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![]() | 【人】 軍医 ルーク『――ったく、 いいか、これ以上手間を取らせるなら、 こっちにも考えがある。 最後にもう一度だけ聞くぞ、 あのときあったことを、話せ』 [ 突き付けられた刃先が、今度は首筋に傷を作る。 先ほどよりは明確に、意志を持って。 何も答えず、視線だけで男を睨み上げる。 男が刃先に再び力を籠めようとした、そのとき。 遠くから聞こえてきた『足音』に、 男の犬耳がぴくりと動き、 忌々し気な舌打ちの音がした。] (20) 2020/05/21(Thu) 21:34:16 |
![]() | 【人】 世界の中心 アーサー[ 光を浴びている。低い位置に置かれた鏡が、 かんばせの半分を強く照らしている。 ──間接日光を遮ったのは、 質の良いブランケットであった。 金も、紅も、 陰に隠され、] (21) 2020/05/21(Thu) 21:35:16 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク『いいか、警告はこれが本当に最後だ。 次はない』 [ 男は足早に、医務室を出てゆく。 戸口のところに、ぺんぎんの姿はなくて。 ああ、ちゃんと逃げられたのかな――と安堵する。 もしかしたら仲間の端末経由で、 何処かに通報しようとでもしたのだろうか。 ぺんぎんはいつも医務室にいるが、 他の連中と没交流ということもなく、 廊下で他の連中とジェスチャーを交わしている様子も、 稀に見ることもある。 足音は、此方に向かってくる。 腕に力を籠め、起き上がろうとするが、 どうしても体に力が入らない。 急患なら対応が必要だが、戦闘があったわけでもなし、 可能性は低いか――と、そのまま力を抜いた。 急を要さない要件なら、驚いて逃げ出すか、 指差して笑って立ち去るかどちらかだろう、多分。]* (22) 2020/05/21(Thu) 21:35:30 |
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![]() | 【人】 世界の中心 アーサー[ 薔薇色が僅か、細く。不機嫌の色だが、 ──そんなのは見上げる先の碧に向けてでない。 それでも声は、低かった。 ] (24) 2020/05/21(Thu) 21:49:48 |
![]() | 【人】 世界の中心 アーサー賭けに負けたのはあっちさ。 負けたから、負けたことを喚きに来た。 全く“礼儀知らず”だよ。 ──どうやら 飲んでる暇は無いようなんだよね。 (25) 2020/05/21(Thu) 21:50:15 |
![]() | 【人】 世界の中心 アーサー[ 花嫁 と 言うから、 ブランケットの下から、手を差し出して、 ──君がエスコートしてくれるかい? …なんて、“暇”で“退屈”そうな彼女に聞いてしまう。 世界で一番、うつくしい妻であるなら、 妻は “妖精”に救われるのだろう。 羽はぼろぼろで、今にも墜ちてしまいそうな──] (26) 2020/05/21(Thu) 21:51:05 |
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![]() | 【人】 世界の中心 アーサー[ ────キィン と 耳に残る破裂音。 割れた鏡の破片が散っていた。] ……パチンコかな。 小石でも人間怪我するのにねえ。 [ ブランケットの下、 にんまり笑っている。 薔薇色ばかりは、何かに燃えて、 ] (28) 2020/05/21(Thu) 21:53:18 |
![]() | 【人】 ミア[ 頁を開いたのが、例えば 今日であるのなら。 たったひとこと、 ─── なに? とか、どうして?とか、 そんな簡単な疑問でも、殴り書きしていただろう。 ] (29) 2020/05/21(Thu) 22:42:19 |
![]() | 【人】 ミア[ 自分を通り越して、何処かを視たよな、 真白に隠されていても、尚、 未だ不機嫌を宿す瞳と、声と。 そんなに踏み抜いていく女だったのか、なんて、 "礼儀知らず"な奴は呑気に考えている。 ] (30) 2020/05/21(Thu) 22:42:51 |
![]() | 【人】 ミア[ はなよめさまの要求に、 ─── 馬鹿にしてるの?等と、餓鬼上がりは正直だ! 暇で退屈なゆびさきが "うつくしい"其れに、素直に伸ばされる訳も無く、 ブランケットを摘まみ上げるだけ。 ……この箱庭で、溜息の数が増えた。 気紛れか本気か どうにも判断がつかない。 ] (31) 2020/05/21(Thu) 22:43:09 |
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![]() | 【人】 ミア[ 一瞬 だった。 引っ張られた身体は困惑が勝り、 抵抗も無く、そのまま ソファに沈みゆく。 なに、と瞬間思い至ったと同時、 背後で 尖った破裂音がして 顔だけ振り向き、 ─── "だれ"だ、と、 銀を引き抜こうとして、 声で ひき戻る。 ] (34) 2020/05/21(Thu) 22:44:51 |
![]() | 【人】 ミア[ ……赤く、紅く、燃える薔薇色を 見上げていた。 此処で詰まった息もすこぅし戻り、 窓からも、鏡からも、 細い身体が盾になるよに、位置をずらしている。 物音が無い ということに、 あまりに気付かなさすぎたのだろう。 ] (35) 2020/05/21(Thu) 22:45:14 |
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![]() | 【人】 ミア─── なにか 見たの? 追いかける?行けるよ? [ 追い立てられるよに、続けて、 未だ指の回っている 己の細腕は強ばっていたから、 ……分り易く、落ち着けていない。 恐怖 ではなくて、焦燥、の、ような、 そういう感覚だった、きっと、 おそらく、は。 ] (37) 2020/05/21(Thu) 22:48:27 |
ミアは、メモを貼った。 ![]() (a4) 2020/05/21(Thu) 22:49:25 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク ―― 着任の日の記憶 ――[ 窓の向こうから聞こえてくる喧騒は、遠く規律正しい。 総司令の後ろ姿に失礼します、と声をかけ、 所属と名を名乗り挨拶をする。 黒豹の耳と黒眼鏡の背の高い男が、ゆるりと振り返る。 人好きのする笑みを浮かべ、 やあ、待っていたよと目を細めた。] 『長旅ご苦労、疲れただろう。 君の経歴は聞いている、 今日から早速医務室と研究班の両方に 配属になってもらうよ。 詳しいことは、 それぞれの部署で聞いてくれたまえ。』 [ 男は木の椅子にかける。 華美なところ等一切ない、機能一辺倒の司令室。 誰が飾ったか、まさか自分で摘んできたのか、 水飲みグラスに、そのあたりで生えていそうな花が一輪、 飾ってあった。] (38) 2020/05/21(Thu) 23:15:23 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク『軍事基地の勤務経験はなし、か。 確かにねえ、一昔前の開拓時代なら兎も角、 この数十年、世界は実に平和なものだった。 此処は最前線にして、唯一の戦場と言える』 [ 表情も変えず、押し黙って司令の話を聞く。 フードを脱いで露にした耳も、ぴくりとも動くことはない。 窓からまた飛び込んでくる遠い喧騒を、耳が捕らえた。 訓練中の兵士たちの声だろう。] 『我々が相手取るのは未知の脅威だ。 けれど、此処の兵士たちの士気は 中々のものだよ。 いや実際、私は“人材に恵まれている”。 出来るなら兵を失うことは極力抑えたい、 そのためにも、君には期待しているよ』 [ 何処か読み切れないその笑みは、 “それだけのものではない”。 この基地で戦う兵士たちを誇りに思い、 失いたくないという言葉通りの感情も、 確かにそこに表れてはいるのだ。] (39) 2020/05/21(Thu) 23:16:46 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク『いやあ、ところで君の武勇伝も中々のものだ。 実際、いい読み物だった。 壁面をよじ登って新種の鳥の巣を観察に行ったり、 開けたら顔面から頭までピンクに染まる染料爆弾を 学問所の教師に仕掛けたり―― ああ、そいつ、 所属学生にしていた陰湿な嫌がらせが発覚して、 今は懲戒処分になったのだっけかなあ。 けれど、君なら引手数多だったろうに、 最前線に勤務することになったというのは―― “色々と言われることもあるかもしれないけれど” 其処は事を荒立てずにいてほしいな』 [ 男は靴音を響かせ、近づいてくる。 黒眼鏡の奥の眼差しが、すっと冷える。] (40) 2020/05/21(Thu) 23:17:57 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク『 まだ、皆に知らせる段階ではない。 あの大穴の向こうに “何” がいるのか。君がいた研究所にいたのが “誰” なのか――…我々を殺そうとしている者たちの、正体を。 物事にはタイミングというものがある。 今はまだ、早い 』 (41) 2020/05/21(Thu) 23:18:59 |
![]() | 【人】 軍医 ルーク 『けれど、探りたがる手合いも多いだろうから―― そうだなあ、彼らには、 適当な“解答”を用意してやれば、 一先ずは気が済むだろう。 』 [ 荒唐無稽な噂の向こうに、 森に紛れた木のような、もう一つの噂を。 必ずしも事実無根ではない、真実を織り交ぜたものを。 調べれば確かな情報として、分かることだろう。 着任した軍医は、研究所で機獣絡みの極秘任務に携わり、 その研究所で爆発事故が起きた後に、 最前線に送られたのだと。] 『ああ、とはいえ、 困ったことがあったらいつでも相談してほしいなあ。 何せ私も、若い頃は君の父君には世話になった。 これも縁だ』 [ 頷き、すべて受け入れる。 そう、噂の森の向こう、見えるように隠される木は、 そこまで的外れな代物でもないだろう。 もし自分に何かが出来ていたなら、 結末は、変わっていたかもしれないのだから。]* (42) 2020/05/21(Thu) 23:21:13 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 ![]() (a5) 2020/05/21(Thu) 23:29:28 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 ![]() (a6) 2020/05/21(Thu) 23:31:59 |
![]() | 【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 流石に彼の鞄を覗いたりしないから >>1:387 もう一枚マスクを持ってきてるのは知らないけど。 もし、私が星柄のマスクをつけてきたら その予備 ─── おそらくヒマワリ柄の方に 付け替えてくれるつもりだったのかな 知る機会があったとしても きっと私は、そう感じる程度でしょうね ] (43) 2020/05/21(Thu) 23:34:36 |
![]() | 【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 仲は良い方だと思うけど 彼にとっては 私はただの幼馴染 ──────── それ以上でも 以下でもないんだから ] (44) 2020/05/21(Thu) 23:34:38 |
![]() | 【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 彼がヒマワリ柄のマスクをつけてくるとしたら 私のお願いなんてすっかり忘れてた、とか きっとそんな時だけだもの ] (45) 2020/05/21(Thu) 23:34:41 |
![]() | 【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ だから、夏休みの予定はなかったという彼に >>1:389 私は独り言のように呟いた。『 海に行きたい 』って。 まだ実現してない海遊館もそうだけど 男女ふたりで遊びに行くなんて " 幼馴染 "という皮を被っていないと出来ないお誘い。 頬が 淡く 色づいてしまわないように色を持ち始めてしまわないように 私は必死に、幼馴染の顔をつくる。 昔は自然と できていたのにね ] (46) 2020/05/21(Thu) 23:34:44 |
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