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【人】 愛情 シェルタン「────ふう。」 辺りを見る。 奇異の視線。訝し気な、或いは申し訳なさそうな、 或いはまだ邪険に扱うような視線。 そして、ある姿を見て。 (……誰だか分かんね〜) 『いない』とされて、存在すら希薄にされた、 けれど、確実に『変わっていったもの』たちは、 ”こっち側”からはこう見えるんだな、と、 心の中で寂しく笑う。 でも、それは決して顔には出さない。 ここにいるべきなのは、いつも通りの自分で。 あるべきギムナジウムの姿、なのだから。 (2) backador 2021/05/30(Sun) 20:13:49 |
【人】 愛情 シェルタン「そこ!そこらへん!」 声を張り上げて、 『そこ』を指さして。 恐らく、水面と称した彼がいる辺り。 あと委員長───は、元気そうだ。 「暗い顔すんなよ。辛いことでもあったのか? ”これ”が終わったら幾らでもきいてやるからさ、 今くらいはオレに免じて、楽しんでくれたら嬉しい」 無茶な相談かもしれないけれど。 自分は、冷える食堂の空気を吹き飛ばすように、 只管、心からの笑みを繕っている。 バイオリンを取り出す。 出し物と言っても、大層なものじゃない。 いつもの演奏だ。自分にはこれしかできないから。 でも───”いつもの”、が、大事だから。 (3) backador 2021/05/30(Sun) 20:37:34 |
【秘】 愛情 シェルタン → いたがる ルヘナ「分からないか。仕方がないよ、 この頃一気に色々起きてるし。 やりたいようにしたらいいんじゃないかな」 「オレは多分、裏切った彼らだけじゃない。 このギムナジウム、そのものを許さないよ。 でも、だからこそみんなといつも通りに接するんだ。 そうじゃなきゃ……許せないものと変わらないから」 自分は優しくない。 優しくないからこそ、冷静だ。 「まだ時間は、沢山あるからさ。 自分に納得して、後悔しない答え、見つけろよ。 ……オレも、一応できそうなんだし」 (-13) backador 2021/05/30(Sun) 20:56:36 |
【秘】 いたがる ルヘナ → 愛情 シェルタンあの夜を越えてから、どうやら自分は変わってしまったらしい。 本来の目的のためなら全て捨ててもいいと思っていたのに、 結局捨てられずにこうしてうじうじして。 だから彼に声を掛けたというのに。 「ふ、っあはは! お前本当に……いいヤツだな。苦労しそうだ」 思わず笑ってしまった。視界がひらけた心持ちだ。 優しくないのと好き嫌いは別物だと気付かされたらしい。 「……ありがとうシェルタン。勉強になった。 変わったお前が出した答えがお前にとっていいものであるよう、 違う立ち位置ではあるものの祈っているよ。 それと、ちょっとしたお礼兼お節介だが。 ―― 裏切り者 に気を付けろ。恐らくあいつはかなり分かりにくい場所にいる」 大人に従う子供達の内、 自分が『いなくなる』までに見つけられなかった さいごの一人の名を挙げた。 (-17) uni 2021/05/30(Sun) 21:15:43 |
【秘】 愛情 シェルタン → 潰えた思い メレフ未だ余韻に包まれて、力の入らない身体を、 メレフを囲んでいた大人に無理矢理起こされる。 まだ収まらぬその起立を晒されて、 霞んだ思考のなか、羞恥を取り戻して、 嫌だ、と、湿った声を漏らす。 だが、想像していた感覚はいつまでもこなくて。 股座に手を添えられて、 全身は大人たちに運ばれるまま、 そのまま、距離が近づいていく。 「ひ、ッ……あ!? 待て、待ッ、それだけは、───ッ!」 履いてるものを取り払われた、 ───友人の、その、秘部へ。 抵抗する、けど、力の抜けて、 そもそも力じゃ敵わなくて、どうすることもできない。 (-26) backador 2021/05/30(Sun) 21:27:40 |
【人】 愛情 シェルタン「ぶん殴るぞコラ!寮で裸族なってたまるか! 個室だけどさ!色々問題あるだろ! なあ、みんなもそう思うだろ〜?」 わざとらしく接されても、 なんてことなく受け答えして。 剰え、それを『他の人』にも向けたりして。 「……てか風邪じゃないよ?オレは。 大人に酷いことをされた んだ。シトゥラには、言った気がしたんだけどなあ?」 そして意趣返しのように言う。 大人との関わりがあったことを、大声で。 それは、 ここに居られるもの の特権だ。 (9) backador 2021/05/30(Sun) 22:43:46 |
シェルタンは、生徒たちの雰囲気を気にしない。いつもどおり。“それが何もおかしくない”とでも言うように、そこにいる。 (a12) backador 2021/05/30(Sun) 22:45:06 |
【人】 演者 シェルタン奏でている。 いなかったときも、ここにいるときも、 特に上手くなったりはしていない、弦の音色を。 だが。 聞く人たちが変われば、聞こえるものも変わる。 話はとても単純で。 だからこそ、知らせなければならない。 いつか、此の場所を許せるようになる時まで。 ──朝食の時間が終わるまで、 暫く演奏を続けていただろう。 (18) backador 2021/05/31(Mon) 0:53:37 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 演者 シェルタン「………、あ……」 射精後特有の倦怠感に包まれていた少年は、抱えられて近付いてきた友人の姿を見て。 何だかいけないものを見たような気がして、その勃起したモノを見て目を背ける。耳が熱い。 衣服の取り払われた脚を開かされて、孔にシェルタンのモノがあてがわれる。 泣きそうな声と、何が行われようとしているのか分からない頭が混乱する。早く終わらせてやりたい気持ちも、勿論あるが。 「っ、ぐ……」 手首は相変わらず戒められていて、抵抗が出来ない。 入ってこようとするソレに思わず腰を引く。 (-61) otomizu 2021/05/31(Mon) 1:15:04 |
【秘】 演者 シェルタン → 潰えた思い メレフ 囁き声が聞こえる。気持ち悪い。耳に口が近づく。 聞こえた、 友人を犯せ と唆す低い声に、さっと血の気が引くようで。戒めるような罪悪と背徳と、倒錯の気持ちが、全身に駆け巡って、ぎり、と歯軋りをした。 不思議と原始的な嫌悪はそこになく。 そして、宛てがわれた状態で自分だけ手首の縄が解かれ。まるで自らの手で、事を進めろとでも言わんばかりに。 抵抗はできない。もう身体に強い力なんか入らない。ナイフだって奪われてしまった。 彼の身体を愛で、せめて苦しくないようにと思っても、その友人は触れられる事を好まないのを知っている。何もできない。身体を触れずに覆うように、草原に手をついて。 「ん゛っ、ァあ!ッ……あ、ぁ……」 もたついていたら、早くしろ、と駄馬を叱るように、尻を強く打たれる。思わず揺らいだ腰が浅くメレフの後孔を突いて。 まだじくじくとした痺れの残る、自身の窄まりを指で穿られれば、それから逃げるように、また、奥へ、奥へ。 幸いなのは、大人のモノで貫かれるより幾分か負担が少ないであろうことか。それも慰め程度にしかならないだろうが。 (-70) backador 2021/05/31(Mon) 2:16:09 |
【独】 演者 シェルタン/* 裏話。置き手紙にて下着を切られた後、独り言で腸内洗浄ロールをやろうと思いましたが恥ずかしかったのでやめました。 (-71) backador 2021/05/31(Mon) 2:21:11 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 演者 シェルタン「シェルっ…や、め」 大人に囲まれて、暴れないように体を押さえつけられたまま。 乱暴に掻き回し浅い部分だけが解されたそこに、友人のものが入り進んで。慣れていない体にはそれだけでも苦しいのに。 彼が臀部を叩かれたことによりより一層奥まで入ってくると苦悶の声を上げる。 「う、ぐ ぁ……っ!」 痛い、苦しい。 しかし、触れていることによる気持ち悪さは不思議と増えない。 (-89) otomizu 2021/05/31(Mon) 8:19:15 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン「シェンがよこしてくれた場所が、笑えないはずなんてないな。 大人たちに喧嘩させられてるなんて、嫌な話だよな。 ……」 助けてくれよ 言えたらどれだけ楽だったか だけど、これ以上彼に背負わせたくない。 完成したら、救われるのだから 「……ここが無くなることが幸せじゃないと思ってくれて、よかった」 変わることは嫌じゃない、全員が愛されるようなそんな夢物語を考えて……すべてを動かせないから一人で変わろうと思った。 気の長い孤独の旅は終えていいのだろうか、……みんなに会える日は遠くないのかな (-96) toumi_ 2021/05/31(Mon) 9:10:01 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン「シェン、やっぱりあなたの事好きだよ」 「愛されているあなたが好きだ!」 だから、見続けさせてくれ。 ふと、視線を外せば人の気配を改めて見て数歩近づく。 頬に口付けを落とし楽しげに笑った双眸からは碧い瞳が覗いていた。 「このあと大人たちと話してくるんだ、怒られないことを祈ってくれ…また"朝食"の時間に会おうな」 今度は何故かあなたが見える気がした、 ほんの、たった少しの期待だったけれど。 叶うときはすぐそばに (-98) toumi_ 2021/05/31(Mon) 9:11:37 |
【人】 演者 シェルタン>>20 サルガス それは朝食の時間の終わり際。 曲も終盤に差し掛かった頃に入ってきた貴方を、 迎えるように、暖かい音色が包む。 「……──サルガス、おはよう。 ちゃんと眠れたか?」 シェルタンは、いつも通りそこにいる。 それは貴方にとって、眩しすぎることなのかもしれない。 「オレはもう大丈夫。“もう一回ああなっても”。 ……それを伝えるために帰ってきたからさ」 それでも彼はそこに立つ。 何かを変えられると信じて、 平気で『ない』者の話をして、白い目で見られようとも、 それを跳ねっ返すような活力でもって、笑う。 (22) backador 2021/05/31(Mon) 10:53:45 |
【人】 演者 シェルタン>>シトゥラ 「大袈裟〜。今元気だから全然大丈夫。 それに先生も心配してくれたし、な」 大人もみんなみんな悪いものではない。 教員棟に顔を見せて、それを理解して。 「でも、秘密な! 悪い大人たちに聞かれたらまた何されるんだか わかったもんじゃねえしな〜」 そう、“公然の秘密”を言うのだ。 (25) backador 2021/05/31(Mon) 12:31:18 |
【人】 演者 シェルタン>>24 サルガス 「いいんだよ、今は無理して言葉にしなくても。 ゆっくりでいい、大丈夫だからさ」 視線を合わせるように屈んで、笑いかけて。サルガスを取り巻く暗い空気も、払拭してあげるように。 「オレたちは“いつもどおり”、そこにいればいい。 いつもみたいに、毎日を楽しそうにしていたらいい。 ……今は難しくても、いつかはそうできたらいいんだ。 少なくとも。オレは、ずっとそうするつもりだ。 ま、もちろん弱音は吐くけどな。 悩みなんてあって当たり前なんだし」 再び受け入れられて、尚“ギムナジウムの暗黙の了解”から逸脱したことを繰り返すのに。胸を張って。 いつものように。優しく、あなたの頭を撫でるだろう。 (26) backador 2021/05/31(Mon) 12:40:09 |
【人】 演者 シェルタン>> 『メレフ』 ノック音を聞けば、 楽器の手入れから顔を上げて。 「今開けるからちょっと待て〜」 少しだけ散らかった部屋を整理し、 すぐに出迎えにいく。 (27) backador 2021/05/31(Mon) 12:47:45 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「……入りなよ。 少なくとも外より居心地いいと思うし」 ドアを大きく開けて、 顎で室内を指す。 「何か用があって来たんでなくても、 ゆっくりしていったらいいよ」 (29) backador 2021/05/31(Mon) 12:57:59 |
【置】 演者 シェルタン「え?いやオレが教員棟に行ったのは、 授業欠席に対する謝罪、反省の為ですよ。 先生に会いに行った後はすぐ帰ったんで、 特に何にもしてませんけど……」 今日の分の授業終わりに、大人に呼び止められて。 これ幸いと堂々と受け答えをする。 でも、何かが引っ掛かった。教員棟に来たことを、 わざわざ今更問いただすようなことがあるものか?と。 何か。 何かが。 ──取り返しのつかない、何かが起きている? ただその時点では、ただの予感であり。 体格も決して“小さな足跡”ではない彼は、 特に何事もなく、そのまま解放されたのだった。 (L3) backador 2021/05/31(Mon) 13:10:35 公開: 2021/05/31(Mon) 13:30:00 |
シェルタンは、確かな違和感に気付いた。 (a34) backador 2021/05/31(Mon) 13:11:14 |
シェルタンは、悪い予感がしたことを、誰にも言えないでいる。 (a35) backador 2021/05/31(Mon) 13:11:48 |
シェルタンは、“いつも通り”であることを、自分に課している。 (a36) backador 2021/05/31(Mon) 13:12:20 |
【秘】 演者 シェルタン → いたかった ルヘナ「余計〜〜なお世話だ」 実際、自分が苦労人のたちなのを、 此処の所ずっと自覚している。 そりゃあもう、うんざりするほどに、だ。 「……オレも、あと一人が誰か、今まで分からなかった。 大人に従う子たちも、それぞれ目的があって、 確かな『理由』があって。それを知ってるから。 なんとかしてやらなくちゃなあ…… 本当に、先の長い話に、戦いになりそうだ」 気だるそうに、ため息を吐く。 だけどそれは、前向きな想いによるものであり。 現に。一歩ずつ、良い方向にむかっているのだから。 (-125) backador 2021/05/31(Mon) 13:55:25 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 演者 シェルタン「……お前の手が大きいのかそれとも馬鹿なのかはわからんが」 あえて挟まれるからかいと、ため息。 しかしあきれた様子ではなく、どこか眩しそうに見て。 「皆をなんとかしたいなら、もっと周囲を信じてやれ。 お前に守られるばかりの子供で溢れているわけじゃない、 ともに戦おうとする物好きだっているんだ」 ブラキウムのことだ、『とっておき』を使うのなら それはシェルタンにだろうと思う。 イクリールやスピカもともに戦おうとしているし、 本当は俺もできる範囲で力になりたい。 「もし俺の出した答えがお前の答えの近くにあったのなら。 その時は……俺の手も貸す。忘れるなよ、シェルタン」 話すべきことは話し終わったらしい、 あなたに小さく礼を伝えた後に背を向けようとするだろう。 (-127) uni 2021/05/31(Mon) 14:27:47 |
【秘】 演者 シェルタン → 迷子 メレフ「メレ、フ、……ッ、ごめ、ぁ、 っ……ふ、ぅう、……!」 自身の肛内を不規則に、大人の指で抜き挿しされれば、 否が応でも腰がかくかくと揺れて、まるで性器を拒絶するかのようにきつく締める友人の後孔を、何度も浅く割り開く。 苦しい顔が、声が、近くに感じる。 胸が締め付けられる。それなのに、腰から背骨を伝って、 抑え込めない快楽が、思考を溶かしていった。 「ひ、ぅ……んん゛、……お、ッ」 自分の体重が支えきれない。腕が崩れ、肘をついて、 胸板が彼の肌に触れてしまう。 彼は苦しいはずなのに、暖かくて、限界の近い頭では、どうしても離れようとは思えなくて。そのまま、縋るように自身の頭を、メレフの頭の横へ。 大人たちの抑えつける手が少し退くのを感じる。そう、従順であれば、彼らは決して言った以上のことはしない。 理性が、調教された精神に侵される。それでも、胸いっぱいの、苦しい感情が、必死に意識を繋ぎ止めていた。 優しく。絶対に彼らと同じように、相手を貪らないよう。 (-142) backador 2021/05/31(Mon) 19:32:15 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「うん。……茶とか菓子とか気の利いたモンなくて悪いな」 招き入れて、 以前彼が来たときに座ってた辺りに座布団をぽい、と出す。 そして、自分もその横に座布団を置いて座った。 目線を合わせたくて、用意してもらったものだ。 「ま、ゆっくりな。 焦って何か言おうとしてもあんまりよくないし」 (36) backador 2021/05/31(Mon) 20:39:25 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 まだ殴られたのが痛むかな、 と、心配するような目線を向ける。 「……仕方がないよ。 行きたくて行くわけじゃないのは分かってるから。 オレは、アンタが無事ならそれでいい、メレフ」 僅かに擦り傷の残る手を、すり合わせて。 「だから気にすんな。 何があったって普段通りに接するって、決めてるしな」 (39) backador 2021/05/31(Mon) 21:40:03 |
【人】 演者 シェルタン>>31 サルガス 「……メレフにも、サルガスにも。頼れる誰かに。 沈んだ顔はしないで、でも辛かったらちゃんと言う。 オレは、絶対に抱え込まないようにするんだ」 二人の繋がりだけじゃない。辛いことをより多くに分担できるんだったら、それに越したことはない。ただ、二人だけ大切にしたもの。みんなで大切にするべきもの。 それらを積み重ねて、何かを成し遂げて行くのだから。 「…… 喜び も、悲しみ も。その音色に含まれてる意味だって、聴こうぜ。 堂々とそれができる日を、オレは作りに行くから」 「じゃあな。あんたこそ、元気にしてろよ!」 (40) backador 2021/05/31(Mon) 21:53:21 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン>>39 シェルタン 「死ぬつもり、だったんだけどな。 内通者も見つからなければ、ぼく自身も隙だらけだった。 ……なあ」 連れていかれたこと、それ自体は自分も気にしてはいない。 思っていたよりも、というだけだが。 所在なさげに、手袋の嵌った手を近くの床に滑らせる。 「……"治療"するっていうのは、本当だったんだな。 ああ、あいつらは何でも分かってたんだ。そして、ぼくたちの望む望まないに関係なく治療を行う。そういう場所なんだな、ここは」 分かっていたはずなのに。今更、理解してしまって。 (-168) otomizu 2021/05/31(Mon) 22:21:28 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a62) backador 2021/05/31(Mon) 23:22:33 |
シェルタンは、周りがいつも通りでないことに気付いている。 (a63) backador 2021/05/31(Mon) 23:22:44 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a64) backador 2021/05/31(Mon) 23:22:59 |
シェルタンは、いつも通りである。 (a65) backador 2021/05/31(Mon) 23:23:07 |
【人】 演者 シェルタン >>『メレフ』 「……うん。メレフにはまだ伝えてなかったけど。 オレは、あの”治療”から。今までよりずっと良くなった。 歪んだ欲への執着は捨てられて。”正しい愛”が分かって。 自分が変わったら、ギムナジウムも変えられることがわかって。 その方法は。もっとも都合のいいものになるだけで」 目を伏せている。 自分が”治療”でされたこと、したことは、 到底、直ぐに忘れられることじゃないから。 「…………でもな。オレは何よりも。 メレフ、アンタが無事でここにいることが嬉しいよ。 死ななくてよかった。それだけで、いいんだ」 (43) backador 2021/05/31(Mon) 23:29:31 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a70) backador 2021/05/31(Mon) 23:38:37 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a71) backador 2021/05/31(Mon) 23:38:55 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「────シェルタン、シェルタン……」 息を切らせて、それでもまだまだ捜し人を呼ぶ。 疲労の溜まりつつある足取りは隠せない。 それでもまだ、『やるべき事』は始まったばかりだ。 こんな所で挫ける訳には行かない。 或いは中庭。 或いは森の近く。 或いは高等部の教室。 或いは…… イクリールにとって、奇異の目など扠したる問題ではない。 心当たりのある場所をやみくもに探し回る。 あなたは、何処に居た? (-233) unforg00 2021/06/01(Tue) 2:03:49 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール中庭で楽譜を読んでいたところ、 焦燥に駆られたような少女の声が耳に入り、 体重を預けていた適当な岩から立ち上がって。 「どーしたよイクリール、 オレに何か忘れ物でも届けに来たか」 普段通りを繕い、様子をうかがった。 (-235) backador 2021/06/01(Tue) 2:10:35 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「ああ……よかった、ここにいたのね」 シェルタンに駆け寄って、その顔を見上げる。 一つ息を吐いて、乱れた呼吸を整えた。 その腕には、幾つかの紙束が大切に抱えられている。 「忘れ物……忘れ物、そうね、そうかもしれない ……シトゥラから……手紙を、預かってきたの」 そうして、やはりおずおずと一通の手紙を差し出した。 今の自分とシェルタンの『違い』など気にする余地も無かった。 元よりイクリールにとって、大した問題では無かったけれど。 「シェルタンさえ、嫌でなければ…… …読んで、くれる?」 この手紙だって、確かに『そこにある』のに 誰に読まれる事も無く忘れ去られるなんて、 そんなのは、あんまりな話だから。 (-238) unforg00 2021/06/01(Tue) 2:21:39 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール「シトゥラから?」 その名前を聞けば、跳ねるように身体が動く。 『違い』を意識した平常心までもが揺らぐ。 「勿論、オレで良ければ、喜んで。 ……さて、何がでるかね」 僅かに震える指先で、封を開けて、 文面を確認する。自身に宛てられた言葉。 『そこにある』のならば、 それは自分が見逃してはいけないものだ。 (-242) backador 2021/06/01(Tue) 2:34:00 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* どうも業の配達人です。マジであいつ訴えたら勝てるかな? 手紙の内容自体はシトゥラPLの方から秘匿にて開示されますので 内容とそれに対する反応に胸を膨らませてお待ちくださいね。 今シェルタンに手紙渡すロールして来たよ! ってシトゥラPLに報告をしておいたので。 お楽しみに。 (-245) unforg00 2021/06/01(Tue) 2:42:46 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール/* クソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオなんなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (-246) backador 2021/06/01(Tue) 2:45:01 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「……よかった シェルタンがそう言ってくれて、うん…よかった。」 手紙を渡すのは、これで『二人目』だ。 見る気になれないと言われる覚悟もしていたけれど だって、イクリールにはもう、彼等の間柄を知る術が無いから。 それも受け入れるつもりではあったけれど。 皆が手紙を、シトゥラの事を知ろうとしてくれる事に やはり安堵を覚えてしまうのだ。 「あ……そうだわ、シェルタン。 メレフと、それから…カストル。 わたし、まだ姿を見ていないのだけれど…」 いそうな場所に、心あたりはないかしら。 封を開く彼を見上げて、そう問うた。 イクリールは、今日も食堂には顔を出していない。 だから、知らないのだ。二人に起きた事を、何も。 (-247) unforg00 2021/06/01(Tue) 2:51:34 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* 豪華客船組は本当にかわいそうだと思う。 まだ転覆せずに済みそうですか? 壁打ちなら聞きますよ。 (-248) unforg00 2021/06/01(Tue) 2:52:22 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン「はっ、ぁ……!ふ……っ… く、……し……」 これ以上奥へはいかせないとばかりに、友人のソレを強く締め付けるのを感じる。 決して、嫌だとは言わないけれど。 圧迫され、はっ、はっ、と苦痛を逃すように短い呼吸を何度も繰り返す。 ぎゅ、と眉を寄せ 何かに縋る事も出来ず縛られている両の手を強く握っている。 ―――入り込んでくるたびに背中をかける、小さな痺れには目を逸らしたままで。 「っ、しぇ……る、たん……」 縋るように、近付けられた頭。 信頼を置いた、その匂いを近くで感じて。 『 』 本能がそう囁いて。首を横に振る。 触れ合った部分が、熱い。大人達が少し離れれば 気持ち悪さだって感じることもない。 (-270) otomizu 2021/06/01(Tue) 4:53:31 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン受け取った手紙の封筒には 丁寧な文字であなたの名前が書いてあった 『シェンへ 実は君がそうやって戻ってくるなんて想像もしていなかったから この手紙は意味が無いかも知れないけれど、 もしかしたら必要になるかも知れないから書いておくよ』 文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、 今日朝食の時間の後から部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-284) toumi_ 2021/06/01(Tue) 5:43:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン『書き直しているからなんといっていいのか、 シェンにああやってぶつかってもらえて嬉しかった。 自分がワガママで、欲しがりだっただけを思い知らされた。 正直シェンが昔連れて行かれたことがあることをカミングアウトをされなかったら、ボクは大人達が汚いことに気づかなくてすんだんだけど 知って悲しかったかよりは、知って得心いってしまったのが一番やるせない。 大好きな大人の愛をもらっていたと嫉妬したのに、 だんだんと大人達は自分達にイイコトをしていないとわかってきたのがとても辛かった。 それを吐き出せるあなたみたいな友人がいてよかった 弱いところばかり見せてごめん、今度こそ年上として いい子をしていた分、役に立ってみせるから。 シェンはシェンの魅力を磨いて本当の愛を見つけてね シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、 手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-285) toumi_ 2021/06/01(Tue) 5:44:56 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール手紙を読みながら、あなたの言葉にも耳を傾ける。 仕方ない奴、と送り主のことを揶揄して。 「メレフは……さっきまでオレの部屋に来てたから。 近くを探せば見つかるんじゃねえかな。 カストル(とポルクス)は悪い、オレも探してるとこ。 ……今日連れてかれたのは、あいつらっぽいから」 『いない』子の話をされれば、わずかに疲れた顔で。 だが、笑みはそこに保ったままでいる。 (-346) backador 2021/06/01(Tue) 17:47:55 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「そう……わかったわ。それだけでも十分よ。」 そう言って、やはりイクリールもいつものように微笑んだ。 声色には少しばかり残念そうなものが滲むかもしれないけれど 変わらずその表情に陰りは無い。 「じゃあ、見つけたら教えるようにするわ。 わたしも無理はしないようにするから… シェルタンも、無理はしすぎないでね。」 無理をするなとは言えるわけもなかった。 少しくらいの、或いはもっと多くの無理だって この場所を、このギムナジウムを きっと『みんな』が好きになれるような場所にするには。 それくらいはしなければならない事は、わかっているから。 それから、イクリールはもう一度シェルタンに笑い掛けて それから、小さく手を振ってその場を後にした。 (-359) unforg00 2021/06/01(Tue) 18:09:29 |
【秘】 演者 シェルタン → 迷子 メレフ「め、れふ、はッ、……ぅ、う゛……」 名前を呼ばれれば、更に胸の苦しみが増す。切なげな呼吸が零れる自分にも、嫌気がさす。 何よりも苦しいのは、 大人たちに抱かれるよりも心が満たされていることだ。これも、きっと欲とそう変わりはない。 そうしている間にも、男どもは何が面白いのかニヤニヤとこちらを見ている。大人たちの視線が、覆い被さる自分だけに当てられればいいのに。 「ご、めん、……は、ぁあ゛ッ、あ、……」 散々嬲られた身体は、 簡単にまた昂りを迎えようとしていて。 意地汚く、甘えるように頬を擦り寄せて、何度も謝って、浅く腰を揺り動かす。 (-362) backador 2021/06/01(Tue) 18:24:12 |
【人】 恋と、愛と シェルタン>>『メレフ』 「……メレフ」 恐る恐る近づいて。手に触れようとする。 迷うから手を引く、なんて、月並みな表現だけど。 あんなことがあって、嫌がられないか、 拒絶されても仕方ないかな、とは思いながら。 「オレは、自分以外にまで、 何かを信じることを強いたりなんてできないよ。 でも、どう生きればいいか分かんないんなら、 ひとつだけ、できることがある」 すう、と深呼吸を挟んで。 「 オレの側で、生きててほしい。 それだけでいい。オレがきっとなんとかしてやる。 勿論何だってはできないだろうな。みんなが、誰かが傷つくのを見たくないように、メレフもオレが傷つくのは嫌だろうから。 ギムナジウムのことは嫌いでいい。オレも、許せない。 だけど……アンタにも、笑っていてほしいから。 怖さや、嫌な気持ちを、出来る限り無くしてやりたい。……これが……シトゥラの言う、 本当の愛 か、メレフの言った恋 か、分かんないけど。オレにとっても大事なことなんだ、これは」 (52) backador 2021/06/01(Tue) 18:37:48 |
恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。 (a94) backador 2021/06/01(Tue) 19:11:31 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「みんなにとって、 このギムナジウムはどんな場所だったんだ?」 朝。演奏を終えた後、残っていた人たちに向けて。 楽しいところだ。否、窮屈なところだ。 特にどうも思わない、好き、嫌い、様々な感情の詰まった言葉を、音楽でも聴くように耳にして。 「──そっか。 そう思うんだな、みんなは。……みんなも。 この ギムナジウム に、沢山の思い出が、籠もっているんだな。 良いことも。嫌なことも。沢山。 オレも同じだよ。色んな良いこと嫌なことがあった」 (L27) backador 2021/06/01(Tue) 19:21:39 公開: 2021/06/01(Tue) 19:40:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「本当に、 ちょっと前までは最悪の場所だと思ってたんだぜ? 皆に内緒で勝手に外の大人に会いに行って。 で、最近無理矢理連れてかれたかと思えば、 それをみんなにバラされて、無視されまくってさ」 なあ?と問えば、 気まずそうな。或いは訝しげな。それとも、 それを心から恥じているような……さまざまな表情。 「大人も。大人たちも。 良い人、悪い人がいた。 授業を欠席したら心配してくれるような人。 或いは、寄ってたかってオレを虐めるような人。 ここには、良いものも、悪いものもたくさんある」 昔話でもするように瞳を閉じて。 (L29) backador 2021/06/01(Tue) 19:24:58 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「……みんな。変わらないんだ。どんなに変わっていっても、みんな、みんな。 “同じところに空の下に生きている”んだ。 だからオレは、それを伝える為に、帰ってきたんだよ」 だから人々は、千差万別である。 憤慨して席を立つもの。困惑げに話を聞くもの。 心の底から、話に聞き入っているもの。 ──皆が、同じ星仰ぐ、ギムナジウムの子らだ。 「なあ。次にここから消えるのは誰だと思う? アンタか。 そこのアンタか。 ──それとも、またオレか。 いや、違う。 もう誰も消えたりなんかしない」 流星の如く。瞳を瞬せて、不敵に微笑む。 「オレたちがしっかりと見つめてあげて。見つけてあげて。 ここから、絶対に消さないようにしよう。 だってみんなみんな、同じ場所に思い出を持ってるから。 嫌いでもないのに、仲間外れにするのはかわいそうだろ」 (L31) backador 2021/06/01(Tue) 19:31:03 公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00 |
【人】 恋と、愛と シェルタンギムナジウムは直ぐには変わらないかもしれない。 けれど。 『変わっていった』自分たちもまた、 “他のみんなと何一つ変わらない”ものであること。 もう仲間外れができないように。 記憶を綴った。 (53) backador 2021/06/01(Tue) 19:33:05 |
シェルタンは、希望は、自分だけのものであることを知っている。 (a96) backador 2021/06/01(Tue) 19:35:51 |
シェルタンは、自分にできることは希望を見せることだけだと知っている。 (a97) backador 2021/06/01(Tue) 19:36:03 |
シェルタンは、それが“いつも通り”であればいいな、と思った。 (a98) backador 2021/06/01(Tue) 19:36:29 |
シェルタンは、いつもどおりだ。 (a99) backador 2021/06/01(Tue) 19:36:36 |
【秘】 迷子 メレフ → 恋と、愛と シェルタン「ぁッ……けほ……う、ぁ……っ!」 段々、苦しさの中に別の―――気持ちいい感覚が湧き上がってきて、甘い声が漏れる。 苦し気な表情に、少しだけ朱が差した。 体力がないからか、慣れていないだけなのか 何も考えられなくて。 ―――違う。近くの匂いから気を逸らすだけで精いっぱいで。 擦り寄せられる頬に、生唾を呑む音が響いて。 「っ、あ や、……っ、だめ、だ……」 精を吐き出した後の、敏感な体だからだろうか 自身のそれは 腰を動かされる度に、先走りをこぼして。 ぐ、と耐えるように唇を噛む。それが、ほとんど意味がないだろうことも分かっていても。 少年も、限界が近いようだ。 (-378) otomizu 2021/06/01(Tue) 19:40:28 |
【秘】 恋と、愛と シェルタン → 戸惑い メレフ「ん、う゛、……ぁあ、はっ……」 控えめに、且つ、込み上がる快楽に堪えられないように、わずかに深く押し込んで、引いてを繰り返して。 心は罪悪感でいっぱいで、でも頭は何も考えられなくて。 「っ、ごめん、ほんと、にっ、……ッ! あ、っ、ぅう、ッ……────!」 耐えようと力を込めて手を握っても、何も意味はなくて。 だけど僅かに残っていた理性が、絶頂の瞬間にメレフからソレを引き抜いて、とぷ、と精を吐き出す。 肌が熱い。苦しい。それ以外、何も考えられない。 (-390) backador 2021/06/01(Tue) 19:59:10 |
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