246 幾星霜のメモワール
| >>68 エリー 「あらそうだったの! ふふん、そりゃまあ花の魔女ですから……」 こちらもこちらで何だか気分が良さそうに。 だけど続く言葉には少し驚いた様子で目を丸くする。 「繕って頂けるならとっても嬉しいけど、いいの? この時期の仕立て屋さんは大変だと思うし、 あまり無理言っちゃうのはどうなのかな〜って。 急いで着る予定も、あるわけじゃないですしね」 聖女祭りの最中で何かあるかもしれないが、 そんな軽い気持ちで頼むのも。揺れる心の図。 (70) 2024/01/28(Sun) 8:03:11 |