろうとするのだが。 曖昧に笑う貴方の顔が見え、名前が呼ばれたら。 何だかそれもどうでもいいか、と。 頭がうまく働かないまま、いつもより随分すんなりとその両腕を受け入れた。背中、よりもちょっと上、首の辺りに自分の手も回し、片手は貴方の頭へ。 「……おはよう、ポルクス」 なんとも毒気のない声だったことだろう。 (-52) 2022/03/08(Tue) 4:29:42 |
ポルクスは、二度寝を感知した。 (a28) 2022/03/08(Tue) 4:30:10 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ男はあなたがモーニングティーを淹れるのを止めはしなかったし望んでいると口に出しもしなかったが、しかしそれをあなたの行う当然のこととして認識していたきらいはある。なのであなたが多少寝坊することがあったとしてもお茶は求めたはずだ。 「……起こしたか?」 ふとあなたの声が聞こえたならば腕の力を僅かに緩めて、緩めた手であなたの髪を少し梳く。すっかり見慣れてしまった 空色 を梔子色 がじっと覗き込んで、空に日差しをもたらそうか。「ああ、負けたよ」 今なら聞き逃してくれないかなとは思わなかった。だって、悔しさはあるのに嫌じゃないのだ。嫌だけど、全力で拒絶するほどのものじゃなくなってしまっている。 「お前に負けた。俺の負けだよ」 (-53) 2022/03/08(Tue) 4:35:53 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード梔子色が目に映り込む。眩しいと今も感じるけれど、貴方のその色を見慣れたのは自分だけじゃない。むしろ貴方がこちらを見るよりも早く、それを見つけていた。 貴方を見つけて、こちらを振り向かせるための手段でしかなかったモーニングティーも今となっては── 「なんだい、朝の紅茶が恋しくなった?」 わかっていて、あえてこんな聞き方で詳細を促してくる。髪の毛が少し跳ねているけれど、それも梳かれているから自然と戻る。昔とは違うから、こんな変わった聞き方でも許してくれると信じている。 (-54) 2022/03/08(Tue) 4:50:07 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ虚勢を張ろうとしたことも。 微弱な音で分かってしまうだろうか。 どの道、あなたへの態度はそんなので変わりはしないけど。 「…………、 ! 」そうして回される手には少しだけ驚きはするけれど。 音や味覚が分ったりしなきゃ伝わらない範囲だ。きっと。 自身に移る体温と熱に、安堵し。 くすくす、からからと喉が鳴り。 「…………あはは、あるれしゃだー……」 音と熱を噛み締める。 暫くはそのままだったかもしれない。 どこか甘えるような動きで擦り寄った後は。 ゆっくりと身体を引き剝がし、それでも二つの身体は大きく離れるわけでもない。 あなたの顔を優しく包むよう、頬に両手を添えて。 その存在を確かめるように親指で数回、撫でるだろうか。 (-55) 2022/03/08(Tue) 5:03:40 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス分かってしまったとしても、どうせ今はこのザマだ。 200年近い人生の中で、これほど緩んだことはない。 そのくらい頭が働かないのだ。 だからこの先、アルレシャがいつも通りになるまで。 いつもよりずっと素直で、突き抜けた音がするはずだ。 貴方の驚きはわからない。いつもならよくよく見たり、自分の行動の珍しさに自覚的だったりするのだろうが。 特に何も不思議に思わないまま、貴方の笑い声を聞く。 何笑ってるんだ、と思いはする、いつものように。けれど、それに感じるのはいつもの釈然としなさよりも。 もっとよく聞きたいという淡い『なにか』だ。 擦り寄られるがままに擦り寄らせ、頭に回した手で何度か撫でる。 貴方が何をしてくれて、どんな思いだっただろうなんて、まだ思い出すに至らぬまま。 「………うん、?」 身体が離れるときはごく僅か、名残惜しそうな音すらしただろう。 それを自覚することはないが。 頬に添えられた手に、のんびりと自分の手を重ねようと。 ぼんやり、だ。うとうと、とも言える。 寝ぼけているか寝足りないのかは微妙なところ。 (-56) 2022/03/08(Tue) 5:21:53 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「それもそうだったな、おはよう。……分かってて言ってるだろ」 すっかり変わってしまった関係だからこそそんな言い分も許せてしまうのだと思うとますます敗北を突き付けられている心地になる。 悪くはないから困るんだよな。 「"賭け"の話だよ。覚えてないとは言わせねえぞ、俺もお前も本気で獲りに行っていたはずだ」 昔の自分なら「忘れる程度にしか思っていないならそもそもゲームが無効だな」と言っていたかもしれない、と思えば思わず笑いも零れるというものだ。 (-57) 2022/03/08(Tue) 5:35:55 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャあなたから響く音を心臓で受け止めている。 いつもの音も愛おしいが。 素直な音は狂おしいほど愛おしく感じて。 逆にちょっとよくないかも。 このまま掻っ攫ってしまいたくなる。 「なんだー……? まだ眠そうだな」 求められる音に応えるように、楽しそうな喉の音は続いている。まあこの状況なのだ、応えようとしなくともきっと無意識に鳴ってしまうのだろうけど。 あなたの傷を開きたくないから思い出さなくていい、なんて気持ちは我儘だろうか。 手を重ねられても拒みはしない。 じ……と見つめ。 「…………、あーるれしゃ」 いつの日だかに呼んだみたいに名を口にした後は。 包んでいた手で少しだけあなたの顔を引き寄せる。足りない距離は自分から迎えにいってしまおうか。 「…………、ん」 あなたの唇へと、自分の唇を重ねて。 ぼんやりだからたぶん、避ける余裕もないよな? イタズラっぽい音を心底、楽しそうに響かせた。 (-58) 2022/03/08(Tue) 5:54:27 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス貴方の思いは知らぬまま。 ぼんやりと頷いてしまうこともないままだ。 「ねむい」 肯定の一言。 一生の中で1番安らかに寝た。いや死んでいたのだが。 惰眠を貪る、ということの良くない心地よさに目覚めそうだ。 それを抜いても、ダメージの大きかった脳……精神において、うまく整理がつけられていない、というのもある。 貴方が笑っているなぁ、と思う。 貴方がずっと幸せに笑っていたらいいな、と思う。 それでも笑う理由は分からないままなのだけど。 「……うん?なに、ぽるく、」 す、と最後の一音を発する前に、唇は塞がれた。 何一つ抵抗する暇も、その気力も、そこに至るまでの理解もなかった。 ゆっくり瞬きをする。一回、二回。 悪くないなぁ、とぼんやり思った。 だから、引き剥がしも、文句を言いもしない。 (-59) 2022/03/08(Tue) 6:12:13 |
【秘】 人形師 シェルタン → 泰然自若 シトゥラ……まあ、察されるか、と。貴方の言葉を聞いて思う。 同時に、そう釘を刺すのは当たり前だと。無礼講で少々麻痺していたが、貴方は看守なのだから。 「 わかっています 」返した言葉は至極普段通りの声色だ。 大人しくいい子の"普段"を装う時の。 変わらない。……変えられない。どんなに歪んでいようとも、俺はそういう人間なのだから。 「貴方が誰かをペットにしたがるタイプではなさそうに見えましたが、成程……。 ……既にご存知だと思われますが。彼、かなりの心配性ですので、無理はしないでくださいね?」 (-60) 2022/03/08(Tue) 6:37:46 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「飲みの席でも喫煙でも別に受けたがね。ふうん?突発的に誘ってばかりなのか。計画性を立てて招く俺とはとことん真逆のようだ」 なんせ、開始前からバーナードと主従を…しかも長いこと組んだ上に、あえて『手を抜いた』性行為を行なっていたのだから、無礼講以外は比較的計画を立てる男なのだろう。 「幕はまだ降りてないならサボりにならないんじゃないか?どうにも看守勢の皆々様においては 『息抜き』が下手くそ に思えてならない。無礼講に来てそこまで忠実なのは根の気質の差を感じるよ。少なくともうちの子の教育には悪いな 」視線が合えば肩を竦めて、看守服を畳む様子に片付けが早いなと零してから、囚人の癖に慣れた様子で一口、遠慮なくサクリと紅茶に口付けて部屋を一瞥する。 「そう言うところは変に色気は出さないんだな? まあバーナードの部屋よりは落ち着いてはいるか……。 しかし、巫女なんてやってたなら看守になって紅茶の作法も全部覚えたのか?」 (-61) 2022/03/08(Tue) 7:06:43 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード「わざと」 悪びれなくそう返す。 本当にここで怒られると思っていたなら、こうは言わない男だ。貴方に対して行っていた計画は一見勢いはぶっ飛んで見えるが、手順自体は周到かつ堅実な思考だ。だから裏を返せばこんな発言は計画も何もないただの戯れ。じゃれつくに等しい掛け合いだ。 「勿論覚えてる。君だって本気で俺が忘れてるなんてカケラも思ってないだろ?そういうことだ。 ……しかし、この朝のタイミングで言われたのは少し驚いたの事も実の所、嘘じゃない。まだ脳が覚醒してるとは言い難いからな。負けたと言うなら、そう思った経緯を聞かせてくれるか?」 (-62) 2022/03/08(Tue) 7:18:10 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ「ねむい」の肯定の一言にはどこか困ったように笑ったのだろう。 悪夢を見ていた寝付の悪いあなたが眠りを欲するのは良いことなんじゃないか、と思うのだ。たくさん、眠ってしまえばいい。 でもここだと一緒に寝れないから嫌だな、とも思った。 あなたの二度の瞬きの後、軽く重ねただけの唇は離れていく。 きっと不思議そうな顔で首を傾げている。 想像してた反応と随分違う、予想外、というか。 …………いいの? そんなんじゃ、 「…………、 ごめん、 もっかい、 」やっぱり我慢なんてできなくて。 周りに人、フツーにいるんだけどさ。 目を閉じ再び顔を寄せた後は、はむ、と唇で甘噛みしてむさぼるようにキスをしてしまおうか。軽く合わせただけじゃ伝わらない感触を欲しがるように、火照る熱を求めるように、何度か繰り返し。 …………いや、よくないな、これ。 ちゃんとやめないと。 唇を離す頃に。離す前に。 ……最後に、ちょっとだけ、一度だけ下唇を噛むかも。 じゃれるように。痛くない甘噛み程度に。 (-63) 2022/03/08(Tue) 7:43:38 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス困った笑いに含まれるものを、普段なら見てればわかるかもしれないが、今はわからない。 貴方がこっちを見ているなぁ、と思いはするものの。 離れていく唇を追いはしない。 追う発想がない。 少しの間貴方の唇に視線を向けていたが、やがて貴方の顔全体へと移る。 どうして不思議そうな顔をしているんだろう。何か気に食わないことでもあったのだろうか。それにしては不機嫌さはなさそうだ、云々。 思考を回すための準備運動のように考えが巡り始めて、けれど、 「……ぁ、」 もう一度唇が触れれば、全て霧散してしまう。 それも、さっきとは違う。合間に息を継ぐ必要があるほど。 ぐ、と息が詰まる。のが、なんだか 気持ちいい、ような。 「…っは、ぁ、」 下唇を噛まれ、軽く肩が跳ねる。 やられっぱなしも性に合わない。一度だけ、自ら口を動かして音を立てた。 乱れた呼吸の隙間で、また頭を回すことを試みる。 なんでこんなことになってる?俺は生き返ったばかりで、こいつは待ってて、ここは蘇生室で、 「……ここじゃまずい」 ぽつ、と呟いた言葉は、それで本当に合っていたのか。 少なくとも、この状態の脳味噌で口に出せる、まっさらな本音であることは確かだ。 (-64) 2022/03/08(Tue) 8:19:20 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「私が嗜まないんだよ、体質に合わなくてね。君は両方いけそうだ。社交には不可欠でもあるのだろうし。 うん?計画性はあまり無いね。気が向いたらその場で動く方だ。そのあたりは元々の気質と立場の差もありそうだ。」 楽しみの為には組み立ても厭わないが、基本的には次から次へと興味を移し、その場で一番楽しいことを追い求めていく刹那主義。王や貴族、社会的に人の上に君臨する立場には致命的に向かない。 「無礼講は囚人達の為の場だよ。オレたち看守は本来監視、或いは猛獣の檻の中に放り込まれる 生餌 ってやつだ。……今回は隋分表向き大人しかったから、あまりそうは見えなかったろうけどね。……まぁ、そうだね、“教育に悪い”のは確かだったろう。こう見えて役目と言うものを意識せざるを得ない気質ではある。」 表向きにへらへら遊んで楽しんでいたのも別に偽りの姿ではない。だが処刑の話合いの折にはずっと看守の戦力や処刑バランスを気にしていたのも、君の記憶には残っているかもしれないね。 己の分のカップに口を付け、出てきた単語に小さく微笑む。 「 調べ物 は無事出来たのかな?なら話が早いか。……別に“前職”からいきなり看守になった訳じゃない。虚構の原始生活から突然引っ張りだされた未成年には、色々と保護と教育が必要だったんだよ。その後何になるべきかの模索も含めてね。まぁ、その過程で色々気紛れに手を出した副産物だ。 だからまぁ、君から見れば粗も見えるだろうが、そこは目を瞑っておくれ。」 (-65) 2022/03/08(Tue) 8:27:35 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア離れるため動くはずだった足が止まる。 振り返る。ゆっくりと、部屋の入口まで戻る。 その頃には叫びも収まって、もう聞こえないのかもしれない。 中を見てもどこから聞こえたものか、なんて分からないのかもしれない。 でも、それは叫びで、あなたのいる所から発されたものだと思う。 部屋の中へ戻る。急ぐ様子もなく普段通りの足取りで、ロベリアのポッドの前へ。 あなたは気づくだろうか。 それともこちらが、またゆっくりした動作で蓋を開ける方が早いだろうか。 (-66) 2022/03/08(Tue) 11:20:03 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンロベリアはまだ、外に出る勇気を持てなかった。 だから小さく身を丸めて静かに、静かに涙を流す。 別に、覚悟をしていない訳じゃなかった。 あの場面でテンガンが動いたという事は、そういう事だから。 でも痛む舌と、それを受けて痛む胸。 他の誰かの味など感じられぬ程に強く、強く 響いた。 自分の死も近付いていたからこそ、余計に。 ポッド内に光が差す。それは君が蓋を開けたからで。 怯えるような翡翠色は君へ視線を向けるも揺れ動いている。 まるで認識しているようで、出来ていないような。 口元を押さえ叫びを堪えているのか。あるいは。 どちらにせよこちらからはまだそれ以上の反応を返せない。 辛い、苦い。焼けるような痛みが。胸が苦しい。 (-67) 2022/03/08(Tue) 11:52:03 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタン「あー……そういうやつ……演奏と同じようなもん、かな。演ってる内に身体が、覚えて……考えなくてもある程度……できる、感じ」 同意。今回は自分の身にも覚えのある話だった。 理解は先程 『音がおかしかった兄』を連想した時 より早かっただろう。「――――兄貴、は…………」 兄について聞かれれば、きっと分かりやすく視線を逸らす。俯く。己を落ち着かせるために心臓に手を当てて深い呼吸をひとつ。 隠さないと決めた今でも話をするのは怖い。 「どう、だろう……知ってる、かも? しれないし、知らないかも、しれない、……俺が捕まった時に、離れ離れに、なったから……どこに居るのかも、何をしてるのかも、……わかン、ない」 それでも分かることもある。 「でも此処には、……来てない、から……だったら、まだ、」 言葉が途切れる。言葉の先は脳内に留まった。 まだ外の世界にいるのだろう、と。 (-68) 2022/03/08(Tue) 11:58:31 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「十分だ。ばっちり仕事してくれるだろ?」 ひょっとすれば。シトゥラから主人ってどう振る舞えばいいんだ?と相談される事があるかもしれない。 「 なんでそんなに興味津々なんだ??? 石鹸そんなに駄目かァ」 駄目だよ。 「凍るから、飲水確保するのに必要だった。雪食ってちゃ腹壊すし、火を起こしちゃいけない場所もあったからなァ」 まぁ、その内文明の利器が入ってきて必要無くなったのだけど。 やる事も留まる理由もなくなって、ふと外を見たのだ。 今度吹雪じゃない、普通の雪景色に連れ出してみるかァ。喜んで駆け回ってくれそうだ。 (-69) 2022/03/08(Tue) 12:43:16 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア小さくなったあなたの姿を視界に収める。 口を開きかけて、閉じ。 何を言うべきか分からない。 ちら、とこの場にいる生き返った人間と、それを迎えに来た人間を確認してから。 足を曲げ、合わない目を見て、近づいた距離から両手を伸ばす。 ロベリアが何を感じ取ってしまったのかまだ分からない。 はず。 伸ばした両手は、あなたの体へ。そのまま抱え上げる。 ここには人が多いから。 何も抵抗がなければそのまま部屋を出ていくだろう。 (-70) 2022/03/08(Tue) 12:49:25 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタンどうにも読みにくいその顔を窺う。 ……何を考えているかはわからない。知らないから、わからない。 それでも、シトゥラが知る限りその言葉を鵜呑みにできるような前科数ではなかった。 「……わかってる。そう何度も無理をするつもりはない。 そしてそれは、アンタにも言える事だ。 もしもアイツに心配を掛けるような事をしたくないと思うなら、さっき言った事はよくよく考えてみるべきだ」 重なれば重なるほど刑期は増えるだろう。 このまま続けるなら自発的な反省を促せるよう精神を弄られる可能性も、下手すれば終身刑だってあり得ると、考える。 ……凍土送りにでもされてみろ。アイツ泣かせたらほんと一発殴りに行くぞ。 (-71) 2022/03/08(Tue) 12:52:16 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ「! ……っ……ん、……ぁ、」 漏れ出す声に熱を帯びた吐息が混ざる。 閉じていた目が微かに開き、視線は音を追う。 反撃を食らうなんて考えてすらいなかった。 触れ合っていた自分の唇を無意識に中指でなぞり。 呟いた言葉を聞く、ちょっと前くらいに思考する。 すぐここから出た方がよかったな、これ。 ならば話は早い。 いや気付くのは遅いが…… 横目に周囲を確認。この場の音を認識し。 「……アルレシャって重さどんくらいだろ」 囁くような声のままに喋る。 まあ、どんくらいでも関係ないか、と。 「――――……Boost」 己の脳へと信号を送り強化を施す。 狛犬を迎えに来た彼の真似、という訳でもないが。 未だポッドから起き上がっていないであろうあなたの膝裏に腕を通し、背中を支え掬い上げてしまおう。悠々と。 横抱き。いわゆるお姫様抱っこだ。 「…………、俺の部屋、行こうか」 さっきは"よくないかも"って考えが頭をよぎったけど。 ……このまま本当に掻っ攫ってしまおう。自室まで。 (-72) 2022/03/08(Tue) 13:13:11 |
【独】 憐憫聖贖 ナフ蘇生室が静かになった後。 「……やれやれ。」 ロックを解除して起床。 いつも通り……いつもより良く眠れた、程度の表情で起き上がり身体の調子を確かめて。 「体組織の損耗が少ないとこんなものか。」 ちらりと時計を見て。 再び、日常へと戻って行く。 (-73) 2022/03/08(Tue) 13:25:57 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ「おはよう?」 ひょっこりと食堂に顔を出す。 何事も無く、断絶など無かったかのように、生の続きを。 パネトーネfoodグレープフルーツジュースdrinkチョコレートパフェvilを流れるように注文。 (57) 2022/03/08(Tue) 13:29:14 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス「そうそう、そういう事です。……得意な事以外でも、日常的にやっていれば自然と身に付いたりするものですから」 無意識に行動できる様になれば、しんどさもいつの間にか慣れる。慣れてしまう。 ……決して、完全に消しされる訳ではないけれど。 歯切れが悪くなる様子に、ちらとそちらを見る。……繕うことがしんどくないのかを気にしたのは、兄の事も関係しているのだろうか。 途切れた言葉の先は、ぽつぽつと零される言葉の断片から何処となく予想が付く、のだが。 「……会いたい、ですか?それとも。」 その感情が気になって、もう一歩。足を踏み入れ、伺う様に。 (-74) 2022/03/08(Tue) 15:03:17 |
【秘】 人形師 シェルタン → 泰然自若 シトゥラ「……。」 しばしの沈黙。 想像する。自分が取り返しの付かない事態になり、そのせいで彼を傷付ける可能性を。 ……自身の存在が疵となるのに悦びを覚えてしまうのも確かなのだが、それ以上の苦しさを感じた。 同時に過ぎったのは『処刑』後の彼の泣きそうな表情だった。 「……悲しませてしまうのは。確かに、嫌ですね」 答えた声は、先程よりも自嘲の混じった温度だ。きっとそれは隠せない。 どれだけ外で"我慢"が出来るのかを考える。 けれど、どんなに頑張ったとしても。こんなにも歪で異端な愛の形でも肯定してくれる彼の事だけは、きっと外で出会って尚も望まれてしまえば。 「シトゥラ様は。どう、思いますか?僕の事を。」 (-75) 2022/03/08(Tue) 15:19:20 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン伸ばされた手に怯える様子は無い。 雫はまだ落ち続けているが、叫ぶ事も無い。 抵抗も無くそのまま抱え上げる事は可能だ。 部屋を出ていく事にも何の発言も無かった。 身を任せるように体を預けて、少し目を閉じる。 ボクはこの味も、熱も知っている。 怖い夢でも見た子供のように指先を伸ばして……。 ――…君の服を軽く握る。縋るように。求めるように。 (-76) 2022/03/08(Tue) 16:24:56 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス漏れる声を聞いて、ちょっとくらいは反撃になっただろうかと認識した。 ぼんやりしたまま、薄く笑う。 唇が離れても感触と熱が残っている気がする。 性格と、ここではまずいと思ったのも相俟って、自分から求めることも押し付けることもないのだが。 重さ、と聞いてふと顔を上げる。 ……脳がついていかない。 何故重さを聞かれたのかすらうまく理解できず、答える前には既に抱えられていた。 見た目通り、より少しは軽いかもしれない。 さほど健康的ではない故に。 「……ん」 いつもなら自分で歩くだのせめてこの運び方やめろだの言うのが容易に想像つくかもしれない。 でも今は、動いたら落ちるな、程度の思考しかない。 貴方の思うがままに、魚は貴方に運ばれていくだろう。 (-77) 2022/03/08(Tue) 16:26:07 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ 通信では何度か話したけれど、実際にこうして目の前に現れて話したのは期間中で言えば初めてだろうか。 姿を認めるなり椅子から立ち上がって軽く会釈。弾むような声を模倣し、明るい雰囲気を纏って貴方の問いを受け止めた。 「あはは! 何々皆さん今アンドロイドいじめ流行ってるんですか? 意地悪な質問投げてくれますねー」 そうは言うが、何も気にしていない。 「…… 楽しかったですよ 。なーんて! そう言えばよろしいですか?」 (-78) 2022/03/08(Tue) 16:44:48 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「だよなあ」 ため息交じりに呟いた言葉は果たしてどれだけ言葉としてあなたの耳に届いたのやら。 あなたの思う通り、そんな言葉だけで怒るようなことはない。戯れだと分かった上でわざとらしくため息をついてみせているだけなのだ。ただのじゃれ合いでしかないやり取りを終えてから続く言葉には一瞬言葉に詰まる。 「…………考えた上での言葉ではあるんだが、少し待ってくれ。改めて言語化して敗北を認めるの、クッソ悔しい……」 あなたには"賭け"が始まった時点でこうなることが見えていたのだろうか。男にとっては想定外だらけすぎて、それ故に雁字搦めになって今僅かに視線を泳がせていて、それから。 「一言で言うなら、お前と『楽しく』生きたいと思った。 ……俺の欲していたものが、こんな……いや、俺を知った上で俺とともにいてくれる人間だったと気づいてからは、本当にお前で決めていいのか確かめていたんだ。 けれど、お前が俺を庇って死にかけたあの時に……失うのが怖くなった。傷付くのが嫌だと思った。失いかけただけであんなに怖かったのに、いっときでもお前を失ったら耐えられないと思ったし、……実際耐えられなかった。 傷付けたくなくて、失いたくなくて。お前のおかげで知ることができた生き辛さと生きやすさを考えて。色々お前にしてやりたいことが出てきて。何より、これからの人生にお前がいてほしくて。 ――なあ、お前もそうでしょ? お前も俺のこと、」 これをどう呼んだらいいか分からない。愛であるかすら分からない。けれど、 "大好き" だけでは決定的に欠けることだけは分かっていて、じっとあなたを見つめる。 (-79) 2022/03/08(Tue) 17:54:50 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ貴方の姿を探して。漸く見つければ軽く駆け寄る。 「シトゥラ様。 俺から自由に会いにこれるのは最後だろうから会いに来てしまった」 用事は相変わらず特にないのだと、照れくさそうに笑いながら。 (-80) 2022/03/08(Tue) 18:09:08 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「もちろん!」 もし相談が来たのなら、その瞬間だけはめちゃくちゃに狼狽えるかもしれない。しれないが、そちらの主従にあった方向性をリスニングしつつ、主人として許されている権限やら囚人が手伝いで得られるポイントやらの説明を行う形でのプレゼンを行うはずだ。 ちなみに石鹸に関しては手でバッテンを作ってNGを主張しました。駄目だよ。 「俺住んでたのいかにも都市って感じのところだったしどこかに連れて行かれるとか全然なかったからさ、資料とかでしか見たことなくって! 雪って食ったら腹壊すんだ……。 お前なら水出せるからってそういうことか、なるほどね?雪山で火を起こしちゃいけないってヤバいな、なんかそういう霊験あらたかな場所みたいなそういう?」あなたから話を聞く度に頷いてみたり首を傾げてみたりと面白いくらいに反応する。疑問は次々沸き上がってはそれをすぐにぶつけるあたりも素直な証拠か。 普通の雪景色に連れ出された時の反応はお察しの通りで、だからこそ翌日風邪でダウンするかもしれないが、雪慣れしたあなたがいれば大丈夫だろうとも思う。 (-81) 2022/03/08(Tue) 18:19:31 |
(a29) 2022/03/08(Tue) 18:21:58 |
バーナードは、三文字縛り?と思った。 (a30) 2022/03/08(Tue) 18:22:16 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 後方支援担当 レヴァティ「ふ、ふふ。……皆君が大好きなんだねぇ。 それを得たかを確認したくなるくらいに。」 模倣の向こうの冷たい電気信号に想いをはせながら、適当に座れる場所に腰掛けて君にも元の椅子に戻っていいと手で示し。 それから、首を傾げて改めて問う。 「君の興味を惹くものは、何か観られただろうか? 宴の中交わされた、人の欲は、情動は、心は、君の学習に値するものだった? もっと知りたい 、そういうものは?」髪が流れ首筋が露になれぱ、白蔓草の刺青が覗く。 血色の瞳が、君の細められた瞼の向こうの硝子、その奥を覗き込むように、じぃっと見つめている。 (-82) 2022/03/08(Tue) 18:36:54 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフ「歳とるとどうもねぇ…あぁいえ。とはいえ私は不老治療受けてないだけで年上の方も多いんでした、なんでこういうのって変わっていくんでしょう。看守さんにも元気な人が多いみたいで」 α、βの記憶は、ある程度共有されている。 無礼講のメンバーの表向きの人柄くらいは理解の範囲だ。 「私でよければ喜んで。他愛のない話でも、そうでなくとも」 (-83) 2022/03/08(Tue) 18:55:47 |
【妖】 人形師 シェルタン『ゲーム』に決着が付き、無礼講が終了するまでの何処かの時間。 ラウゲンブロートfoodやらローズヒップティーdrinkやらダックワーズvilを頼みつつ、通信装置を起動する。 ……別に通信でなくとも良いかもしれないのだが、何となしに。 「スピカ。」 呼んだのは小さな英雄の名だ。 ($2) 2022/03/08(Tue) 19:36:02 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア向かい合わせになるように抱えたので、あなたの顔は見えない。 あなたからも見えないだろう。 廊下を歩き、預けられた重みと、それから握られた感覚があって、足を止める。気づいた。 ……目的地がない。おそらく人のいない方、気配のない方に進んでいただけで。 立ち止まったまま。 どこへ連れて行くべきか。 立ち止まったまま。 本人の部屋がいいだろうか。 ぐる、と向きを変える。 来た道を少し戻って、今度はロベリアの部屋の方へと歩いている。 (-84) 2022/03/08(Tue) 21:33:15 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタン「日常的に…………、でもやっぱ、それだとつらい、というか……さみしい、気もする」 すぐに、それってやっぱり辛いのでは、と思考が巡った。 自分の演奏は、趣味、好きなものであり、呼吸でもある。 でも"繕う"のは違うだろ。"演じる"事があるから分かる。 あれは己が折れないため足を踏ん張る行為だ。 「…………、会いたいよ」 小さく言葉を溢す。これは無意識の音だ。 俯く顔を上げる。見開く瞳。 それはどこまでも真っ直ぐに。 自身の領域に踏み込んで来たあなたの顔、目を。見据える。 「 会いたい。 聞きたいことがいっぱい、あるんだ……言いたいことも、いっぱい。アイツが何を考えてるのかは、今も前も、わかんないけど。 でも、もしかしたらアイツもそう思ってるんじゃないかって、そうじゃなくても、俺は…………、」 「――――……もう逃げるのは、嫌だから」 ぽつりと言葉を落とす姿はない。 それは明確な強い意志を示すように。 出来損ないの機械は。高らかに己の音を響かせた。 (-85) 2022/03/08(Tue) 21:55:24 |
スピカは、処刑はおわったあともしばらく立っていた。傷で立てなくなるまで。 (a31) 2022/03/08(Tue) 22:07:22 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャあなたが笑ったのを見てじわり、顔が熱くなる。 声出さないようにしてたんだけどなあ。 持ち上げれば存外、軽い身体に強化は要らなかったかな、と思ったが……こっちの方が安定するからいいか。 落とさないよう、苦しくないよう、しっかりと己の身へと添えて。 そうして愛しの魚を運べば廊下、自室の扉前。 それはいつも通り薄く開きっ放し、 「 うあぁ…… めっちゃ扉開いてる……!」なんてことは全くない、誰がどう見ても全開だった。 あの場に駆け付けるため、勢いのまま飛び出していってそのままだったのだ。まあ、開く手間が省けて丁度いいけどさ。 つま先を扉に引っ掛けながら自室に入り。 扉が枠にぶつかる際に音、振動を操り。 動きに勢いが付けられた扉はバタン、と閉じられる。 「アルレシャ……部屋、ついたよ」 一先ずはベッドの上へと運ぶだろうか。運びました。よいしょ。 (-86) 2022/03/08(Tue) 22:12:05 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスいつもなら人の目がないかとか気にするものだが、今はそれもどうでもよく。 素直に落ちないように、身体を寄せた。 めっちゃ扉開いてる、の言葉に軽く顔を上げる。 珍しいな、とも思う。 どうしてそうなのか、はわからない。少し考えれば分かるんだけど、今はわからないまま。 ベッドに運ばれ、降ろされるタイミングで。 貴方の首に腕を回そうとする。叶えば、ぐいと引き寄せてしまおうと。 「お前と寝る」 酷く端的につぶやきながら。 (-87) 2022/03/08(Tue) 22:24:05 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン人がいない方へ。気配のない方へ。 そうして足を進める君のおかげか、少しずつ意識は明瞭に。 合わせて、揺れる瞳は今を映し感じる熱に気持ちが和らぐ。 そうだ、あの味はボクのものでは無い。 あまりにも強く感じ、深く受け入れてしまった。 立ち止まる足に閉じた目を開け、君を見ようとするけれど。 ……見えない。その間に向きは変わりまた歩き出すのだが。 「 …………………テンガン 」確かめるように名を呼ぶのは顔が見えない不安から。 掴んだ部分を緩く引っ張り、先とは違う落ち着きがある事を知らせようとする。 名を呼ぶ以外の言葉は、まだ上手く思い浮かばずにいた。 (-88) 2022/03/08(Tue) 22:26:33 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタン沈黙の後に出された答えは、誤魔化しのない真だと思った。 ―――そうじゃなきゃ、この場でぶっ飛ばしてたかもしれない。 「アンタを判断するには、僕の持ってる情報が偏り過ぎてる。 僕がアンタについて知ってる事の大部分は『囚人』シェルタンの事だ。だが、聞きたいのはもっと広い視野で見たアンタの事だろ?」 僕は知らねェ事は知らねェんだよ、と息を吐く。 「……それでも、ただ自分の欲求を満たしたいだけなら悲しませるのは嫌だとなんて言わないだろ。 悪いな。僕は我慢をしろと言う事はできるが、代案を提示する事はできねェ」 釈放後再び此処で出会う事になるのか、それとももう出会う事はないのか。はたまた……貴方の影を垣間見る噂を聞く事になるのか。 シトゥラは歩み寄ろうとするが、結局のところ。 わからない事はわからないのだ。 (-89) 2022/03/08(Tue) 22:37:57 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 従者 ムルイジ音を聞いて立ち止まり、そちらへ顔を向けた。 「……そうだったなァ。わざわざありがとな。 ムルイジは今回の、楽しめたか?」 思い返せば長かったような短かったような時間だった。 ……ちゃんと会いに行く準備、しとかないとな。 (-90) 2022/03/08(Tue) 22:47:51 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「ならいい。……頼りにしてっからな」 後日、滅茶苦茶プレゼンされるシトゥラの姿が目撃されたとかされなかったとか。 「都市部にいりゃわざわざ遠出する必要もないだろうしなァ。行く場所に困んないだろ? 雪、水だけでできてる訳じゃねェからなァ。大人しくかき氷でも食ってな。 そりゃ神の居る場で火を起こす訳にいかないだろ?」 あっさりと肯定する。シトゥラの神は人の姿をしていない。 ただ其処に在るものだ。在るだけで崇拝されるものだった。 犬は駆け回るってマジだったんだなァとか言ってそれを見守る事になるんだろうな。風邪引かせたらラサルハグにどやされろうだから防寒具や温かい飲み物をちゃんと準備しておこう。 (-91) 2022/03/08(Tue) 22:58:02 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「あぁ。紅茶も好きなだけ楽しめたし。 模擬戦やあの日、貴方に看取ってもらった処刑だって。 俺にとっては楽しい事ばかりだった。…始まってすぐは、どうしていいか分からなかったのにな。今では、終わるのが惜しいとおもう」 貴方の問いに答える声は弾んでいる。 「……なにより、貴方とこうして話せるようになったんだ、楽しくなかったわけがない」 (-92) 2022/03/08(Tue) 23:11:23 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャあなたの腕が伸びてくるのも、全く考えにはなくて。 「わ、…… びっくりした 」素直な感想をひとつ。 それでも喉はくすくす、からからと鳴っているが。 身体と顔は容易くあなたの方へと引き寄せられるだろう。 「んー……? あはは、……じゃあ一緒に寝ちゃおうか?」 自分もベッドに乗り上げて。 後ろに体重かけていいよ、と声をかけながら。 背にあった手はそのままに。膝裏に差し込まれていた手をあなたの後頭部に添えて。ゆっくりと倒していくだろうか。 「俺どうすればいい? 何かして欲しいことある?」 寝る時の体勢、とか。他にも何かあればしてあげるつもり。 (-93) 2022/03/08(Tue) 23:20:11 |
【秘】 規律指揮 スピカ → 時魔嬢 クロノ「ええと、私は……ヒーロー、いまは、わかりません。でもいい人にはなりたいです。」 首を振った。少し心境の変化があったようで、そのように。 「はい、正しいことでした。昔、思っていたのは正しいことでした。今の私はすこしちがうけれど……。でも正しいこと、自分で考えようと思います。クロノ様、なにしたかわからないですけど、悪い人に見えないです。」 話した感覚でしかないけれど。悪い人はもっと怒鳴ったりするような気がするから。 (-94) 2022/03/08(Tue) 23:22:31 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ頼りにしていると言われると黙ってこくりと頷いた。自分に向けられていると分かっているからこそ嬉しい。 「そうだな、大体のことが出来たと思う。院の子供達が色々連れてってもらってたなあ、帰って来てからも盛り上がってて……大体翌日あたりに、行った誰かしらが寝込むんだよね。 かき氷食べるぅ……へ、そういうものなの?神のことよく分からないんだけど、てっきり祭壇に炎が灯されて……みたいな感じだと思ってた。ああ、そのあたりは雪山だからなのかな」 ぽろっと子どもの頃の話題を口に出す。他の子供から聞くとしての認識が強いのか、自分の経験には繋がっていないようだ。自分の知らない世界についてまた触れて、情報を基に考えて。こうした他愛ない会話でもあなたから学び、成長している。 後日、もこもこ高身長看守達がもふもふ雪景色に出かける日が来るとか来ないとか。その時の男はきっと転んであなたを巻き込むだろうし、結果はどうあれそれも思い出のひとつにはなるのだろう。 (-95) 2022/03/08(Tue) 23:35:44 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア名前を呼ばれて数歩、引かれて一歩。それだけ歩いてまた足を止める。 声が届いている証拠だ。 けれど、顔を見るような動作はしない。 返事もしないで、ただ止まっているだけだ。 「……」 沈黙の向こうに、きっと以前感じたことのある心配の味がある。 そして、強い味を感じている間は感じ取れないであろう、心配のさらに向こうにある味は。 本当に、あなたの知るもの、だろうか。 (-96) 2022/03/08(Tue) 23:38:54 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 後方支援担当 レヴァティ「ん。 できたらいいなとは、思う 」何でできていたか、シトゥラ本人もわからない。初めての事で塞ぎ方も。……それでも、時間をかけて直していくのだろう。そうできるのも人だから。 「マジなのか冗談なのかたまにわかんなくなるよ、レヴァティのそれ。 ……心配しなくてもずっと見ててやるし末永ーーーく一緒にいるに決まってんだろ。アンタいなくなったら僕の周りが 凄い事になるぞ 」機械音痴を直そうという気概はないのか?できたらやってんだよなァ……。 きっとずっと先まで、世話してもらう事になるだろう。いつか人間臭さを滲ませた貴方にまたですか?なんて言われてるかもしれない。 「……食べてく。レヴァティも少しは食べれたよな?」 一人で食わせないよな、なんてちょっと面倒くさい絡み方をしながら、穏やかな時間を過ごしただろう。 (-97) 2022/03/08(Tue) 23:39:07 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 従者 ムルイジ「アンタにも得るものがあったなら良かった。……なんかまだそれ、こそばゆいなァ」 弾む声に、微笑ましいものを見るように笑む。 「ま、次もなるべく早く会いに行けるように整えとく。 良い子で待ってな」 (-98) 2022/03/08(Tue) 23:49:22 |
【秘】 歪な魚 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスびっくりした、と聞こえたから、びっくりさせたな、と思った。 けれど貴方の顔は笑っている。 ならまぁ、いいか。 相変わらず後頭部に添えられる優しい手の意味は分からない。以前よりは素直に体重を預けることはできているだろうが。 続いた、どうすればいい、してほしいこと、の言葉に、少しだけ黙り込んだ。 「………お前の音が聞きてぇかなぁ」 微睡みかけた、素直な意識で溢す言葉は、 「お前がそばにいたらそれでいいよ」 奇しくも、貴方がこの魚に望み続けたものと似た形をしていて。 それでいて、それよりもずっと淡い振動を奏でているだろうか。 (-99) 2022/03/09(Wed) 0:01:24 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……………テンガン」 もう一度名を呼ぶのは、 何故だろう。 意識が明瞭になる程に、君への違和感を得ていく。 服を握る手とは反対の手を動かし、叶うなら髪に触れる。 君は今、何を思っているのだろう。 また目を閉じて、僅かにでもその感覚を味わえないかと。 恐怖に飲まれかけた苦しみを持ちながらも、君の事は知りたいと思う。 もう遅いのだろうか。…教えてくれよ、第六感。 服を握る手は今度は強く、離すまいと力が込められた。 (-100) 2022/03/09(Wed) 0:07:21 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「はしゃぎすぎてってやつかァ。僕のとこは……皆昼間の内に体力使い果たして暗くなったら即寝てたな」 雪山、何をするにも体力を使う。 バーナードの話す事はどこか他人事に聞こえた。あれが楽しかったこれが面白かったと言いそうなものなのに。……意図的か意図せずかはわからないが、その中にバーナードはいなかったのだろうと推測した。 「シロップかけまくって食いな。祭壇とかそういうもんもなかったからなァ。バーナードが思い浮かべるやつとは結構違うんじゃねェか?僕も故郷の神以外はよくわからん」 自然信仰はこの時代、絶滅寸前だろう。自然とは程遠い場所へ人々は移り住んでいるのだから。 その日、やたらでかい雪だるまが二つできあがったとかなんとか。 (-101) 2022/03/09(Wed) 0:13:10 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 時魔嬢 クロノ適当に近くの席に君を誘導して。それからフルーツオレdrinkグレープフルーツジュースdrinkユヌ オランジェットvilクッキーvilと二人前注文した後、行儀悪く肘をつく。 届いたら好きな方貰ってね。 「確かに、ζの君くらいの外見年齢、今時はもう珍しい部類だよねぇ。 身体年齢に精神が引き摺られるのは確かだと思う。 クロノは、個体によって同じ事象でも感じるものが違ったりするのかい? そうだなぁ、他者の印象とか、宴の感想とか。」 ずっと聞いてみたかったことをこの機会にと。 (-102) 2022/03/09(Wed) 0:42:09 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス「…………。」 その言葉には、表情を変えぬまま。何も告げない。 だが『さみしい』と言われて。ぎくりとした様な音が人形師の元から聞こえたのかもしれない。 ……ああ、だからこそ余計に肯定を求めていたのだろう。"普通"より余程歪んだ人間であると知りながら、尚も。 こちらを見返し再び目線が合った君の瞳は、先程の弱弱しさとは真反対の。 強い意思を持った、真っ直ぐな藤色。 あの街でごく稀に見かける様な。通りかかる人がどれだけ少なかろうと、路地裏で必死に歌うボーカリストの歌声と。似た眩しさの温度がする。 「……そうですか。 "もう"、と告げるという事は。貴方の意思を変える様なきっかけが、あったんですね」 そのきっかけが何処に有ったのかは、この人形師に知る由は無い。 「無事にお会いできると良いと、思いますよ」 だが、この言葉は嘘ではなかった。 眩しさに焼ける様な感覚を覚えたのは確かだが、其処に確かな影を抱えても尚そう告げられる程の強い意思は。成し遂げて欲しいとも、考える。 (-103) 2022/03/09(Wed) 0:42:26 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「……、何だ」 返事をする。きっと普段通りの声色で。 内にあるものは、きっとロベリアが先程飲まれかけた恐怖に似ている。 触れる手を振り払うことはない。 あるいは行き先のない聲を上げ続ける巫の、冷たい空虚。 掴む手も。 ほんの数日前、この男に読み取られた、"さよなら"の記憶に付随した身に覚えのある感情かもしれない。 この両腕はあなたを抱える為に使っているから、あなたの動作を邪魔することはない。 だが、そのどれもがテンガン自身には分からない。 感じないのではなくそこにあるものに気づけないが故の歪さが、この混ざり混ざった混乱をあなたに感じ取らせないかもしれない。 (-104) 2022/03/09(Wed) 0:48:56 |
【妖】 人形師 シェルタン「実は勝ちだね。結果として君の骨噛み先がコヨーテで正解だったかもしれない。 まあ勝ったからと言って、何かある訳じゃないけれど。」 届いた諸々を口にする……前に。 「一つ、謝罪と提案を行おうと思ってね。 まず謝罪。4日目……君が処刑された日の事だけれど。結局ごたごたしてしまって、呼称を決め忘れていたなと。……俺とコヨーテの事、羨ましく思ってたって後でチラッと聞いてさ。」 風の噂か何かで聞いたらしい。>>5:+74 視聴者お便りかも。とりあえず、どんなルートで聞いたのかは然程重要ではない。 という事にしてくれ。 「次に提案。今から君の呼称……というか。 コードネーム、決めない? 君にそれがあると、より英雄っぽいなって思って。」 ($4) 2022/03/09(Wed) 1:05:58 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン目眩を感じたように視界が揺れた。 声を、息を飲む音を零しかけて、堪える。 こんな近くにいるから、鼓動から伝わるのだろうか。 … でも 大丈夫、ボクはもう、大丈夫。苦しい。 髪に触れた手は一瞬強ばるように固まって。 ――…撫でる。柔らかく、壊れ物でも扱う様に。 「…………何処に、連れてってくれる………の」 迷うような足取りは感じていた。 だから君が最後に決めた目的地を知らない。 目的地がなく、人のいない方に進んでいた事も。 本当は別に、これが気になったから名前を呼んだわけじゃない。 でも 君の声を聞ければ、今の思いももう少し治まるかなって。 (-105) 2022/03/09(Wed) 1:17:42 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「そうそう、はしゃぎすぎた反動でばたーんって。毎日体力使い果たすってやっぱり過酷なんだなあ……暗くなったら寝る生活自体はめちゃくちゃ合いそう」 早寝の理由はあっても眠れないことだってあったから、そっちに住んでいたらまた色々違ったんだろうなと考える。考えたところであなたの住んでいた雪山にもあちこちのレジャーに出かける子供達の中にも幼き日のバーナードの姿がなかった事実は変わらないし、かき氷って実はシロップ全部同じ味なんだろ?と 要らん雑学 を披露するバーナードがいる事実も変わらない。「ああ、じゃあ本当にかなり違いそうだ。俺が無神論者だからなんとも言えないんだけど、荘厳な建物があってあちこちで火が焚かれていて中央に祭壇が……みたいなイメージ持ってた。神様がいるってどんな感じなのかなあ」 (-106) 2022/03/09(Wed) 1:19:35 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「ああ」 きっとまだ大丈夫ではないのだろう、と思った。あなたが。 「君の部屋。君の部屋がいいと思った。誰も入って来ない方がいいだろう」 また歩き始める。今度は目的地がはっきりしている分、先程までよりは少し早く。 「だから、安心するといい」 この間も、内の内にあるものは変わらない。 (-107) 2022/03/09(Wed) 1:34:55 |
【秘】 人形師 シェルタン → 泰然自若 シトゥラ「……、そうですね。 答えを知りたいと願うなら、表面ではない部分をもう少し明かしていくべき。……結論を焦ってしまうのは、悪い癖だ」 何処ぞの狛犬にも似た事をやらかしたな、と思いながら。 続けた言葉は、呟く様に。それでも貴方にはきっと聞こえたのであろう声量で。 「嬉しかったんだ。嬉しかったんだよ。……彼の告げた言葉が、嬉しくて仕方がなかった。こんなにも歪な俺が、彼の心が傷付けられる想定に、酷く苦しさを覚えてしまう程に」 もしも貴方から見て、自分が最終的に彼を傷付けるだけの奴だと判断したなら。彼が此方に来るのを、全力で引き留めて欲しいと。そう夢想する。 ……実際に、どう未来が転ぶのかは。勿論この人形師も、知る由は無い。 (-108) 2022/03/09(Wed) 1:55:06 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……そう。………うん」 何処でもいい。…けれど人が居ない方がいい。 故に君のその選択を拒む理由は無かった。 歩き始めるなら髪を撫でる手は止まり、添えるだけ。 「……ふふッ、別にボクは……大丈夫なのに」 そう言いながらも身を預ける様は変わらず。 部屋に着いても、それは同じで。 勿論下ろす動作があれば素直に受け入れるのだが。 変わらない何かを、今尚感じ続けているかもしれない。 分からないものだとしても、それは確かな感情だから。 (-109) 2022/03/09(Wed) 1:59:00 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 歪な魚 アルレシャ黙り込む様子を見れば首を傾げながら目を細め。 開かれた口から続く言葉を聞けば。 「…………、っ」 強く跳ねる心臓の音。……自分のだ。 「……、ン……わかった」 心をかき乱す、とはこういうことを言うのだろうか。 息苦しさの音。普段の二人を真逆にしたみたいだ。 けれど。このどろりと熱を持ち絡みつくような独占欲の音は、あなたのモノではないのだろう。 後頭部に添えていた手を動かして、隣に寝そべって。 いつもの、腕枕をするみたいにあなたを包み込んでしまおう。残った方の手で布団を被せた後は、あなたの頬に添えて、撫でて。 「ゆっくり休みな。……ずっとそばにいるから」 (-110) 2022/03/09(Wed) 2:07:19 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタン>>-103 音には気付く。言葉が続かないのなら、こちらも表情に出したりはしない。聞こえた音に知らん顔するのは慣れているから、出来てしまうのだ。 でも、アンタもそう思うのかな、って。少しだけ親近感を覚え始めたのは確かで。 人間らしさを感じたのも、確かで。 「…………、ああ、……ウン、話を聞いてくれたみんなのおかげ! いわゆる予行練習ってやつ? 自信ついてきたのかもな」 なんて、調子よくイタズラっぽく笑う。 きっかけは色んな場所にあった。 色んな人に背を押して貰えた気がしたんだ。 その内の一人にはあなたの愛する"コヨーテ"も含まれていて。 「……ン! アリガト! ……シェルタン!!」 そしてたった今、あなたもその内の一人になったのだろう。 嘘の音が含まれていないと分かる。取り繕うのが上手いあなたから向けられたホンモノの肯定の言葉は、この機械の心臓を確かに揺さぶった。 後はもう。 前だけを見て。進んで。 失敗なんて選択肢はない。 自分の望む結果を勝ち取りに行くまでだ。 (-111) 2022/03/09(Wed) 2:08:48 |
【人】 憐憫聖贖 ナフ「そういえばさ。」 デザートのチョコパフェつつきながら思い出す。 「エリア閉鎖されたら、ピチねばどうしようか?看守で誰が欲しい人いる?」 自室に置くという発想は皆無。 餌やり忘れるし。 (59) 2022/03/09(Wed) 2:12:16 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア鍵がかかっているかもしれない部屋をどう開けるか、についてはテンガンは何も考えていなかった。ので、部屋の前で数秒立ち止まり、「鍵」と呟いていただろう。 あなたが一緒にいて、受け答えができるのなら何とかなったのだろうが。 そして、部屋に入っても下ろす素振りはない。 掴んでいる手を離す気配はあるだろうか。あるいは添えている手を離すことは? ないのなら、数秒止まった後に勝手にベッドに座る。あなたを抱えたまま、あなたの足は床に着かないよう折り曲げさせてベッドへ乗せ。 手を離すならその場に下ろそうと体を屈めるだろう。 (-112) 2022/03/09(Wed) 2:22:47 |
【秘】 歪な魚 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス分かった、と声がするので、少しだけ笑った。 言ってみてよかった、とも思った。 きっとそう思ったことは後で忘れてしまうが。 いつもはされるがまま、丸まるように小さくなるものだけど。 貴方の腕の中、胸元に自ら耳を寄せた。 鼓動が聞こえる。 ーー戦場では銃声が子守唄なんだ。静かすぎると眠れやしない。 近くで聞こえる、この鼓動が心地良い。 頬を撫でられる頃には、もうほぼ目は閉じかけていた。 あぁ、もう一度うまく眠れるだろうか。うまく眠れるといい、貴方がいるなら。 「……おやすみ、ポルクス」 言ったきり、そう時間もかけずにアルレシャからは寝息が聞こえてくるだろう。 いつかのように魘されることもなく、眉間に皺を刻むこともなく。安らかに。 死を待ったあのときのように。 目が覚めれば、きっといつも通りに戻っているのだ。 貴方が起きる頃には全て思い出して。 そうして、……貴方を何度か撫でてから、部屋を出ていくはずだ。 (-113) 2022/03/09(Wed) 2:27:19 |
【秘】 鳴動の機械 ポルクス → 歪な魚 アルレシャ笑った顔には、男も笑みを浮かべた。 胸元に来る動作が愛おしくて、 苦しくて。 手放したくない、ずっとそばにいたい、閉じ込めて、 あなたに届く鼓動は、振動は、騒がしく。 長い間、強く、早く、跳ね続けていたのだろう。 あなたが目を閉じる頃、あなたの頭。 届く場所へキスを落としてしまおう。 いつもより長く、それを贈った後は。 「おやすみ、アルレシャ。……、 愛してるよ 」あの時、脳を撫でた声と変わらぬ音で おやすみの挨拶と愛の言葉を。最後の言葉は微睡むあなたの耳に届いたかどうかも分からないが。魚の安らかな眠りと共に、機械も眠りに就こうか。 いつも通りに戻ったあなたには。 男はまた曖昧な笑みを向けるだろうか。 撫でられればくすくす、からからと喉を鳴らし。 今回は自分から扉を開けて、廊下を歩いていくあなたを見送っただろう。 (-114) 2022/03/09(Wed) 2:59:11 |
アルレシャは、おはようも言わず、ロビーへ。 (a32) 2022/03/09(Wed) 4:00:43 |
アルレシャは、ピチねばは、いらない。 (a33) 2022/03/09(Wed) 4:01:00 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン部屋の鍵はそもそもかけていなかった。 理由は起きて直ぐに飛び出すように処刑室へ向かったから。 だから「鍵は閉めてないよ」と君に伝えたはずだ。 下ろす素振りが無い事には僅かに不思議そうにはする。 が、表には出さない。掴んでいる手も添えている手も離れない。 下ろされる際でなければ、離す理由も無い。 ポッドにいた際には体は温かくとも冷えて、けれど今は君の熱が混じり心地よい体温を有していると感じる。 ベッドに着いてからは擦り寄るように君の身に額を寄せて、頭に添えた手は君の髪を緩く撫でた。 離れたくない。 そういえばここまで君の顔を見る事は叶わなかったが。 ……今ならどうだろう。手はそのままに、覗く事は叶うか。 叶わずとも君の熱を、味をより良く感じられるならばそれでも。 それがどんなものであれ、君を知りたい。欲しいと感じているから。 (-115) 2022/03/09(Wed) 6:18:38 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 狂信看守 エルナトこれは処刑も蘇生も終わり、一晩が経ったのちの無礼講の何処かの都合のいい時間。 『蘇生終わったよ、体調もいいかんじ。 お茶会する時間はある?』 貴方宛に、そんなメッセージが届いただろう。 (-116) 2022/03/09(Wed) 6:57:34 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアこちらを見るなら、きっと目が合った。 座ったまま何をするわけでもなく、額を寄せられること、撫でられること、体温をそのまま感じている。 ロベリアの行う動作に対して、真に不快感は混ざらない。 それでどういう気持ちがあるかと言えば分からないが。 あなたが離さなかった気持ちと非常に似ているだろう。 それ以外のことは何も考えてい られ これはただ待っているだけだ。自分が"元通り"になるのを時間の経過に任せている。野ざらしのまま嵐が過ぎ去るのを待つように。 (-117) 2022/03/09(Wed) 10:34:36 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクスこの音は気付かれている筈だ。けれど、何も言われなかった事に少し安堵を覚えた。 或いは敢えてそうしたのだろうか。 「無礼講内で、です?……でしたら、貴方にとって"も"得る物が多くあった機会になったのでしょうか。」 自身にとっての"それ"を思い出したのか。人形師は君に対して初めて笑顔を見せる事だろう。取り繕っていない音のそれを。 「……どういたしまして?」 愛おしく思えた相手がそのきっかけの一人とは知らず。 ましてや自分も君の背を押した一人までになっているとは、自覚は無いのだけれど。 「さて。そろそろ時間が時間ですし、人もまばらになって来た頃でしょうかね。……戻りましょうか。」 人形師は、唯の一人の『人間』は。 そう言って君を連れて地上まで送り届ける事だろう。 (-118) 2022/03/09(Wed) 12:47:18 |
【人】 人形師 シェルタン「ピチねばは……この場に欲しいという看守様が居ないのならば、これを食事として出して来た調理班の方が、責任を持って飼うべきではないかと思いますが。」 看守の職務事情は知った事では無いが、そう提案をしてくる囚人。 まあ囚人には回ってこないというか許可が出ないだろうと適当言ってる。出ても要らない。 (60) 2022/03/09(Wed) 12:50:41 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン目が合えばほっとしたように表情が和らぐ。 気が抜けたような。安心したような柔らかな笑みが浮かんでいる。 何をして欲しいかと聞かれれば、 ここにいて欲しい。 それは残り短いこの無礼講の中で我儘な思いだろう。 …………。服を握る手はゆっくりと離されるが、その指先は緩やかに首筋を辿り慈しむように頬に触れる。 拒まぬならだが。 感じるものがあろうとも、全てを知る訳では無いから気の利いた事など言えないし、君に問いかけるように零したとてまたいつかと同じようになるのかもしれない。 だから。 好きにする事にした。 髪を撫でる手はまた添えるだけに戻り、そのまま抱きつくように身を寄せ。 「 ………落ち着くまで、傍にいて 」耳元で囁く。 ふたりの心が癒されるまで。 そうせずとも君は望むならいてくれるのだろうが。 野ざらしになる君の、雨風凌げる存在になれればいいのに。 求める心が止まらない。触れる度に愛おしさが増していく。 (-119) 2022/03/09(Wed) 15:15:54 |
(a34) 2022/03/09(Wed) 16:09:21 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャやってきたトリュフを口に入れた。 暫く黙り込む。 口の中のトリュフがなくなってから、ぎりぎりちょこもといカカオの塊も一欠片放り込んだ。 (61) 2022/03/09(Wed) 16:11:38 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ>>-82 「好きと言われても同じものを返すことは出来ませんが、少なくとも不要と判断されていないということですから。ありがたいことですね。 でも本当に確認してくる方多いんですよね。看守の方にも囚人の方にも言われちゃいました」 座るように促されると、その前に「お茶を淹れてきます」と断りを入れて話した通りハーブティーを持ってきた。貴方に差し出してから失礼します、と椅子に座り直す。 「ええ、ええ。沢山学ばせていただきましたよ。 美学、芸術、矜持……感情だけではない効率を優先して役割に徹する俺にとっては到底理解出来ぬものを多く目にしてきました。それらを持つ方々と実際に話をしても尚、分かりません」 ──それは、貴方に対しても例外ではない。 恐怖し、叫び、喘ぎながらも全ての暴力を肯定し受け入れる贄。そういう嗜好であると言ってしまえば話は早いが、それにしても常軌を逸しかけている。 道を踏み外さぬまま、明らかに狂っている。 「W全部W、ですよ」 無機質な視線が血色の瞳を真っ直ぐ捉える。 「効率、倫理道徳、安寧、それらを捨ててまで求めるもの。 人を人たらしめる不定形で曖昧な何か。 そういうものひっくるめた全て、見たくなっちゃいました」 それは果たして学習機能が備わった機械としての行動か。 或いは、未知に引き寄せられてしまった愚か者の行動か。 さて、いったいどちらなのだろう。 (-120) 2022/03/09(Wed) 16:13:30 |
【独】 夢幻泡沫 アルレシャ「………味、するな…」 死んだ後は大体、何を食べても味がしないのに。 トリュフの濃厚な甘さもぎりぎりちょこの強烈な苦味と酸味も感じ取ることができる。 ……あんなに恐ろしい死というものがストレスにならないのは初めてだ。 それとも、感じたストレスを既に緩和できたとでもいうんだろうか。 或いは、両方……かもしれない。 アルレシャには分からないが。 (-121) 2022/03/09(Wed) 16:14:48 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャ>>62 ナフ 「結局僕は出すこと叶わなかったなぁ。 えーと……確か、スピカが出したのはスピカが食べきってたし、バーナードが出したのはラサルハグが食べきってた…かな?」 でもまだ完食じゃないよね……いるもんね壁際……。 (63) 2022/03/09(Wed) 16:16:47 |
アルレシャは、パンケーキも食べる。のんびり食べる。 (a35) 2022/03/09(Wed) 16:28:03 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャ (66) 2022/03/09(Wed) 16:47:46 |
シトゥラは、は?????????? (a36) 2022/03/09(Wed) 16:58:39 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「得るものばかりだったよ。 ふふ…俺はきっと、ずっとこうだから。貴方も諦めて慣れてくれ。」 我儘をいうのにも、大分抵抗が無くなってきた自覚をして。 いつだか貴方が慣れるよういってくれたのを思い出して笑った。 「勿論。他の看守にもちゃんと従うさ。 …貴方なら来てくれると、信じているから。楽しみに待っている」 (-122) 2022/03/09(Wed) 17:00:50 |
【人】 疾風迅雷 バーナード これは散歩がてら芋煮foodラッシーdrinkロリポップvilを受け取りに来た人だ。 「俺はピチねばパス。もうラサルハグ飼ってるから他のもの要らねえし。俺達以外のところに配膳されればノーダメージだから別に食材に戻ってもいいんじゃね?」 6m分を食べてくれたラサルハグには心の底から感謝している。本当にありがとう。 (67) 2022/03/09(Wed) 17:00:51 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ無礼講が終わる前の、何処かの時間。人形師は君の姿を探している。 もしも見つかったならば、少し小走りになりながら其方に駆け寄るだろうか。 「……コヨーテ。今、少し大丈夫かな」 (-123) 2022/03/09(Wed) 17:23:22 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン (-124) 2022/03/09(Wed) 17:31:08 |
【妖】 規律指揮 スピカ「何もなくても、少しだけ嬉しいです。イベントも、無礼講も勝てて楽しかったですからはい、噛めて良かったです。おめでとうございます。」 なんだか勝ちってそれだけで嬉しくなる。ダイスイベントの勝ったときにもらったコインを(回収されていない限り)まだ大事にしている。 「はい、知らない名前呼び合うのいいなって、アルレシャ様達も呼ばれていて、私も忘れていました。」 いいなとは思っていたらすぐ喋ってしまうので、きっとどこかでバレていたのだろう。 「!コードネーム、バレない名前ですか?はい、決めたいです。何がいいですか?私、難しい名前わからないですが……シェルタン様のコードネームどんな意味の名前ですか?」 !ぴょこん!と台詞だけでも嬉しそうな反応を返す。期待。 ($5) 2022/03/09(Wed) 17:36:42 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ (-125) 2022/03/09(Wed) 17:44:02 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 後方支援担当 レヴァティ「同じものを返されることを前提として向けるなら、それは打算の域を出ない。 君のような存在と理解した上で向けるなら、それはやはり愛であり……望みの薄い芽生えを確認せずにいられないのは、希望というやつなんだろうね。」 言いながら、 ふと過ぎる存在があって 苦笑する。その表情は、茶の用意をする君に見えたかどうか。 「分からない、か。分からないなら投げて仕舞えばいいのに、それでも君はそれに手を伸ばしたがるのだね。 役割、業務上の機能向上の為ならば、そういうものがあると知り、その上でそれらへの対応方法だけを入力すればいいだろうに。 効率外の興味を無視出来ぬとは、 なんて人らしい のだろうね?」楽しいを面白いを愛を理解出来ていなくても、人を愛するコレが興味を向ける程度には。 「ねぇ、君は気づいているかい?見たい、知りたいというのは、 欲 だ。嘗て全てを与えられながら、その 欲 に敗北した者がいた。開けてはならぬ箱を開いてしまった。……という寓話だけどね。精確無比に人に仕えることを求めるならば、この辺りで手を引くといい。理解などする必要は無い。データとして蓄積するに留めて置いた方がいい。 警告の上で先を望むならば……そう、きっと君は、 とうに狂気に足を踏み入れている ……のかもしれないね?」言葉尻だけを軽く曖昧に宙に浮かし、君の淹れてくれた茶に口をつける。 生命の色、果実の色をした瞳が、君という無機物を誘惑するように眺めている。 (-126) 2022/03/09(Wed) 17:48:28 |
【妖】 人形師 シェルタン「裏切り者は漁夫の利を得る、なんてね。 君達と共に勝利を迎えられた、と思うと。……うん。俺も少し、嬉しいかな。」 自分はとうに返却していたが。少女が今も尚コインを大事にしているのを、もしかすると見かけたかもしれない。 「グロリオサは花の名前だね。赤と黄色の二色の花で、栄光の百合と呼ばれていたりもする。 ……そういえば、何故俺にこの名を贈ったのか。すっかり聞きそびれてたっけ」 と、もう一つの通信の方に少し意識を向けつつ、改めて。 「君はどんなものがいい? 花、動物、単語、宝石。名の由来にも色々あるけれど、どんなものが好きかな。」 ($6) 2022/03/09(Wed) 18:04:32 |
【赤】 憐憫聖贖 ナフこれはまぁ、きっと諸々が落ち着いたであろう頃。 というかいつ落ち着くか(蘇生ポッドの中で聞いていたあれこれ的に)わからんから、狼回線にテキストメッセージが投げられているでしょう。 『お疲れ様でした。敗北は残念でしたね。楽しめました?』 (*0) 2022/03/09(Wed) 19:02:52 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン「…そうだな。仕方ないと、分かってはいるのだが。 いつ会えるかもわからない、というのは寂しくなってしまうな」 せめて表情に出さぬように、とは思うものの。 やはり声色は寂し気だ。 「俺も君に礼が言いたかったんだ。この無礼講の間、君と過ごした時間も俺にとってはとても幸せで楽しいものだったから。」 だからこそ、君と離れるのだと実感するのが苦しくて。 自分から君の元へ行けずにいた、なんて。君が知ったらなんていうんだろうな。 (-127) 2022/03/09(Wed) 19:19:58 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナードこれはエリア閉鎖後、看守達も平常業務に戻ってからのどこか。 『暇?』 今日も今日とて、変わらぬ端的過ぎるメッセージ。 宴の熱狂など置き忘れてきたかのような、日常色の。 (-128) 2022/03/09(Wed) 19:26:47 |
【妖】 規律指揮 スピカ「グロリオサは花の名前なのですね、かっこいい名前です。赤と黄色……シェルタン様の色です。似合います。」 外見だけでそう判断していたり。答えを知っているわけではない。 「花や宝石が好きです、ドレスについてる、綺麗ですから。赤が好きです。」 赤い花や赤い宝石を楽しそうに想像している。着ていたドレスにその偽物がついているものを。 ($7) 2022/03/09(Wed) 19:34:36 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャこれは君の処刑も蘇生も終わり、かつエリアは封鎖される前のどこかの時間。 「やぁ、アルレシャ。元気? 良かったらお茶でもどう?」 君が一人でいるのを見かけたなら、ふらっと声を掛ける。 宴の序盤にそうしたように。あるいは日常の中、友人として君と繰り返してきたように。 (-129) 2022/03/09(Wed) 19:35:28 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ『空いてるよ』 『今どこ?』 返されるのはこちらも端的なメッセージだ。文体を見るに、今は空き時間といったところだろうか。無礼講が終わって以降、従僕以外への手出しが綺麗さっぱりなくなった男は 存外 真面目に業務に取り組んでいるとあなたも知っているだろう。 (-130) 2022/03/09(Wed) 20:02:50 |
【独】 衝撃波 ポルクスアンティーク調の家具で飾られた自室。 端末をぽちぽちしてひとつずつ家具を申請し、運び込まれ、作り上げた"俺の理想の部屋"ともそろそろお別れかな、首を傾げ。 「もうすぐで、ここにも来れなくなる……らしい?」 いつエリア閉鎖されるかの認識が曖昧だねえ。 それでもこの宴の "終焉" を音で 感じていた。「クラッシュ! お前ともお別れか〜! ……やっぱ寂しい、かな……」 スツールに座りながら、そばにあるギターを撫でる。 コイツも今じゃ大事な相棒なのだ。返すのやだな、思いつつ。 「…………、行こうか、クラッシュ」 ――それでもまだ、"終演"はしていないだろ! いつものようにギターを背にし。アンプを手に持ち。 出来損ないの機械は高らかな音で部屋から出ていく。 (-131) 2022/03/09(Wed) 20:08:25 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフこれはこの無礼講が終わる直前の時間だ。 白銀の傘を片手に、もう片方にはカンテラを。 そんな様子でロビーにやってきた訳だが……。 持ち主である君の姿を見つけるも近寄る様子が無い。 こちらからは 一応 お礼以外に言うことが無いもので。皆と話す君の邪魔をする気もないから、待っているだけ。 (-132) 2022/03/09(Wed) 20:13:30 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード過去は変わらないし変えられない。雪山を共に走り回る貴方がいなかったように。たまには行こうと貴方を引っ張り出すこれがいなかったように。 色と香りでそれっぽくしてんだっけなァなどと雑学に雑学を返すシトゥラもいるように。 「やけに具体的で偏ってそうなイメージだなァ。 どんなってのもなんもなかった。ただ、其処に在るのが当たり前だったから」 水が流れる事。風が吹く事。雪が冷たい事。息を吸って吐く事。 『そう』ある事が当たり前なもんに疑問を持つ事は、難しいだろ。 (-133) 2022/03/09(Wed) 20:14:37 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタン「こうやって話す時間はアンタにとっては後僅かだ。仕方ないだろ」 呟く声は聞こえた。貴方と『彼』の間に交わされたなにかは知らないが、誰が貴方になんと告げたかも、僅かに察する事ができた。僅かに、だけど。シトゥラはこれまでもこれからも、知らない事は知らないのだから。 ただ、 「アンタ達が『善い』選択をする事を願っておく。 僕はただの看守だ。アンタに矯正を強要する事もアイツの選ぶ先を狭める権利もない」 なにかを変えようと願うならそれを手伝う事はできるかもしれない。それぐらいしか、手伝えない。 此処に居る間に彼を留める事ができないならば、シトゥラができる事なんてもう何もないのだ。 (-134) 2022/03/09(Wed) 20:24:03 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード『うちのエリアの事務室。そろそろこっちも昼休憩入ろうと思って。』 『今日は詰めてるの一人だし、こっち来る?』 休暇が合わない以上のんびり話すには丁度いいだろうと誘いをかける。 『来るならなんか昼飯見繕って来てよ。』 ついでに図々しくデリバリーも押し付けて。 君が来てくれるならきっと、言葉通りに他の看守の姿は無く。 やりかけの仕事を事務机に放り投げたまま、応接用のソファにだらっと身を沈めるコレが出迎える筈。 (-135) 2022/03/09(Wed) 20:26:04 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「おや、どうかしたかい?ロベリア。 随分と 熱烈な視線 をくれるじゃないか?」変わらぬ軽々とした看守が君に声を掛ける。 手元にある傘は見えているから要件は把握しているが、それはそれ。 揶揄うようにひらりひらりと手招きをして、そちらから近寄らせようとする。 (-136) 2022/03/09(Wed) 20:30:14 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ過去は変えられない、けれど未来はいくらでも。一人でできたことは二人以上でできたことに変えられる。 その証明は男がここにいる間も、ここに出てからも、きっとあなたに届けられるだろう。 「まあほら、俺達って知ってることしか知らないからねえ。 当たり前に存在するってなんだか不思議だな。でも当たり前が揺らがないのって……いいなーって思う」 しみじみと呟いて少し遠くを見るしぐさを挟んでからあなたに視線を戻す。……また、あなたと過ごす色んな時間が欲しいな、と考えて。 「今この船どのあたりにいるんだっけ。今度船外行ける時にでもどこか遊び行かねえ?あ、デートのお誘いじゃないよ」 (-137) 2022/03/09(Wed) 20:38:55 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ君の言葉にいつものように一言で返しかけたのだが。 ……それを飲み込んで、溜息のみ零し近づく。 傘を渡せる距離になればずいっと目の前に差し出して。 「どうもありがとう。それだけ」 簡潔。あまりにも簡潔過ぎる。 でもそれ以上に君に渡す言葉が思い付かなくて、口を閉じた。 (-138) 2022/03/09(Wed) 20:42:35 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ『了解、じゃあ適当に持っていくよ。好き嫌いは考慮しないからよろしく』 ブリオッシュfoodあたりを持っていくかもしれないが、あまりにも平時の昼食で出ると考えにくいものだったらサンドイッチあたりになる。もう変なものは出なくていい。 丁寧なノックを挟んで明るく穏やかな声音で室内に挨拶を投げかけてから、部屋にあなただけであることを確認してソファへと向かう。 「はい、お待たせ。食べるならちゃんと身体起こして座りな」 (-139) 2022/03/09(Wed) 20:46:37 |
【人】 衝撃波 ポルクス男は演奏を行うためステージへと向かう。 だがその歩みはまだ。 まだトレーニングルームには向かわない。 気まぐれに散歩をするように。 わざと遠回り。廊下を巡回する。 「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」 ギターを背に。アンプを手に持ち。鼻歌まじりに男が歩く。 「演奏中」の札、紐を人差し指に引掛け肩に乗せたそれが歩くリズムに合わせ揺れる。 今の男の姿を見た者は気付くだろうか。 気付いたらいい。これから演奏をするのだ、と。 もちろん声を掛けられたら言うつもり。 「最後のライブをするから、良かったら来なよ」ってね。 (69) 2022/03/09(Wed) 20:47:29 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「はい、どう致しまして。」 只人であるやわらかい君が、その身を護るのに役立ったなら何よりだと微笑んで。 素直に傘を受け取れば役目を終えたそれはシャリンと澄んだ音を立てて鎖に還る。 それから口を閉じた君を、その翡翠の奥を暫く見詰めて、君が焦れるであろう頃に口を開こうか。 「お前、自分の異能についてちゃんと申告する気は無いかい?どうせ一端は今回知れてるわけだしね。 声をトリガーとする異能は多く、詳細さえ知れれば口枷以外の封じも検討に上がる。 ねぇ、言葉が封じられているのは、“人らしく”無いだろう?」 軽薄さは潜む。これは看守としての言葉だ。 君の拘束について気にかける者は他にも在るだろうけど。 囚人を嬲ることは好むが、人としての生を奪われている姿は、コレの楽しみの対極にある。 (-140) 2022/03/09(Wed) 20:56:13 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「シトゥラみたいな事を言うねぇ。 ん、甘いもの助かる。無礼講は楽しいけど、後に仕事が溜まってるのが難儀だよねぇ。」 食事に拘りは無いから全て君任せに投げたのだけど、甘い匂いがすれば少々嬉しそう。 のっそりと身を起こせば、君が座るスペースも確保されるだろう。 「珈琲いる?インスタントでいいなら淹れたげるけど。」 (-141) 2022/03/09(Wed) 21:09:10 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 従者 ムルイジ「遠慮なく言うようになってきたなァ……ま、いい事だ。アンタも言ったようにやってんだから、僕も頑張らねェとな」 今更他人行儀になったらそれはそれでしょぼんとなる気がする。……これからは人肌恋しくなっても簡単に頼れねェんだよなァ。 「ちゃんと会いに、迎えに行く。 ……ただ、嫌な事は嫌だって言っていいからな。変な事しそうな奴らは粗方ぶっ飛ばし済みだけどよ」 言ったら心配になってきた。……やっぱ早く迎えに行かないとなァ。 (-142) 2022/03/09(Wed) 21:14:44 |
【妖】 人形師 シェルタン「……ふふ、そうか。君から見たら丁度琥珀色と血の色が、丁度あの花の様に見えていたのか」 模擬戦の事を思い出したのだろうか、嬉しそうな声が通信機の向こうから聞こえる。 似合いますとの言葉にも満更でも無さそう。 「花や宝石……赤。思えばカジノの時も処刑の時も、赤いドレスを選んでいたね」 好きな色なんだろうな、と。思い。暫く考えて。 「 ローズ 、はどうだろう?薔薇は様々な色があるけれど、連想するのは赤の印象がある。服の柄としても赤が採用される事が多いし、広がる様な赤いドレスは薔薇と似ている……と思う。 あと、ローズクォーツやインカローズという名前の宝石もある。此方はどちらかというと、赤よりもピンク色に近いけれどね。君の付けているリボンの様な。」 どうかな?と。二人の方に問いかける。 ($8) 2022/03/09(Wed) 21:18:35 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアこちらを見ただけでそうやって変わる表情を視認し、ただ目を細める。 頬に触れる手の方へ、ほんの少しだけ首が傾く。 それ以外に動くことはない。 あなたがいくら近くに寄っても動くことはない。 でもきっとこれは、驚いているのだ。 返事をするまでに長い時が経つ。 「……分かった」 それでようやく返すのはこの一言だ。 沈黙の間、承諾するか拒否するかを考えていたわけでは無い。 承諾する言葉はどうだったかを思い出すための時間だった。 そしてやっぱり、言葉にも驚いていたのだろう。自分の口からは出せない、望みとも分からない望みを代わりにあなたが言ってくれたようで。 (-143) 2022/03/09(Wed) 21:23:24 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナードその証拠を、行けなかった場所へ飛び出していく貴方から届く話を。シトゥラがどう受け止めていくかはまだ先の話だ。 「僕らが永遠を得る前から、永遠を得たもんだからなァ。 ……ま、気になるならまた話すさ」 知ってか知らずか、また酒でも飲もうと続けた。 時間はまだまだあるのだと。それが当たり前だと、思っているから。 「 そりゃわかるわ。 そういう不誠実な事はもうしないだろ、アンタは。 ……行きたいのは山々だが、暫く注意してないといけない奴がいんだよなァ」 テンガンとかテンガンとかテンガンとか。……次は正面からやるって予告してきやがってんだよなァ。互いに根気強いと長期戦になるもんなんだな。 (-144) 2022/03/09(Wed) 21:26:30 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ無言の場は嫌いではない。が、今は別。 顔には出ない変わりにカンテラを握る力が強くなる。 言いたい事があるなら早くしてくれ。 続いた言葉には特に迷いもなく口を開いた。 「 アレ とボクの申告した物が違う事くらい分かるものな。……全ては分からずとも、範囲的には理解されるだろうね」 言霊であればもう少しまともに戦えるであろうことも。 どうせ模擬戦でも使用したのだから、隠す理由も無い。 「…口枷以外ね。例えば? 」 この能力のトリガーは声では無い。…と気付けるか。 相手を感じ取り、感覚を繋ぎ、イメージの抽出と出力を行う。 本来ならば手枷は簡易的なものでいいし、口枷もそう。 「……………まあ、口枷よりも手のアレが邪魔。 動けないのストレスになるんだ」 自分で煽ってなんだが、ここに来てそれを強く感じた。 というわけで君 にも 頼んでおくか。 (-145) 2022/03/09(Wed) 21:40:25 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「……シトゥラ、こういう感覚で話してたんだ? 俺のエリアここほど荒れてないからそこまで溜まってなくてさ、やっぱり治安って大事なんだなって思ってるところ」 ここでいう「こういう感覚」は子供の面倒を見る感覚なのだが口にはしない。 座るスペースができれば自然とそこに腰掛けて。 「いや、お構いなく。昼食食った時に飲んできたから喉渇いてないしね。 今は無礼講の時みたいにのんびりできないわけだし、休めるうちに休んでほしい。ここのエリアただでさえ仕事多そうだしな」 (-146) 2022/03/09(Wed) 21:42:17 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ「……うん。もっとこの時間が、長く続けばいいのにと、思う」 君の寂し気な色を捕らえ、何度も思った事であろう『此処が檻の外であったならば』を思い浮かべる。 けれど、それと同時に。寂しいと感じるのは自分だけでは無いという事に対しての安心、或いは共感も其処にあり。 「君もそう思ってくれていたのなら、俺にとってはそれが嬉しい。……本当に、ありがとう、ね。 いつになるかはわからなくても。許可が貰える時は、また。君の所に、遊びに行ってもいいかな?」 もしも君の想いを知っていたのならば。 この人形師はきっと、そのいじらしさをまた愛おしく思うのだろう。 (-147) 2022/03/09(Wed) 21:44:58 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「慣れる事以外は、頑張らない事を頑張って欲しいのだが。 貴方は俺の心配をする割に自分で無茶をするようだから…心配になってしまう」 例えばきちんと貴方は眠れるだろうか、とか。俺が居ない間に怪我をしてないだろうか、等々。周りに隠してしまわないか、気掛かりだ。 「貴方がすでにそうしてるなら安心そうだが…わかった。本当に嫌なのであればきちんと伝えるし、抵抗する。 …ありがとう、シトゥラ様」 (-148) 2022/03/09(Wed) 21:45:09 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「……さて、オレは技術関係には詳しくないからね。 ただ、…… 君とテンガンを護ろうとする盾 ……あれが致命的だった。利用されたくないなら、尚更こちらで把握して根本的に封じておいた方がいい。首枷とかそう言った形になるのかな?」 半端な推論は意味が無い。その辺りは専門の担当者が悩むべき部分だろうと。 ただ、君の意思で形造る盾があの位置に出現する筈が無いと思った。それだけを口にし、懸念を伝え。 「ということで、他の拘束についても君の協力態度次第だ。改めての面接の手配と、囚人管理部門に繋いであげることくらいはできるけどね。 ……望みがあるなら、ちゃんと自分から手を伸ばし、必要な分だけを明け渡すといい。」 (-149) 2022/03/09(Wed) 22:01:06 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「うん?あぁ、ナフ。……元気だよ、この通り。 そっちは?」 死んでからさほど時間は経ってないが、そんなふうに返し。 「お茶、いいね。じゃあ部屋に向かわないと」 そうして、いつも通り、今まで通りに快諾した。 (-150) 2022/03/09(Wed) 22:01:08 |
【赤】 夢幻泡沫 アルレシャこれは色々片付いてからのメッセージ。 『まぁあそこまで役割れてたら勝てないよねぇ。 お疲れ様。……どうだろう、みんなは楽しめた?そうなら、俺も満足だよ』 (*1) 2022/03/09(Wed) 22:02:49 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャ>>70 ナフ 「アレがお前ので合ってたか……」 ちょっと食べてたりしたら否定が飛んでくるかな、と思ったけど来なかった。そっかぁ……2m丸ごと残ってるアレかぁ……。 「エルナトだったら貰ってくれそうだな……加工して溶けないように腐らないようにして飾りそう…」 勝手に言ってる。 (74) 2022/03/09(Wed) 22:05:41 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「俺達のずっと先を行っているんだなあ。……寿命って意味なら追いついた気もするけど、当たり前の存在になるってところじゃまだまだ難しそうだ。 気になる、から飲みたい!またその時に色々じっくり聞いたり話したりしちゃおうかな」 時間はきっとある。永遠を得た自分達にとっては短すぎるかもしれないが、それでも全くないわけではないから、たくさん思い出を作って行けるはずだ。 「 ご明察!俺アイツのこと大好きだからね! ……何となくわかった気がする。取り込み中じゃなきゃ援護するから必要だったら呼んで。 あ、そうだ。飲むのいつにする?俺の休み送っとくから都合のいい日教えてよ」 レッグバッグから端末を取り出して送りつつ、気付けば結構話し込んでいたのだなと実感しつつ。すぐさま予定を取り付けるか後日の決定となるかはあなた次第となりそうだ。 (-151) 2022/03/09(Wed) 22:06:01 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン君の言葉を待っている。急かす様子もなく、ゆったりと。 それに焦れったい気持ちを抱くはずも無いのだから。 君がこちらの言葉を、行動を待ち続けてくれるように。 耳に寄せた口はその間に少しだけ離されるだろう。 君を、翡翠に灯したかったから。 「………ありがとう」 言葉と共に小さな笑い声が零される。 頬の手は、指先は撫でるように動かされ。 髪に添えた手は背を滑るように落ちて、腰辺りに移動する。 君が分からぬ事は、ボクが口にしよう。 まるでボクの言葉のように。望みのように。 実際、同じ気持ちであるから口にしただけだが。 「…ねえ、テンガン。手を借りても……いい? 」 (-152) 2022/03/09(Wed) 22:12:06 |
【秘】 人形師 シェルタン → 泰然自若 シトゥラ「…………。 ありがとう、ございます。」 短く、ゆっくりとした、礼の言葉。 応えた声は少しだけ、ほんのわずかにだけ、震えていた。 貴方の事を対して知っている訳では無いが。人形師はこの会話からは、貴方は善い主人なのだろうと考えていた。 もしもそうでないのなら、いつかの可能性を危惧することは無いと。 丁寧にお辞儀をして。貴方が引き留めないのならば、この場を立ち去ろうとするだろうか。 (-153) 2022/03/09(Wed) 22:12:43 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「退屈はしなくて良いエリアだよ。よっぽどの事しなけりゃ遊んでも怒られないしね。 ただ、うん、仕事に対して 人手が足りない 。ねぇ、転属希望出さない?」まぁ、今更リスクの高い場所へは来ないだろうなと知ってて口にするこれは戯れ或いは愚痴に過ぎない。後回しにしてる書類の中には戻ってきてから早速 遊んだ ことによる始末書も含まれてるから自業自得も大いにあるとかなんとか。「まぁ、君の方は余裕がありそうで良かった。今は仕事以外の時間が欲しいでしょう?手続き周りとかも。」 言葉に甘えてだらっと背凭れに身を預け、ブリオッシュを齧り始めながら君の近況を問う。 (-154) 2022/03/09(Wed) 22:12:58 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャ (75) 2022/03/09(Wed) 22:15:45 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン「…君もそう思ってくれているのは、嬉しいな」 寂し気であった声色は君の言葉で少し和らいで。 「勿論だ。君と会えるなら、いつになったって、何時だって歓迎する。俺も会いに行ける機会が得られるなら君の所にいきたい。 …だからどうか、忘れないでほしい」 こんなに焼き付いて離れそうにない君に忘れられたら、なんて。苦しさも寂しさも想像できそうにないから。我儘をまた一つ紡いだ。 (-156) 2022/03/09(Wed) 22:18:39 |
【独】 夢幻泡沫 アルレシャーーー模擬戦の観戦とか、そういうの、見に行っていい?ってすぐ飛びつくくせに。 ライブは、俺が行ってもいいのかななんて、どうしようもないことをふと考える。 頭の中に、何か色々、言葉にもできないけれど微かなものたちがざわっと通り過ぎていって、一瞬立ち上がるのを躊躇した。 ……曲、出来たのかな。 出来たんだとしたら、聞きにいかないと。 そうやって理由を探して、ようやく足に力を込めた。 なんなんだろうな。 息がしづらいな。 (-155) 2022/03/09(Wed) 22:19:13 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ「見た目通り、いつも通りだよ。 深く眠れてスッキリしてるくらいだ。 安眠法としてやっぱりアリだと思うんだよね。 」最後のはシトゥラに勧めて断られたやつ。まぁ与太は置いておいて、君が知るとおり死は全くコレに影響を残していない。 「腹具合はどう?また何か適当に頼んでいい?」 君の後をついて歩きながら、リクエストがあればそれに応じたものを端末から注文するだろう。 (-157) 2022/03/09(Wed) 22:19:16 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「……大人しくしておけば良かった」 今更ながらそう思うし、後悔している。 とはいえ……と思考しようとしたところで。 「首かあ……………」 首かぁ。 あの感覚を思い出し 首元を緩く撫でて、少し長めの息を吐き出す。 「………面倒。けどまあ考えとく。 刑期も………軽くする手段があるかもしれないし」 大量殺人罪の部分とか。…知ればもう少し緩和される、かも。 今はもう アレの罪を被り続け、道化である意味も無いから。 今すぐに答えを出さないのはそれに迷っているというよりも、どう説明したものかと思い付かないからだ。 (-158) 2022/03/09(Wed) 22:28:32 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「安眠法はよくないとおもう……」 そりゃ反対もされる。 ただ、いつもより深く眠れる、については否定はしなかった。 「うーん、すごく空いてるわけではないけど何も食べれないほどでもない。軽食くらいならいけそうかな。 食べ物は任せるよ、好きに頼んで」 そうして、部屋の前につけば、やっぱりちょっと貴方を待たせるのだ。 その後すぐに招き入れる部屋の中は、いつもの様相。 (-159) 2022/03/09(Wed) 22:30:36 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「 出さなーい。 俺は平和なエリアで無難に過ごして楽に金稼げたらそれでいいしねえ」戯れだと分かっているからこそ、こちらも理由として一番ではないそれを挙げて肩を竦める。遊ぶ理由がなくなったのもあるが、己の大事な空色を思うとリスクを取る気にはならない。 「ああ、ここにいる残り時間を正確に把握しないとこれからの予定も立てられないし、後々になってから予定が狂うほうが面倒だからな。早めに色々確定させるためにも時間は無駄にしたくない」 ここを離れる前提での会話を出しながら端末を弄っていたが、それもしまってからはあなたを見て微笑む。こうして話す時間は無駄ではないという意思表示。 (-160) 2022/03/09(Wed) 22:36:36 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア「 人体側の切断による取り外しがしづらいから 一般的な形状はそれだけど、希望があるならばそれも相談の時に口に出してみるといい。ここは償うための場所であって、飼い殺すための畜舎ではないのだから。」 真っ当な看守のような言葉。理由は人の数だけ。されど人らしく生きたかった、故に踏み外した者達への慈愛に満ちて。 「ほら、それにさ?声無き相手を虐めても楽しくないじゃん?」 あっ、悪い看守の顔が我慢できずに出てきたぞ! 今すぐに決めなくてもいい。君の納得の行く形を考える時間はこの後にも沢山ある。 それよりいつものように悪態でも吐いて、残りの自由な時間を謳歌するといい。 (-161) 2022/03/09(Wed) 22:52:27 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア動きを追う視線があなたにぶつかる。相変わらず笑いもしないで。 背を滑る感触は厚い服越しでも分かった。少々擽ったい、と思う。思うだけだ。 あなたの問いに、少々の間を置いて応える。 ここへ運ぶ時にはあなたを支えていた、もう使っていない手を浮かせて、す、と目の前に差し出した。 いいとも悪いとも口にしないが、意思表示はこれで十分だろうか。 (-162) 2022/03/09(Wed) 23:02:55 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジその我儘を聞いたなら。一歩近づいて、君の服の裾を握る。 君相手に対しては珍しく、少しむっとした様に。 「……忘れる、忘れられる、なんて。出来る訳無いじゃないか。 本当に嬉しかったんだよ?今だって、可能だというのならこのまま…… このまま、君の足を奪って、大切に大切に傍に置きたくて、堪らないのに、」 声は小さくなり、裾を握る手は強くなる。 精神や記憶を奪われでもしない限り、忘れられる訳が無い。そう主張する様に。 (-163) 2022/03/09(Wed) 23:03:01 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君がそう言うなら、茶請けになる程度のものを。 それからこのチョコレートルーレットも最後だと、クッキーvilショコラパンケーキvilも加えて。 君の部屋の内装は、あの日と同じものなのだろう。 相変わらず、コレは君の見せたいものを見る。 促されるままに席に着いて、変わらぬ微笑みを君に向けるだろう。 (-164) 2022/03/09(Wed) 23:04:02 |
【妖】 規律指揮 スピカ「はい、好きです。ヒーローの色と言っていました。」 そんな理由だ。そんな簡単な理由だ。 「ローズ、赤いお花なんですね。ドレスと似ているお花で鵜からきれいですね。シェルタン様とおなじように、お花なの、嬉しいです。」 子供の手遊びのように、手でお花の形を作って見せる。花の名は知らないようだが。 「ピンクの宝石もかわいいと思います。見たことはないですけれど、ここから出たら出れるかなあ。」 そんな希望をつぶやきながら。 「ローズ、ローズ、私は赤色のローズ」 自分のコードネームを嬉しそうにつぶやくのだった。 ($9) 2022/03/09(Wed) 23:06:06 |
【人】 規律指揮 スピカ少女はきょろきょろと音のする方向へついて行っている。 やがて音の主へと気づいて、何をするのか質問をするだろう。 ライブと聞けばひょこひょこついて行く。 「見てもいいですか?」と断りを入れて。 (78) 2022/03/09(Wed) 23:10:56 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「無難に、ねぇ。……まぁ、平和に過ごせるならそっちのがいい。 無理に狼でいる必要も無いでしょう?犬でいる方が似合う。」 空いてる方の手を伸ばして、君のやわらかい髪を軽く撫で。 「行くのかい?」 それはすぐではなく、まだ先の話だろうけど。 慈愛に満ちた瞳は、幾度と無くこの狂花の監獄を去る者たちに向けてきたもの。 どこか透き通るような、綺麗な微笑み。 こんな場所 は後にして、過ぎ行く方がいいに決まっているのだ。 (-165) 2022/03/09(Wed) 23:20:50 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「……………別に、希望は無い」 口と手の枷が今のもので無くなる事があればいいな程度。 それ以上に枷に望む事が無い。…今は。 と、応えを返したところで悪い看守が出てきた。 すぐさま顔を歪めて嫌がるように一歩後退する。 「…………本当、最悪」 絶対に自分を虐めの対象にしないで欲しい。 今後関わるならば最低限がいいと、そう思った。 正直今は、悪態をつく元気があまり無い。 …けれどまあ、全体を通して得たものは大きかったと思う。 (-166) 2022/03/09(Wed) 23:21:41 |
ナフは、ついてく……ついてく…… (a37) 2022/03/09(Wed) 23:24:29 |
【人】 衝撃波 ポルクストレーニングルームに着きました、 ライブのお時間です! 風景は、テンガンから襲撃を受けた時の舞台と全く同じライブステージだ。演習ロボットは要らないだろう。ギャラリーならホンモノがいるから。 アンプとギターを繋ぎ。 マイクスタンドの前まで立ち、構えれば。 両手を高く掲げてギターへと落とす。 まずは"はじまりのFの音"で観客を迎えて。 (81) 2022/03/09(Wed) 23:24:53 |
ポルクスは、Fの音の後も、観客へ向けて両手を振っている。 (a38) 2022/03/09(Wed) 23:28:14 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフなんかなんとなくショコラパンケーキに縁がある気がする。3回くらい食べてる気がする。 内装は、全く同じだ。違うところを探すほうが難しいくらいに。花なんて、生き物のはずなのに。 本物ならば。 椅子を勧め、自分も対面に座る。まだ抽出が終わっていない茶葉、ティーポットを軽く指先で撫でた。 「もう少しで終わるね」 雑談の切り出しとして、そんなことをポツリと。 (-167) 2022/03/09(Wed) 23:29:08 |
アルレシャは、Fの音が響いた頃にそーっとトレーニングルームに身体を滑り込ませた。 (a39) 2022/03/09(Wed) 23:30:00 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 『巫覡』 ロベリア後ずさる君を見れば、期待通りの反応だという風ににんまりと目を細め。 「嫌なら精々、オレのいるエリアに来ないように大人しくしてるんだね。」 ひらひらと追い払うように手を振る。 ここで多くを得た君には、コレは必要ない存在だろうから。お行きなさい。 いつか人として、人らしく生きることを祈って。斯くあれかしと。 (-168) 2022/03/09(Wed) 23:30:07 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 泰然自若 シトゥラ「遊びと大して変わらないんじゃないか?君は襲撃では死なないんだ」 バカらしくゲームと現実を混同しておく。 「本当にやる気は無かったんだが、余裕そうだな。 では近々"誘い"に行こう。君の希望通りトレーニングルームで。そうすると、君用にいい場所を思いついている。それを試そう」 と、あなたへ予告を行うが。きっとその機会は来なかっただろう。 この宴では、の話だが。 (-169) 2022/03/09(Wed) 23:31:36 |
【人】 衝撃波 ポルクス手を振った後は、その片方をマイクに向ける。 指先で軽くつつく。とんとん、と。 音もちゃんと響くだろう。とんとん、と。 その後に口を近づけ。 「あーあー、てすてす……、 オッケー 」マイクテストを終えれば、ぱっと笑みを浮かべる。 「 いえーい☆ なんて、調子よく挨拶をしつつ、耳を済ませるような動作をする。 緊張の様子はない。手慣れている。ファンサをするこの男を見た事がある人間ならば、もうそれも理解の範疇だろうけど。 「ウンウン、まずは来てくれた羽虫共サンキュな! 俺は元気! 気合い十分! ま、見ればわかるか」 「じゃ、早速演ろうと思うんだけど……演奏を始める前に! 俺の演奏を生で聞いてくれる羽虫共のために、改めて自己紹介しておこうか」 深く息を吸い、 (82) 2022/03/09(Wed) 23:32:28 |
【人】 衝撃波 ポルクス「囚人ナンバー【F-104】! なんか色々の……なに? 損壊と窃盗と恐喝脅迫教唆強要ゥ……?ンなことより いずれ伝説になる男、ポルクス・ムヅィカによる ライブ、スタートだぜッ!!!!」 ……なんてな。 (83) 2022/03/09(Wed) 23:37:24 |
シトゥラは、皆が集まる場所へ赴く。 (a40) 2022/03/09(Wed) 23:38:25 |
テンガンは、一番後ろから見ている。 (a41) 2022/03/09(Wed) 23:43:42 |
【人】 衝撃波 ポルクス「――Matic Affection」 意味のないタイトルコールと共に音をかき鳴らす。 ギターは、いや音は、振動は、猛る。 軽快に、それでいて深く重く響くハードロック調の曲に共鳴するよう小さな身体でギターを大きく振るって。 大音響、それも 能力によって酷く正確に確実に奏でられる。 「 A ha? 魅惑の Babe 翻 しA ha? 気 付いた慕情に戸惑いA ha? でももう 鳴 り止まないA ha? A ha? A ha? ――♪ 」音も、音量も、音階も、 全てが美しいまでに完璧だ。 騒音というわけではない。この男の大声に比べれば。 普通のライブ会場にいるのと同じくらいの音響。 ……それでも、此処にいる者なら感じるのだろう。 空を切るような風圧と、心臓を揺さぶる大きな振動を。 (84) 2022/03/09(Wed) 23:45:09 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「俺の本性が犬みたいに言うなよ、明るく可愛く穏やかな犬が本性だなんて心外だ」 言いながら撫でられ、問いかけには頷く。あなたの手を拒絶せず、微笑みには同種の微笑みを返すことはできずにいる。それはあなたの微笑みが過ぎさせるものだからではなく。 「うん、 アイツと行くよ。もっと楽しく生きるために。 名残惜しさはあるんだけどな、ここにいた時間も長いしお前達といるのも楽しいし……故郷を挙げるならここだと思える程度には思い入れがあるみたいだ」 単純に、こんな場所が嫌いで、でも好きだから。 (-170) 2022/03/09(Wed) 23:45:25 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン君のむっとした様子を見ると少々慌てて。 「すまない、その。 疑うようなことを言って悪いとは思っている、けれど、……幸せすぎて、夢だったんじゃないかと思ってしまいそうなくらいだったから」 服の裾を握る君が、もしも避けないのであれば。 君の温度に触れたくて。このまま抱きしめてしまおうと、そっと手を伸ばした。 (-171) 2022/03/09(Wed) 23:46:08 |
ムルイジは、どこか見守るような表情で、その音を聞いている。 (a42) 2022/03/09(Wed) 23:47:07 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「……ボクは、大人しい方だが」 勝手に怯えられる事はあれど、悪い事はしていないつもり。 だからきっと、君のエリアへ行く日は来ない。 と信じている。……約束の後は分からないが。 3度目の溜息を零し、用は済んだのだからと背を向けて。 「 ありがとう。 ……………それじゃ」小さな声は聞こえたか、聞こえなかったか。 どちらにしてもそれ以上に君に告げることは無い。 後は残り時間をのんびりと、過ごしていた事だろう。 いつか普通に茶会をする日があれば、参加しなくもない。……かもしれない。 (-172) 2022/03/09(Wed) 23:47:25 |
【人】 衝撃波 ポルクス地面を蹴る。衝撃波が起こる。 ギターを鳴らす。衝撃波が起こる。 「 揺れたのは確かだ 酷く乾き 感 じてまだ少し 傍 に居て 声にしても La La――♪ 」ギターにちら、と視線を送り。 ピックを持った手、顔の横で払うような動作をして。 「 抱 き締めてみたくて 手を伸ばしてみたり気まぐれに耳元で 愛 を囁く とか笑――♪ 」挑発的に舐め回すような目付きで観客に瞳を向ける。 見上げた顔は。 大胆不敵に嗤った。 (85) 2022/03/09(Wed) 23:50:20 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン差し出される手があれば頬を撫でていた手を動かし、手首辺りに触れる。 もっと正確に言うならば、肌と手袋の隙間だ。 そこに触れて………。 ――…指先を滑り込ませる。 これも拒まずにいるなら、だ。 布越しでなく、確かな熱が欲しい。 …と欲の込もる願いを叶えようとしている。 これが叶うなら、手袋はロベリアにより外され、君の手に己の手を重ね、触れて……緩やかに握り込むだろう。 (-173) 2022/03/09(Wed) 23:55:12 |
【人】 衝撃波 ポルクス「 置 いていかれたままの Matic じゃあ制御不能のままで 駆 けてくよ――♪ 」ああ、 生きている と感じる。ああ、 呼吸をしている と感じる。ああ、 鼓動は力強く 呼応している。なあ、俺はさ、お前の振動が一番好きだよ。 お前と共に振動を奏でるこの時間が一番好きだ。 ――……一番好き、だったんだけどな。 お前と共に振動を奏でていないとまるで死んでいるみたい、だったんだけどな。 「 淡 い記憶の残骸の Affection じゃあ止まれないよ 奪 っても いいの――?♪ 」歌と音が振動を生む。揺れを起こす。空を切る。 地面を蹴る。かき鳴らす。繕って笑った顔は。 満足出来やしねェけど。 それでも、心の臓は最大限に叫ぶ。 愛しの魚に焦がれていると。 (86) 2022/03/09(Wed) 23:55:23 |
【秘】 鳴動の機械 ポルクス → 夢幻泡沫 アルレシャあなたは音をかき鳴らす機械の姿を見ているだろうか。 あなたの方へと視線を送り。 目が合うことがあれば。 一瞬だけ。ほんの一瞬だけ。 柔らかな笑顔をあなただけに向けるだろう。 これは鳴動する機械が。 たったひとり、愛しの魚に向ける恋歌。 (-174) 2022/03/09(Wed) 23:57:49 |
【人】 衝撃波 ポルクス「 柔く 揺 れる前 髪の隙間から僅か 仄 めかされ夢 見てた情景の熱と慈愛 にまた 崩 れていく――♪ 」ラストスパート、まくし立てるように音と歌声が 猛 る。「 Ringing 響き続けた 音 Heart 聴 かせてよこのままAffection 魅入られ 閉 じ込めたら不 可分の衝撞 A ha――!♪ 」嗤 う。嗤 う。喉をからからと鳴 らせば、 (87) 2022/03/10(Thu) 0:01:25 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ変わらぬ光景の中で寛いで、行儀悪く肘をついたりもして。 「そうだね、あっという間に過ぎ去ってしまう。」 楽しいこと程、光陰矢の如し。 また過ぎた記憶は他人事のように資料めいて色褪せる予感。 だけど、まだ終わっていないから。 「ねぇ、アルレシャ。 楽しめた ?」穏やかに微笑み、気軽にそんな問いを投げかける。 (-175) 2022/03/10(Thu) 0:05:32 |
【独】 夢幻泡沫 アルレシャーーー心臓が揺れる。揺らされる。 息を吐く。詰まる呼吸をどうにか整えたい。 なぜ今詰まっているのか身に覚えがない。 心臓が揺れるのなんて、恐怖と憤怒と殺戮の高揚だけだったんだ。 だから最初にお前の曲を聞いたときも、『悪くない』と思ったんだ。 苦しいな。うまく息ができない。 ステージの上に目を向ける。楽しそうだ、と思う。 ライトがこちらを向いているわけでもないのに、眩しいと感じる。 目を細めて、舐め回すような視線が端から端まで走るのを見た。 見て、ーーー…… (-176) 2022/03/10(Thu) 0:07:36 |
【人】 衝撃波 ポルクス「 Ringing 鳴り止まない 鼓 動Matic 動 き出したのなら――♪」大 音響を轟 かせ。「 Affection キミだけが 欲 しくて離 れ難い衝撞 永遠に A ha――!♪ 」演 奏の終 焉を飾 った。斯くして、この宴におけるこの機械の演奏は終わる。 この歌で誰かの何かを揺さぶれたならいい。 演奏は終わる。演奏は終わらない。 命ある限り、高らかに鳴動し続けてみせよう。 出来損ないの機械 Matic Affection ――終演―― (88) 2022/03/10(Thu) 0:14:34 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ肘をつく行儀の悪さも咎めない。 蒸らし終わった紅茶をカップに注ぎ、貴方の前へ差し出す。 自分の分も、注いで。 「……まだ終わってないから、ってのはもう通用しないでしょ」 前にも聞かれたな、と思う。まだ終わってない、というのと、面白いと答えたっけか。 「楽しいって一言じゃどうしても不足する。処刑のあんな思いはもう懲り懲りだし、この期間に感じた惨めさは結構すごいよ。 でも参加してよかった気はしてる」 (-178) 2022/03/10(Thu) 0:19:00 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード心外だと言われれば、軽やかに声をあげて笑い……そして肯定も否定もしないのだろう。職務中でなければ、『どちらか証明してみるかい?』なんて煽ったりもしたのだろうが、残念。 「監獄が故郷なんて、それこそ悪い冗談が過ぎる。……もっと相応しい、“故郷”と呼べる場所をこれから探すといい。 人は幾度でも生まれ変われるのだから。ねぇ、仔犬ちゃん?」 ふふ、と揶揄うようにまた笑い、そして。 「お前が虚ろにならなくて良かったよ。」 遠い宴を思い返すような瞳で、新たな形を得た君を寿ぐ。 (-179) 2022/03/10(Thu) 0:19:12 |
アルレシャは、拍手はしない。ただ最後まで観、最後まで心臓を揺らしていた。 (a43) 2022/03/10(Thu) 0:26:00 |
ポルクスは、聞いてくれた羽虫共、 Thanks!!!! (a44) 2022/03/10(Thu) 0:26:13 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「仕方ねえだろ、ここには思い出が多すぎるんだから。あと故郷がひとつじゃなきゃいけないなんて決まりはないからここも故郷でいい。ってか誰が仔犬だこれでも130年生きとるわ」 こうしてキャンキャン言うから仔犬と言われるのかもしれない。 男はあなたの瞳の内にあの無礼講を思い出し、あの時大きく壊れたことを思い出しては一度目を伏せて。 「……俺もそう思うよ。まあ、ああなったのもここを出る理由になったんだけどさ。俺、ここ向いてないらしくて。お前は……ここが馴染む人間なのかもしれないけど」 (-180) 2022/03/10(Thu) 0:38:17 |
シェルタンは、宴を飾る機械に向かって、控えめに拍手を送った。 (a45) 2022/03/10(Thu) 0:40:47 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリアもしかしたらあなたの手の方が冷たかったかもしれない。 しかしテンガンも触れられた肌に確かに熱を感じる。 外された手袋が落ちても視線は、重ねられ、触れられている手に向いている。 拒む可能性があるだろうか。今この手はロベリアのものなのに。 指の間を通る感触がしっかりと手を包み込んだ瞬間。 ぐ、と握り返すような力が入ったのが、ロベリアにも伝わっただろう。 それは一瞬で、すぐに力は抜け、ただ握られているだけの手、に戻ったけれども。 (-181) 2022/03/10(Thu) 0:46:15 |
ムルイジは、静かに笑んで、拍手を送る。 (a46) 2022/03/10(Thu) 0:47:20 |
テンガンは、ステージ上の奏者へ、今日は観客として拍手を。 (a47) 2022/03/10(Thu) 0:49:26 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「社交、もあるが…"主人"探しには酒も煙草も出来ないと探すのが難しい。ただでさえ砂漠の砂金探しならやるべき事は会得しておきたかっただけで、余り立場は関係ないな。まあ孤児よりは学びやすいのは事実だが」 酒について人の耐性のブレが激しいこと、煙草なんて好き嫌いの最たるものなのは知っているので嗜まない、には頷くのみ。 「生餌と言う名の化け物が猛獣に襲い掛かって来ると言う意味か? ああ。別に反抗期の子供のように『役目』全てを否定する訳じゃない。使い方次第だろうが、バーナードには環境が悪すぎるから俺が出所次第、凱旋のように連れて出て行くつもりだ」容赦なく同僚を殺そうと動いていた彼とか、同僚同士で戦い合ってた彼らとか、自分の誘いに乗って同僚を奇襲するうちの子とかを見ていると、 (それを気にしていたのはナフだけで、気にせず遊んでいても実は問題なかったのでは…?) と思いつつも、素知らぬ顔でスタンドからサンドウィッチを取って食べる。というか看守イルカさんはいるが男しかいないな。 「福利厚生の手厚い事だ。とは言え、こんな末端染みた場所で働いてくれるなら元は十分すぎるか?拾った人間の見る目があるな。……何、言うほど大層なマナーじゃないよ俺も。小国の王族なんて大国からしたら貴族に見えるかすら微妙だっただろうし、半端に昔の記憶が混ざるから最近の形式とも違うかもしれないしな」 貴方と別れた際に 調べ物 ……もとい、聞いた単語は何だかんだで調査した事だろう。名前が“随分”と言った手前、調べないのもあれではあるだろうから。 (-182) 2022/03/10(Thu) 0:52:24 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君がそう、“終わってないから”と幻影に巻くならばそれはそれで受け取るつもりではあったのだけど。 「不足、かぁ。処刑の君は、随分と 生き生き しているようにも見えたけどね。……死にたくないと足掻く君は、綺麗だったよ。」世捨て人に追わせるくらいに、と目を細めて、紅茶に口をつけながら君を賛美する。 「約束を果たしてくれて、ありがとう?」 首を傾げれば、急所が顕になる。 その姿で、君に心からの礼を告げた。 (-183) 2022/03/10(Thu) 0:52:54 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 従者 ムルイジ「そうかァ?……いや、今回はそういうとこ、結構見せたか。怪我しないようにする、とは言い切れないが寝られなくなるような事はもうないさ。もうちょっと周りにも、頼るようにする」 抱え込みすぎだと、思ってはなかったんだけどなァ。 それでも、貴方や同僚の前で隠すような事は暫くないだろう。 「それでいい。僕にはそれぐらいしかできないからなァ」 騒ぎが起こればシトゥラの耳にもきっと入るだろうから。此処でなら手遅れになる事もないだろうと、思っている。 そして少し迷うように考え込んだ後、口を開く。 「……この後、予定はまだあるか?」 あの日と同じように。裾を指で軽く摘んで尋ねた。 (-184) 2022/03/10(Thu) 1:00:54 |
シトゥラは、演奏を終えた奏者に拍手を送った。いつかを楽しみにしてるよ。 (a48) 2022/03/10(Thu) 1:02:38 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード「すっかり素直になってまァ。 ……言われなくともだ。場合によっちゃ取り込み中でも引き摺り出すから覚悟しときなァ」 ただし服は着とけよ。 「休みが被ってんのはこの辺だなァ。 ……あぁ、でも暫くは申請のために出さなきゃいけない書類がいくつかあんだよな。だから……ここ辺りはどうだァ?」 端末を覗き込んであーだこーだと予定を決めて。 何を持ち寄るだとか話して此処での話は終わるのだろう。 次は僕も、アイツの事もっと聞いてみよう。 知らない事は知らない。けれど自分を知ろうと思ってくれた相手の事を知らないままでいるのは、勿体無い気がしたから。 (-185) 2022/03/10(Thu) 1:08:16 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「……綺麗って…嫌味か? じゃねぇんだろうなぁ…… 」ちら、とカップから貴方の顔へ視線を移す。 これは本当に褒められてるっぽい顔をしている、なんて判断をして、なんとも言えない顔をした。 「暴かれないほうが綺麗だろ、あんな見苦しいもの。それに、そのほうが上手く憎まれ役で死ねたはずだ」 自分も紅茶を一口。砂糖もミルクも入れずに。 「……俺が死ぬ前に死んでくれてありがとう」 貴方の急所に目を向けながら、礼を返した。 (-186) 2022/03/10(Thu) 1:15:52 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 人形師 シェルタン「どういたしまして」 平坦な声だ。 まだ善い主人であるとは思っていない。なりたいとは、思っている。マシな主人になって、彼が取り零してきたモノを拾い上げて渡したいと。それが主従関係を結びたいと言った彼に、シトゥラができる事だから。 ―――だから、シトゥラが渡せないものを欲するのなら。 それを満たしてくれる相手を見出しているならば。 シトゥラは善い未来が待っているように願って見送る事しかできないのだ。 じゃあなと貴方の背中に声を掛けて見送っただろう。 シトゥラは引き留めない。引き留める権利はない。 (-187) 2022/03/10(Thu) 1:16:16 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「約束、だからな。…それに、きっと貴方が周りを頼ったら。周りも嬉しいと思うんだ」 貴方はとても愛されているようだったから。きっと自分以外にも喜ばれるのだろうと思うし、貴方に何かあって悲しむ人だっているだろうと。 迷う様子の貴方に気が付けば不思議そうに見つめて。 けれど貴方の問いを聞けばふわりと笑んだ。 「ないよ。…貴方が何かしたいなら別だが」 (-188) 2022/03/10(Thu) 1:21:22 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード「思い出が多すぎる、か。なら仕方ないね。 “過ぎた時とて、君のもの”なのだから。」 いつかの台詞を繰り返すように静かに口の端に載せる。 年齢に関してはふわと微笑みに溶かすのみ。……やっぱ仔犬だなと思ったけど、拘るようなものでもなし。 「そうだね、折角生まれ変わって仔犬になれたんだから、好きな場所へ行くといい。……これまではそれにすら気が付けなかったのだろう? それに、ここに居るには君はやわらかすぎる。人の死を厭うようなまともな感性は、大事にするべきだ。 私はね、君が得られて、本当に良かったと思ってるんだよ。 そこそこ付き合いの長い、君の友人としてね。」 長く知っていながら、何を与えることも出来ず、ただそこに居ることしか出来なかったから。 (-189) 2022/03/10(Thu) 1:23:38 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 蒐集家 テンガン「アンタ二次元と三次元を混同するタイプ?」 死ぬときゃ死ぬわ。アンタとのやり合いの中じゃ意地汚く生き残ってやる気満々だけどなァ! 「アンタがいい場所って言うと嫌な予感しかしないんだよなァ。……ま、乗ってやる。羽目は外しすぎんなよ」 ―――宴の終盤になってもやってこなかった事から、シトゥラはアイツまたなにかしでかすつもりだなと深く溜息を吐く事になる。 予告までしておいて何もしないなんて事はないだろうと、確信めいたものを持っている。 テンガンと同じく、シトゥラもそれはそれは根気があるタイプだ。何度でも何度でも立ちはだかってやるからな。 (-190) 2022/03/10(Thu) 1:24:37 |
アルレシャは、ライブ後、ロビーの端へ。ここが 二番目に 落ち着くので。 (a49) 2022/03/10(Thu) 1:27:59 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン握り返すような力を感じて、不意に視線を上げる。 そうして数秒、君を翡翠に映して 緩く笑む。 一瞬だとしても、この瞬間に強く幸福を感じている。 こうされると とても好きだと、思ってしまう。 君の手の力が抜けて、こちらがただ握るだけに戻っても熱を離す事は無い。 むしろ緩やかだったはずの力は少しずつ増して、離れる事を拒むように君の手を握り込んでいる。 「………好き」 口から出る言葉は短く、思いを伝えるというよりは独り言のような。 どうしようもなく強い感情で君を欲してしまう。 最初は知ったような言葉を零す君を嫌いだと感じて。 けれども君はそんな 空っぽな ボクに居場所をくれた。……殺そうとしたのに。 与えられる事が嬉しくて、縋り、求めて。 君という存在を特別に感じて、知りたいと願い 欲した。 この思いを抱く事が許されないとしても、もう離せない。 …この思いは、確かに ボクのもの 。君を愛している。 欲だらけの思考にほんの少し嘲笑を零しそうになる。 ほらね、ボクは神子なんて器にはなれないんだ。 でもそれでいい。人らしく生きる事を、望まれている。 「………温かい、な」 (-191) 2022/03/10(Thu) 1:33:05 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 従者 ムルイジ「頼れるとこは頼ってるつもりだったんだけどなァ」 そういうものかと、シトゥラはたくさん切り分けて任せていく事になるだろう。 頼る事ができる事を当たり前に思える程に。 「んじゃ、この後の予定抑えさせてくれ。 ……出たら、一緒に寝るのはきっとできなくなるだろ」 どっちの部屋がいいだろう。近い方でいいか? ムルイジが頷いてくれるなら、そんな事を聞きながら歩き始めただろう。 (-192) 2022/03/10(Thu) 1:37:02 |
【人】 衝撃波 ポルクス演奏が終わった後。 響く拍手には満面の笑みを向けるだろう。 ちゃんとその場に居る一人ひとりに目を向けて。 みんなそれぞれ違う音が鳴ってて。 それが伝わる。嬉しいんだ。 「愛してるぜ羽虫共〜〜〜!!! Thanks!!!! ん〜〜〜まッ!」ライブの一環だ、また調子よく投げキッスをして。 振動を奏でた幸せな時間は、そうして過ぎてゆくのだろう。 (89) 2022/03/10(Thu) 1:37:32 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「嘗て人が一つの惑星に留まっていた頃、無数の星々の中から居住可能な良く似た星を探すのに、それは大層苦労したそうだ。 ……君達が巡り逢えて、本当に良かったと思っているんだよ。」 カップを傾けながら、ふわりと微笑む。 それは軽薄さも無く、囚人で 遊ぶ 性悪看守のものでも無く、人を見守り愛する巫のものに近い透明な表情。「ふ、ふ。やはり君は、私と同じ発想をしていて……それで一足早い。 君が言わなければ、私から頼もうと思っていたんだよ。 “早く彼を連れて出て行け”ってね。 狂花の監獄に咲くには、真っ当すぎる。」 これまでの所業やらを把握した上で、尚“真っ当”だという。 だって彼は、幸せになりたかっただけだ。 ここに収監されている多くの者達と同じように、時を終えたなら去るべき者だと。 「小国……ね。ねぇ、ラサルハグ・ライ・バートランド。 “その日”何があったのか、何故そのような惨劇が為されたのか、 私 に教えてくれないかい?……茶飲み話としてね。」自分の情報を明け渡した上で。一個人として君を持て成し、その上で訊く。 覚えてないとは思えない、洗脳とも思えない。己の意思で成し遂げ、それを葬る力のある者だろうと君を見ているから。 役目に忠実なコレは、看守としてで無く聞いたなら、そちら側に持ち込むことはしない。 (-193) 2022/03/10(Thu) 1:48:32 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「つもり、じゃなくて頼ってくれ。 …そうして貴方が大事にされるのも、俺は嬉しいし」 頼る事が当たり前になった時。きっとこの従者はどこか、ほんの少し誇らしげかもしれない。 「ふふ、喜んで。 貴方と寝るのはあたたかくて好きだ」 貴方の言葉に頷けば、嬉しそうに「なら、貴方の部屋がいい」なんて強請って。共に部屋へと向かっただろう。 (-194) 2022/03/10(Thu) 2:09:16 |
【鳴】 時魔嬢 クロノ音楽の宴が幕を下ろし、ひと段落がついた頃。 多少なり残っているであろうほとぼりなぞ知らぬとでも言うように、つかつかと君の前まで近づく足音が一つ。 「ポ〜ルク〜スく〜ん?」 呼ぶ声の主である彼女はにっこにっこと笑みを浮かべているが、 目が笑っていない。 加えて承知の通り、あなたの事をポルクス君なんて呼び方をするのは共鳴窓でも初めてである。 「このクロノさんに何か言う事はないかしら?」 (=0) 2022/03/10(Thu) 2:12:41 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナードこれは、なんか程よい隙間の時間のどこか。 「睡眠の良さを知った」 貴方が暇そうなときに、唐突に話しかけてくるいつもの小さいのがいる。話題もものすごく唐突。 (-195) 2022/03/10(Thu) 2:13:02 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「今まで素直じゃなさすぎただけだよ。 ……状況次第では やーいシトゥラのえっち〜 って言うからな」服を着ていない可能性がまあある。とはいえ服着ていないイコールラサルハグがいるってことなので戦力としては頼もしすぎるんだけれども。 「あ、俺も色々申請することあるからちょうどよかった。じゃあここにしよう、今度はアレ持ってくよ……なんだったっけな……」 酒の席であろうがなかろうが、あなたが聞くのであれば男は答えるだろう。これ幸いにと食事に誘うこともあるかもしれないがそれはそれ。 今はそうして予定を立てて解散となるだろうが、この交友関係はまだまだこれからも続くことになるだろう。あなたが望んでくれる限りは。他ならぬこの男が望んでいるから。 知らないままも終わるのも、勿体ないもんな。 (-196) 2022/03/10(Thu) 2:23:25 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ「人が生きたいと足掻く姿の、どこが見苦しい?」 処刑の後、死体と成り果てたモノに興味を失う姿を見ていた君は、“死体となるまでは”その姿を見守り、時に最も華やかであるように手を掛けていた姿も見ている筈だ。 「お前は美しかったよ。夢幻なんかじゃない。確かに其処に在って、生を求めて吠えていた。」 君に名を与えた隠者は静謐に、ただ己の見たものを語る。 (-197) 2022/03/10(Thu) 2:24:02 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ無論、避ける事は無い。そのまま腕の中に収まり、生きた温度が君の元に伝わる事だろう。 「……。もし、夢だっていうのならば……、……」 覚めないで欲しいと浮かぶだなんて、それは。あまりにも。 ああ、でも。覚めない事が許されないならば。せめて目覚めた時に、夢だと気付かせない様にさせてくれないか。 裾を握っていた手を離し、君の背に回して、抱きしめ返す。 「……ううん。また、会えるのならば。 きっと夢では無いと証明される。……そう、信じさせて?」 (-198) 2022/03/10(Thu) 2:25:56 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「……… ひとが、 」ぽつ、とこぼした言葉は、思いもよらない言葉を貰ったときのような。いや、ようなではなく、本当にそうなのだ。 他者を見る際には、これっぽっちも思わないこと。 「……ナフの目が引けたなら、まぁ、いいかな。受け取っておく」 言いはするが、まだ上手くは飲み込めていない。 口の中で転がすように、脳味噌で噛み締めている。 (-199) 2022/03/10(Thu) 2:31:34 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフではグレープフルーツのジュースとクッキーを頂きましょう。 酸味が強いのが欲しくなるんですよね。 「それはまあ、違うでしょうねぇ。その時その時で感じ方に基づく経験も知識も肉体も異なりますもの」 実は小さい頃の私なんかは酸っぱいもの苦手なんですよ、今食べるとどうして避けてたのか不思議なくらいですけどねぇ。 「宴については猶更でしょうね。αには好きに遊ばせましたけど、βには辛い仕事を引き受けて貰いましたし」 (-200) 2022/03/10(Thu) 2:32:49 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「ああ、そうだな。過去だって俺の得た時間で俺のものなんだから、ここで過ごした時間だって俺のものだ」 そう、少し満足げに言ってから続く言葉には少し視線を泳がせる。面映ゆいと表現するのが正しいだろうか、どうにも落ち着かない。 「……人の死を厭うんじゃなくてラサルハグの死を厭うだよ、俺にとっては結構違う。誰にも死んでほしくないってわけじゃない。だからまともかは分からないけど……まあ、どの道弱点がはっきりしたことには変わりないか。 ありがとう。大切なものも見つかったし……ろくでもないし癖しかないような、でもいい友人にも恵まれて。なかなか捨てたもんじゃないな俺の人生って思えたよ」 ちょっとだけ困ったように笑う。梔子色に素直な友愛と感謝を乗せて、あなたに投げかける。 (-201) 2022/03/10(Thu) 2:32:57 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「おっマジ?」 これは暇だったので普通に会話に乗るいつもの大きいのだ。唐突だろうと全く気にしていないし寧ろ自分の好きなことの良さを分かってもらえたのが嬉しいので興味津々姿勢。 「急にどうした、良いことでもあった?それともいい夢見た?」 (-202) 2022/03/10(Thu) 2:36:09 |
【鳴】 衝撃波 ポルクス足音を一つ感知し、肩が ビクリ! と跳ね上がる。音で分かる。この歩き方の響き……怒ってるよ!! 「は、ハァイ…………!」 固まった身体のまま、怯えながら。ゆーっくりと振り返れば笑みを浮かべるあなたの顔があって。ひやり、背筋が寒くなる。 音でわかる。ぜんっぜん笑ってないよぉ!!!! 「 ごッ!! ……、ご、ご、ごごごごめんなひゃい!!!!!!!!!」 勢い良く頭を下げ……見上げた顔は大胆不敵に嗤ってるわけもなくクゥーン、になっている。もはや怯える小動物です。無力です。 だってそんな、最初にガブーいかれるとか思わないじゃん……!!!! (=1) 2022/03/10(Thu) 2:38:38 |
【秘】 従者 ムルイジ → 人形師 シェルタン確かめるように、そして記憶へ刻み込むように。抱きしめ返してくれる君の腕を、君の温度を。静かに堪能する。 「……俺も、信じたい。だから。」 「グロリオサ、必ず"また"会おう。君としたいことが、沢山あるんだ」 (-203) 2022/03/10(Thu) 2:39:37 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア視線がこちらへ向けば、テンガンからも目を向けただろう。あなたが目を逸らさないなら、しばらく目が合ったまま動かない。 握る力が強くなったのを確かに感じる。そこに交じる感情も全てではなくても、分かることはある。 それからロベリアの独り言を聞いて、「ああ」と小さく声を上げる。 やっとだ。 3日目に上手く言葉にできない何かを思ってから、今頃になって。 「君のやることは、 可愛い 。だから心配になるんだ。監獄なんかで暮らしていたらすぐに目をつけられるだろう、と、思う。置いていけない」 やっとしっくり来る適切な単語が見つかった。 だから出た方がいいと思ったし、もしあなたが大した戦力にならないとしても構わないなと思った。置いていくより。 (-204) 2022/03/10(Thu) 2:43:46 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード「よく眠れた。……よく眠れるってあんなにいいことなんだなぁ……」 本当にしみじみ呟いた。 「俺あんまり寝れないっていうか寝れるかどうかってほぼギャンブルだし、そのギャンブルに勝っても9割は悪夢っていう…感じで………? いや悪夢も嫌いではねぇんだが……? 」そして、前提条件を話さないと良さに気付いたこの心情のデカさを分かってもらえないな、と思ったので、ぶっちゃけた。 (-205) 2022/03/10(Thu) 2:49:40 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君が咀嚼するための時間をゆっくりと稼ぐように、紅茶に口付ける。 サク、とクッキーを食めば、バターとココアの香しさが広がるのだろう。 再びカップを傾ければ、砂糖の甘さはさっぱりと流れて行く。 暫しそうやって作った間の後に、ゆっくりと再び口を開くだろう。 「君が見てきたものと、オレが見てきたものはきっと随分と違うのだろう。 ……私から見ればね、監獄にいる者たちは皆、“幸せになりたかった”者達だ。 ね、今度こそ正しく人らしく、幸せになって欲しいな。」 囚人達のことを言っているようで、その実同僚の君達の事も一緒くたに祈る。 (-206) 2022/03/10(Thu) 2:55:35 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 時魔嬢 クロノフルーツオレと、ユヌ・オランジェット。 チョコレートと果物の甘さが脳に染みるようだ。……オランジェットは後回しにしようかな。 「処刑はβがずっと担当してたね。役割は予め話し合い?うん、各個体で意思疎通?して分担してたのかい?」 どうにもその辺の感覚が分かりかねるから、胡乱な感じの問いかけになる。 「辛い……か。それでも君達は自主参加したんだろう?どのクロノの希望で……どういう理由で参加を決めたのか、訊いても?」 (-207) 2022/03/10(Thu) 3:03:23 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「……俺、は、さぁ、」 噛み締めて、噛み締めて、飲み込めるくらいまで小さく砕いて。 そうしてやっと口を開いたとき、アルレシャには上手く繕っていられるほどの器用さはなかった。 「死に損ないだよ、……幸せってどんなのかもわかんねぇのに、なりたいなんて考えられねぇよ。みんながそうなら、みんなそうなったほうがいいなとは思う、不思議なもんだよな」 他者は圧倒的に幸せになるべきだ。各々の幸せを掴むべきだろう。 自分にまで幸せになってほしいと言う友人の言葉は、ぐ、と喉に詰まる。 「わかんねぇのに?」 (-208) 2022/03/10(Thu) 3:08:35 |
【秘】 人形師 シェルタン → 従者 ムルイジ暖かい温度が、抱きしめる腕が、心地いい。 それは、確かに君が此処に存在しているという証だ。 「うん。……楽しみに、しているから。 ……"また"、会おうね。コヨーテ。」 一緒にしたい事が沢山有るのは、君だけでは無いのだから。 (-209) 2022/03/10(Thu) 3:11:38 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード満たされて初めて、これまでの持ち物を知る、ということもあるのだろう。 「ろくでもなくない、癖の無いやつはこんな場所にいないだろう?或いは類友というやつかも。 まぁ、今すぐの別れという訳でもないんだ、もう暫くは構っておくれ?」 揶揄うようにくすくすと笑って、それから血色の視線を流す。 「賭けも、降りるとは言わないだろう?」 君が目の前に居なくなったら、また 遠く なってしまうのだろうから。嗚呼、きっとそれは、淋しい。 (-210) 2022/03/10(Thu) 3:16:13 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ最初はうんうんと頷きつつ、普段そんなに眠れてなかったのかなと疑問に思う程度だったのだが。あなたから前提条件を聞くと一度目を丸くして。 「えっそんなに眠れてなかったの?……その前提でのよく眠れたっての、めちゃくちゃすごいやつじゃね?それはマジでおめでとう。 しかしそうなってくると、それだけ眠れてなかった理由もだけど、それだけ眠れなかったのによく眠れた理由が気になってくるな……」 穏やかに微笑みつつ潜めた声には素直な優しさが滲む。 「お前を選んだ相手と何かあった?」 (-211) 2022/03/10(Thu) 3:18:13 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード>>-79 「いいぞもっと悔しがってくれて。俺も先日 悔しい を吐き捨てた所だからな。補充代わりにバーナードのを悔しさを貰うとしよう」それが殺される直前の感情だと貴方が気付くかはわからない。ただ、"吐き捨てた"という事実だけがそこにある。 なお、賭けが始まった時点で見えていたかというとそんな事はない。けれどここまで付き合ってくれたなら、その『結果』がどうであるかはさすがに予想もついた。 「そうだな。皮肉なことに"見つかった"からこそ、他にも存在する可能性が芽生え、試すなり確かめるなりしたくなる気持ちはわかる。だからこそ、俺も賭けを持ち掛けたんだし」 それだけを返して貴方の言葉終わりを待つ。見定めていたのは片方だけじゃない。 最もこの時に裁定なんてもう不要なのだけど。 それを口で伝える代わりに、貴方の言葉を切るように── 抱きしめられている上で見つめられている状態から、腕を抜いて貴方の口元にしー。と人差し指を当ててから、唇で言葉を一度塞いでしまおう。 (-212) 2022/03/10(Thu) 3:20:30 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード「──今、凄く困ってるんだが聞いてくれるか? 君が、俺の言いたい事も全部言ってくれたんだけど、 "同じだ" の一言じゃ味気ないよね?なあ、バーナード。俺はどうすれば君を満足させられる?」 (-213) 2022/03/10(Thu) 3:21:34 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ「さて、君の幸せの形なんて分からないよ。 でも、君がそうやって他者に望む以上……他の誰かが君に望むことも覚悟しなきゃ。」 虹彩を透かす血の色が、生命の色が、君を見ている。 「わからなくとも、お前は生きている。生き続けている。 死を恐れ、吠え叫ぶ程に。 生を捨てる方法なんて山ほどあるのに。 寿命無き今、惰性で生きるには長すぎる生を。 目覚めぬ眠りに身を任せることもなく。 それを希望と呼ばずに、何と呼ぶ?」 パンドラの匣の底。最悪の災厄の名を、淡く色付く唇に載せて首を傾げてみせる。 (-214) 2022/03/10(Thu) 3:30:45 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード目を丸くしたのを見て、そりゃ自分でも寝てない方なんだろうという自覚はあれど、あぁそこまで酷かったんだなぁと漸く理解した。 「ここ100年くらいで初めて上手く寝れた。ありがとう」 素直におめでとうに礼を言ったまではいいものの。 眠れなかった理由もまぁ聞かれたら話せるくらいではあるものの。 ……眠れた理由が気になると言われて、足が僅かに後退した。ずり。逃げる前には聞かれてしまったわけだが。 「なん、 で、 ……そう思う…」あっダメだこれ図星ですって言ってるようなもんじゃねぇか。 (-215) 2022/03/10(Thu) 3:32:07 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「なんでぇ……」 わざとらしい泣き言めいた声。 わざとだから、本当は考えればわかる。 みんな自分の幸せだけ考えてればいいのにな、なんて、自分を棚に上げて考えてることの なんと傲慢なことか。 生命の色を、よく似た、しかしもっと柔らかな林檎色が見つめる。 やがて、貴方の言葉が終わった頃、盛大に溜息をついた。 「吐きそうだ。」 飲み込めん、一気には。 (-216) 2022/03/10(Thu) 3:39:38 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「それもそうだ。癖のないやつがいたらそもそも『癖がないのが癖』になるような場所だもんな、ここ。 もう暫くどころじゃ済まねえよ。直接構えるかどうかは変わってくるだろうが構うのやめる予定はないんだから」 血色の視線を受け取っては悪戯っぽく、けれど悪戯ではなく本心であると伝える視線で応える。 「当たり前だろ。そっちこそ賭け降りるなよ、絶対逃がさないからな」 いなくなっても変わらない。時間が空いても変わらない。友人である事実は変わらないから。 (-217) 2022/03/10(Thu) 3:41:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「悔しさを俺から補充するな、うわ更に悔しくなるの悔し……そもそもなんで補充するんだよ、確かに悔しがれないよりはいいかもしれないけどさ」 吐き捨てたという言葉から連想できるものは、ある。あるけれどあえて明言は避けて、そうしてあなたの返答にも頷くに留まった。 互いに見定めようとしていたことは間違いない。間違いないのだが、自覚より早く本心が答えを出してしまっていたのだから手に負えないし、だからこそ試されたことに文句を言いもせず。 唇に触れる指とその後のキス、更に投げかけられる問いを聞けばもう笑うしかない。嬉しくて、くすぐったくて、たまらない。 頭まで毛布を被って、二人きりの世界。 願望滲む甘い傲慢で勝手に『これ』に名前をつけてしまおう。 遠くない未来、ともに飛び立つあなたへの我儘だ。 「俺がお前に向けているものも同じだと前置きした上で言う、」 (-218) 2022/03/10(Thu) 4:23:17 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「――ラサルハグ・ライ・バートランド。 俺に伝えて、俺に応えて。 お前の愛を俺に寄越せ。 お前のこれからに俺を映して、色々なことを俺に教えて?」 (-219) 2022/03/10(Thu) 4:24:03 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「 ひゃっ…… 100年もそれであのパフォーマンス出してたのかお前……難儀すぎるだろ。心の底から祝うし、これからもよく眠ってほしい」あなたの様子を見て曖昧ながらに納得すると緩慢な動作で首を傾げて見せる。 「んー……俺が変わった理由もそうだったから、かな。無理に聞きはしないからそんな構えんな、話すなら喜んで聞くけどさ」 ひらひらと手を振る。自分が変化したこともそれが誰に由来するものなのかも認識した上で、あなたにいい方向の変化を与える相手がいることを喜んでいるのだ。 (-220) 2022/03/10(Thu) 4:40:29 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 探求者 バーナード「普段はたまにサプリとかで寝てない分補ってた。 よく寝て分かったんだが、正直破裂寸前くらいだったんだと思う。今めちゃくちゃスッキリしてるつーか、頭軽い気がする」 いつもより気負いが少ない。声が若干軽いかもしれない。 けれど、普段とさほど変わらない。ということは、普段虚勢を張りまくっているのだ。 「……あぁ、…そうか、なんだ、よかった。俺がそんなに分かりやすいのかと……」 細く細く息を吐いてから、どうしようか迷う数秒。口を開いては閉じて。 「…………そいつの心臓の音聞いてたら眠れた」 (-221) 2022/03/10(Thu) 4:52:22 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガンこちらから目を逸らすことは無い。 だから暫し、お互いに見つめ合う時間が続く。 そうして君の声が、言葉が耳に響いて………。 その言葉に目をぱちぱちと、驚きを含む表情が浮かぶ。 「……………可愛、い」 疑問を音にしようと口を開き、急速に体が熱くなる。 あ……こ れは、……………。 咄嗟に目を逸らす。けど多分、自分の表情は赤らんでいる。 なんだそれ。……なんだよそれ。今まで話さなかったのに。 「ぁ、………………う、………ッ」 何かを言おうと口を開閉させるも、上手く言葉に出来ない。 君、心配も感じ取れていなかっただろう。なんで今。 置いていけないと そう言ってくれるのは嬉しいが。 ………本当になんなんだ、君は。 腰に回した手を、自身の顔を隠すために動かして、口元へ。 握る手はじわりと汗ばむのかもしれない。 …恥ずかしい。 (-222) 2022/03/10(Thu) 7:22:00 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「それでも誰かとは出会ってるものだ。そうでなくとも集まりそうな場所を中心に探すだけでも全く違う。……バーナードは神が好きじゃないらしい。だから俺は "俺の力で出会ってみせた" と言い切ろう」視線を受けて、受け流すように目を閉じてから微かに揺れる紅茶の水面に視線を落とす。"彼女"と一緒にすればきっと『あんなに色気をばら撒いてはいない』と抗議されるが脳裏に浮かび、笑んだ。 「……本当、巫女とやらは最善を見て気付く癖に、自分ではろくに動きやしない。俺は『それが気に食わないから』この生き方を選んだ。最も──そちらも後悔はしていないんじゃないか?」 ラサルハグは、お節介とも余計なお世話とも鬱陶しいとも言える言葉をよく発する。それは全部、『生きたい生き方が存在する癖に選んでない』ように見える人間によく切り込んだ。 この男は、貴方に興味がなかったというのは確かにあったが……一番の理由はそれに属さないと見ていたからだ。 「俺は何もしていない」 貴方の問いには、 記憶がなければ不自然な位 にハッキリと淡々とした声色が帰った。嘘をついているようにも見えやしないだろう。貴方の視線を受けた直後とは違い、落ち着いた様子で紅茶を一口飲んで、それこそ世間話のようにこう返した。「……俺は、ただ お話 しただけさ。勝手にそれを大袈裟に受け取り、曲解し、暴れた奴が偶然にも 複数出たせいで個々に見ると大した犯罪でもないそれは、誰かの陰謀と静粛のような錯覚を覚えさせ……その光景が全てを殺した。 ──何かしたのは、 俺以外の容疑者全員 (-223) 2022/03/10(Thu) 7:51:56 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ 苦笑いを浮かべる貴方に首を傾げる真似を見せる。何か似たような例がきっとあったのだろう。 (色んな方に希望を見出しているのだとしたら、それって疲れないんですかねー?) 疑問に思ったことはそっと胸に秘めておく。 「あはは。俺はいくつかのコンセプト、テーマをもとに造られましたから。 W人に尽くすアンドロイドW。 W限りなく人間に近いものをW。 その為に俺は多くを自分から学習・吸収するよう設定されていますし、その結果として皆様が、人間がなんたるかを理解しようとする方向性を自分で決めた。 ……なーんて! そう言えばもっともらしいですか? ええ、ええ。ナフ様の仰る通り。俺もまたとうに効率を度外視した行動を行い始めている」 生命の色をした貴方の言葉。まるでそれは蛇の如く。差し出されたそれを、アンドロイドは── 「でも。でもですよ? ナフ様」 ▽ (-224) 2022/03/10(Thu) 9:58:00 |
レヴァティは、椅子から立ち上がる。……きぃ、と捨てられた椅子がか細く鳴いた。 (t0) 2022/03/10(Thu) 9:58:45 |
【秘】 後方支援担当 レヴァティ → 憐憫聖贖 ナフ ──躊躇わず、飲み干す。 知恵を求めて。理解を求めて。 欲 のままに。怖めず臆せず。元よりそんな後ろ向きな感情など無いのだから。 「此処、BarreNwortは狂気を飼うための場所。 俺はこの狂気咲き誇る監獄の為の存在です」 その被造物は日々学習し、成長を続ける。 そうして、貴方達に近くなる。 そうして── 「それなら──」 ──開花する。 ▽ (-225) 2022/03/10(Thu) 9:59:27 |
レヴァティは、その無機物は、生命の果実を覗き込む。 (t1) 2022/03/10(Thu) 10:00:09 |
レヴァティは、ナフに咲って囁いた。 (t2) 2022/03/10(Thu) 10:00:30 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア頷く。 ロベリアの瞬きと驚き、目が逸らされて、明らかに照れた顔で、話せない様子なのも、しっかり見た。直視した。 だから、繋がれていない方の手はあなたの頭の上に乗せた。そのまま撫でる動きは、寝かそうとでもしている程遅い。 これは可愛がっているのだと、あなたに伝わるだろうか。 汗ばむ手を握り返し、ちょっと考えられる頭で思うのは…… 『君の事はとても好きだな』ということだ。あなたからなんとなく感じ取れるものよりは小さい気はするが、言わないでおく。普通、そういう事を言われると落ち着けなくなるものだろう。 喋れなくなっている人間に言う事じゃない。 言わなくても味で感じ取られてしまうことは止められないが。 隠そうとしている事は分かったし、 もう十分見て分かったし、 目を閉じた。これで君の事は見ていない。嵐はもう、耐えられるくらいの大雨だ。 (-227) 2022/03/10(Thu) 11:10:09 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君にそれ以上を教え諭す必要を感じないから、ただ再び紅茶を味わい。 一枚、二枚……サクサクと音を立ててクッキーが消えていく。 君が細かく噛み砕き、咀嚼し、嚥下するための時間を。 或いは今すぐ消化出来ずとも、後で反芻するために一時の置き場を探すための猶予を。 与えることなど出来ない。コレに叶うのは、ただほんの少し内にあるモノを引き出すことだけ。 あとはやわらかく見守るのみ。 鏡のように静謐に存在感すら透き通らせて、暫し唯、君の傍にに在るだろう。 (-228) 2022/03/10(Thu) 11:39:25 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「なるほどな。……色んな自覚も伴ったのならよかったよ、本気で。100年分が数日で癒えることもないと思…… ないよな……? ……ないと思うから、ゆっくりな」数十年分がここ数日で満たされた自分もいるがためにちょっと言葉には悩みつつ。今までよく上手くやってきたなとも思うが褒めることじゃないのであえて言わない。 分かりやすいかどうかで言ったらあなたが分かりやすいのではなくあなたに生じた変化が分かりやすいだけなのだがこちらも黙っていた。 そして、あなたが悩みつつ告げた言葉にはほうと笑って。 「……ああ、よかった。それだけ安心できる場所ができたんだな。 無礼講終わってからもソイツに"手伝い"頼むといい。お前のコンディションに改善が生じる以上監獄側もNG出さないだろうし」 (-229) 2022/03/10(Thu) 12:04:14 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン目を逸らして尚、見られている事が分かる。 君がそんな言葉をくれるとは、思わなくて。 撫でる手つきがそうなのだと強く感じさせる。 勿論それだけでなく味だって口に広がるから、 ずるい。 その後に感じるものだって、 ……とても嬉しい。 アルレシャの味を忘れる、という訳では無いのだが……。 今は別の意味で落ち着かなくなってしまった。 こんなの平常心でいられるわけが無い。 口元を隠しながら視線だけを向けて、…知る。 君はもうこちらを見ていないのだと。 それはそれで寂しいのだから、難儀だ。 握る手はそのまま。もう片方の手を君の首元に伸ばし。 軽く服を引っ張ってこちらから顔を寄せる。 ……触れるだけの柔らかな口付けを落とす。 ボクばかりが意識をするの、悔しいだろ。 少しでいいから覚えていてよ。…君とは違う、ボクからの証。 あのね、愛しい君。 ボクは未来に期待している。 …君のおかげだ、ありがとう。 (-230) 2022/03/10(Thu) 13:43:49 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ紅茶にもパンケーキにもクッキーにも手をつけず、少しの間ただそこにある。 貴方の立てる音を聞きながら。すぐに飲み込めるわけはないが、飲み込もうとはして。 そして、飲み込み終わる前に、置き場を探す前に、友人を見る。 「お前もだからな。 願うなら、願われろ 」まっさらでいることは許さない、とでも言わんばかりに。 ぽつ、と呟いた。 (-231) 2022/03/10(Thu) 14:27:48 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 探求者 バーナード「…………思ったよりこう、深刻っぽかったんだなって、お前の反応見てわかったよ。 100年以上前は上手く眠れたかっていうと微妙だから、まぁ、そんなすぐ上手くいくわけはねぇわな。……まぁ、命は永い」 貴方の優しさを、労りを、飲み込もうとしている。 まぁ、言葉はこの通り可愛げのないものだが。 貴方の笑う顔が、揶揄や皮肉じゃないのがわかる。ぐぅ、とやっぱり喉は詰まりそうだ。 やっぱ猛毒だな、お前も。 「安心、……安心か…安心ってよくわからんが、まぁ、じゃあそうなんだろう。死ぬ瞬間も怖くなかったくらいだ。 ……囚人に手伝い頼んだことねぇなぁ……邪魔にならんかね、することたくさんだろ囚人って」 いつか、この無礼講が始まってすぐの頃に貴方に伝えた『身軽でありたい』の真実がこれだ。 誰も俺なんかで縛りたくなかった。 (-232) 2022/03/10(Thu) 14:38:52 |
アルレシャは、今日も今日とてロビーの端に。 (a50) 2022/03/10(Thu) 14:46:49 |
(a51) 2022/03/10(Thu) 14:47:25 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ「ふふ、あははっ!嗚呼、そうだ。人は人の力で幸せになるべきだ。そうだろう?」 上機嫌に声をあげて笑い、巫らしからぬ台詞を吐く。 なにせ。 「神の否定も肯定もしないよ。少なくとも私の観測域には居なかった、それだけだ。 君の国の巫女との一番の違いはね、きっと何に仕えたか、だ。 私は人のために在った。昔も、今もね。」 聲を捧ぐ先など無いと知っていた。それでも必要な機構として在り続けた。人の営みを愛していたから。 自由を得て、その上でこの在り方を選んでいる。人の歪の掃き溜めに咲いて、欲に情動に凶気に浴しながら……人らしく生きる姿を愛でている。 「そうか……何もしてないなら…… 仕方がない ね。不当に入れられた檻の中でも、 たまたま 得るものがあったなら、それは見つけ出した君の力だったのだろうね。得るも奪うも与えるも成し遂げるお前は、持ち得る者だ。やはり私とは真逆だよ。快いくらいにね。」 言葉通りに諦観も羨望も無く、透き通るように硝子の向こうの君を見ている。 持ち得る故にたったひとつを求めた君を。持たざる故に全てを愛でる者として。 それからそう、また話をせがんだり、問われたことには答えたりして。きっと茶会は優雅に和やかに続いたんじゃないかな。 全てを語り尽くす必要もあるまい。どうやらコレは、君を勝手に友人認定したらしいから。機会があれば、また。 (-233) 2022/03/10(Thu) 15:04:01 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ君の 食餌 を待っていたコレは、外れたタイミングで投げ返された君の言葉にぱちくりと瞬き……それから困ったように微笑む。なんだって君たちは、そんなにも目がいいんだか。透明に隠れるコレを、捉えようとしてくる。 「……なら、お前は……私に 何を願う ?」 (-234) 2022/03/10(Thu) 15:16:10 |
(a52) 2022/03/10(Thu) 15:16:50 |
シェルタンは、ショコラパンケーキをいただきつつ、沢山のキャンディは差し入れとして置いておきました。 (a53) 2022/03/10(Thu) 15:21:52 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 探求者 バーナード「逃げないよ。私はずっと此処に在る。……お前が見ようとしてくれる限りは、お前の友人として、存在するとも。」 己を身の内に留められぬコレは、他者の認識において初めて己を知覚し得るコレは、君に願う。 「私を、見失わないでおくれ?」 いつか彼方、君に負けるまで。 渇いた砂地に泉湧き、緑芽吹くまで。 (-235) 2022/03/10(Thu) 15:25:06 |
(a54) 2022/03/10(Thu) 15:26:01 |
ナフは、パフェとパンケーキ、多くない?食べるけど。 (a55) 2022/03/10(Thu) 15:26:23 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア引かれたのに驚いて、その後の行動に、目を開いた。 これまでで最も近くにあなたの顔がある。 そう長くは続かなかったであろう行為を、残る感触で理解する。 「……ロベリア。君、折角俺が見ないでいた間に……いや」 何とも言えないこの感情はどう言い表そうか。 適切な単語が見つかる迄、きっと5日では済まない。これは。 なので。 あなたの顔が完全に離れる前に、こちらの顔を近づける。 唇で触れる先はあなたの頬だ。 だってこれはただの悪戯だから。 多分。 一瞬で終わらせると、さっさと離れた。 そうした方が、ロベリアの顔と反応をよく見れるから。 (-236) 2022/03/10(Thu) 15:44:38 |
(a56) 2022/03/10(Thu) 15:52:58 |
テンガンは、まともなチョコしか来ない。 (a57) 2022/03/10(Thu) 15:53:39 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ純粋な心配や友愛、とは少しズレて歪んだ感性。 返された言葉にパッと笑う様子は、ごく普通のものに見えるだろうが。 「そうだな、俺が今すぐどうこうしようとすんのは無理だな」 望みを聞かれて、目標を考える。 お前には望まない。俺が願うだけだ。 「痛み以外でお前が泣くとこ見たいかもな。感涙でも、絶望でも」 伝える言葉があっているかどうかもわからない。 でも紛れもなく本心だ。 「ま、時間はたーっぷりあるからな。 ……生を止めないのが希望なんだろ?」 幾ら空虚でも。 に、と悪戯に、意地悪く。悪友の笑みを貴方に向けた。 (-237) 2022/03/10(Thu) 15:53:55 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「俺が寝るの好きなの差し引いても深刻だぞ。まあ少しずつやっていきゃいいさ。お前の言う通り、俺達はこれからも生きるんだ」 あなたの試みを穏やかに見守っている。自分もつい最近までそれに苦戦していたからこその、そっと応援する気持ち。 「邪魔になるわけないだろ。寧ろお前と過ごす時間なら喜んで飛びついてくるんじゃね? ……囚人側からはたらきかけるのには限界があるしな。色んな面倒を"看守の手伝い"で除外してやれるのもデカい。看守に協力的なら待遇だって変わってくる」 素直に甘えろよ、なんて言いはしないがつまりはそういうことである。あなたへの猛毒から、尤もな理由をつけてことを運ぼうとする悪知恵を真っ当に用いてアドバイスへと変えている。 (-238) 2022/03/10(Thu) 15:54:21 |
(a58) 2022/03/10(Thu) 16:48:24 |
ロベリアは、カヌレは気になる……かも。 (a59) 2022/03/10(Thu) 16:49:00 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 探求者 バーナード>>-218 >>-219 「する……その悔しさをちゅーって吸っておけばまあ、俺の時も見せるかな……するし……」 要するに照れ臭いから不足すると隠しだしかねない自覚があるのでお前の恥ずかしい所も見てやる、というろくでもない所から来ていた。 もこもこと毛布を被るとそもそもここが本来どのような場所に見られているかも忘れそうになる。己の認識としては実は間違っていないのも判明しているが。 貴方が思った『これ』と言う感情、もとい答えについてこれまで想いを一切巡らせなかった訳ではない。それでも取りやめて隠したのは、万が一己の感情が貴方が望む『これ』ではない可能性を危惧し、貴方が考えて望みを口にする前にこちらが答えを出してしまうのを避けたかったから。 貴方に考えろと言ったのだから自分だって一度くらい考えたかった。 愛と言うのはなんだろう。 幾つかの記憶の塊の中で近しい物に覚えはある。 巫女の、神に対する感情は、きっと愛だった。 ならば祖先は巫女に対して愛を抱いていたかというと……恐らく、違う。 かと言って、その立場に在りながら巫女に近くもあった彼らが同類や同じ血筋の婚約者に愛を向ける事も殆ど存在しなかった。 じゃあ、彼らが『誰に向けていたか』というと。 実は既に、ずっと答えを俺は出しているけれど。 ずっと求めていた という事は、そう言う事だ。ただ、立場が"逆"ではあったけれどね。 最も、それももう終わる話。 だって、『主従』はもう店じまいだ。 俺はもう全てを捨ててきた、ただの男で、彼もそれを望んでいないなら、その肩書も不要だ。 祖先がどうあろうと、結局はいつまでも俺は俺なのだから。 (-239) 2022/03/10(Thu) 16:56:28 |
【秘】 高速度星 ラサルハグ → 探求者 バーナード「君は本当に知りたがりだな。でも、教え甲斐があるから、俺は君のそう言う所が好き。いいよ。君が望むなら。知りたいと、 与えられたい というのなら──」とは言え、だ。 過去の祖先の失敗を気にして、『真逆』に生きようとするのはただの単細胞の反抗期と変わりがない。 捨てたと言いつつ、残っている物はちゃっかり活用してこそ、『自分の思うがままに、生きたいように生きる』と言う在り方だ。 「どうか忘れずに。ぶつかる速度は君が無礼講で味わった通りだ。俺の重さは数百年単位。夢の為に一途にこんな最下層まで欠片程の躊躇も後悔もなく飛んできた男だ。『目標』をセットさえすれば、いつでもその質量が襲い掛かるよ」 例えるならそれは常に忙しなく飛び回る 星 のように。「その代わり── 何度だって君の為の道を見つけ出してみせる。 誰よりも早くて速く、 雷鳴 のようにね」 (-240) 2022/03/10(Thu) 17:01:03 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 探求者 バーナード「うーん……そうかぁ……。まぁ、今まで9割ダメだったのが8割とかになるだけでも違うよなきっと」 まだまだこれから。応援されていることまでは読み取れないが。 少なくとも、改善しようかな、くらいの気持ちにはなった様子。 「いや、それは…… 飛びつかねぇだろそんな簡単に、って言えたらよかったんだがなぁ…… 何をしても何を見せても全く引かないもんだから、諦めた。 早く諦めろと言った貴方に、そう告げる代わりに呟いた。 「……なるほどな?…アイツが望むなら、だな、望むなら」 それでもやっぱり往生際は悪いのだが。 (-241) 2022/03/10(Thu) 17:28:43 |
【秘】 鳴動の機械 ポルクス → 夢幻泡沫 アルレシャ無礼講が終わりエリアが閉鎖されてしまう前。 あなたの姿を見つけることが叶ったのならば。 「あるれしゃ〜〜〜!!!!」 いつも通りひょこひょこ……よりはもう少しきびきびとした動きで、走って近寄るだろうか。因みに足は早い方です。 「終わる前に見つかってよかった、」 そして、駆けた勢いのまま両腕で抱きしめてしまおうか。 次はいつ拘束の無い腕でこれが出来るのかは分からない。 だから、無意識に腕の力が強まる。 「俺、アンタの傍にいられるように頑張るから。 …………だから、待ってて」 ▼ (-242) 2022/03/10(Thu) 17:46:33 |
【秘】 鳴動の機械 ポルクス → 夢幻泡沫 アルレシャ離した身体。あなたの顔をしっかりと見据えて。 「また迎えに行く」 へにゃりと笑みを、浮かべた。 アイツとの再会を果たし。 刑期が決まりでもして。 外に出られたとしても。 あなたの元に再び辿り着く。 愛しの魚を逃がす選択肢など、存在しないのだから。 (-243) 2022/03/10(Thu) 17:47:06 |
【秘】 探求者 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ願いを聞き届けるような人間でもないが、それが男自身の願いでもあるのだから当然頷いて。あなたの髪を一房手に取ってするりと己の頬をくすぐる。 「せいぜい見失わないよう、生きるさ。死ねない理由は多くてね」 死んでしまえば見ることはかなわないから、そう告げて。頬のくすぐったさと、己を見てくれている人がいるが故の気恥ずかしさで笑ってみせた。 互いが互いで在る以上、勝敗の決まり切った賭け。 今はまだ遠い結末も、永きを生きる自分達であればいつかは。 (-244) 2022/03/10(Thu) 17:53:31 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフ「ええ、最初は私が処刑も担当しようと思ったんですけどね」 クッキーをつまみながら。 「最初に参加したいって思ってたのは確かαでしたね。とはいえ『沢山遊べて美味しいもの食べれる』程度の認識ですから。 そしたらβが処刑するのを担当してくれるって話だったから、じゃあ私が殺されるときに出ればいいかって」 ζは、6番目の数字。そこに至るまでの死の経験は少なくない。 「結局死ぬこともなかったから、私出番少なくなっちゃいましたね」 (-245) 2022/03/10(Thu) 18:31:53 |
【秘】 夢幻泡沫 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス「 お わっ……」声に気付いて振り向いたときには多分もう近くにいたんだろう。避けも逃げもしないが、不意打ちではあった。 勢いを殺しきれずに後ろに数歩蹈鞴を踏む。もし後ろが壁なら背中を壁に預けるくらいで。 「………ぁー、」 笑みを見ればまた心臓が跳ねる。息はしづらい。 俺はこれからも看守だし、お前の知らないところで怪我をしてお前の知らないところで死ぬかもしれない。 ……言っても、多分引かないんだろうな。撤回もしないんだろうなぁ。 ちゃんと受け止めてるよ。飲み込めないだけで。 「……無理すんなよ。手助けが必要なら言えよ。 俺の名前出して、担当を引き継いでもらってもいい」 発する言葉は、拒否じゃない。 「ゆっくりでいい、俺はずっとここにいる」 どこかに消えるなんてことはない。 だから。 (-246) 2022/03/10(Thu) 18:47:46 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 夢幻泡沫 アルレシャ「なーに、泣かせたいの?快楽でなら泣けるよ、試してみる?」 そういう事じゃないと分かっていて、 べ、と揶揄うように赤い舌を出して見せる。悪童めいて。 感涙は満たされる者の、絶望は満たされていた者の特権だから、それはきっとコレにとって遥か彼方。 「それ以外を試してみたいなら、やってみるといい。時間をかけて、ね。」 悪戯を誘うようににんまりと笑って。もう空気はいつも通りの気楽な悪友同士のものだろう。 虚ろも、情も、全て確かに呑み込んで……永い日常は戻ってくる。 (-248) 2022/03/10(Thu) 19:01:05 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 時魔嬢 クロノ「何だか君達は姉妹みたいだよねぇ。」 同一個体に向けるには妙な感想だけど、素直な印象を口から零す。 「βは死に向けていた態度を思うと……君が死ななくて済んだならば、きっと良かったのだろう。 折角だから、残り時間はζの君も楽しんじゃいなよ。大浴場とか、普段は使えないでしょう?長女は我慢しがちだって聞くしね。」 何だか妙にほのぼのとした気分になって、そんな風に促しただろう。 (-249) 2022/03/10(Thu) 19:10:13 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン行いの途中、君の瞳が開かれていた事に気付けない。 満足気に服から手を離し、見上げるように見つめて。 「……無防備に目を閉じる方が、悪い」 悪戯に笑う。 頬の赤みは消えていないだろうが。 君の感情が形になるまで、沢山考えてくれればいい。 自分について思案してくれる時間はとても幸福な事。 そして、君が"楽しい"以外の己の感情について考えを巡らせる事が何より嬉しい。 離れようと身を動かしたところで………。 ▽ (-250) 2022/03/10(Thu) 19:11:23 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン――…頬への感触があった。 「…… え 、………………? 」目を見開き、真っ赤な顔は耳まで赤らみを持つ。 はくはくと口を動かすが、音は出て来ない。 今何が起きた。どうしてボクが驚いている。 なんでこんな事するんだ? ああ、もう。……君はやっぱり、ずるい。 服を掴んでいた手は行き場を無くしたように空にある。 その手を何処にやるべきか。全くと言っていいほど思考が定まらない。 「あ、……き み 、な んで ……、ば……ば か 」浮かんだ言葉は罵倒するものだが、きっと君にも分かる。 嫌では無いしむしろ嬉しい。けれど複雑なだけ。 だってこちらから仕掛けたのに……こんなのって。 今度は顔を隠さなかった。 隠すという思考さえも浮かばなかった。 口内を満たすこの味は、なんと形容するべきか。 (-251) 2022/03/10(Thu) 19:13:06 |
【秘】 貴方の機械 ポルクス → 夢幻泡沫 アルレシャ話を聞いていた。声を聞いていた。振動を感じていた。 担当を引き継いでもらってもいい、の言葉には心底、嬉しそうにしていただろう。 そこまでは大丈夫だったんだ。 そうして続く言葉と、あなたの笑った顔を見て、 「…………、っ、……」 じわりと熱を帯びる顔と、強く跳ねる心音がひとつ。 「あーあーあー……」 壁があるならこの魚を追い込んでやろうか。 片方の手と、肘とを、ピッタリ沿う形で壁につけて。 もう片方の手はあなたの頬に添えて。 これ、拘束されててもできるのかなあ。 あなたの唇と自分の唇を重ね。 誰か見てるかもわからないから。 少しの間だけな。 「――――……愛してる」 出来損ないの機械もまた、曖昧な顔で。 笑った。 (-252) 2022/03/10(Thu) 19:14:58 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 規律指揮 スピカ「ん、いい人ってのも難しいから…考えるのはゆっくりでいいわよ。そのためにここにいるわけだし、ね」 わからないなりに出したであろう答えには納得したように頷いてから分かれ道を曲がる。 ちょうど地下道を抜けた頃合い、そういえば探し人の途中だった。 探してないけど。 「私もいい人でいるつもりだから。また会った時にあなたが見てそうでなければ、蹴り飛ばして頂戴」 アナタから蹴り飛ばされる分には、死にはしないでしょ。 (-253) 2022/03/10(Thu) 19:31:44 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア狼狽えるあなたの様子はしっかり視界に収めた。 満足。 「君の言葉を借りるなら」 「やり返されないと思っている方が、悪い」 言葉だけの罵倒は全く効かない。当然ロベリアの様子はこちらが狙って『嫌がる事』をやった時とは違うものなのだから、嫌でないことくらいすぐわかる。 「初めよりも分かりやすくなったな。君は。鏡でも持っていれば良かった。今自分でも確認できたらよく分かっただろう」 (-254) 2022/03/10(Thu) 19:34:21 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン悔しいがその通りだとは思う。 言い返せなくて言葉に詰まる。 頬の感触が消えない。首へのあの熱も。 結局ボクばかり意識している! こんなの、忘れようが無い。 全く罵倒が効いていない事も。理解されている事も。 本当に、何もかもが悔しいと感じるのは何故か。 でも、そういうところも好きなんだ。 「あ、ぁ あ……… い 、嫌だ …。絶 対 、嫌 ………。分かりやすく…… なった事 くらい 、分かってる ………」君の手を握る力が緩くなったり、少し増したりと動揺がよく伝わるだろう。 自分がこんな風に感情を表に出しまくる事になるとは……。 君のせいだ。満足そうで何よりだよ 愛しい君。 空の手が動き ぽすッ…と、君の体に軽すぎるダメージを与えてみせた。 (-255) 2022/03/10(Thu) 19:59:08 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「あはは、飛びつきそうなやつの姿が思い浮かぶよ。言えなくなったならもう仕方ないよな、どんどん飛びつかれとけ」 くすくすと笑う姿は揶揄うそれではない。だからこそ声音は柔らかく、往生際の悪いあなたにもうんうんと頷いて。 俺の思っているやつであっているのなら、当然望むだろうから。諦めさせるのはアイツの役目ってことで。 「お前を見て、選んだ人間なら。多少の我儘や迷惑なんて苦じゃないだろうから」 (-256) 2022/03/10(Thu) 20:14:06 |
(a60) 2022/03/10(Thu) 20:16:52 |
バーナードは、可愛いものがいっぱい出たな……と思いつつ、それらを食べたり回収したりした(確定ロール) (a61) 2022/03/10(Thu) 20:17:29 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア「分かり易い方が好ましい」 動揺する様子を見守る。きっと負けたとでも思っているのだろう。 実際、そうでもないが。 もちろんダメージはない。微動だにしない。 握る手から伝わる反応が面白い。それと可愛い。と思っていることが、やればやるほどあなたに伝わるだろう。 「まだ落ち着かなさそうだな」 そうしたのが自分だという事は分かっているが。 まだここに居座る理由がある、と思ってもいいのだろうか。 (-257) 2022/03/10(Thu) 20:18:02 |
【置】 探求者 バーナードゲームエリアから離れようという頃、男は一人真っ白な部屋に立っていた。仮の自室として過ごしたこの場所もきっと二度と訪れることはないのだと知っている。知っていて、ほんの少しだけ後ろ髪を引かれている。 荷物はレッグバッグに収まる程度のものしかなく――それはゲームエリアへの移動に限った話ではないのだけれど――己の身ひとつで良かったはずの男はこの無礼講を思い返す。 無礼講前は己の欲するもののために多くの者の間を飛び交って、それでもなお留まることなど何一つできなかったのだけれど。 その姿は高速度星にも似て。 漸く自分の欲したものに直面し気付かされたかと思えば、それが本当に己が欲した存在であるかを見極めようとして。 その姿はさながら探究者であっただろう。 答えは既に得られた。 探究の果てに得られたものを抱えて、 受け止めた 星 の重さに満ち足りて。 どこまでも駆け行く彼と過ごす時間を満足と呼ぼうか。 積み重なる満ち足りた時間をまとめて幸せと呼んでしまおう。 男は、胸をちりちりと刺激する熱を感じながら、心地良いそれに麻痺するものがあると感じながら、踵を返して歩き出す。 星に潰されるだけのものじゃない。飛び回る星とともに在るのならば、自分もまた 光輝いて 。知りたいと、与えられたいと願い、未だ知らないものを探しては様々なことを知り続けていこう。 その姿は、『探求者』と呼ぶに相応しい。 取り戻した多くと得られた多くを胸に抱えた男は、彼が見つけ出した道を切り拓き、永き時を 疾風 のように無礼講から日常へ。日常から、新たな日常、更にその先へ。 (L1) 2022/03/10(Thu) 20:18:32 公開: 2022/03/10(Thu) 21:20:00 |
【置】 従者 ムルイジ元の場所へ戻されるため、拘束が再び付けられてゆくのをぼんやりと眺める。 抑制され、魔力が巡らなくなるのは少し寂しいような気持だけれど。 それでも、宴が始まるよりも枷が軽く感じるのは心境の変化なのだろう。 許されて。―――願いが生まれて。 一度目を伏せる。目に焼き付けたものを思い出せば自然と笑みがこぼれた。 迎えに来てくれるといってくれた主人との約束。 いつの日か会おうという君との約束も。 かつての思い出だけに縋るのではなくて、"また"の約束がある今が、好きだ。 檻へと戻っても、もう俺は独りじゃないのだろうなと、思えるから。 (L2) 2022/03/10(Thu) 20:31:35 公開: 2022/03/10(Thu) 21:00:00 |
【鳴】 時魔嬢 クロノ「嫌ねぇ、そんな怯えないでよ。 別に怒ってるわけじゃないのよ?」 「そういうゲームだもの、突然襲われる事もありえる話よね」 「反省してるならまぁいいわ。 次会った時にはワガママいうから、付き合いなさいよね!」 口頭でも振動からも言いたい放題言いつつ、小動物と化したアナタの頭を撫でるのでした。強めに。 (=2) 2022/03/10(Thu) 20:36:29 |
人形師 シェルタンは、メモを貼った。 (a62) 2022/03/10(Thu) 20:37:41 |
【秘】 欲しがりな ロベリア → 蒐集家 テンガン「 ぐッ ……………………………」分かり易すぎるのもどうなのだろう。 同エリアの囚人や看守を思って、複雑になる。 またここに来る前のように振る舞えるだろうか。 どうか気付かないでくれ。頑張るぞ、ボクは。 微動だにしない事が腹立たしい。いや、怒ってはいない。 何もかもが伝わってくるもののも本当に考えものだ。 お陰様で落ち着きは何処へやら。 「…………… テンガン、責任取ってくれ ……」もう駄目だ。起きた直後とは全く違う方向に動揺している。 さて、このまま君といる事でそれは落ち着くのだろうか。 どうあれ離さない。離れないで欲しい と願い続ける。 だから、もう暫くはここに居てくれ。 機械の歌が 響くまで。魚への愛が 零されるまで。 欲しがりなボクに、君を頂戴。 (-258) 2022/03/10(Thu) 20:38:08 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 憐憫聖贖 ナフ「同じクロノですから、似てもいますよ。若い頃の方が可愛いけど、見られてると思うと少し恥ずかしいわ」 言われたことには頷いて、この後は束の間の自由を満喫するのだろう。 「今回はありがとうございました、機会があるか分かりませんがまたお会いしましょ」 何年先だろうと、そう遠くはないいつかの未来の話をしつつ。 その時はまた、お願いしますね。 (-259) 2022/03/10(Thu) 20:44:02 |
【鳴】 衝撃波 ポルクス「怒ってる、怒ってるよぉ……!!!」 言うつもりはなかったが思わず小声でも口にした。 めちゃくちゃ鮮明に振動が伝わる。すごい。 俺、俺、今……心臓がヤバいよクロノ!!!! 最後の言葉にはこくこくこくこく、赤べこの如く頷いて。 「イエス……仰せのままに、女王様……」 なんて、ご機嫌取りになるかすらも怪しい言葉を贈り。 撫でられれば戸惑いつつも、嬉しそうにするのでした。 (=3) 2022/03/10(Thu) 20:46:42 |
ナフは、ピチねばと飼育キットをシトゥラの宿舎に配送手配した。 (a63) 2022/03/10(Thu) 20:47:10 |
ナフは、ラッピング済みのチョコレート詰め合わせをエルナトへ。中身は賞味期限内に食べてね。 (a64) 2022/03/10(Thu) 20:47:59 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャーーー無礼講が終わる直前。 アルレシャの足は処刑室へ。 自分が最後に飾ったその部屋を確かめにーーなんてことは 決してない。 探すのはカメラだ。それも外部支援者に向けた、臨場感を重視した、目線の位置くらいにある壁沿いのカメラ。 見つければ、コンコン、と爪の先でそれを叩く。映せ、と言わんばかりに。 そうして、スイッチが入ったのを確認してからーーー ガッ、 とカメラの端を両手で掴んだ。[▽] (91) 2022/03/10(Thu) 20:48:29 |
【人】 夢幻泡沫 アルレシャ「……お楽しみいただけましたか」 にぃ、と笑う。悪どい笑みを意識して。 しかし声は甘く滑らかな、蕩けるテノールの囁き声。 「ご覧頂きました通り、ここは監獄、看守といえどもこの通り 狂った狼 が蔓延っておりまして。高みの見物で留めておきたくば、どうぞそのまま、何卒道を踏み外しませんよう」 こんな惨劇を喜んで見届ける、罪をなさぬ悪へ釘を刺し。 「また、無礼講は皆様の支援により成り立っております。今後もよろしくお願いいたします」 あとちゃっかり支援のおねだりも。 「高みにいられるのはご自身の判断と財力です。 ゆめゆめお忘れなきよう 」そこまで言えば、雑にカメラを離す。 映像は揺れただろうが、気にはしない。 「……またいつかの無礼講でお目に掛かりましょう」 そう言い残して、アルレシャは処刑室を出た。 (92) 2022/03/10(Thu) 20:48:48 |
アルレシャは、リボンとフリルで着飾って人の皮を被り、日常へ戻る。 (a65) 2022/03/10(Thu) 20:49:26 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 狂花繚乱 レヴァティ冷たい硝子の底の光を、血色の淵が受け止める。 淡く透ける色彩の端は持ち上がり、空無き艦の一室に、新月の弧を描くだろう。 ――嗚呼、 咲いた 。開花 の瞬間。コレは確かに見届けた。其れは観る者に陶酔を齎す程に香しく。 コレは誕生を歓喜する。 此処は人の世の、歪を寄せ植えにした狂花監獄。 人の心の熟れの果て、狂気は慈雨の如く降り注ぐ。 興味のままに欲の先。痛苦も悦楽も悲嘆も幸福も、全ては此処より始まるのだろう。 踏み越えたお前を迎え入れるように、清廉な白蔓草の刻まれた褐色を伸ばす。 整い過ぎた人工の輪郭をなぞり、ついとその頤を指先で支えて。 (-260) 2022/03/10(Thu) 20:50:04 |
ナフは、その無機物に、祝福を。 (a66) 2022/03/10(Thu) 20:50:15 |
【秘】 高速度星 ラサルハグ → 狂い咲きの花贄 ナフ「さて、どうだろうな。本当に"神"に救われてるなら俺はそれでも構わないと思うよ。君がそう在り続けていたようにな。……『選んだ結果』ならいいんだよ俺は。ただ、俺達は俺達の力で幸せになりにいくさ」 神の為に在った巫女と、人の為に在った巫女。 全く別の物になるのも当然だろう。むしろ、後者の在り方は場合によっては王と呼ばれる事だって、それこそあったのかもしれない。 「ふふ、そうそう。仕方なくてたまたま、だからね。 ただ、確かに単純な生存として困る事はなかったが……『役割』と言う名の枷は、人よりも多かったよ。持っていようと得られないものも、その逆もいる。 結局の所、『動くと言う意思の差』だろう。……君にだって脚はあるのだから、"その気になれば"いつだって、どこにでも行ける。だからそこに真逆もなにもないよ、きっとね。真逆とするなら、飛ぶ事がいい事か……そう思う感性と価値観って所さ」 この男は、巫女でも無ければ王族でもない道を選んだ。 "滅ぼせたのに滅ぼさなかった"のもそのせいだ。 だってそれでは、先祖の願いや因縁の為に動いてるようで……それが悔しいから、でも気に食わないから、自分の手を汚さないまま滅ぼすように促しただけ。 ──なんて真実を、いつか語る日が来るかは今はまだ不明だけれど。少なくともこの後もスタンドの中が空になるまで付き合っていたという事実がそこに残っている。 (-261) 2022/03/10(Thu) 20:50:28 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 欲しがりな ロベリア「責任と言われてもな」 これ以上落ち着かないような事をする気はないし、何かをするということはないが……。 「まあ君が落ち着くまで、待つ」 そう言葉を返して、握った手はあなたが離すまで離さず。 きっと聞きたい音が聞こえる頃には、あなたも落ち着いていることだろう。それまではここで過ごそう。 ロベリアの言う所の責任が、その時間で足りなければ…… その後、ここから出た後の時間も、ある。 (-263) 2022/03/10(Thu) 20:51:05 |
テンガンは、また1つを手に入れるだろう。今はその、準備期間。 (a67) 2022/03/10(Thu) 20:54:18 |
【置】 α クロノ「またいつか遊べたら嬉しいのよ。楽しかったの」 さようならみなさま。お元気でね。 (L3) 2022/03/10(Thu) 20:58:27 公開: 2022/03/10(Thu) 22:00:00 |
【独】 欲しがりな ロベリア拘束が元通りになる頃、この手には熱もカンテラも無い。 嫌いな音だった。過去を思い出させる嫌な音。 けれども……手放せずにいた、愛しい音。 目を閉じれば甦る記憶がある。 思い出したくもない、最悪の記憶も。 迎えに来るのはあの日ここへ連れてきた彼なのだろう。 また小言。飽きもしないなと笑みを零す。 見えるのは目元のみだが、きっと伝わってしまう。 まあ、いいか。どうせ映像からバレている事も多々あるのだろう。 能力の申告や改めての面接を思い、億劫な気持ちになる。 そういえばポルクスのライブは映像で見ていたのだが……。 パチパチパチ 。と主役に向け送った拍手は誰にも届かない。届けない、でもそれでいい。教えてあげない。 君の声は存外心地良かったよ。……なんてね。 アルレシャに教わった事は今後に生かせるだろうか。 分からないけど、 強くなりたい とは願っている。また話したい。いつかのお茶会の権利、有効かなあ。 ああ、 楽しかった な。この気持ちをスピカに伝える事は出来なかったけど。 それもいいか。…また出会う日があれば 伝える事にしよう。 人の子は、いつかの未来を夢見ている。 ここで得た約束を糧に、これからも生き続けよう。 ねえ、テンガン。ボクはずっと待ち続けるからね。連れてって、何処へでも。……何処までも。 (-264) 2022/03/10(Thu) 20:59:55 |
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