瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a5) 2023/04/23(Sun) 7:56:03 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a7) 2023/04/23(Sun) 8:10:49 |
【人】 瀬戸 海瑠[文章の一番最後になんかとんでもない事を書いているあれ>>2:L0はお手紙だったかメールだったかLINEだったか。 何にせよ、受け取る事ができたならそれをお守りの様に何度も読み返しただろう。 筋トレと聞いて、自分も久々にしようかなと言ったらルームメイトも乗ってくれたから、寝る前に二人で腹筋とか始めた。 でも朝方走りに行かない?と誘ったら NO THANK YOUって断られた。 長距離経験者と外で走るのは嫌らしい。 仕方ないので一人で走ってる。 ところで男性のハーフアップってあんまり想像出来なかったから、後日になるだろうか、最初に会った時は驚いた。 でもよく似合っていた。 なんか色っぽいというか、かわいい、っていうか] (3) 2023/04/23(Sun) 9:29:25 |
【人】 瀬戸 海瑠― そして 私を海に連れてって ― [そうして迎えた日。 待ち合わせ場所で待つ事数分、 ポケットのスマホが鳴って、彼の声を届けてくれる。>>0 手を振る彼に気付けばとっと駆け出し……、 あれ、なんだか妙な格好をしている様な…… すぐ傍まで来て改めて服装を確認すると、 ……あの、なんだろう、とても…… はしゃぎだしそうな感じ? といえばいいのか。少なくとも地元では見なかった人種だ。それでも助手席に座る前に笑って挨拶をしたけれど、] ……… [どこぞのナンパ男みたいな台詞>>1が飛び出て、 少しの沈黙ののち、ふ、ふふっ、と吹き出してしまった] 翡翠さん、 今日は面白いですね。 [格好も相まって冗談と受け取ってしまいながらも、 彼の隣に座る事に慣れた様子で、助手席へ乗り込む] (7) 2023/04/23(Sun) 9:35:49 |
【人】 瀬戸 海瑠[荷物を後ろに置かせてもらいながら、 バイトの話を振られたので>>2、 うぅん、と最初は難しい顔をしてしまう] 順調……なんでしょうか。 まだまだ勉強させてもらってばかりです。 でも、おしゃれは楽しいですね。 [読モのバイトを始める前も、彼に相談した。 賛成してくれたから挑戦してみたけれど、 ファッションセンスだけでなく、社会性も学べて有意義だった。 ちなみに掲載された号が発売されたら伝える様にしているけれど、かなり短いショートパンツ姿で載ってしまった号は教えなかった。誌面で見たら思ったより恥ずかしかった。 それでも何故か彼はそれも入手した様だが、 直接伝えられなければ、自分は知らないままだろう。 シートベルトを装着して、 出発の号令を出す彼に、「よろしくお願いします」と頭を下げる] (8) 2023/04/23(Sun) 9:36:14 |
【人】 瀬戸 海瑠[今日すごく海っぽい格好ですねとか、 バイト先で新しい友達もできた事とか、 その友達に合コンに誘われたけど断った話とか、 この間凛さんとコスメカウンターに行った事とか、 ちょっと懐いてくれている後輩がいる事とかを話しつつ、 彼の近況も聞き出しただろう] ……運転、お上手なんですね。 [ふとそんな事も話に挙げる。 幼い頃よく乗っていた父の車と同じくらい、 安心できる運転、に思えた] (9) 2023/04/23(Sun) 9:37:00 |
【人】 瀬戸 海瑠[いろんな話をしていたら、 海が見えて来るまできっとあっという間だった。 「翡翠さん、海ですよ海」と子供みたいにちょっとはしゃいでしまった。海を見るのはすごく久々だったから。 海岸沿いを走る間ずっと海が見えていて、 大きいなあとこれまたシンプルな感想を抱く。 きらきらと光る青色は、近付けばより強くその色彩を魅せる] 人も結構いますね。 [駐車場に停まった車の数や、砂浜に見える人の数は、 流石シーズン中という感じだった。 でもこのくらい人がいた方が賑やかでいいと思うくらい、 こういう遊びに慣れて来た、と思う。 旅館からは少し歩くからと、 直接海の傍の駐車場に車を停めてもらっただろう] (10) 2023/04/23(Sun) 10:31:40 |
【人】 瀬戸 海瑠すぐ泳ぎに行きます? ……水着、……見てもらってもいいですか? [海の家で有料で更衣室も借りられるらしいけれど、 混雑していたら時間がかかるかなと思って、 ワンピースの下に着てきたから] (11) 2023/04/23(Sun) 10:32:32 |
【人】 瀬戸 海瑠[シートベルトを外して、 胸元まであげていた長袖のパーカーのファスナーを下ろす。 脱いだそれを膝に畳んで置いて、 ワンピースも前のボタンをひとつふたつ…… お腹の下あたりまで外す。 身頃を広めに開いて、中の水着を見せる] 変、じゃないですか……? [胸元が編み上げになっていて、肩は出ているけれど脇のあたりから肘まで袖があるので、所謂オフショルのかたち。 肩紐はない。 胸のすぐ下からお臍の下までは剥き出しだけれど、 バランスを取る様に下はフレアスカートを巻いている。 その下のショーツみたいなシンプルなかたちの水着が隠れる程度の、極めて短いものだけれど。 ちなみにあたりからは、ふわりと爽やかな香りが昇る。 彼が好きって言った白色の水着だけど…… 気に入ってもらえるだろうか。**] (12) 2023/04/23(Sun) 10:33:46 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a9) 2023/04/23(Sun) 10:45:05 |
【人】 瀬戸 海瑠[彼からの手書きの文をもらった時は嬉しくて、 多分、こんなに多く彼の文字を見た事はなかったから、 字、きれいだなあ、と見惚れたものだった。 お返事をしようとして…… 今まで自分だけが読めたらいいと速く書き過ぎる癖がついた、お世辞にもきれいと言えない自分の字にげんなりしてしまった。 そういう人間が丁寧に書いたって、たかが知れてるのだ。 真心が大事なのかもしれないけれど、 あまりにリテイクが多くなれば、 返事が遅れる事の方が失礼な気がして、 結局、LINEでお礼を伝えただろう。 ちなみにLINEで文章を打つのもあまり得意ではないので、 あっさりしていると思われたかもしれない。 字きれいですねとか、 自分も少しですけど筋トレ始めましたとか、 どんな髪型でも似合うと思いますとか、 夏に遊びに行けるの楽しみにしてますとか、 お身体に気を付けてくださいねとか、 お手紙、お守りにしていますとか、そういった内容だった] (23) 2023/04/23(Sun) 20:11:35 |
【人】 瀬戸 海瑠[でも、暑中見舞いはあらかじめ字の練習をして、 お返事を認めた。 そういえば翡翠さん、お返事しなくていいですって言ったのに母にも直筆でお返事を書いてくれたな>>13、と思い返しながら。 便箋三枚もきれいな字で書けるなんてすごいなと あの時は感心してしまった。 ちなみに母からは彼の字の上手さやお返事をくれた事に対する歓喜の電話がきた。 脱線しながら三時間くらい通話したっけ…… 翡翠さんのLINE教えて♡って言ってたけど、 「嫌だ」って断った。 だって迷惑なメッセージを送るのが目に見えてる。 正式に結婚したら、 教える事になるのかもしれないけど] (24) 2023/04/23(Sun) 20:12:06 |
【人】 瀬戸 海瑠[黒のボールペンで書いた何の変哲もない文章だけれど、 当社比整った字を綴れたし、 学園の庭で咲いた朝顔の写真をちょっときらきらに加工したものを隅に印刷した葉書なので、 無機質なものにはならなかっただろう。 ちなみに加工のやり方は読モ仲間に教えてもらった。 自撮りとかも教えてもらったけど、 そのへんはちょっと恥ずかしいのでやった事はない] (25) 2023/04/23(Sun) 20:13:47 |
【人】 瀬戸 海瑠[そしてその楽しみにしていた海への道すがら、 浮かれているという彼>>14にまたふっと笑ったり、 ラジオをかけてもらったり>>16しつつ、 合コンの話になると、「いいな」と返ってきてちょっと驚いた。行きたい、のかな。そう思ったまま、言葉にしてしまう] 行きたいんですか かわいい女の子たちと会って、 楽しくお喋りしたり、 美味しい物食べたり、 お酒飲んで楽しく酔ったり…… したいんですね そっかあ [だって彼女たちから、合コンは基本は出会いを求めてするものだって聞いたから。 彼は他の女の子と出会いたいのかなあって思ってしまって、 前を向きながらちょっと不貞腐れて言ってしまう。 そういう意図がないと知れれば、 「本当ですか?」と念押ししながらも 不貞腐れた態度は改めるけれど] (26) 2023/04/23(Sun) 20:16:39 |
【人】 瀬戸 海瑠[SAで休憩を挟みつつ海に辿り着いたけど、 人混みに対する認識の差>>19に驚いた。 へえ、これでも少ない方なんだと改めて海辺を見て、 やっぱり地元のお祭りくらい賑わってると思うんだけどなとか、 もっと混んでる海ってどんなだろうって想像した。 それから水着になって海に入る前に…… ちょっと、おかしくないか確認してもらおうと思った。 部屋で散々姿見でチェックしてきたし、 ルームメイトにも見てもらったけど、 やはり男性目線……というか、恋人目線でも意見が欲しいじゃないか。感想、もだけど、変じゃないかって、気になる。 ……水着の上に着ているものを脱いでいる最中、 彼が急に後部座席から何かを持って来て、 正面のガラスを覆ってしまう。>>21] ありがとうございます……? [外から見えない様に気遣ってくれたのかなと 小首を傾げながらもお礼を言う。 何だか落ち着かない様子の彼を見ていたら、 ちょっと自分もどきどきしてきたかもしれない] (28) 2023/04/23(Sun) 20:18:32 |
【人】 瀬戸 海瑠[水着姿にはならずとも、 服を一枚ずつ脱いで、どんな水着かわかる様に見せた。 彼の視線を追えば、どこを見ているのかがわかる。 全部ちゃんと見てくれて、ちょっと赤くなって、 言葉を探しながら伝えてくれる様子が何だかこそばゆい様な、照れくさい様な…… それでいて、すごく嬉しくなってしまった] 自分よりかわいくてきれいな子、 いっぱいいますよ。 [それは読モをしていて気付いた価値観。 だから目立つ事はないんじゃないかなと] ――翡翠さんだけの、海瑠ですから。 [それは、もらった手紙を真似た台詞。 だから何も心配なんて要らないのだと。 褒めてくれた事に、 「ありがとうございます」と、照れくさそうに微笑んだ] (29) 2023/04/23(Sun) 20:21:53 |
【人】 瀬戸 海瑠[さて、 ワンピースも脱いで水着姿になったら、 日差しの中に身を投じる前に、 日焼け止めを塗り直してから…… 彼も水着姿になったとして、上に何か羽織るだろうか。 パーカーとか羽織ったとしても、前が開いているなら襟を掴んで閉めようとしたし、 上半身が裸なら何か羽織って下さいと言うだろう] そんなに肌を出して…… えっちですよ…… よくないですよ……[自分も大概な格好をしているのに、 俯いてそんな事を呟いた] (30) 2023/04/23(Sun) 20:27:52 |
【人】 瀬戸 海瑠[車の中でのあれやこれやが終わった後、 海辺へ向かおうと席を立つだろう。 車を降りて、彼の横に並んで……] …… [彼の頭のてっぺんを見て、靴を見る。 高さとかない、普通のサンダルだ。 さっきまで座っていたから、気付かなかった] 翡翠、さん あの……、背、伸びたりしました? [少し、見上げる角度に違和感があった。 自分が彼と逢う時には大抵ヒールを履いていたのも、これまで気付けなかった原因かもしれない。 今日はこちらもヒールのないサンダルなので、素の身長差がわかりやすかった。**] (31) 2023/04/23(Sun) 20:32:43 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a12) 2023/04/23(Sun) 20:36:21 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a14) 2023/04/24(Mon) 4:56:28 |
【人】 瀬戸 海瑠[頬から手が離れても、頬は熱いまま。 伏せていた睫毛をゆっくり押し上げて、 彼より少し落ち着いた声で「暑いですね」と笑った。 でも彼が服を脱ぐと言うから>>36、そっと顔を逸らす。 急に脱ぐのは心の準備が……というか車の中で脱ぐってなんか、変な気持ちにさせるというか…………そうか、彼もさっきこんな気持ちだったのかもしれない、と思った。 まあ逸らしたはいいものの目の前では脱がず、扉を開けて一度外に向かったから、なんだ、とちょっとがっかり……いやなんでがっかりなのか。 短時間で矛盾を生み出す自分の感情がちょっと怖い。 後部座席で装飾品を外したりしている様だったから>>37、 自分もワンピースを取り払って水着一枚になって…… 本当にこれで人前に出るのかと少し不安になったけれど、 さっき彼が褒めてくれた事>>22を思い出して、 うん、大丈夫、と背筋を伸ばす。 彼に荷物を取ってもらって日焼け止めを塗ったり 貴重品を纏めてビニール製の鞄に入れたり、 サンダルを履き替えたりしてから、 彼の声>>38に頷いて、外に出た] (43) 2023/04/24(Mon) 12:29:14 |
【人】 瀬戸 海瑠[で……、 出て来た彼の格好は海では露出度が低い方かもしれないけれど、前が開いているのが刺激的過ぎてボタンを留めようとする。 裸だって見た仲だけれどそれは室内での話で、 ここは色んな人も行き交う"外"じゃないか、と。 外でこんな格好…… 自分の事は棚上げでそう思ったけれど、 腹を見てと>>39言われて、思わず目線を下げる] ……あ、 本当ですね…… [以前は見られなかった筋がそこにあって、 トレーニングの成果なんだと思った。 ……いや、鍛えられた身体って逆にえっちなんじゃないか……?と思ってボタンを留めようとしたけれど、生まれて初めて割れたと喜んでいる様子を見れば、観念して手を下ろす] (44) 2023/04/24(Mon) 12:30:07 |
【人】 瀬戸 海瑠[でも、腹筋が割れてるのは本当にすごい。 アウトドアな遊びをいくつも知っていても、 あんまりジムとか行く感じには見えてなかったので。 継続してトレーニングを積んだという事もすごいし、 ……何か、男らしくてかっこいいな…… と思った後、彼の背丈に違和感を覚えた。 どうやら気のせいじゃない事が記録からわかって>>40、] ……どこまでかっこよくなるんですか? [単純にもときめいてしまって、ぽそりと呟く。 でも「お姫様抱っこ」には「無理だと思いますよ」と苦笑を返してしまう。 170cmほどある自分を持ち上げるのはなかなかできる事じゃないと思ったから。お姫様抱っこできなくても もう十分かっこいいです……] (45) 2023/04/24(Mon) 12:30:30 |
【人】 瀬戸 海瑠[借りたパラソルやらを携えて砂浜へ向かい、 何かドラマか映画のセットみたいだなあと思う。 こんな小道具まで揃えて海を楽しむのは、初めてだ。 ベッドには座るかたちで、光る海や戯れる人々を見つめる] 本当ですね 海……ですね…… [右から左へと視線を移ろわせても向こうの方まで海の色が続いているし、目を閉じれば喧騒の中でも波音と潮の香りがこちらまで届いて来る。 静かに海を感じるのも趣深いし、 泳ぎの競争をしている男の子たちが賑やかだったり、 子供達が作っている砂の城は遠目にも立派だったり、 あ、ナンパしてる、って場面を見てしまったり…… 人々を眺めていても、海に来ていると感じられて楽しい] ん、そうですね、折角ですし、 早速入っちゃいましょうか。 [準備運動を済ませたら、浮き輪を持って海へと向かう。 熱い砂から冷たい海水に爪先が移れば、 冷たい、と笑って、 どこまで水の中に入ろうかなと思って…… ところで浮き輪って大人はどう使うのが正しいんでしょうと聞いたら、輪っかの中にお尻とかいう願望が返ってきただろうか。>>41] (46) 2023/04/24(Mon) 12:32:00 |
【人】 瀬戸 海瑠ええと…… [浮き輪を両手で後ろに持つ。 穴からお尻が見える様に構えたら、何か後ろの方から視線を感じた気がするけど……多分気のせい。 そのまま浮き輪が浮く様に、波に乗る。 ぱちゃんと水とぶつかる振動と、独特の浮遊感に声を上げる] わ、 ぁー…… お尻だけ気持ちいいです…… [海水が触れる部分だけ夏の暑さから切り離されている様。 何か変な台詞に聞こえる様な言い方をしてしまいながら、 使い方、合ってます?と彼の手を握りながら尋ねた。**] (47) 2023/04/24(Mon) 12:35:29 |
【人】 瀬戸 海瑠[一度パラソルの下から海を楽しんで、 その後は準備体操をして、いざ波際へと…… 向かう前に彼がシャツを脱いでしまったから、 他の人の視線が気になったところで、手招きされる。>>49 何だろうと近付いて、導かれるまま目の前に立つ。 ……目の前で見ると、すごくかっこいいな。 前から抱きしめられた時の身体の大きさにときめいたりしたものだけど、この鍛えられた肉体に抱かれたらどんな心地なんだろうと想像して……] ……んぇ?! [部屋やベッドの上なら素直に頷いてそうするけど、 公共の場で何>>50を言ってるんだと、思わず変な声が出る。 あたりをきょろきょろ見渡して、 いや、人がいっぱいいるじゃないですかと言おうとしたけど、 おねだりする彼の言い方がかわいかったし、 何よりさっきからこの身体に抱かれる事を想像してしまっていたから、躊躇いながらも、腕を伸ばした。 身長差を感じたくて首の後ろに手を回して身体を密着させると、記憶よりもたくましい胸にそっと目を閉じて…… 肩を抱かれたと思ったら、ふわっと身体が浮いた。>>51] (63) 2023/04/25(Tue) 2:35:36 |
【人】 瀬戸 海瑠えっ、……えぇ!? [一瞬、何が起こっているのか理解できなかった。 浮いてて、抱えられてて、目の前に彼の顔が、ある? すごく嬉しそうな顔で、ほら、と笑っていて、 少し離れたところから「お姫様だっこだー」という女の子の声が聞こえて、ようやく理解する] あ、あの…… ぅうぅ…… [本当にやってのけてしまうとは。 情事の時みたいに顔を真っ赤にしながら、 何て言えばいいのかわからなくて彼を見つめながらもごもごして終わる。 もごもごしている内に海へ駈け出そうとするから、 えっえっと慌てている内に、止まって、 ゆっくりと身体を下ろされる。 小首を傾げる彼に「だって、無理だと思ったんです……」とぼそぼそ呟いた。 彼がどうこうじゃなくて、自分の身体が原因で一生無理だと思ってた。多分前の彼なら難しかったと思うし。 でも変化を遂げた彼がそれを可能にしてしまって、 素直に嬉しいと思う。 でも、そんな身の内を語るにはこの場は暑すぎる。 「怒ってません」と恥ずかしそうに返すだけで精いっぱいだった] (64) 2023/04/25(Tue) 2:38:37 |
【人】 瀬戸 海瑠[誰かさんのせいで火照った頬を鎮めるべく、 冷たくて気持ちのよい波打ち際へ。 水の冷たさに思わず一緒にはしゃいで、 浮き輪へ乗る流れになる。>>53 最初は自分が浮き輪を持っていたけど、 支えてくれるらしいので、 そこを目掛けて座るという話になった。 目標を見誤っても落ちるのは水の中だから大丈夫だよねと屈んで、ちょっと感じた視線>>54を振り払う様に、浮き輪に身を預けた。 客観的に見たら今の自分は 何だか愉快な格好な気がしたけれど、 水の気持ちよさと彼の楽しそうな声>>55でどうでもよくなる。 浮き輪を押されながら少し海の向こう側へ泳げば、 波に揺られる独特の感覚が心地よい。 波打ち際よりも人も少し減って、 彼の顔を近くで見つめれば、一瞬だけ、このきれいな青い世界の中で二人きりの様な気持ち。 そんな一瞬を何度も味わいつつも、 時に波を頭から被って現実に引き戻されるのも、 この上なく楽しかった] (65) 2023/04/25(Tue) 2:39:31 |
【人】 瀬戸 海瑠ふふっ、 はい。 楽しいですね。 [髪が乱れても口の中に海水が入っても笑い合って、 あぁ、来てよかったなと思う。 ちなみにこれまで泳ぐ機会があまりなかったが、 それなりに泳げたのは運動神経のなせる業だったと思う。 彼が浮き輪に乗った時は浅いところで浮き輪に重みを乗せて転覆させて、ちょっと羽目を外したりした] (66) 2023/04/25(Tue) 2:40:52 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新