125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】
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「なんで女子会の情報が漏れてるのよ」
そこ?
「まあ、魔法少女か人畜無害か変な男かの3択じゃねえ……
さもありなんだわ」
「夜川兄妹情報」
詳しい内容は流石に聞いてないので知らないといいつつ。
「って、俺普通の人間なんだけど!」
変な男あたりに区分されていると思っている。
まぁ突然お嬢様口調で喋りだす男はおかしい。
| 夜川 彗は、お菓子を食べながらしれっと視線をそらした。 (a8) 2022/02/03(Thu) 12:50:08 |
| 「あっ、ぼくのおやつ、ぼくのおやつ〜…!」
貰われて行った時に残念そうな声こそ上げたけれど、 別に取り返したりはしない。なんならずいと寄せて、 もう一つどうぞをするぐらい。いちごのチョコがあるよ。
それから、義兄の声に顔を上げて、ひょいっと手を挙げた。
「情報漏えい主犯2でーす。 可愛いぼくだよぅ、どうもどうもな!」 (13) 2022/02/03(Thu) 15:45:52 |
| 「……っていうか鷗助くん、 ボクはただシンプルに女の子らしい会話って言ったけど、 どういう膨らませ方をして伝えたのさ〜!えっち〜! ま、大体はあってるんだけどさあ…」 (14) 2022/02/03(Thu) 15:48:22 |
| 「つか空気も空気だし、女子会とか男子会とか関係なく ここらでいっちょ恋バナとかすればいいんじゃね? ほら、コウコウセイっぽい感じするしさあ。 案外空気も和やかになるかも〜。しなよ! あ、ちなみに僕は誰でも大好きなので、 今のところは恋バナとは無縁でーす。」 (16) 2022/02/03(Thu) 15:50:35 |
| >>15 花子くん 「そー!ぼくならしかたないね。えへへ。褒められちゃった。 自己肯定パワーはかなり高い方だと自負してるけど、 他人からの肯定はやっぱり格別だな…照れるぜ。 花子くんもふわふわとしていてぼくはすき。 マシュマロみたいなかわいさだよねえ」 (19) 2022/02/03(Thu) 16:05:40 |
| >>17 鷗助くん 「それはちゃーんと伝えない義兄氏がふべべべっ、ぶ!」 頬をつつかれ、言葉がメチャクチャ曖昧になった。 へちゃと表情を崩して 君のほっぺもつついてやるからな! 「清く正しいならほっぺをつつくなよ! 僕はお喋りなのが特色なんだ特徴なんだ! つつかれたら喋れなくなるでしょ!めっ!」 (20) 2022/02/03(Thu) 16:08:31 |
| 「ね、ね!恋バナ聞いてみたいよね〜!? さっすが夢彩くん、話がわかる!もう僕らは親友さ! 気になる人とか、初恋の話とかないのかよ。なあなあ。 聞かせてくれよー男子〜!面白いヤツを、ドカンとさあ!」 (21) 2022/02/03(Thu) 16:09:55 |
「聞かせろつったって難しくね……?」
だってこいつらだよ? と、男連中の顔を見た。
人間10才児の神様とか狐とかである、昨日も話していたが、恋愛感情とは一体……と言う状況だ。
「……ひろりぃが面白い話持ってんじゃ……?」
ほら、ちょろいし。
「だそうだぜ普通の人間諸氏」
変な男その二。
だってこれだもんなあ。
| 夜川 彗は、雪うさぎで出来たうさぎマークを微笑ましそうに見ている。 (a12) 2022/02/03(Thu) 16:47:32 |
| 「そんじゃあ彰弘くんに期待をかけておくか」
ふんふん。ご機嫌に鼻歌をしながら新しくお菓子を開封した。 (22) 2022/02/03(Thu) 16:50:54 |
| 夜川 彗は、恋バナが思い付かなかったら好きな寿司ネタを言っていくのはどうだろうかと考えた。 (a13) 2022/02/03(Thu) 16:54:54 |
| (a14) 2022/02/03(Thu) 16:55:35 |
| (a16) 2022/02/03(Thu) 16:56:41 |
ついでにイエーイピースしている人もなんとなく撮った。
もしもの時に生産者表示ができるに越した事はない。完璧だ。
後で風邪引かないようにちゃんとお風呂入ろうね。
「俺は……興味自体はあるんだけど」
人畜無害どころかむしろ畜生に分類される狐だ。
少なくとも相互での関係はまだ難しい。
「まだ一年生だから元の学校でも難しい。
大きいからあんまり大衆受けしないのかもしれない」
| 夜川 彗は、からあげの事を考えながら目を閉じた……。義兄の頬をつついた後、眠気に負けたらしい。 (a18) 2022/02/03(Thu) 17:10:28 |
「兎とはちょっとジャンル違くない?って思ったけど
そういや真横に狐が居るんだよな」
この空間じゃもう何もかも些細な問題になってしまうみたい…
「発情期のウサギに好かれてたって話?」
もうよくわからない。
発情と恋を一緒にするな、かぁ……。
「兎は……食料」
ジビエ料理に詳しかった理由ですね。
「生き物達が塊になって寝ている。冬の光景だね」
ぬくぬくになっている一角を見てる。
猫が寝てる人間に乗りたがるみたいな、あれを感じる。
偉智
「うーん要ちゃん先輩の言うかわいがると俺のかわいがるって
なんか結構温度差ある気がするなぁ〜」
たとえばあなたのそれが慈しむようなものであるとすれば、
こいつのかわいがりとは寝る子の頬を容赦なくつつくもの。
今はそうはしないけど、そのうちするかもしれないよ。
「おもしろ光景が広がってるな……」
とりあえずスマホで撮った。
「真尋ちゃん先輩、
俺達最後まで一緒にこの温度差の中に居ような…」
やっぱり精神性が何処か同レベルみたい。
保護者不在なら首元に冷たい手を突っ込むとか、してた。多分。
「ふたりとも性格わっる……」
ちなみにこの男の場合おもしろ光景は撮っておこうと思っただけだ。
「失礼な。俺は良い性格をしていると自負しているよ」
つまり性格が悪いという事です。
──それは、いつかのお話。
思い出の最初。テスト駆動の1回目。
人間と一緒に遊ぶのが、楽しくて。
信じてくれる気がする友達ができて。
ついうっかり、自分から告げた秘密。
差し向けられた拒絶。
奇異と忌避と怖れの視線。
友情を紡いだ口から零れたひと言。
それは、水銀莉桜という機体の、
芽生えかけていた心を引き裂くには十分で。
『施設』による情報統制が行われて
ほとぼりが冷めた後には、
そのパーソナリティ・データは、
大きく変化していました。
誰にも自分のことを知られるわけにはいかない。
堅固な心の外殻は、そうして築き上げられて。
今、それが儚く崩れ去って。
いつかのような日常の終わりを、
少女の精神性を宿した駆体は酷く恐れて──
──いたの、ですが。
▼
「──ぅ、あ、── う、 」
恐る恐る顔を上げます。
「──ぇ、が、 ガイノイド?
あ、えと、そう、だけど──」
あれ?
「──、── ──」
「──なんか、」
「──なんか、もしかして──
あたし、──気に、しすぎ?
」
目を、ぱちくり。
| (a31) 2022/02/03(Thu) 21:05:27 |
水銀
「そーだなぁ」
「少なくともここでは、そうかも」
口角を上げて笑い。あなたの頭をぽんぽんと撫でた。
「まぁ……神様だの狐だの出たあとだし、もう何来ても驚かない自信もあるけど。
みーんな、何かしら腹ン中秘密抱えた奴らじゃん。
俺も受け入れてもらって嬉しいのに、誰かをのけものにしたりしねぇよ?」
「ただ、人に明かしたくない理由もそれぞれで、
同じく秘密を持っていたからといって寄り添えるとは限らない。同調するだけじゃなくて、譲れないところは譲らなくてもいいんじゃないかって思うんですけど」
ぐて〜と横たわってるので全くサマになってない。
ぱち、ぱち。
あなたに撫でられながら、
ぽかんとした様子で。
「──そ、う、なのかな。
そう、かも。
──神秘が出てきてるんだから、
科学が出てきたって、驚かない、の、かな」
「──」
「──あたし、
あたしのままで、いいの?」
恐る、恐る。
もう、状況と予測から演算結果は出ています。
ですが、言葉にして確認しないといられない様子は、
きっと、怯えがちな少女そのものでしょう。
「俺の秘密が不特定多数の感覚を盛大に麻痺させた気はするし
正直悪い事してる気はしなくもないんだけど
まあよりによって俺の秘密バラした奴にも責任の一端がある」
とはいえこの善か悪かわからない神に限っては
多分きっと、日頃の行いが何より悪い。
つまり結局の所は大体こいつが悪いんだ。
「真尋ちゃん先輩も良い性格してんね〜。
俺は結構好きだよそういうの」
水銀
「少なくとも俺はそう!! むずかしーこと考えるの苦手」
神様や妖狐と友だちになれたのだ。
アンドロイドとだって友達になれるはず。
少なくともこの男は、もうそれでいいと思っているようだ。
「良いんじゃない?
そのままでさ。ロボットだってなんだって、あの時雪うさぎ作って楽しかったって笑ったのは水銀ちゃん自身じゃん。
二人で作った力作、俺はなしにはしないな」
軽くスマホを操作して、あの日撮った”100点の雪うさぎを持って雪玉から逃げ惑う”あなたの写真
を見せてサムズアップした。
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