【人】 Chiavica テオドロ>>119 エルヴィーノ 「Gra─zie」 心配に及ばず、一声かけられたおかげで難なく受け止める。 そのまま開けてはしまわずに、一度手で弄んで。 「過激な奴と一口に言うならどこにでもいるでしょうが、 お偉いさんだからそれを隠さずに済んでいるという訳。 考えてもみてくださいよ。私が偉い立場になったら、」 タブを指で引っ掛けて、ガシュだの力強い音が鳴る。 「まずはそういう輩どもから検祭りに挙げてくれてます。 正義などではなくただ此方の鬱憤晴らしの為に」 過激さでは負けていない。そう示した。 「……気の毒という言葉には及びませんが。 わざわざ率先して引き受けてやってるんですから、 それに見合うだけの下働きがあればそれで」 (123) 2023/09/10(Sun) 9:58:17 |