【人】 厨房担当 マシロ[ 不安になっているのは事実でも、 だから忙しい中で足を止めている訳ではなくて。 貴方に食べて欲しいと思ったから、 ……貴方へ作りたいと思えたから、ここに、いる。 ] ────……よか、った ぁ…… 神田さんに、そう思ってもらえたのも ちゃんと 幸せに、できた、のも ……また作らせてもらえるのも、うれしい、です…。 [ 安堵と嬉しさが波のように流れ込んできて 足から力が抜けそうなのを、必死に堪える始末で。 それでも途切れ途切れに言葉を返した。 言いたいことや伝えたいことを言えないまま、 後悔した記憶ごと、乗り越えるみたいに。 ] (632) 2023/03/06(Mon) 23:09:45 |