37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
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ラーメンかぁ……
[ 豆乳とか、キャベツとか。 真偽は知らないけど、そういうのが効くらしいとは 聞いたことがあったから。 彼女の答えは、少々意外だった。
あたしだって社畜の端くれだから。 インスタントヌードルにはよくお世話になっている。
しかしエナドリやカロリーメイトで 食事を済ます日もある。 単純に摂取量が足りないのかもしれない。 ]
ありがとう、お姉さん。 あたし、もっとラーメン食べるよ。
[ 科学者の苦悩には気付かぬまま、 気合を入れるべく、拳を握る。
全ては明るい社畜業のために。 一層の決意を固めたら、湯船から身体を起して。 ]
(5) 2020/07/26(Sun) 0:20:04 |
| [ 風呂場でお姉さんと別れて、部屋に戻ると 早速ルームサービスでラーメンを頼むべく、 受話器に向かおうとしたけれど。
……何だか、少し眠くなってきたみたい。 その前に仮眠を取ろうと、ベッドに横になったのなら
目覚めたあたしを迎えるのは レースカーテン越しの、柔らかな朝の日差し。 ]**
(6) 2020/07/26(Sun) 0:20:13 |
| (a7) 2020/07/26(Sun) 0:23:14 |
― トークルーム:時見ユエ ―
『おはよーございます、真珠です。
昨日はありがとうございました!
薄氷さんも妹さんもオッケーですよ!
薄氷さんとは昨日展望台で一緒に星を見てたんですよ〜
ユエさんの知り合いの方だったんですね。
日時はいつでも大丈夫なので、皆様の都合に合わせます。
…あ、薄氷さんの連絡先は私は持っていないです…』*
― トークルーム:早乙女 真珠 ―
『おはようございます、こちらこそ長い時間付き合ってくれてありがとう。
俺も薄氷さんとは知り合ったばかりだけど、真珠ちゃんも顔見知りなら良かったよ。
了解、じゃあみんなに聞いておきます。
薄氷さんの連絡先は知ってるから大丈夫だよ』
|
ん……あと5ふ、
………………5時間。
[ 降り注ぐ朝日と小鳥の鳴き声に顔を顰めると あたしは往生際悪くベッドのシーツを掴む。
微睡の中、睡魔と戦いながら 鈍い思考で、それでも休暇であることを思い出せば、 ちゃっかり単位を変更して。 ]
空、青いなー
[ 5時間ではないけど、 決して少なくない時間をベッドで過ごしてから。 欠伸をしながら、寝癖でボサボサの頭で窓際に立つ。 あたしにとっての朝は、 3分で身支度、1分で化粧、30秒で朝食。 そんなタイムアタックに挑戦する場所だから。
こうしてゆっくりと空を眺めるなんて 何年ぶりだろう。 ]
(150) 2020/07/26(Sun) 19:31:23 |
| [ 顔を洗い、男子学生の部屋着みたいな服に着替えたら。 梳かしたばかりの髪が、鏡の中でぴょんと跳ねる。 まあいいや、とそのままに。 今日は仕事でもないし。 あたしを怒る人は、ここにはいないはずだから。 ]
(152) 2020/07/26(Sun) 19:31:51 |
| [ やることも、思いつかないから、 ぼんやりした顔のままベッドに腰掛ける。 …… 昔は真っすぐな髪でなければ許されなった。
両親の顔を思い浮かべようとしたけれど、 記憶の中の彼らの像は、何故か上手く焦点を結べなくて はっきりとしないまま。 諦めて、別のことを振り返る。 両親と共に過去へ置いてきてしまった、 今となっては遠い青春の日。
…… あのままあそこにいたら、恋や友情とか そういう感情に一喜一憂することもあったのかな?
何だか想像もつかない。 ここ数年、あたしは仕事しかしていなかったから。 異性と知り合う機会なんて、現場しかないけど。 ]
(156) 2020/07/26(Sun) 19:33:44 |
| [ 何でも屋は何でもやる。 害虫も倒すし、迷い猫も探す。
ただクリーンとは言い難い職場。 所員は訳ありが多くて。 そういう女の人は、夜のお店に行くことが多い。 だから、数少ない女性所員である あたしに求められる依頼は 、、、、 、、、、、、、、、、、 必然的に、そういうものが多かった。
望まれたのなら、演じられるよ。 甘えた声もねだるような仕草も きちんと覚えたからね、男の人を悦ばせる方法。
それがあたしの仕事だから。 ]
(159) 2020/07/26(Sun) 19:35:41 |
| [ ─── 彼女になってほしい。
恋人の振りをするのも、それがお仕事だから。 でも、勘違いする人はどうしても出てきてしまう。
熱を孕む声も、蕩けた眼差しも。 自分一人だけに向けられるものだって。 ]
「 いいよー。 いつでも、お金払って依頼してね! 」
[ 契約外の望みには、 あたしは決まって同じ答えを返すから。 結末は大抵、禄でもないものだけど。 ]
(160) 2020/07/26(Sun) 19:36:03 |
| [ 仕事に追われる日々は何かとめまぐるしくて。 夢を見たくないわけではないけれど、 夢を見る暇がない。
あたしのような小娘が一人で生きていくには、 この世界はなかなか大変な所だから。
心を亡くすと書いて、忙しいと言うらしいけど。 …… あたしは心を、 どこになくしてしまったんだろうね? ]*
(161) 2020/07/26(Sun) 19:36:41 |
| [ そんなお仕事をする上で、 男性受けはいいに越したことは無いから。 あたしはラーメンを豊胸アイテムと勘違いしている。 だから朝からラーメンをキメようとして。 ]
…… 無理!
[ 不摂生なんてとうに極めた。 朝は栄養補給ゼリーで済ませる人間が、 寝起きでラーメンを食べるなんて、ハードル高いよ!
せめてもの抵抗とばかりに ホテルのコンビニに向かうと、春雨ヌードルを購入。
レジで支払いをしながら、情けない弟子でごめんねと。 昨日お風呂で会ったお姉さん、 勝手に師匠と崇めて謝罪する。 ]*
(164) 2020/07/26(Sun) 19:49:53 |
……私、あの頃より大人でしょ?
[ジッと上目遣いに先生を見上げて
んふ、としなをつくって微笑みかけた。
むぎゅうと腕にしがみついて胸を押し付けたのは
まあ。成長しましたよってことで。でも。]
『真珠ちゃん、こんにちは。
もしお昼に予定が無ければ、一緒にフレンチのコースを食べませんか?
1万円あれば、料理とワインが楽しめると思うけど……
お高いので、無理にとは言いません。
楽しんでますか?
私は二日連続で乗馬体験したけど、楽しかったよ。
また連絡します♡』
[ジェシーの写真を添えて。送信。*]
| [ 部屋に戻ってお湯を沸かすのも億劫だ。 なので購入した春雨ヌードルには、 コンビニに置いてあるポットのお湯を入れて。 食べ頃まで3分。よーい、スタート。 私の部屋は5階だから、階段だと厳しいけれど。 エレベーターが空いていれば 十分間に合う算段。 ]*
(240) 2020/07/26(Sun) 22:40:08 |
| あれ。 [ 無事エレベーターに乗れて、フロアに着く。 食べ頃まで残り1分30秒くらいかな。 キーを取り出しながら、自室へ向かう途中。 前方から衣服を抱えて歩いてくる青年を見て、 目を細める。 >>238 昨夜は薄暗かったから、向こうはあたしのこと わからなかったかもしれないけれど。 商売柄、人の顔を覚えるのは得意な方だったから。 ] (241) 2020/07/26(Sun) 22:41:39 |
| おはよう。 [ あたしの手にはリミットが近い春雨ヌードル。 残り時間は限られている。 なるべく早足で近づいて。 突然だけどと前置して、早口で説明を開始する。 >>0:621 そのうちに、あたしが誰なのか気づいて貰えたかな? ] というわけで、このチケットは 君に権利があると思うんだ。 ペアだし、誰か誘いたい人と行ってきて。 [ 仕事熱心なあたしは、 早くもホテルマンの神業を見習って 言うが早いか、有無も言わさぬ速さで、 チケットを青年の手のひらに握らせる。 ] (242) 2020/07/26(Sun) 22:43:00 |
|
それじゃ、残り15秒だから。 じゃあね!
[ 使命を果たすと、ちょうど自分の部屋は 目の前で。 あたしは謎のカウントダウンと共に、 ひらひらと手を振って、 取り出したカードキーと共に自室に入り込んだ。 ]*
(243) 2020/07/26(Sun) 22:43:47 |
| (a60) 2020/07/26(Sun) 22:51:04 |
.........そうだな。
[高校生にはない色気を帯びる姿と腕に伝わる膨らみは、彼女の言葉により説得力を与える。その内側にどれぐらい幼さを宿しているのかも俺にはみえないから。]
| [ 部屋に着いて、 テーブルの上に春雨ヌードルを置く。 袋を開けて割り箸を取り出す、 先端に力を込めれば、ぽきっと小気味のいい音。
時間はジャスト0秒。 スープの匂いが鼻腔を掠る。 両手を合わせて、いただきまー…… ]
(267) 2020/07/26(Sun) 23:36:28 |
| [ 耳に飛び込んできた大きな声に、 割り箸を持つ手がびくりと跳ねた。 本職顔負けの迫力。 >>259 所長、あたし名義でお金借りてないよね!? ついそんなことを考えて。 声の主が、先ほど廊下でチケットを渡した 青年だと気づけば、 春雨を手にしたまま、恐る恐る扉を開く。 ] (268) 2020/07/26(Sun) 23:37:23 |
| [ ゆっくりと戸を開きながら、何だろうと考える。
スイーツビュッフェが気に入らなかったかな。 昨夜はアイス買ってたし、食べてたし。 甘いもの嫌いじゃないと思うんだけど。
あれかな、お礼が足りなかった? まあ、そうだよね。 あたしはアイスやらクラブサンドを貰ったけど さっき渡したあのチケットだって あたしがお金を払ったわけじゃない。
そう考えると、きちんとしたお礼はできていない。 ]
(269) 2020/07/26(Sun) 23:37:51 |
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……春雨ヌードルも食べたかったの?
[ 違うだろうな、って思いつつ。 今渡せるあたしの物は、これくらいだったから。
開いた扉から、問いかけて 湯気が漂うインスタント食品を突き付けた。 ]*
(270) 2020/07/26(Sun) 23:38:17 |
っ、……は、
[ 短く呼吸繰り返して。
ほんのり甘い吐息を零す。
不慣れさは、伝わってしまったかもしれないけど
弱音を聞いてもらったからか。
見栄を張ることはしないで、たどたどしく。
さらに唇を、深く重ねるのは、もう少し一緒にいたい。
触れあっていたい、と思ってしまったから――…**]
| [ ざわと集まってくる人の気配。 >>275 その中には、師匠のものもあったような? >>273 用事が何であれ、人様にお聞かせするような ものではないと思ったので……。 青年を招き入れて、戸を閉じる。 ] 恥ずかしくて……? [ 手柄と言われた内容に >>277 どこか釈然としないものを感じながら。 ] (287) 2020/07/27(Mon) 0:05:17 |
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……逆に聞くけど、 あたしに誘いたい相手がいるように見える?
[ まあ、不要なら仕方ないよね。 ポケットに押し込まれたチケットに ちらと視線を落とすと。
癖毛に部屋着という気の抜けた格好のまま ぽんっとシングルベッドのスプリングを揺らしながら 腰掛けて。
冷めたら美味しくなくなっちゃうとばかりに、 春雨を一口啜った。 ]*
(288) 2020/07/27(Mon) 0:05:31 |
― トークルーム:市村真由美 ―
『真由美さんっ!こんにちは(∩´∀`)∩
うわー!フレンチのコース!!昨日言ってたやつですね!
めちゃくちゃ楽しそう&おいしそうですね〜〜!
でも、すみません〜〜(´;ω;`)
午後からワイナリーに行こうって
お約束をしてしまった方がいて…
フレンチをゆっくり味わう時間を取るのが
難しいかなって思うので、お昼は遠慮させて頂きます〜…
その代わりにと言ってはなんですが、
もし水着とかお持ちでしたら、明日プールに行きませんか?
ひとり、イケメンも一緒かもしれないです。
わぁ!乗馬!真由美さんすごい素敵ー!
このお馬ちゃんに乗ったんですか??
カワイイー♡
私も昨夜は星を見たり、楽しんでます(*´ω`*)』
― トークルーム:時見ユエ ―
『ユエさんと話してると楽しくて!
長い時間もあっという間だったよーほんと、ありがと!
薄氷さんの連絡先もご存知なんですね!よかった!
連絡役お任せしちゃって申し訳ないですが、
宜しくお願い致します。
あたしは今日の午後オッケーです!
そうだ、もしお昼未だで、お暇なら軽く食べていきませんか?
すきっ腹にアルコールは良くないって聞いたよ!』
[と、薄氷さんが忙しい(?)ことも知らず、送信。
なんていうか、知らないので、ずらす理由が、なくて。]*
| [ 別に罪悪感を覚える必要なんてない。 >>298 デートに誘いたい相手はいないけど、 デートしたいと依頼してくれる相手はいるんだから。 残念ながらあたしはエスパーじゃないから、 溜息の理由なんて、わかるわけがないけれど。 ] えっ、いいの? [ 提案に、しばらく黙って春雨に向けていた 視線を上げて。 >>299 いらないなら仕方ないけれど。 やっぱり正統権利者は君だって思っているから。 あたしだけ楽しむのは、気が引ける。 だからそう言ってくれると、気持ちも随分軽くなる。 ] (303) 2020/07/27(Mon) 1:04:00 |
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ふふっ 何だか君のおかげで、 あたし、一人でご飯食べる暇ないね。
[ 昨日もそうだし、今だって。 一緒にとは言い難いけど、 一人ホテルで春雨をすする事態は回避できている。
何だか嬉しいね、と素直に告げてから。 にんまりと微笑んで。 ]
(304) 2020/07/27(Mon) 1:05:22 |
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あたしは、この部屋に宿泊しているよ。 名前は成瀬瑛。
スマホ持ってないんだ、羨ましい。
[ あれは便利だけど、 家族も友人もいないあたしに来る連絡は、 仕事絡みでしかないからね。 着信音を聞く度に、少し疲れてしまうから。 ]
質問?そうだね ……
(305) 2020/07/27(Mon) 1:06:05 |
| 羽凪くんの本当に欲しいものって何? [ 知ったばかりの名を早速呼んで。 あの時は初対面だから聞くのを躊躇った。 >>0:604 だから二度目の今で、なんていうのは ただの詭弁だけど。 言いたく無さそうだったら、 諸々了解だよー、とだけ告げて。 あたしは食事に戻るけど。 早食いは得意だから、春雨はもう空っぽ。 だからその時は、具のないスープを食べる振り。 ]** (306) 2020/07/27(Mon) 1:06:25 |
| (a83) 2020/07/27(Mon) 1:10:55 |
『お誘いありがとう。
ワイナリーも楽しんで来て。
そのイケメンはデートに誘ったつもりだと思うよ?
私も誰か連れて行って、雰囲気良くなったら外そうか?
お昼ご飯は約束があるから、それ以外ならOKです。
真珠ちゃんの水着姿、可愛いだろうな💕』
[まあ、真珠ちゃんの水着姿を見たい誘惑に負けました。]
| そうだね。 食べやすいご飯は助かるよね。 頼りすぎていると、 胃が食べ物の受け付け方忘れちゃうけど。 [ ご飯付き合ってくれるのかな。 動かない様子に、あっ、このいい人だねって。 不躾にならないくらいの間 じっと視線を向けて。 >>308 ] (351) 2020/07/27(Mon) 10:01:01 |
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…… あたしも、電源消しておこうかなぁ。
[ テーブルの上に置いた端末に目線を移すと 軽く溜息を吐く。 実際、いつ休暇やめて帰って来いって言われるか わからないしね。……しないけど。
必要とされている証。 もし実際にその話を聞けたのなら、 面白い考え方だねって笑ったと思う。
あたしの仕事は誰かの代わりをすることが多いから 誠意を込めて取り組んではいるけれど。 自分しかできない、なんてことは、きっとない。 ]
(352) 2020/07/27(Mon) 10:02:16 |
| それは残念だったね。 あたしにとっては羽凪くん すごく役に立つんだけどなぁ。 [ サンドイッチとアイスくれたし、 おかげでデザートビュッフェも行けるし。 あれ?食べることばかりだコレ。 なんてことを大真面目な顔で呟けば、 呆れられてしまったかもしれない。 聞き出してした彼の言葉は、全部過去形で。 >>311 昨夜もハズレって言ってたから。 …… おそらく、そういうことで。 あたしの仕事は、 誰かの代わりをすることだけど。 “ 大事な人”。 そうだね。多分この場合だと、 代わりも務まらないんだろうな。 ] (353) 2020/07/27(Mon) 10:03:37 |
| …… 羽凪くん、余計なこと覚えてるね。 まぁ、これはお互い様か。 [ ドレスコードを匂わされれば、 >>311 ぐっと息を詰まらせて。 あたしが何故常にラフな格好をしているかというと、 それしか持ってきていないからだ。 まあ、社会の歯車の端くれだからね。 TPOに合わせた装いくらいは、するよ。 ] ああ、そうだ。オプションで 性格も設定できるけど、希望は ─── (354) 2020/07/27(Mon) 10:03:55 |
| ─── っと、今は休暇中だったね。 [ せっかくお金を払ってレンタルする彼女。 それなら理想の彼女がいい。 そう考えるのは至極当然のこと。 清楚系?可愛い系?ツンデレ系?妹系? …… お姉ちゃん系はあたしの体型だと 向いていないけれど。 ( バストサイズを求めたのはこの辺りが理由 ) 依頼されたのなら、演じることはできる。 でも、これは仕事じゃないんだって。 きちんと自分で気付けたので、 言い掛けた台詞は、何でもないよって蓋をして。 閉じる扉を見送った。 >>312 ]* (355) 2020/07/27(Mon) 10:04:26 |
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……仕事に使うワンピース、 何着か持ってくるべきだったな。
[ 春雨ヌードルの後始末を終えて。 本当なら、このままもう一眠りと行きたかったけど、 あたしに与えられた新たな課題。
どうやら思ったより午前の時間をベッドで 過ごしていたみたいで、気付けばお昼も近かった。 なら春雨ヌードルは、朝昼兼用ということにする。
やるべきことは済ませておこう。 あたしはスマホと財布をポケットに突っ込むと、 課せられたドレスコードを順守すべく ショッピングエリアへ。 ]
(356) 2020/07/27(Mon) 10:30:38 |
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── ショッピングエリア ──
[ 仕事なら、簡単だった。 大抵のお客さんは性格を希望するから それに合わせた服を選べばいい。 エリアをぐるっと一周したけれど。 何だかピンとこない。 あたしの役目は、いつだって“誰か”の代わり。 ]
マネキンが着ている服 てきとうに選べばいいかな。 [ ショーウィンドウ越しに店内を覗いて呟く。 だから“成瀬瑛”が似合う服なんて、 わかるはずがない。 ]**
(357) 2020/07/27(Mon) 10:32:27 |
| (a96) 2020/07/27(Mon) 10:37:01 |
― トークルーム:早乙女 真珠 ―
『そう言ってもらえると嬉しい。俺も真珠ちゃんと話すの楽しかったよ。
昼飯いいな〜。2人にも聞いておくよ。
何が食べたいとかある?』
[と返信しつつ、残念ながら薄氷さんの現状は知りようがないので、そのまま彼にも『ワイナリーの前に昼食ご一緒にどうですか?』なんて送るだろう。
ちえには傍らにいたならそのまま口頭で、離れていたなら同様のメッセージを。
もし今後薄氷さんのアルコール耐性を目にする機会があったなら、本人の自認に対して宇宙に浮かぶ猫の顔をするかもしれない。
]
― トークルーム:市村真由美 ―
『真由美さんも、フレンチコース楽しんでくださいねっ
明日会ったときにでも感想とか教えてくださ〜い♡
でっ、でで、デート!?
いや、ないない!ないですよ、たぶん…
でも、真由美さんが気になるなら、
誰か他の人が一緒でもいいですよ
真由美さんたちの方の雰囲気がよくなったら
私たちが外しても良いですし!
それと、真由美さんの水着姿のほうが絶対きれいですって!
…じゃあ、明日午前中にプール集合お願いします♡』
[お風呂で見た裸身を、
そりゃあ綺麗だと思ったんだから
お姉さんの覚悟は思い浮かぶ余地もなくて。
女同士の結託?をお姉さんとしていることに
ちょっとわくわくしたりなんかしちゃって。
明日、楽しみだなぁ。]
― トークルーム:時見ユエ ―
『ありがとうございます〜。
特に希望とかはないんですけど、あんまり重くなくて、
さくっと食べられるものがいいなーとは思ってます。
いま、どちらにいらっしゃいますか?
そちらに伺いますね…?』
[はふっ、とひと息吐いて。
とりあえずはエレベーターホールへ向かって歩き出そう。
返信の間隔から言って、
ユエさんがまだスマホを見てる可能性は高いと思う。
…隣にちえさんがいるかも、っていう事項は
正直失念してたけど。]
お仕事、大変だと思うから……
折角のオフだし、麗央くんがのんびり、ゆっくり
羽を伸ばせるといいなって。
ひとりが退屈になったらいつでも声かけてね。
── 真珠ちゃんへ ──
『気をつけなさい。男は狼なのよ♪
朝プール了解です!
誰も誘えずに一人で現れても許してね😋
どっちがなんてナンセンス。
2人とも可愛い&綺麗でいいじゃん♪
明日楽しみにしてるね♡』
[さて、後で水着買いに行かなきゃ。**]
―メッセージ:ユエさんへ―
[ 若者たちが使っているハイカラなSNSではなくて、
ショートメールを使っているのは、
あのアプリの使い方がよく分からないから。
ユエあたりに聞いたら、使い方を教えてくれるだろうか。]
『お疲れ様です。薄氷です。
昼食のお誘い、ありがとうございます。
今、外にいるのですが、迷わなければ
すぐに帰ってこれると思うんですが、
土地勘がなくて、あまり自信がないので、
昼食はまた次の機会にお願いします。
お食事終わるころには、きっと辿り着いているはずなので
その時は宜しくお願いしますね』
[ 方向音痴ではないよ。
神保町では迷ったりしないし
――地元だからね
*]
| [ 似合う似合わないなんてわからない。 ならば値札を見て、 ドレスコードに問題ない金額の服を買えばいい。 よし、それで行こう!
結論を出せば、店に入ろうとした。 ─── その時。 ]
……へ?
[ 知り合いなんていないはずだから。(二度目) きっと呼ばれたのは、別の成瀬さん。 そう思ったけど、馴染んだ名につい振り向いて。 ]
(413) 2020/07/27(Mon) 19:07:06 |
| [ ……ねえ。はげるよ。将来。
ひらひらと手を振る姿に、 体操服を着た女子高生時代の彼女が重なった。
体育祭の準備のために 石灰で地面にラインを引いていた日。 残暑の下、額から滴り落ちる汗の感触を思い出す。 ]
(414) 2020/07/27(Mon) 19:07:18 |
|
えっと……
[ 交わる視線に思考する。 あたしは彼女とどんなふうに会話していたっけ。 あの頃は真面目ぶっていたからね。 ご機嫌よう灰原さん、オホホ……とか、 そんなテンションだったかもしれないね?
まあ、あのあたしも根っこはあたしだろうから、 今と大して、変わらなかっただろう。 ]
(415) 2020/07/27(Mon) 19:08:26 |
| 久しぶりだね、灰原さん! 会えてすっごく嬉しいな! それじゃ、あたしはこれで! [ もう成人しているから、 鬼ごっこは流石にしないけど、 多分。 捲し立て、彼女に倣うように、ひらひら手を振れば じりじりと後ろ足で後退の姿勢。 いなくなったあたしに気付いてくれて 連絡をしてくれた唯一の人。 別に両親に告げ口するかもとかは、考えていないけど。 巻き込むのは嫌だなって、 連絡を絶ったのはあたしだから。 ここでもそれを貫くのが、筋だと思ったんだよ。 ]
(416) 2020/07/27(Mon) 19:09:57 |
| …… 灰原さん、前髪長いよねー。 前、見えづらくない? [ 久しぶりに会った彼女を見て。 去り際に、ついぽそりと落とした言葉。 別に彼女のヘルメットに対抗しての どっちが失礼か対決!……というわけではなく。 当時のあたしはそんなことすら気付かないほど 周りが見えていなかった。 ………… ただ、それだけの話。 ]**
(421) 2020/07/27(Mon) 19:11:06 |
[不意に囁かれた気遣いに、心がぽかぽかした。真珠ちゃんは、親に真っ当に愛されている、いわゆる良いとこの子なんだなって羨ましく思う。
家族の為に頑張って働いてくれている、お父さんやお母さんに感謝できる環境にいるのだろう。こういう娘なら、母親になったら良いお母さんになるのだろう。子供がいなくても幸せになるのだろう。]
うん、ありがとう。優しくしてくれて。
[打算のない優しさを向けられる。それを心地好く思えるうちは、まだ頑張ろう*]
| えぇ〜…… [ 綺麗なツッコミに、 今度はあたしが困惑する番。 >>433 隠したいものがあるなんて、夢にも思わず あたしは彼女の主張に唇を尖らせた。 ] 見えにくいなら切ればいいのに。 これから暑くなるし。 そっちの方が可愛いよ。 [ いいホテルなら、長期滞在するお客さん用に 美容室だってあるんじゃないかな。 視力だって落ちそうだしね、なんて気楽な提案は 事情を知らないからこそ言えること。 ] (440) 2020/07/27(Mon) 20:31:30 |
|
お、お誕生日……? それは、おめでとう。
[ 逃亡を試みている身だけれど、 誕生日だからと言われれば、 流石に祝福の言葉くらいは、言う。
さらにプレゼントを請求されたら 立ち止まって、 どうすればいいか考えることもある。 ]
あたし、そういうのやったことないからなぁ。
[ 困ったように、頭を掻きながら。
人より短い女子高生生活。 女子同士でプレゼントを贈り合う、なんて 経験しないで終わってしまった。 ]
(442) 2020/07/27(Mon) 20:33:25 |
| [ 髪の毛の話題をしたんだし、 ヘアピンでも贈れば良かったのかもしれないけど。 今、あたしの目の前に並んでいたのは、 >>357 先程トランペット少年よろしく眺めていた ドレスやワンピース達。 …… 社畜はお金を使う暇がないからね。 お金はそこそこ貯まるんだ。 ] (444) 2020/07/27(Mon) 20:34:03 |
|
え〜〜 じゃあ、プレゼントするからさ。 好きなドレス選んでよ。
[ どんな店のドレスコードもクリアできるだろう ラインナップを、手のひらで指し示す。
同性に贈るものとしては、 金額やチョイスがおかしい?
だから言ったよ、そういうの慣れてないって! ]**
(445) 2020/07/27(Mon) 20:34:53 |
|
変わった目の色? そうだっけ?
[ どうにも記憶がはっきりしないのは 当時のあたしは頭痛が酷くて いろんなことを曖昧にしたまま、逃げたから。
ただ、変だなって思った覚えはないから。 普通に可愛くなるとは思うけど。 ]
灰原さんは、自分の目の色が嫌いなの?
[ そんな問いは、隣から聞こえた小さな咳払いが かき消してしまったかも。 ]
(470) 2020/07/27(Mon) 21:35:04 |
| 嵩張るって…… そんな我儘言うと、指輪とか贈るよ。 あたしの給料を3ヶ月分くらい使うから、覚悟して。 [ ジュエリーショップも、きっと近くにあるよね。 もともと自信がある案ではなかったけど すげなく却下されれば、 わかりやすく拗ねて見せて。 >>448 ] ─── ふぇっ [ それから、唇の端から、素っ頓狂な声を洩らし。 指先を絡め取られれば、引かれるまま店内へ。 ] (473) 2020/07/27(Mon) 21:35:30 |
| [ 彼女が合わせてくれたワンピース。 >>449 シックで可愛らしさを兼ね備えていて あたしには似合わないんじゃないかな? つい、そんな風に言ってしまったけれど。 一度見たら、目が離せなくなってしまって。 もともと何でもいいと思っていたから、と。 自分自身に言い訳しながら、支払いを済ませてから。 店員さんから手渡された、 その、……成瀬瑛のために選んでくれた服を。 紙袋ごと、ぎゅっと抱きしめた。 ] (474) 2020/07/27(Mon) 21:36:46 |
| ありがとう、詩桜ちゃん。 [ 店を出ると、彼女の目を見て。 自然と浮かんできた下の名前とともに、 へらり、少し照れくさそうな顔で笑う。 …… 薄情なあたしは、当時の感情のことなんて すっかり忘れていたけれど。 >>0:234 渡しそびれていた何かをやっと返せた、 そんな気がして。 ] (476) 2020/07/27(Mon) 21:37:23 |
| [ 服を選んでもらったんだし、 あたしもちゃんとプレゼント選んだ方がいいよね。
そんなわけで、考えを改めたけれど それですぐに何か思い浮かぶなら苦労しない。
…… まあ、決まらないようなら指輪でいいか。 えっ、駄目? ]**
(477) 2020/07/27(Mon) 21:38:00 |
| [ そんな会話を交わしているうちに 声を掛けてきたのは いつかトイレで見たお姉さん。 >>471 丁寧な挨拶に、 こんにちはって頭を下げて。 何だか詩桜ちゃんに用事があるみたいだから。 >>472 ( おねだりポーズがとても可愛かったので、 仕事の参考にしようと思う。 ) あたしの用は済んだんだし、そのまま二人と別れて ショッピングエリアから立ち去ったかな。 ]* (478) 2020/07/27(Mon) 21:45:31 |
そのドレス着ておめかしして
どんなことがあったか
結果報告、よろしくね?
[先輩には曇り空より青空が似合うなって、今度は心の底から微笑んで。]
| [ 本当に、誕生日なのに。 逆に貰ってばかりだよ、あたし。 >>486 パンプスとストッキングももちろん嬉しかったけど。 どちらかというとあたしの心は、 以前手放してしまったメアドが再び手の中にある。 その事実の方に気を取られていた。 しかし、結果報告と言われても…… ケーキの感想で大丈夫かな。 ] (507) 2020/07/27(Mon) 22:33:56 |
| [ 渡したい物がある。 >>498 その言葉を聞けば、察することはできる。 誕生日の人からプレゼントを貰うような間抜けは きっと、あたしくらいだ。 市村さんが詩桜ちゃんの誕生日を知っていたか、 あたしは知らなかったから。 勝手にそう判断して。 場違いだなって思ったから 同行は遠慮することに。 >>489>>498 ] (509) 2020/07/27(Mon) 22:34:09 |
|
いきなりごめんね、市村さん。 二十歳くらいの女の子って、 何が欲しいかなぁ。
[ その去り際。 女心に詳しそうな知り合いなんていないから。 藁にもすがる思いでこっそり尋ねるのは二十歳の娘。
でもあまり時間をかけると、 詩桜ちゃんを待たせてしまうし。 なので答えが返ってこなくても、待つことはせずに あたしはその場を後にする。 ]**
(510) 2020/07/27(Mon) 22:34:38 |
| (a126) 2020/07/27(Mon) 22:39:13 |
[ちょうど逆光になって。
俺の視界から麗央の表情が消える。]
─そして─
[それは、日も落ちて
夕方というよりは夜になってしまった頃。
薄氷さん
に届いたメールが一通。]
『朝はありがとうございました。
智詞さんにお時間あるなら
蛍を観に行ってみませんか?
会いたいです。
詩桜』
[ほこほこ、ツヤツヤ。
入浴後にバスローブ姿で悩みつつ、送信。]**
― 夜のこと:詩桜からのメール ―
[ 多少(?)の酔いも夜には、醒めて。
そこで漸く、1通メールが来ていることに気づく。
夕暮れは過ぎ、日が沈んだ夜間のこと。]
『こちらこそ、朝はありがとうございました。
色々とお世話になってしまいまして……
蛍、良いですね。
昨夜は、チェックインが遅かったので
観に行かなかったんです。
ぜひ、ご一緒させてください。
ロビーで待っていますね。』
[ 素敵な誘いに、二つ返事を返した。
向かう前に、鞄に先程のプレゼントを入れておこう。
シャワーは浴びたし、酒は残っていない。
朝の事を思い出すと、まだ少し照れくさいというか
恥ずかしい想いもあるのだけど、
それよりも、同じ一日の中でまた会えるのが楽しみだった*]
『良かった。
今からロビーに向かいます。
詩桜』
[メールを打ち、ロビーに向かう。
ああ今からもう頬が熱くて動悸がするけど
緊張よりも嬉しさの方が勝っていた。]*
| お化粧品かぁ。 あたしにはない発想だった。 ありがとう、市村さん。 [ 顔を寄せて、こそこそ。 >>516 ささやかな秘密の共有。 お洒落で、それでいて使いやすい。 的確なアドバイスをくれる市村さんは、 最初に見た印象から感じたように 頼りになるお姉さんといった感じで。 トイレのトラブルの処理方法とか そういった方向の知識ばかり蓄えないで。 あたしも彼女のような経験の重ね方、 できたら良かったのかな? ] (589) 2020/07/28(Tue) 10:06:53 |
| [ どちらにせよ、メイクは自分用にも必要だ。 だから彼女達と別れたあたしの足は、 コスメショップへ。 瞳の色が嫌いかと尋ねた時。 >>485 返ってきたのは否定だったから。 じゃあ、見てもいいよねって 自分ルールでこっそり覗いた彼女の色は、 とても綺麗な琥珀色で。 やっぱりというか、全然変ではなかった。 しばらく店内を歩いて、手に取ったのは 透明感のあるブルーアイシャドウ。 彼女の瞳と合わせれば 夜空を思わせる色合いに、吸い込まれそうで。 自分でも驚くくらい、すんなりと決まった。 ] (590) 2020/07/28(Tue) 10:07:25 |
| [ すんなりといかなかったのは、その後。 買ったはいいけど、さてどうやって渡そうか。
メアドをもらっているから、連絡は取れる。 ……取れるんだけど。
こちらから連絡すれば、 必然的に彼女はあたしの連絡先を知る。 それに不都合があるかと問われれば、 …… 別に、ないはずなんだよ。ただ、 ]
(591) 2020/07/28(Tue) 10:08:04 |
| [ あたしのスマホにかかってくるのは、 仕事の連絡だけ。 >>305 それしか登録していないから、当然。 だからスマホが鳴ると、少しだけ疲れてしまう。 けど、それは大丈夫。 今までだってそうやって生きてきたんだしね。 ……でもね。 もし詩桜ちゃんが、あたしの連絡先知ってたら。 振動するスマホに、詩桜ちゃんかも?って。 あたしはほんの少し、期待してしまうかもしれない。 でもあたしに来る連絡は やっぱり「仕事」の件だろうから。 期待した分、これまで以上に疲れてしまいそう。 そんな自分勝手な理由。 ] (592) 2020/07/28(Tue) 10:08:27 |
| [ 悩んだ結果、アイシャドウは鞄に潜ませた。 持ち歩いていれば、また偶然会うかもしれないから。 そうしたら渡そう。……なんて、いい加減な計画。 そうこうしているうちに 随分時間が経っていたから。 あたしは鏡に向かうと、アドバイス通りに >>449 髪をハーフアップに結い上げて。 それから一緒に買った化粧品で、頬に色を差す。 この辺りは仕事でたまにやるから、 自分でもできる範囲。 …… こうして大人になってみれば、 髪を固めなくても、癖毛を隠す方法なんて いくらでもあるんだと知る。 ] (593) 2020/07/28(Tue) 10:12:26 |
| [ 窓の外に見える空の色で時間を確認すると シフォン生地のワンピースを揺らしながら 集合場所のラウンジへ。 >>299 あたしの方が先についていたら、 先ほどまで誰かがいた席に座って >>576 メニュー表を見る。 ] あっ、マテ茶あるんだ。 じゃあそれお願いします。 [ 飲むサラダなんて異名を持つお茶。 手軽に栄養取れそうだって、 一時期嵌ってよく飲んでた。 そう言えばいつか取材にきたアイドル君にも 問答無用で渡してしまったけど。 食べ盛りの男子に、飲むサラダは いまいちだったかもしれないね……? ] (594) 2020/07/28(Tue) 10:13:45 |
| [ そんなことを考えながら、 茶葉の独特な香りに酔いしれて。
しばらくはきちんと待っていたけれど 相手がなかなか現れないようならば。
うつらうつら、船を漕ぎ始めたかもしれない。 ]**
(595) 2020/07/28(Tue) 10:13:54 |
| あっ、ごめんね。 あたし寝てた……? [ 肩に触れる感覚に、ゆっくりと瞼を開くと。 相手が誰かも確認しないまま、 >>643 反射的に謝罪する。 いつもより睡眠は取っているはずなのに。 気を抜くとすぐに眠くなってしまう。 普段は眠くなっても、 仕事とカフェインで誤魔化しているから。 久しぶりの休暇に、身体がこれでもかと 休息を求めているのかもしれない。 ] (656) 2020/07/28(Tue) 21:09:05 |
|
そうだね、待ち合わせ中だけど 来れなくなった可能性もあるし。
もう少し待ったら、部屋で寝直すよ。
[ 硝子越しに見た空は何色だっただろう。 ごしごしと、軽く目元を擦る。 あーでも、ちょっと眠いなぁって。 何度か瞬きを繰り返した後、 そこでようやく、目の前の人と焦点を合わせる。 ]
(657) 2020/07/28(Tue) 21:09:22 |
|
……真っ直ぐで綺麗な髪だね。
[ 自然と、口に出していた。
さらりと揺れる黒は、 癖毛のあたしとは、大違い。 彼女みたいな人が娘だったなら。 あの人達も喜んだんだろうな。
彼女の家庭事情も、鬘だってことも知らないから。 そんな無責任な感想を抱いた後。 ]
ね。お姉さん。 奢るから、一杯だけ付き合ってくれない?
[ 誰かいないと、あたしまた寝ちゃいそう。 そんなおねだりを聞いてもらえたら グラスが空になるまでの間、 たわいもないお喋りを楽しめたかな。 ]**
(659) 2020/07/28(Tue) 21:09:32 |
| [ お姉さんに頷いてもらえたのなら、 >>659 あたしも ほうじ茶drinkを追加でお代わりする。 喉を潤しているうちに、 次第に意識もはっきりしてくる。 まだかな、って辺りを見渡せば、 同じく彷徨う視線と重なった。 >>674 ] (680) 2020/07/28(Tue) 21:41:39 |
| [ えっと、今日はどんな設定だっけ。
目的の姿に、無意識に考えてた。 求められる人格を形成しようとする。 でも、まだ寝ぼけていたのかな。 リクエスト内容が思い出せなくて。
ようやく、あたしのままでいいんだと気付いた。 ]
(681) 2020/07/28(Tue) 21:42:07 |
|
あれ?羽凪くん、きちんと格好つけてる! 気を抜いた服で着たら、 揶揄ってあげようと思ったのにな。
さ、お腹は空かせてきた? 今日はいっぱい食べるよ。
[ お姉さんに、眠らずに済んだことを感謝すると。 椅子を引いて、羽凪くんの方へ近付いてから 着飾った格好で、にっと白い歯を見せて笑った。 ]*
(682) 2020/07/28(Tue) 21:42:13 |
[ 囁くように、歌うように、この言葉を紡ぐ。]
好きだよ
――…
[ 間近で覗きこめば、
また、天の色は、夜明け色に――染まった。*]
私は、大好き、です。
……これからよろしくお願いします。
智詞さん。
[濡れた東雲は天の色を写す。
夜明けの色と昼の色とが混じり合った。]*
じゃ、私は――…
[ 自分の方が好き、というように大がつく。
それがまた可愛らしくて、くすりと笑った。
腰を抱いて、少し上げられた顎先に指を添えて
そのまま、ゆっくりと正反対の色は、混じりあっていく*]
| ……羽凪くん、失礼なこと考えてない? [ 言葉の端々から零れ落ちる内容に >>711 不満げに唇を尖らせる。 ] んー、 大丈夫だと思うけど。 [ 今日はまだ、春雨ヌードルしか食べてないしね。 いっぱい食べた経験なんて記憶の遥か向こうだから 自分の胃袋の許容量は掴みかねているけど。 ] そう言えば、ラーメン食べ損ねてるな。 [ デザートビュッフェには流石に置いてないよね、と。 だからあたしの胸は小さいままなんだ、 ……なんて呟きは、 聞いても聞かれても困るだろうから。 独り言にとどめておいて。 ] (728) 2020/07/28(Tue) 23:25:27 |
| [ お姉さんに振った手で、 行こうかって、そのまま羽凪くんを手招きする。
ビュッフェ会場にはサンドイッチなんかの 軽食も置いてあっただろうから、 夕飯の役割も果たせたと思う。
でもあたしはまずは、と ムースを使った、苺のケーキを皿の上に乗せた。 フォークで切り分けて口に入れると、 甘酸っぱい苺とクリームの上品な甘さが口内に広がる。
羽凪くんも席にいれば、 美味しいねって笑いかけて ───。 ]
(730) 2020/07/28(Tue) 23:25:56 |
|
[ ……なのに、どうしてだろう。
それから、二口目を食べようとしたのに、 フォークを握った手は動いてくれなかった。 ]*
(731) 2020/07/28(Tue) 23:26:17 |
| なるほど、お金を払ってでも お姉さんと一緒にいたいって人が あたしを含めて3人いたんだね。 [ 3番目か、出遅れたね。 なんて、我ながら身も蓋もない言い方で返す。 >>723 そんなわけで、奢るのはあたしの権利だと 思うんだけど、どうかな? ] (733) 2020/07/28(Tue) 23:36:49 |
| あたし、会ったばかりでお姉さんのこと 詳しいわけではないけれど。 お姉さんと一緒にいたいって思う人 この世界にはまだまだたくさんいると思うから 覚悟しておいた方がいいよ。 [ やがて羽凪くんと合流すれば、 確認に対して、小さく頷いてから。 >>724 そう言って悪戯っぽく笑った後、大きく手を振って 空っぽのほうじ茶を背に、お姉さんと別れた。 ]** (734) 2020/07/28(Tue) 23:37:25 |
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