124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】
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[ 己が中央に勤務した頃……と言えば、思い出す事がある。
芒種の灯守りに突拍子もない提案をされたことだ。
彼女は、会合中の態度も大人しいし>3:59、あまり問題がない灯守りとも言える。
……唯、素晴らしいという話も聞かないので、灯守りとしてはあまり特徴もない、と言えるかもしれない。
見えている範囲では。
とはいえ、あの“事件”があっては、己からしてみれば彼女は、“扱いに困る灯守り”という認識であった。 ]
……?
ええ、どうかされましたか? 芒種様
[ 微笑と共に声を掛けられた>3:*57頃の己は、特に目立つこともない一職員であったし、灯守りとの関わりも少なかった。
だから突然“灯守り様”に声を掛けられ、疑問には思った。
しかも休憩中という事は、仕事ではない。益々疑問が募っていく。 ]
え、ええ……間違いはありませんが……
……はい? あの、何方に付き合いが必要でございますか?
[ 尋問じみた圧で問われるのは、プライベートの事>3:*58。
困惑した顔をしながらそれでも律儀に答えていたが、「つきあってほしい」との言葉と共に質問攻めが終われば、状況が掴めずに、こちらから質問した。
……のだが。]
!?!?!?
えっ?! は!?!? なん……っ!?
[ 恥じらいながら、「恋人になってほしい」と口にする彼女>>3:*59。
思わず大声を上げて、とても焦った表情をした。
己のどこがそんなに気に入られたのか……否、それは今重要ではない。……否、重要か……?
しかし己は彼女の事を何も知らないし、“灯守り様”と恋人とは!?と悩んでしまい、固まったまま、意味のある言葉は出せなかった。
……さて、その“事件”はどのように収束したのだったか。
もしかしたら一瞬程は律儀に“お付き合い”したかもしれないし、早い段階で面倒ごとを持ち込んだだけだと知れたのだっただろうか?
ふと、彼女の方を向くと、目が合った
。
艶っぽい視線を送られれば、表情が引きつる。
怯えるように、目を逸らすだろう。]
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| (a32) 2022/01/26(Wed) 21:31:28 |
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