![]() | 【人】 1年 高藤 杏音[心の中で煮えたぎるこの声を、言葉に出すことの出来ないもどかしい環境に。 電車を降りたら、急ぎ足で、自然と最後は駆け足で、走って家まで帰ったら。 『ただいま!!』の声も慌ただしく、だだだだだっと階段を昇って自分の部屋へ。 クッションを手に持つと、思いっきりベッドに向かって投げつけた。] あっっっっっっのやろーーーーー!!!! くっそーーーーーーーー!!!!!!! [杏音さん下品です。 男兄弟が2人も居るのです。目こぼししてください。 クッションをぼふぼふと殴りつけると、ばふっと顔を埋めた。] うああああああああああああああ!! [家に兄が居なくて良かったね。 あの男アレでシスコンだからね。 私は思う存分クッションの中で叫び通して。 翌日ほとんど眠れないまま朝を迎えた。] (60) 2020/11/17(Tue) 23:26:41 |