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キエは、口元に笑みを湛えながら、のびのびと歌っている。 (a8) 2022/06/09(Thu) 22:53:26 |
【人】 好奇尚異 ルヘナ高揚。その歌声をしっかり聞いた。彼は処刑対象の能力を把握しているわけではない。 手が震えてくる。声がうわずる。 「 しようかな…… たことがない ?知ってるやつ?そうだ、これ、 」 歌について行くようにしゃべりながら取ったのは両手で持つような大きな斧。特に何の変哲もない金属製の刃の斧。 持ち上げようと踏ん張って、それだけで精いっぱいだったので持ち手のほうではなく、斧頭をつかんで手を添える。 「ふふ、ふふふ、」 それだけで精いっぱい。手が震えたまま高揚感で笑っている。 (27) 2022/06/09(Thu) 23:30:19 |
【人】 復讐最高 レヴァティ>>26 メレフ 「確かに重いィ……なんだよ銃ダメなんじゃん!」 選び方の問題なんだよ。 「チマチマしたやり方知らねぇだけだし……なんで分かんねぇの? とにかくオレはチマチマしてねぇやり方のがうまい……あ!」 戦闘の方へ視線を向けると、 刺さっ てる! 「危ねぇじゃん!!」 とりあえず武器ではないやり方で、バラニの方へ手を出すことにした。 (28) 2022/06/09(Thu) 23:35:05 |
サルガスは、眼を閉じたり、開けたりを繰り返す。 (a9) 2022/06/09(Thu) 23:37:53 |
【人】 天眼通 サルガス監視役は壁際に立ち、処刑を見守っていた。 「…… …… ……」 高揚感を煽る歌声と。 大根の砕ける鈍い音から始まる処刑。 刃が風を切り、爆弾が宙を舞い。 「……、……気持ちが、悪い、」 歌声による己の感情の高ぶりよりも。 人々の普段とは異なる感情の変化で、ぐにゃり、ぐにゃりと歪むように瞬く眼の 色彩 に。「……ッう゛、…… ……」 口元を手で抑えてえずいた。 酔いの方が勝ってしまった。 (29) 2022/06/09(Thu) 23:39:17 |
【人】 復讐最高 レヴァティ>>+13 バラニ 「あばれんな!」 大声でバラニへ叫んで、その足元に硬い種をいくつもバラまく。 ナイスコントロール! それらは床に転がって1秒もたたずに成長し、近くにあるもの……バラニの足へ強く絡みつくだろう。 植物としてはそこそこの強度ではあるが、払うことは難しくない。が、少しは時間を使うはずだ。 (30) 2022/06/09(Thu) 23:39:23 |
サルガスは、カツ、コツ、コツン、とヒールの音を弱く響かせ処刑室から出ていった。 (a10) 2022/06/09(Thu) 23:39:37 |
【人】 枯木寒巌 メレフ「……さて、」 向かおうとする面々がある程度攻撃を終えた後。片手を挙げて、その手を 狩るべき獲物の 処刑対象の方向へ。少し離れた位置から、素早く放たれるは風の刃。 狙いは対象の腕の辺り、それからの反撃をし難くなる様にと。 一閃。 (32) 2022/06/09(Thu) 23:54:30 |
【人】 神の子 キエ「 ……はっ、 」能力を使い続けるというのは、非常に疲れる。 体力というより気力を使い続ける力で、頭の中はどんどん痺れるように機能を弱めていく。 頭が働かない。短い息継ぎを一つ。 けれど、男は再び大きく息を吸い、歌い続ける。 まだ歌える。 あの時に比べたら。 働かない頭で、皆の様子を眺めている。 眺めながら、歌っている。 もっと、もっともっと、もっと、 (33) 2022/06/09(Thu) 23:58:20 |
メレフは、バラニの放った弾が自身の身体に届くのを感じた。 (a11) 2022/06/10(Fri) 0:14:48 |
【人】 紅僭主 ニア「あら」 暫く見逃された結果、雑に、強引に振り続けられた大根。 しかしついに受刑者による反撃を受ける。 半分になった大根を放ってから、声を聴き、殺意を感じ、得物の先、視線を見る。 体勢を変える。一方的な加虐者のそれから、身を護るための低重心の姿勢へ。 一瞬沈んでから、後ろに跳躍。 ばねのように体を反らせて、ハルバードの軌道の外へ… 出るつもりだったが、一呼吸間に合わない。 片側の上腕、反射的に前に出していたそれに太刀筋が刻まれる。 「…反抗的な目。許しがたいですわね」 先ほどまでの享楽に酔ったような声が、冷たいものに変わる。 (35) 2022/06/10(Fri) 0:24:45 |
【人】 黒剣 シアン「 ……、……之は、何とも 」歌声、爆発音、銃声。多様な音が混ざって、まるで脳が揺れるよう。周囲で飛び交う攻撃の余波を受けないように、距離をとりながら汚れていく床を見遣る。 後で掃除しないと、なんて考えが頭の中にふっと浮かんだ。 「 …… ………… 」きい、と甲高い耳鳴りが近寄る音に、僅か瞼を細める。 表情を変えぬままでいる男が、腰の剣を抜く様子はない。 (36) 2022/06/10(Fri) 0:27:10 |
【人】 害獣 シャト・フィー今日の狩りの獲物は、優しい看守さま。 色んなことを教えてくれて、優しく撫でてくれた。 >>20 うた きこえる。不思議と、血が沸くような。 そうだ、狩りは楽しくて、狩ったごはんは美味しくて。 優しく撫でてくれた手。 色々指さして教えてくれた手。 アイスを掬う、スプーンを持ってた手。 (37) 2022/06/10(Fri) 0:31:22 |
【人】 復讐最高 レヴァティ>>+15 バラニ! 「うッッッわ!!!」 良くねぇ! 当てる気がないものにわざわざ当たりには行かず、その場にしゃがみ込んだ。 一拍遅れて、渦を巻いた木の幹のようなものを生やして壁にする。これだったら同じところに連射されない限りは貫通しない……はず。 その影から、攻撃を受ける様子を見て。 「うわクソ痛そう!ざま〜〜みろ!」 野次に精が出る! (39) 2022/06/10(Fri) 0:47:40 |
【人】 害獣 シャト・フィー>>22 いちばんつよいの 「いちばん、つよい 兵器 、シャト!! 高揚のまま、誰かの問いかけに主張して。 ボクたちで狩るときみたいに、みんながどうやって動くのかはわからないから。 飛び交う銃弾や白刃、大根の邪魔に巻き込まれないのは……ここかな! >>+16 貴方の意識が巻き付く植物、裂かれた腕、身体の高い所へ寄った瞬間。 胸元が床を擦るぐらいに身を低くしたまま飛び込み、獲物の足首の腱へ食らいつこうとする。 (40) 2022/06/10(Fri) 0:51:04 |
【人】 遺制 アマノ「ま〜正直同僚は殺したくないよ、俺もね」 「けどラニちゃんが自分でいいって言ってたからな〜」 「悪いな」と悪びれもなく伝えて。 己の爪を見るように自分に向けた掌の指を曲げる。 その手には何もない。 にもかかわらず、何かの闇が溶けるように。 影が揺れたかと思うと、武器庫の方へと消える。 最初に動いた竹刀armsを 己に手繰り寄せはしないで、ただそこに在るがまま。 (41) 2022/06/10(Fri) 0:52:04 |
【人】 遺制 アマノ「……あっやべ変な歌聞こえおまふざけ」 「待って待って待って俺今格好いい武器掴んでな」 「ああーーーっ!!!変な衝動がっっ!!!」 「ウオオオぉぉぉ!! くたばれ!!バラニッッッ!!!!」 見事な竹刀がッッッ!! 空から振り下ろされるッッッ!! ただそれだけでしかない!! 余りに捻りも何一つそこにはッ!ないッッ!! (42) 2022/06/10(Fri) 1:00:28 |
アマノは、もうちょっと格好つけられる武器がよかった…… (a12) 2022/06/10(Fri) 1:00:47 |
キエは、めいっぱい、 力一杯、 好きに歌っている。 (a13) 2022/06/10(Fri) 1:10:00 |
シャト・フィーは、バラ二の弾丸を食らった。 (a14) 2022/06/10(Fri) 1:17:14 |
【人】 害獣 シャト・フィー>>+17 バラ二 うたがきこえる。 楽しくて、楽しくて! 広がる血の味、液体の熱さと鉄の匂い。 おいしい!! 高揚に酔い痴れれば、まだ仕留めきっていない精神は間隙だらけ。 カチと金属の音、そちらを見もせずに飛び退くけれど、聴いてからでは少々遅すぎる。 身を捻り致命になる位置は避けた。肩口に2発。 「 あぅっ! 」やたら 熱血 な竹刀と入れ替わるように一度下がって、口をもぐもぐさせて次の機会を待つ。 (43) 2022/06/10(Fri) 1:26:37 |
【人】 羊很狼貪 ミズガネ「……俺の出る幕はなさそうだな」 耳栓をして長い間無音の空間に己が身を置いていたが、激化する一方の戦闘を見れば処刑室を出て行く。 一部ギャグもあるが これはもう処刑ではなく戦闘だ。なら自分が留まる理由はない。戦闘中は踏み込まない以上、攻撃できたとしても死体蹴りになる可能性が高い。それはこちらの望むところではない。 (46) 2022/06/10(Fri) 1:45:07 |
遺制 アマノは、メモを貼った。 (a15) 2022/06/10(Fri) 1:50:33 |
アマノは、そう言えばサっちゃん帰ってたじゃん!踏みとどまった。 (a16) 2022/06/10(Fri) 1:59:43 |
【人】 神の子 キエ振り上げられる重たい刃物も、それが肉に入る瞬間も、目を向けていたのに、それにしっかり意識のピントが合ったのは恐らく被処刑者の命が終わってから。 歌は徐々に小さくなって、キリ良く、余韻を残すように終わった。 歌として美しく終わるように。 それから、深く深く息を吸って吐いて、壁に手をつき、壁伝いにずるずると座り込んだ。 視線は、死体に向けたままだが。 (48) 2022/06/10(Fri) 2:16:30 |
【人】 復讐最高 レヴァティ「死んだ?」 やいのやいのヤジヤジしていたが。隠れ場所からそそくさ出てくる。 「首とれたら死ぬよな!オレでも死ぬし。うわ〜いたそ〜」 近くで傷の具合をジロジロ確認し。 「スカッとした〜」 (49) 2022/06/10(Fri) 2:27:54 |
復讐最高 レヴァティは、メモを貼った。 (a17) 2022/06/10(Fri) 2:28:31 |
レヴァティは、それから参加者の様子を見ている。 (a18) 2022/06/10(Fri) 2:31:14 |
【人】 遺制 アマノ「……はい、終わりましたね〜っと」 踏みとどまってUターンの後、適当に座っても安全な武器に乗っていたが、緩く衣服をぱんぱんと払いながら立ち上がる。 「ま〜楽しくしてくれた方がラニちゃんも喜ぶんじゃね?いや、そこのレヴァティ囚人とはわちゃわちゃしてたからわからんけど」 肩が凝ったとばかりに軽く腕を振ってから、人が減るのを待っている。 他に後処理を担当したがる人間がいるならその人にパスするし、いないなら受け持つつもりだ。 (50) 2022/06/10(Fri) 2:39:27 |
キエは、頬を紅潮させ、立てるようになるまで死体を見ながら休んでいる。 (a19) 2022/06/10(Fri) 2:45:55 |
シアンは、淡々と無機質な動作で動き始めた。後処理を受け持とうとしているようだ。 (a20) 2022/06/10(Fri) 2:50:06 |
【人】 好奇尚異 ルヘナ振り下ろす瞬間、目を閉じていた。それでも、振り下ろした速度が首の骨に当たってで鈍ったとき、慌てて力を込めた。 処刑は終わる。処刑は行われた。 歌は消え、昂ったその感情も支えを失う。 「た、楽しかった、楽しかった、楽しかったあ」 繰り返し繰り返しそう伝える。斧を取り落とす。返り血は拭く必要はない。 「最後を任せてくれてありがとう、ふふふ、いいもの見れたしもう解散でいいんじゃないかな」 そう言い切って、そのくせ彼はここにしばらく残るつもりだ。 何もなくとも鎮静しない程に嫌な記憶だ (51) 2022/06/10(Fri) 2:50:59 |
アマノは、「そんじゃ任せるかね〜」とシアンに後処理をパス。 (a21) 2022/06/10(Fri) 2:55:00 |
【人】 復讐最高 レヴァティ (52) 2022/06/10(Fri) 2:56:14 |
【人】 害獣 シャト・フィー動かなくなった、優しいヒトの傍へ、そぅっと寄り付く。 遺された死体をじーっと見て。 「 できた! みんなで、狩り、できた!」達成の喜び。歌が消えた今、これは無理に呼び起こされたものではなく、本質的に獣が持つ感情で。 ……蘇生装置に入れるのは、もう少しだけ待ってね。 (54) 2022/06/10(Fri) 3:12:24 |
【人】 復讐最高 レヴァティ>>53 おつかれ! 「クソヘナヘナじゃん。ずっと盛り上がってたもんなオマエ!」 歌ってたの、テンション大盛り上がり故だと思っているよ。 >>51 「ナイスメガネ〜!オマエは帰んねえの?めっちゃ汚れてんぜ!」 そちらにも称賛の声(?)を届ける。 (55) 2022/06/10(Fri) 3:13:02 |
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