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【人】 心配性の王妃 ミュシカま、また今年も…… 賑やかなのはいいけれど、心配してしまうわ… 無理をしていないかしら… [ 自分の誕生日を祝うために、ここまで豪勢なのは、と 毎年遠慮したい気持ちでいっぱいの王妃は、 宴が始まって、謁見を済ませると、 テラスでこっそりと街の様子を眺めるのであった ] (1) 2020/09/18(Fri) 10:39:34 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 嫋やかな水流を真下に眺め、 橋の欄干にもたれたまま、 所在なげに紫煙をくゆらせている男がひとり。 ] …居心地が悪いな。 [ 整然と区画された美しい街並み。 万人を照らすような優しい日差し。 ここは、男がやって来た場所とは全く正反対の 様相を呈している。] 滞在期間は…今日から1週間、というところか? それまでこの空気に馴染めるものかね。 [ 何か拠り所を求めるように、 フッ…と煙草の煙を吐き出す。 紫灰色に濁ったそれは、僅か数秒ばかり その場に留まったものの、すぐにこの街の清浄な 空気に呑まれ、跡形もなく霧散して消えた。] (3) 2020/09/19(Sat) 1:49:41 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ エリクソンは、このたびの音楽祭のコンペに 参加者として招聘された音楽家の一人だ。 ―いや、ミュージシャンと言った方が正確か 上流階級らしい上品な雰囲気を纏った 『音楽家』達に比べ、 自分たちのグループ(6人いる)は、 …正直の所かなり浮いていた。 何台もの大型車両を幅寄せして 無骨に機材を搬入し、 服装も、わざと"ぼろ"を纏ったような格好の 自分たちは、 参加者達から悪い意味で 耳目を集めているようで、 とうとう耐えきれずに、会場の外に出てしまった。] (4) 2020/09/19(Sat) 2:00:36 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ ――と、いうわけで今現在、 彼は一人でぼんやり暇をもて余している。] …といっても、外も外で居心地が悪いな。 日陰者の俺にはこのテの小綺麗な空気は似合わねぇ。 ま、とはいえ仲間のヨハンやニルソンのように、 昼間から酒かっ食らう気も起きないからな。 [ 男は煙草の吸い殻を、川に向けてぽいと放る 品性に欠ける行為だが、彼にとっては ごく自然に出た動作であった。 もしこのとき街の住人がここを通りがかれば、 その行為を見て眉をひそめただろう。] (5) 2020/09/19(Sat) 2:05:23 |
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。 (a0) 2020/09/19(Sat) 2:07:37 |
【人】 好奇心 オレンジ[ 数多の音が溢れ風に乗る。 至る所で紡がれる響きによって極彩色に 彩られたこの国が、今はより一層 またその輝きを増してキラキラと光る。 …まるで細かな宝玉を撒き散らしたようで 眩しくって吐き気がしそう ] (6) 2020/09/19(Sat) 7:19:46 |
【人】 好奇心 オレンジ[ ( 慈悲深き乙女よ ) ( おお 聞き給え 乙女の祈り ) ( 荒んだ者にも汝は耳を傾け ) ( 絶望の底からも救い給う ) ] (7) 2020/09/19(Sat) 7:23:39 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 私は今日も歌うでしょう。 街外れの小さな古びた教会で、 神様から賜ったものだからと人が言うこの声で、 澄んだ笑顔を浮かべたまま、 神様を崇める歌を。 しんじてなどいないのに 生きることに感謝する歌を。 わらってしまう。感謝なんて。 心の中で、 ]*べぇ、 と舌を出しながら。 (9) 2020/09/19(Sat) 7:35:45 |
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。 (a1) 2020/09/19(Sat) 7:42:15 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 教会を出ればようやく息が出来るような、 そんな日々の暮らしの中で、いつだって 外の空気だけは私に嘘をつかないと、 小さく空を見上げては息をひとつ吐くのです。 御使いを頼まれ、川沿いを歩く。 変わらない生活を送る自分の周りは 普段よりずっと賑やかで、華やかで、 あぁ今年も音楽祭の季節が来たのだと 目を伏せました。 ] [ 18になったのだから、私も参加したい。 宮廷音楽家の肩書にはたいして魅力を 感じないけれど、安定した収入があれば ここを出て行ける。 教会の小さな妹や弟たちに、少しは 良い暮らしをさせてあげられる。 ] (10) 2020/09/19(Sat) 8:34:37 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ ……ぼんやりと歩く私の目の端に、ゆらり 揺れて立ち昇る、細い煙。 街の風景になんとなく馴染まない佇まいの 男の人は、燻らせていた煙草をぽいと 川へ投げました>>5 川にゴミ捨てんじゃないわよ、と言う舌打ちを ぐぐと腹に据えて、私はにっこりと笑って。 その人がこちらに気づいたのなら ぺこりと頭を下げましょう。 彼が迷惑がらない様子であるなら、 微笑んだまま一節歌を歌います。 ] 愛する主よ、父なる神よ 私達の愚かな行いをお赦しください [ なぁんて。 許すも許さないも、川の魚が決めるでしょう? ]* (11) 2020/09/19(Sat) 8:38:16 |
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。 (a2) 2020/09/19(Sat) 8:40:00 |
【人】 花屋の主 メルーシュ賑やかな通りから少しだけ離れた細い路地、 そこにひっそりとその花屋はあった。 店先の花や緑ひとつひとつに、愛おしいそうな仕草で語りかける。 最も美しく花を咲かせ、葉をつけることができるよう、そう願いながら手をかけ水を遣る。 彼らを求める人たちのところへ届けるために。 (12) 2020/09/19(Sat) 8:40:36 |
【人】 花屋の主 メルーシュ朝の仕事をひととおり終えると、風にのって聞こえる美しい音に耳を傾けた。 この国に来てから、この季節がもっとも美しいと感じるようになった。 メルーシュは少しの間、目を閉じその心地よい音を楽しんだ。 今年のコンペも素晴らしいものになることを願って。* (13) 2020/09/19(Sat) 8:47:38 |
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。 (a3) 2020/09/19(Sat) 10:43:12 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 煙草の吸い殻を川に投げ捨てた後、 自分の行いが街に全くそぐわないもの だったことにようやく気づき、 さらにバツの悪い思いをする。 周りに人がいないことを確認しようと ふと目を上げたが… ] あっ……。 [ 若い娘がこちらを見つめたまま、 にっこりと笑っていた。>>11 「あなたの行いは全て見ていましたよ」 と、暗に言われているような気分だ。 背後には教会。 彼女はここから出てきたのだろうか。 まずいまずい。神の棲むこの国では、 少しの悪行もこうやって即座に見破られて しまうようである。] (14) 2020/09/19(Sat) 12:57:45 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソンどうも…。 [ 彼女につられて、ぎこちない会釈を返す。 すると彼女は、笑みを絶やさぬまま 歌を口ずさんだ。>>11 ] ……!! [ 歌詞の内容は彼の愚行を諭すもので あったが、そんなものは彼にとって もはやどうでもいい事で。 ] …驚いたな。 音楽に溢れた国とは聞いていたが。 庶民に至るまでこのレベルとは。 [ ふと、幼少期の記憶が脳裏を掠める。 怒号…打擲音…子供の泣き声… 大人達が傅く先には木彫りの偶像… ] (15) 2020/09/19(Sat) 12:59:30 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 我に返る。 目の前には綺麗な若い娘。 背後には暖かな陽光。 先ほどと変わらぬ、平和な風景。] どこでその歌を習った? まさかそこの教会じゃああるまい。 [ 勢い余って、唐突にこんなことを 聞いてしまう。彼女は驚くだろうか。 もう少し彼女の歌声を聞いていたいと 思いつつも、このまま踵を返されて しまうかもしれないな… と半ばあきらめながら、 目の前の若い娘の返答を待った。]* (16) 2020/09/19(Sat) 13:03:56 |
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