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【人】 ]X『悪魔』 ゼロ本気で言ってんのか? 懲りないな…?? [経典を思い返し、 幸せになれると思っているその様子に顔を顰めた。 そうして喧嘩を売っても絶対に勝てない。 事実だろうその感覚が自分を弁えさせる。 世界なんて滅びればいいと思っている。 クリスタベルと共にいられるならば、 それだけで問題はないけれど。 箱庭に閉じ込められるのはどうだろう。 ああ、でも、 大嫌いだと思うものが減ってくれるのか。 神様が去った後、しばらくそちらを見ていたが。 考えるような沈黙、そして、] (294) 2022/12/15(Thu) 4:57:15 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロあ〜面白い。 そして、…とてつもなく馬鹿げてる。 ほんとうに。 でも困ったな、迷う迷う。 世界は全部滅びたらいいと思うけど、 誰かさんと一緒に閉じこもるのはごめんだし。 [チラと見るのは『吊された男』。 パーティ前日まで誘ってきやがった誰かさんだ。 一度は逃げきれず会話を交わすことになったけれど、 結局やっぱり相容れない。という結論。 「顔を合わせるだけならしてやってもいい。」 「歌ってる時は俺の所に来れないだろ?」 とか喧嘩腰になった誰かさんだ。] (297) 2022/12/15(Thu) 4:59:25 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a45) 2022/12/15(Thu) 5:10:53 |
【人】 ][『月』 エーリク―― 回想:アリアと ―― ………、ちょっと慣れないことをして [ 彼女に見つかったのは不運に違いなかった。 親しい人への接し方など忘れてしまった自分だから 声を掛けられても何度も、本当に僕に用か と重ねる事も多かった。 ――そのうち、面倒な子だ、関わらないでおこう そう思われるとばかり、思っていたこともある。 傷や病と見るや、放っておくことができないたちなのか 彼女は度々こうして、めざとく見つけると、 声を掛けて>>222きて くれた 。嫌な気持ちではない。断じて。 ただ、その気遣いに、優しさに、 返せるものの持ち合わせもなければ、 上手に断ることが出来るほど大人でもないため 困った、という表情そのままに見つめることしか 出来なかったと思われる。故に不運。 もしかしたら互いにとってという枕詞がつくかもしれない。 ] (299) 2022/12/15(Thu) 8:29:16 |
【人】 ][『月』 エーリク それを今、探っているところ [ 効率的に、そうできれば苦労はない。 幼い頃よりやたらと足腰が強く疲れ知らずの 丈夫さは折り紙付き、だろう。多分、ここにいる誰も彼もが。 谷から底へ落ちたらどうなるかは 知れないが、――まぁ多分死ぬのだろう。 二階から落ちても無傷であることもあるくらいだ。 洋館へ来てから一度飢えで死にかけたことも、 あなた知っていただろうか。 だとしたら放っておいて貰えないとしても 自業自得に違いないだろう。 ] (300) 2022/12/15(Thu) 8:29:48 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 誰かと、それこそ貴方や、 他の証持ち、来訪者や住人と、 穏やかな時間を過ごしている間、 あれが見えなくなることや 本来の性格そのままに、年相応の 表情があらわれて、心が安定することに 気付けていれば、良かったのだけど。 どうもその近すぎる正解には、 たどり着けないままだった。 ] (301) 2022/12/15(Thu) 8:30:31 |
【人】 ][『月』 エーリク なおる? [ 良い家に産まれた子であるゆえに、 皿を洗い続ければ、指先が謎に切れて血を流すことも 赤子を抱き続ければ腕と腰とを痛めることも、 彼らが意外と力が強く皮膚くらい上手に切り裂くことも 木材と接していれば、刃物を上手に扱えなければ 怪我をすることがあることも、先程知ったばかりである。 それでもこの手が、何かをしていなければ 不安で、押しつぶされそうで。 何も考えずにただ目先のことを、片付けることだけが 今自分にとって、大事なことで。 であれば、この手はどうあっても、 治らなければならなかった。 座った位置から近づく貴方を見上げるように問いかける。 貴方曰く>>223、血色の悪い顔色で。 ] (302) 2022/12/15(Thu) 8:31:48 |
【人】 ][『月』 エーリク[ そうして、彼女は目を光らせて>>224くれているのに 人の信じ方なんて分からないものだから。 ただそこにいてくれるありがたさにも、 その時ばかりは放っておいてくれる優しさも、 当たり前に受け取れるものになりつつあって 大事なものの一つに数えるような ありふれた幸せ、尊いものだと考えられるような 利口さは持ち合わせていなくて ] ……… ごめんね [ いつだって、叱ってくれていいのに 僕はあなたにも、ありがとうすら 言えていない。* ] (303) 2022/12/15(Thu) 8:32:24 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 誰かが誰かと話している。 そのくらいの認識はあった。 ただたまたま近くにいたシトラが 会話を終えたあと、同じように立ち尽くしていたから ――だと言えれば良かったのだけど 残念なことにただ、近くにいたのが君で、 僕に見つかってしまったのも君だった。 握り返そうとする手の気配>>230に、 概ね無意識で、気づき、先に少し強い力で その手を握った。 そのまま暫し、時間にしては五分ほど 無言で手を握っていた。 もしかしたら、痛いと言われていたかもしれないが それに気づくことが会っても、五分後のこと ] (304) 2022/12/15(Thu) 8:40:32 |
【人】 ][『月』 エーリク ……ごめんね [ そういつものように口にした。 痛いと言われることがなかったとしても、 ] 力つよかったね、痛くなかった? [ そう問いかけた。 その先の言葉はまだ上手に滑り落ちてくることは ない。ただ下手は下手なりに ] ――驚いたね [ ともすれば、他人事のように口にしたことは あったかもしれない。* ] (305) 2022/12/15(Thu) 8:41:07 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 (a46) 2022/12/15(Thu) 8:44:50 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―アリスの誕生日― [頑張って作った紙の鎖。>>0:20 盛り上げ隊長であるシン(勝手に認定>>0:526)に手伝ってもらいながら、会場を飾り付け。余った紙で紙吹雪も作っていて、まいたりした。 証持ちによる合唱団は……一人で勝手に歌うことは出来ても、人に合わせて歌うのは自信がないのでありまして、しかも徐々に声変わりし始めてきた時期でもありまして。遠慮気味だったのだが。 ユグに誘われて>>195 口パクでもいい?と聞いたりしたけど、そういう誤魔化しは良くないということで、端っこでカスタネットを打っていた。 なお、アリスが欲しがって渡した羊のぬいぐるみの色は白。 (黒の場合、ゼロに渡したあの無残な黒い羊よりは染色の腕もあがっていた) そんな、お祭り気分で楽しく過ごした次の日に、世界崩壊の選択を突き付けられるなんて、予想できるわけがない。*] (306) 2022/12/15(Thu) 11:32:01 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―現在:玄関ホール― マドカ。 [どうしたの、といつもの声で名前を呼ばれ、頬を撫でられればほっとした。>>166] 世界が、壊れちゃうって、……怖い、 [壊して、最後には消えてしまうのだろうか。 単純に滅亡が怖かった。 皆も当たり前にそうだろうと思ったのに。 そんなことはとんでもないと、考える間もなく存続の選択を選ぶに決まっている……と咄嗟に思ったのだが。 「面白い、最高だ」と戦車が笑う。>>@2 隠者が考える素振りを見せる。>>54 「喜んで」と吊るされた男が承諾する。>>204 「全部滅びたらいい」と悪魔も笑った。>>297 思っていたのと違う反応があることに、クロは目を瞬かせた。] (307) 2022/12/15(Thu) 11:58:40 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ……マドカは? マドカは……どっちがいい? [落ち着きを取り戻したクロの声は、まだ僅かな怯えがあったが。なるべく冷静になるよう努めて、マドカに問いかけた。**] (308) 2022/12/15(Thu) 11:59:58 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 私に返す彼の呟きが>>287届いていれば、 きっと涙が出るほど嬉しかっただろうけど。 やっぱり私のものじゃないことを理解して、 諦めたように笑うことしか出来なかっただろう。 一番に諦めたのは私。 私のことは幾らだって諦めてきた。 私が生きることさえ、他ならぬ私が許さなかった。] (309) 2022/12/15(Thu) 12:03:47 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 忘れた、なんて体のいい言い訳>>289に、 それでも誤魔化されてくれたんだと思った。 それからの様子は変わらないけど、それだけはわかった。 わたしたちはそんな優しさを当たり前のように享受して、 彼に返せるものなど何もないのに幸せみたいに笑うんだ。 揺籠の幸せ、ひとりぼっちの幸せ。 あなたもこのままを幸せと感じてくれている? だとしたら、嬉しくて、ほんの少し寂しいと思った。 ] (310) 2022/12/15(Thu) 12:04:53 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ それから、いつものように街に出かける彼に>>290 いつかみたいに連れて行って欲しいとお願いしてみよう と思ったけれど、何だかそれはいけない気がした。 私にとっては運命だったあの日みたく、誰かと出逢うこと もあったかもしれない──なんて彼の真心を疑うのは冒涜 だけど、彼がほんとうにしあわせになれるなら、その方が いいと思った。完璧でないと知り離れていくくらいなら ] (311) 2022/12/15(Thu) 12:05:26 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 沈黙の意図を汲んで、もう少しの時間をくれる。>>291 誕生会の賑わいを遠くに聞きながら、 彼と過ごす時間が愛おしく思う。 あとどれだけの時間を共有出来る? なんて考えると泣いてしまいそうだけど、 たった独り涙に暮れるしかなかったこともあったろう彼に こんなものは見せられない。 彼の孤独は私などでは届かない深いところにある。 ] (312) 2022/12/15(Thu) 12:06:11 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 沈黙には嘘は必要なくて、 私だけが知る、あなたと私、二人の時間。 嘘を吐き続けるのは苦しい。>>267 でも彼が離れていくことを思う方が、よっぽど苦しい。 誕生日の夜。 手の中で温くなる紅茶に、夜になった日を 誕生日にと贈った日が>>0:502思い出される。 貝型の焼き菓子はないけれど、 あなたもあの夜を思い出している? ねえ、 と心の中で呼びかけてみる。 夜は私があげたものじゃないけれど、 それでも名前を呼んでいいかな? ] (313) 2022/12/15(Thu) 12:07:10 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 呼びかけに、我に返る。>>298 証持ちとして完璧で、わたしたちは幻想で、 そんな答えと唐突に突きつけられた絶望とともに、 喉に迫り上がるどうしてを噛み殺し飲み下した肚が熱い。 反吐が出る、なんて八つ当たり>>271をしたとして、 私がひとりで生まれたひとりきりなのは何も変わらない というのに。 クリスタベル、と わたしたちを呼ぶ声が届く。 可哀想な人。 あなたが親愛を傾けた彼/彼女はもういない。 私が作り出した幻想は神が殺した。 それでも呼ばれるままに見上げれば、 叶わない願いに笑みを浮かべることしか出来なかった。 ] (314) 2022/12/15(Thu) 12:09:13 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル……一緒には行けない [ 差し出された手を取ること、 これから先を共に歩むこと、その両方に頭を振った。 本当はどれだけその手を取ることに焦がれたか。 でもそれは私のものじゃない。 ] あなたを夜と呼ぶ、 あなたが完璧だと言ってくれた存在は もうどこにもいない。 (315) 2022/12/15(Thu) 12:09:54 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ だから、ごめんね? 明日会う約束を断るようなさりげなさで届いただろうか。 本当のことを知って、あなたから離れていくくらいなら、 せめて自分の手で終わらせたかった。] (316) 2022/12/15(Thu) 12:10:05 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ それだけを言い終えると、 あとは何者の呼びかけにも応えず自室に戻るだろう。 いくらか聞き咎めた人がいたかもしれないが構わない。 どうだっていい。 世界も箱庭も私自身もどうなろうと構わなかった。 ■がいないなら、なんだっていい。 * ] (317) 2022/12/15(Thu) 12:10:45 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―補足>>307― [……悪魔のその時点での真の正しい反応は「迷う」「どちらでも構わない>>298」であったが。 そもそも「滅びたらいい」という発言自体がクロにとって驚きであったので、そちらの方が印象に強く残ったのだ。*] (318) 2022/12/15(Thu) 12:13:20 |
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。 (a47) 2022/12/15(Thu) 12:18:25 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a48) 2022/12/15(Thu) 12:27:49 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a49) 2022/12/15(Thu) 13:00:47 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―僕とあの子― [初めてあの子に出会った時の感情はぐちゃぐちゃで自分にもわからなかった。一気に押し寄せてきたもの。 驚き。怒り。嘆き。恐怖。 悔しさ。苛立ち。諦め。 浮かんでは消え、また浮かぶそれらに困惑し、自分でもどうしたいのか、どうしたらいいのか、わからなくなって。ただ呆然と立っていることしか出来なくて。 向こうも何かを感じ取ったのか、すぐに走り去っていった。>>0:639] (319) 2022/12/15(Thu) 13:17:06 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ[皆に優しくしたいのに、シトラにだけは近づくのを躊躇してしまう。それが何なのか。 洋館で学ぶうち、「運命の輪は節制に殺された」という教えを知る。死の間際に、色んな感情が頭をよぎったのだろうか。自分はそれを覚えているのだろうか。 しかし別に、自分はあの子には何もされていないのだ。 シトラから危害を加えられたわけじゃない。 なのに、姿を見るだけで、一言で言い表せない感情が湧きあがる。どうしたらいいかわからなくて、こちらからも距離を取ってしまっていた。] ………… [泣いていたり、悲しそうにしている所を見かければ、頭を撫でてあげたい気持ちも湧く。しかし、昔、村に居た頃のように拒まれたら怖い、という気持ちもあった。>>0:607 前述の感情も合わさってもう更にごちゃまぜで持て余す。] (320) 2022/12/15(Thu) 13:18:56 |
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