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【人】 春日 幸貴[しばらく丘の上からの眺望を二人で楽しんでいた。 隣に立ってくれる彼女を片腕で抱き寄せて、風に吹かれながら世界を一望する。 それで本当にひとつの戦いを終えた気分になれたのだけど] 花が咲いているんだったよな。 [ここに来た目的のひとつ。 あの世界で訪れたかったはじまりの魔王城の代わりに、ここに来てみたかった。だから……それを見届けずに終えるのは、やっぱりできそうにない] その前に休憩する……? [花も気になるけれど、ここまで上がってくるのは慣れない運動量で、腹も減ったし眠気もある。 食事をしてひと休みというのも良いんじゃないかと思った]** (0) 2021/03/20(Sat) 10:45:33 |
【人】 春日 幸貴[リュックを降ろしてお弁当を出していたらおにぎりを手渡されて、ステラが渡してくれたものの話になって、ハート型をしているのを見て、だいぶ遅れたバレンタインデーの到来に気付いた。 感動のあまりにしばらく声が出せなかった。 てっきり次の2月かと思っていた。 >>4>>5しかも告白にプラスして冗談もついてきた。 ゲームだと割り切っていたら1回は断ってみたくなるものだが] はい。 俺のほうこそよろしくお願いします。 [俺から頼みたいくらいなのに……と思いながら素直に応じた。 もちろん朱里にもらったおにぎりから食べるつもりだし、多かったら母さんのおにぎりを残す気満々だった] (7) 2021/03/20(Sat) 16:30:47 |
【人】 春日 幸貴[というわけで昼食にしながら、バレンタインの話がしたいと思った] ステラにもらったのが初めてだったんだよな……。 甘くても怖くならないチョコは初めてだった。 カカオ99%なら安心して食べられるんだけどさ。 [ステラのバレンタインチョコはただでさえ一生忘れない思い出だと思っていたけれど、朱里のおにぎりと合わさって余計に忘れられなくなった。 チョコを食べないわけではないけど、99%が美味いかと言われると……。 成分表とにらめっこして大丈夫なやつなら食べるのだが、手作りチョコという話になると、高確率で俺に厳しいものになる。そういう意味でもやはり俺の人生はハードモードかもしれない]** (8) 2021/03/20(Sat) 16:31:07 |
【人】 春日 幸貴昼寝の準備までしてあるのか……。 [そこまで視野に入っていたことにはちょっと衝撃を受けた、が率直に言って眠かった。 ちなみに枕はなくても眠れると思っていた] 正直ちょっと眠いけど……。 横になったら寝る気がする……。 [そう言ってから母さんへの連絡をすっかり忘れていたことに気付いて、無事たどり着いて昼食も済んだことを連絡した。 これでいつ眠ってしまっても心配はかけないと思う。 眠らないにしても、太陽の光が強烈だし、しばらく日陰で休んでいたほうが体のためになりそうだと日向に視線を向けながら思った]** (17) 2021/03/20(Sat) 20:45:38 |
【人】 春日 幸貴[眠っている間に冷えるのが不安で、リュックからカーディガンとジャケットを引っ張り出した。 カーディガンは羽織って、ジャケットは体にかけることにして、冷えすぎないことを祈った。 そうしている間に、朱里が眠りに落ちてしまって。思ったより疲れさせたのかと、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで彼女の髪をそっと撫でた] (21) 2021/03/20(Sat) 21:20:19 |
【人】 春日 幸貴[隣に寝転がって、彼女の寝顔をじっと見つめていると、なんだか緊張してしまった。 思ったより眠気が来ないのを感じながら仰向けになってみると、木漏れ日がキラキラしていて、こんな昼寝は初めてで。 風に揺れる枝葉を見つめているうちに、いつの間にか夢の世界に旅立っていた]* (22) 2021/03/20(Sat) 21:20:29 |
【人】 春日 幸貴[朱里の声で呼び戻されて、目を開けたら物欲しそうな視線を受けた。>>24 寝転がったまま抱き寄せて要望に応えてから、ゆっくりと身を起こした。 辺りは暖かいようだけれど、眠っている間に少し肌寒さを感じるくらいに冷えてしまった。 暖かくなるまではジャケットも着ておくことにして、袖を通してから立ち上がった。 片付けを手伝って、リュックを背負って] うん、行く。 [素直に頷いて日差しの下に出ると、まだ残る熱気が冷えた体に心地よかった。 魔王たち……かどうかはわからないけれど、彼らを思わせる花の咲く場所。そこに行って、ステラたちを感じたいと思った]* (27) 2021/03/20(Sat) 22:13:13 |
【人】 春日 幸貴あれが……。 [一輪の紫の花。 それがステラだと朱里が思った理由が、なんとなくわかる気がした。 言葉にはしづらいけれど、伝わってくるものがある。あの花を見ていると、何故だかステラを思い出す。ステラと過ごした時間を。 そのアネモネは、とても満足げに、誇らしげに見えた] そっか……なるほどな。 きっと、良い終わりを迎えられたんだろう。 [勇者を待ち続けたラスボスが花になる……はじまりの魔王城ではそうだったのだとしても、ここは違う場所だ。 ここには思いを遂げた魔王たちの花が咲いているのかもしれないと、なんとなく思った]* (31) 2021/03/20(Sat) 22:42:18 |
【人】 春日 幸貴[内緒話の内容こそ聞こえないけれど、ステラにはあれでたぶん誰だかわかってもらえるんじゃないかという気がした。 わからなくても、別に構わないとも思ったけれど] ん、もちろん。 額に入れて飾らないと。 [写真を撮ろうと言われて、そう言って笑った。 “3人”という表現はステラが本当にそこにいるみたいで嬉しかったし、朱里とステラが別々の存在だとしみじみ感じる言葉でもあった]* (36) 2021/03/20(Sat) 23:16:51 |
【人】 春日 幸貴そこでかたつむりパイが出てくるのはおかしい。 [その上笑われるのは解せない。 不条理を訴えた末に撮り直してもらうことになった。 でも撮り直しても保存されそうな気はする。 それは甘んじて受け入れようと思う] (40) 2021/03/20(Sat) 23:38:43 |
【人】 春日 幸貴[というわけで撮り直そうとしているとき、ふと視界の隅に目を引く花を見つけた。 風が吹いて花が揺れて気づいた。 撮り直し終えた後でその花に歩み寄ってみると、一際綺麗に見える花だ。 見たことがある気がする。夢の中で見たのだろうか。 気になってしまって、しばらくその花を見つめていた]* (41) 2021/03/20(Sat) 23:42:13 |
【人】 春日 幸貴話題にはなるのに、好んで食べる人は 犬系の魔物以外見かけないかたつむりパイ……。 [思い出のメニューではある。 トラウマのメニューと呼ぶほうが正しい気はするんだが] (44) 2021/03/20(Sat) 23:54:22 |
【人】 春日 幸貴……ん……知ってるひと……なのかなあ。 綺麗だなって思って。 [見覚えがある花なら他にもいくつか咲いているけれど、なんだか、その花を綺麗だと思うのは初めてじゃない気がした。 よく見ると花びらに露がついている。こんな時間にと不思議に思ったが、そっとそのままにしておくことにした]** (45) 2021/03/20(Sat) 23:54:46 |
【人】 春日 幸貴[水撒きが終わった後] じゃあ、朱里を送って帰るか。 [また俺の家までついてきてもらって、そのあと朱里を家まで一人で帰らせるというのは、なんだか納得できなかった。 それでそう言ってみたけれど、朱里はどう思うのだろう]** (49) 2021/03/21(Sun) 8:19:23 |
【人】 春日 幸貴ええ…… 俺だって彼女を家に送ってみたいんだけど…… 今日しかできないぞ、たぶん。 [学校のある日に送って帰るのは俺には不可能だと思う。移植を受けたらできるかもしれないけど] 下りは心臓の負担はそんなにないし。 いざとなったら迎えにきてもらうこともできるから。 だから、お願い。 [だからたまには送ってもらう立場以外を経験したかったんだけど、どうしてもダメだというなら諦めようかなとは思っていた。 それでもじっと見つめて頼み込んだ]** (51) 2021/03/21(Sun) 9:22:06 |
【人】 春日 幸貴やった! [ズルいなどと思われているとは露知らず、嬉しくて朱里に抱きつきたくなって腕を伸ばした。 嫌がられたらやめるけど。人目(花)が多いし] 昼寝して休めた分もあるし、 今日は大丈夫だよ。 [俺は負荷には弱いけど、スタミナがないわけではない。休み休みなら帰れるのは間違いない。 帰ったらまた寝る気はする] 朱里の家は……。あれの隣だっけ? [辺りを見回して、少し離れたところに見える天文台に目が止まった。 途中に道案内の標識があったような気がした]** (53) 2021/03/21(Sun) 9:53:18 |
【人】 春日 幸貴[キスはさすがにする気はなかった。 それは人目があると感じる場所では厳しい] 裏か……とりええず天文台に向かえばいいか。 そうだな、行こう。 [夏休みの間に、天文台にも遊びに来てみたい。来るのには一苦労するけど。 朱里はよくこんなところから通えていると思う。俺の姫がたくましい] またな。 [花々を振り返って、奥のほうの紫のアネモネに声をかけた。また来ることがあるのかわからないけれど、これが今生の別れとも思わなかったから。 展望台まで登っているときはあちこち眺める余裕はなかったけれど、帰り道と思うと余裕ができて、丘の風景を楽しみながら天文台に向かうことになった]** (55) 2021/03/21(Sun) 10:41:00 |
【人】 春日 幸貴[家から学校までも、傾斜は緩いけど下り坂だ。 だから降り階段にもだいぶ慣れた。 病院で挑んでみたときの自分の危なっかしさは、思い出すと苦笑が浮かぶけれど、そのとき朱里が傍にいてくれたことは本当に心強くて。 その朱里が、今も隣で俺の手を握ってくれている。 これがあれば、怖いことなんて無いと思える] 気をつける。 朱里……、ありがとう。 [微笑みかけて、確実に石段を降りていって、やがて天文台にたどり着いた。いつかこの中にも入ってみたい。 でもここが城だとしたら、順序は随分違うなとふと思った]** (58) 2021/03/21(Sun) 11:18:21 |
【人】 春日 幸貴[弟も、朱里がステラの中からあの世界を見ていたって知れば歓迎すると思う。弟なりにステラに思い入れがあったようだし。呪いを解かなきゃって気にしていたから。 引き合わせる機会がなかなかなかったから、天文台のイベントは良い機会なのかもしれない。 もちろん埋め合わせはするつもりだし] うん、気をつける。 また会えるの楽しみにしてる。 [抱き締めて、さよならのキスをして。 これだけ甘えてくる朱里は当分見納めなのかもしれないと思うと、名残惜しい思いはあった] (61) 2021/03/21(Sun) 13:27:29 |
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