180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い
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| ─ 1日目:昼休み頃 ─ ………。 [ 慎之介から届いたメッセージを 俺は静かに読んだ。 その一文を 何度も見た。 この一文にきっと君は悩んだのだろうね。 言いたいことを消して、直して >>1:407 だから、俺の返事はそれからすぐだったはずだ。 ] (33) 2022/10/17(Mon) 2:55:45 |
| [ 願い事はあるけれど 誰かに叶えてもらうものじゃない。 その考えって素敵だよね。 俺もそうでありたかった。 そんな君が俺のことを 気に掛けてくれるのは嬉しかったよ。 だからこそ正直に答えたかった。 ……”ない”とは言えなかったんだ。 でも君は迷っているね。 幽霊を見たせいでもあるのかな。 昨日はゆっくり話せなかったけれど 君はしっかりしてくれていた。 だからこそ俺はそんな慎之介のことも 心配するべきだったんだ。 だから聞かせて。君の今の思い。 悩んでいることを俺に教えて。 ] (34) 2022/10/17(Mon) 2:56:15 |
| [ 君の腕の痣を俺は知らなかった >>1:400 今は昼休みの時間帯だ。 俺は君のその痣に気付くのはいつだろう。 でも見つけたら 俺は────────……。 ]** (35) 2022/10/17(Mon) 2:56:22 |
| (a8) 2022/10/17(Mon) 3:21:22 |
| ─ 回想:秋緒と ─ [ 家族といものは簡単には切り馳せない。 血の繋がりがあると尚更に。 まして俺たちはまだ学生だ。 親元を自由に離れることも難しい。 もどかしいよね。 離れて初めて分かることもあるんだ。 ] (158) 2022/10/17(Mon) 20:18:46 |
| 落ち着いた? それとも拍子抜けかな [ 君の気の抜けた言葉に >>1:161 ニコリと微笑んで見せる。 ] この場で誰か一人でもその言葉を言えば 周りは黙るだろう? 俺がその役を買ったまでさ。 きっと同じことを思っている人は 少なからずいるんだよ。 君は聞こえる声だけを見すぎているからね 怒ると疲れるだろう? ぶつける相手を間違えない方がいい 愚痴や誰に言われたかの報告は 俺が聞くからね (159) 2022/10/17(Mon) 20:18:52 |
| [ おや、思わず全部思っていることが 口に出てしまったようだ。 俺の口はいけない子だ。 守れていたかな、そんなガチガチにしてないけど 俺が見える範囲だけでも 君の不快指数が減ることに努めたつもりだよ >>1:162 女の子には笑っていて欲しいからね。 ] (160) 2022/10/17(Mon) 20:18:57 |
| 俺は と評判なのに 心外だ [ この頃には君の笑顔もみられるくらいには 仲間としての距離も縮まっていたね。 これで君が赤点でも取っていたら 強制勉強会にでもなったのにね。残念。 ] ……君はすぐはぐらかすね 言いたいこと言ったって 暴言じゃなければ怒らないさ [ 気のない返事、曖昧な返事 >>1:164 躊躇っている証拠。 1年生だから言いにくいかと その時は深く追求はしなかった。 ] (161) 2022/10/17(Mon) 20:19:01 |
| [ 愚痴じゃなかったか >>1:165 言葉を俺は間違えてしまったみたいだ。 そうだね、君からその言葉を聞ければ 俺は喜ぶのだろう、それが今であったとしても。 ] (162) 2022/10/17(Mon) 20:19:04 |
| おや、 随分と可愛い呼び名だ ありがとう? いいね。嬉しいな [ 文化祭準備期間中で見かけたメイドさん >>1:166 「ご主人様」と呼ばれるより嬉しいかも。 君の機嫌は下がってしまったけれど 天秤のように俺は嬉しくなって ニコニコしていたかな。 きっと受付で会った時も 「今日は秋月先輩なんだね……。」 そんな少しシュンと溢した言葉も あっただろうね。 ] (163) 2022/10/17(Mon) 20:19:38 |
| [ 君は足掻いているよ。 何もしてないわけじゃない。 今の状況からどうにかしたいと 争えているよ。止まってない >>1:168 君はわかっているんじゃないかな。 君自身がどうすればいいか 明確な答えはなくとも。 俺はね、学校生活をそれだけれで 終わってほしくないんだ。 気にするなとは言えないから。 君がなるべく気にならないように それが飴かな >>1:167 鞭だなんて酷いな。 ……多少は……厳しかったかもね。 でも君も忙しいのは好きだろう? ] (164) 2022/10/17(Mon) 20:19:44 |
| [ 手遅れなのか? もう、間に合わない……? >>1:172 俺の可愛い後輩なんだよ君は。 なんとかしてあげたいんだ。 謝らないで 俺は、その言葉は欲しくない。 君はまだ Error が出てない。 再起動? フリーズ解除? 君に足りないCodeは何? 俺に答えを聞かせてよ秋緒。 ] (165) 2022/10/17(Mon) 20:19:54 |
| ― 回想:1st day 朝 ― おはよう、秋緒。 ……秋緒? [ 目の前で手を振ってみる。 今は朝の挨拶で秋緒を見つけて挨拶したところ。 君の声が小さかったかな それとも反応が遅れた? 俺にはそう見えたから 昨日のことも相俟って心配になったよ。 当番じゃないのに偉いね、偉い偉い。 触れられるのは嫌いかな ならば頭の上でエアで手を翳して 撫でる仕草をしよう。 ] (166) 2022/10/17(Mon) 20:19:59 |
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昨日はぐっすりとはいかなかったみたいだね 無理はしないこと 倒れたら俺が保健室まで運ぶから
……どうやって運んで欲しい? 俺こう見えても力持ちだからね 安心して担がれてよ
(167) 2022/10/17(Mon) 20:20:10 |
| [ そんな話の折に君のお姉さんが見えた >>1:431 元気のない様子に 「今日の朝ごはん美味しくなかった?」 そんな的外れなことを聞きながら 大丈夫?って聞いても大丈夫としか 答えない人を俺は沢山知っているからね。 問いかけ方を変えてみたりしているんだ。 君の視線はどこを向いていたかな。 その先がわかっても やっぱり俺は動けないのだろう。 俺は秋緒と過ごした時が長いから 偏ってしまう可能性があるからね。 ] (168) 2022/10/17(Mon) 20:20:14 |
| 君は昨日何を思った? 誰かに思いの内を話せられるかい……? 友達でも、打ち明けたい人でもいいんだ 俺はいつでも聞くよ いつかの答えもね 3日間君は悩んで。 そして君なりの答えを出すんだ。 ……後悔のない答えを見つけて欲しいよ [ 朝の挨拶時間が終わって去り際に 君へ投げかけた言葉。 どうか……君の納得する道を選んで欲しい。 ]** (169) 2022/10/17(Mon) 20:20:18 |
| ─ 回想:1st day・夜(慎之介) ─ [ 昼に送った慎之介への返事が届いたのは その日の夜だった >>92 ] どんな内容か……か [ 欠けた満月の光は昨日より優しい。 人気のない道を一人歩いて 公園で足を止める。 ] (170) 2022/10/17(Mon) 20:29:59 |
| [ ふふっ、と返事を送って口元が上がる。 慎之介は反応が良いからね。 どんな反応か見れないのが残念だ。 ] ありがとう、慎之介 俺はまだ地に足がついていられるよ [ 欠け初めの月。 これからは闇が増える。 公園の街灯下 静かに帽子を被り直して 月夜の闇へと足を進めた。 ]* (171) 2022/10/17(Mon) 20:31:35 |
| ─ 2nd day ─ やあ、慎之介。元気だったかい? [ 昼時間。3B教室前。 君は教室に居てくれたかな。 ] お昼食べながらにするか? 俺の奢りだよ [ 君がお弁当を持ってきているのなら おかずを等価交換させてもらおうか。 パンが沢山詰め込まれてパンパンになってる袋を 慎之介に見せて。 さて行く当てはある? なければ空き教室か屋上……になるかな。]** (172) 2022/10/17(Mon) 20:31:48 |
| ─ 回想:1st day・朝(千葉) ─ 正直で大変よろしい でも今日は寝るんだよ 睡眠不足は判断力を鈍らせるからね [ 鋭い目にこれは重傷だと 少し眉を下げて心配する。 ] (173) 2022/10/17(Mon) 20:38:38 |
| おや? 伝わってしまったか 憑かれてないのが一番さ うーん暑いかい? 温度調節の難しい季節だからね 体調不良にも気を付けて [ どうしても昨日のことの所為かと 考に至ってしまうけれど こういう時は上級生が しっかりしていないといけないな。 そんな気持ちになりつつも 君が呼んでくれた名前に 俺は機嫌が良くなるんだ。 ] (174) 2022/10/17(Mon) 20:38:43 |
| ありがとう、君に呼んでもらえると 元気になるよ 君も良い声してるよね 俺はそう思うよ [ 昨日は俺の声を褒めてくれたからね。 少し良い声を意識してみたけれど 変わったように聞こえたかな >>1:336 圧?ないよね?無重力だよ。 ] (175) 2022/10/17(Mon) 20:38:53 |
| ─ 回想:1st day・屋上(大地) ─ [ 君は振り払わなかった。 この手を。 二人で出たのは解放された空。 大地の笑った音が聞こえれば >>2:68 俺もいつの間にか笑顔だ。 俺の誘いは魅力的だったろ? 今しかできないことをしよう。 ] (291) 2022/10/18(Tue) 3:28:20 |
| ん……。 [ 視界は暗く、大地の声がよく聞こえる。 良いから、早く。と 急かすように返事をすれば >>2:70 聞こえてくる君の言葉 >>2:72 ] (292) 2022/10/18(Tue) 3:28:55 |
| [ それは小さな救世主の 話。 静かに、聞いていた。 少しずつ思い出すように 綴られていく言葉。 大地の兄への想い。 叶わぬ未来の話も >>2:76 宿題、喧嘩、勉強、遊び >>2:77 大地は沢山話してくれた。 そのどれもが兄への告白だ。 ───────そして再発 >>2:78 少しずつ声が変わっていった。 楽し気なものから 拗ねたように >>2:81 ……悲しそうに君の声は変わる。 ] (293) 2022/10/18(Tue) 3:29:37 |
| [ 静かに聞いていた。 大地の言葉の中に君の兄の姿を探した。 大地の言葉が途切れると >>2:86 一つの気配が近付く。 すぐ離れた人の気配 >>2:87 俺は手を伸ばしてその気配の先を掴んだ。 掴めたのは空気だったか それとも大地、君だったか。
離れた存在を引き寄せて。 己の胸へと当てる。 ] (294) 2022/10/18(Tue) 3:31:24 |
|
聞こえるか? 俺の生きている音
心臓の音は心を落ち着ける効果もある
目を閉じて 呼吸をするんだ、ゆっくり
(295) 2022/10/18(Tue) 3:31:43 |
| [ 大地は言う通りにしてくれたか。 突然のことにびっくりして 止まっていたかもしれないな? 俺からは君の顔は見えないけれど 呼吸のための肩が動いたのなら 「良い子だ」とその頭を撫でようか。 ] (296) 2022/10/18(Tue) 3:32:13 |
| 俺は血まみれの弟の胸に耳を当てて 心臓の音が消えないか祈りながら聞いていた ……だから大地の聞きたい音 俺にもわかる 話してくれてありがとう 大地の兄さんのこと忘れないよ (297) 2022/10/18(Tue) 3:32:32 |
| 大地が楽しそうに話してくれた 辛そうに語ってくれた それだけの思いを育ててくれた 君の兄さんは立派で素晴らしい人だな あときっとブラコンだ。 大地もな、二人してお互いが大好き過ぎだろ 君がもらった沢山のこと そのまま覚えていてあげて きっと君の兄さんも君から沢山もらってた 何せ『俺の 救世主』と 自慢するくらいだったんだろ? 愛が深い (298) 2022/10/18(Tue) 3:33:42 |
| 良い兄さんだ もっと誇って良い 大地が手本にしたくなるもわかるよ [ 体勢は変わってないか? それなら偶に頭をポンポンと優しく叩いて 髪に指を馴染めて撫でた。 俺は深く帽子を被っているから 大地の表情も見えないし 俺の表情もわからないだろう。 ] (299) 2022/10/18(Tue) 3:34:09 |
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