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【人】 泰然自若 シトゥラ>>170 襲撃者 手応えはない。移動したのだろう。……あっちは狙撃手の動きだなァ。 考えながらも手足は動く。止まれば容赦なく撃ち抜かれてその部位は使い物にならなくなるだろう。 どっちの音がでかいかって?そりゃ僕の音だろうなァ。 でもこれでこのエリアに居る奴ら、何処で誰を中心に厄介事が起きてるかってのもわかるだろ?こういう勘は働く奴らが多いもんなァ? つまり、もしも僕が倒れても後処理はしてくれるっつーわけで。 全力でやってもいいって事だ。 「―――あっちは押し流すかァ」 三つ目。キューブの中身を落とす。 床に落ちた赤と混じりながら、先程打ち据え損ねた他の水と合流していく。 ―――そのまま津波のように。廊下にある障害物共々、襲撃者を押し流そうとするだろう。 無論、水の量に限りはある。高さも奥行もそこまでないだろうが……障害物は、消えるはずだ。 【奇襲】 (173) 2022/02/21(Mon) 2:13:53 |
【人】 泰然自若 シトゥラ>>176 襲撃者 吹き飛ばされていると、認識する。 ………正体を考えるのは後だ。そこまで考えるリソースが今はない。 空振った津波は障害物を追いやり……そのまま乾くと思うかァ?波ってのは寄せては返って来るもんだろ? 床が完全に乾く事はない。水は宙へ逃げた襲撃者の背後で盛り上がり、高さを増して折り返す。 落とすまで行かずとも、対処に気を割いてくれりゃいい。 ……だが、こいつは掃射防ぐのには合わねェなァ。 軌道が精確ならば。急所に撃ち込まれる直前、左腕を軌道上に割り込ませる。 肉を穿ち骨を砕き、尚も進もうとするならば血液で止める。 ーー同時に 使い物にならなくなった腕を斬り落とした。 噴き出した血液は、掃射される弾とぶつかり勢いを相殺していくだろう。 【奇襲】 (187) 2022/02/21(Mon) 12:44:03 |
【人】 泰然自若 シトゥラ>>178 襲撃者 ご明察。シトゥラは瞬時に判断できない。 故に、認識した瞬間赤混じりの水で覆ってしまう。 その程度で不発になるとは思っていないが、威力が少しでも弱まればいいという考えだ。 曲がり角に着けば盾を蹴飛ばすーーいない。逃げやがったなァ! 直様、追いかけようとし……背後から激しい光と音が襲う。 視界がホワイトアウトする。 何処か懐かしい感覚だ。 音に頭を揺さぶられて膝をつく。 「…………クソが」 光とは関係なくボヤけ始める視界に、このまま逃げる襲撃者を探知するのは不可能だと悟った。 曲がり角の向こう。もうひとりの襲撃者の射程外に転がり、シトゥラは荒く息をしながら座り込んだ。 ーー救援がなければ、追撃で殺される可能性が高い。 そうでなくても、治療装置に放り込まれなければ遅かれ早かれ出血多量で死ぬだろう。 【奇襲】 (188) 2022/02/21(Mon) 12:59:07 |
シトゥラは、処刑時間には治療を終え起きただろう。 (a146) 2022/02/21(Mon) 20:59:38 |
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