94 【身内】青き果実の毒房【R18G】
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朝食堂
「おはよう」
未だに夢の中に揺蕩う貴方を見て目を細める。ルームメイトを見る目にしてはとてもとても優しげなそれ。
……だったのだが。
「それはスパニッシュオムレツといって、そうだな洋風の卵焼きかもしれん。具が沢山入った卵焼きだ。
……ところでどうした暁。気管にでも入ったのか?」
心配なのが半分、いったい何をしたんだというのが半分。
首を傾げながら自分に用意された37%粉入りコーヒーを一口。
▽
「……?」
首を傾げる。
もう二口。
「…………???」
更に首を傾げる。
なんか……自分の知ってる珈琲とちょっと違う……。
たまらず迷彩に視線を送った。
なにか食べようと食堂でイギリストーストfoodとドーナツfoodを作って適当においたが。
ふと気になる香りを思い出してコーヒーの缶を見た。
流れで今までいたキッチンを見る。
「……、……」
照明は普通だ、床も汚れていない。
それなのに、不快な思い出が過る。
「……コーヒーの匂い。
……俺はあの時、普川に何を口走った?」
気がつけば85くらいの粉が沈んでいるカップが生まれていた。
朝食堂
「え、どしたん!?噎せた?」
コーヒーを淹れた張本人は驚いた様子で闇谷へ視線を向けた。
普川も似たような反応をしていた気がする。
もしかして……
すごく……苦いのかも……?
「二人共、牛乳入れる?ちょっとは苦くなくなるよ」
牛乳パックを片手に、噎せた人を見る。次いで、首を傾げる貴戸へも視線を向ける。
心配そうな眼差しで、二人を交互に見つめていた。
朝食堂
「入れ直して、普通に牛乳を飲んだほうがいいんじゃないか」
通り過ぎざまにあなた達の前に。
薄紫のナフキンの上に乗せた、粉砂糖がまぶしてある揚げたてから少し冷めたドーナツを置いていく。
ついでと言わんばかりに、闇谷の前に比較的100%よりも薄い85%粉のコーヒー
をコトン…と置いた。
とても丁寧な手付きで。
「(ドーナツは)うまくできたと思う、それでは」
そのままイギリストーストをかじって通り過ぎて行こうとした…
が、しばらく眺めていたりするのでそのへんにいるらしい。
普川
やけに明るい部屋。
退屈はしないが、同室者の機嫌で俺の気分も変わる。
当たり前のこと。
「……ああ、負けたんだったな。そうだった。
言うことがあるのならどうぞ」
どうやらお時間はあったそうだ。
>>朝食堂
「いや咽せたと言うか何と言うか…………、」
何が起こったのか。
やけに口内がジャリジャリする。
よく見ればカップの中は殆ど粉。
通りすがりの榊から丁寧に置かれた珈琲。
これでも飲んで落ち着こうと手に取り飲めば
「嗚呼、ありが、
こいつもついでに殆ど粉。
「…………………」
ふざけるなよと言いたい所だが、
片方は恐らく迷彩が淹れてくれたのだろう。貴戸の淹れる珈琲は美味しい為、こんな事が起きる筈がない。
その頑張りを無駄にはしたくない。
席を立ち、ふらりと厨房へ向かい、
ビールジョッキにお湯を入れて来た。
→
>>朝食堂
「迷彩、牛乳貰う。」
ジョッキに粉コーヒーをぶち込んで、混ぜる。
牛乳もパックを拝借し、足す。混ぜる。どうにかなれ。
あんまり美味しさは保証されないが、一先ずはバカ多いジョッキカフェラテ
の完成。
精一杯の努力はした。飲むしかない。
「いや、何、今朝は苦くないのがいっぱい飲みたい気分になって…………。
迷彩次は貴戸の淹れ方を真似してくれ。
頼むから。」
自分はあまり朝食を食べられる方ではない。
とりあえず、と糖分を摂取しがちなので、
今日もドーナツに手が伸びかけて、……止めた。
トーストやオムレツが入らなくなったら困る。
バカ多いカフェラテを飲みつつ
貴戸の用意した朝食を食み始めた。
普川
「嗚呼、力になれたなら何よりだ。
……まあ、誰でも家族を失えば悲しいんじゃないか。
そこに当然のようにあったものが、消え失せるのだから、」
少なくとも自分は、そう。
感傷に浸るような表情。開閉される瞳。そんな貴方を観察するのも無粋だ、と、自分の読んでいた雑誌を手に取り、開きかけて
「─────え、?」
貴方から齎される声、温度。
『壮汰くんと同じこと』? 『企画ついでにめちゃくちゃに』?
流石にその言葉の意味が、分からない訳では無かった。
「……………えっと、」
この企画──性行為を推奨されていて、報酬も与えられるというもの。自分には誰かと揃いの、望む報酬がある。
かと言って、貴方の言う通り、突然積極的になれる性質でもなかった。
だから、その言葉はとても魅力的に聞こえる。
貴方が誘ったから、望んだから、
自分は仕方なく、報酬の為だから、………
後は『はい』と2文字を答えるだけ。
首元に回る腕へそっと手を添えて、口を開く。
→
普川
「ごめん、出来ない。」
貴方の腕を、押し戻す。
必要なものだと分かっていても。
お前が他人と肌を重ねるのは、重ねるところを見てしまうのは、その……
…………苦しかったから。
脳内に、確かに誰かの言葉が反響した。
自分は、大事な人を苦しめたくはない。
それから何より、
「頼まれたからって、
責任をお前だけに押し付けて、行為に及ぶのは、嫌だ。
だから、ごめん。……出来ない。
………他の事なら、力になる。」
いっそ愚かな程に、馬鹿正直に、馬鹿真面目に。
振り返り、貴方の瞳を見据えながら
2文字以上を答えた。
>>朝食堂
「お、ありがとジュンちゃ……
えっドーナツって作れんの!?スゲー!!!
」
ドーナツが工場でしか作れないと思っている子供並の感想だった。
何故か用意されたビールジョッキのお湯を不思議に思いつつも牛乳を差し出す。
成る程カフェラテが飲みたかったのか、と的外れな納得をした。
「……?うん、わかった。
でもコジコジ程上手くはできないと思うよ」
上手い下手の問題では無いのだが、指摘されたことのない少年は素直に頷いた。
ドーナツはデザートにするつもりらしい。
トーストやソーセージを先に食べ始めた。中々に早食いだ。
「なんかオシャレな朝メシって感じ〜。
朝からカフェで食べたりするやつ、ちょっとやってみたかったんだよねえ」
暫くすれば、あまり綺麗な食べ方とは言えないが完食するだろう。
| >>+39 榊 「ん、なに。………飴?」 甘ったるい味が口の中に充満する。 なにかの薬かなんかじゃないだろうなと思いはしたが、すでに食べさせられているから時すでに遅しである。 「わっ……!!」 さっきからソファに投げられたりベッドに投げられたりと雑な扱いを受けているようだが、痛くない場所を選ばれているお陰かどこも痛くはない。 ―――その、暴君のような言い方以外は。 (32) 2021/09/29(Wed) 21:16:06 |
普川
「………冗談?」
果たして本当に、そうだろうか。
これが冗談だとしても、それを言葉の通りに受け取って実行する人は恐らく居るだろう。
「おいッ、お前は……!」
そうやって、
いったいどれだけの
『自分』を粗雑に扱ってきた?
想いが言葉になる前に、さっさと貴方の姿は消えてしまう。
「……………、
ああ、えっと、……うん。
こないだはちゃんと聞けなかったから………
普川が美味いと思った食べ物、聞くの、……待ってる。」
もう見えなくなった背中に、
やっと喉を通ってきた言葉を投げた。
>>朝食堂メンツたち
通りすがりの役職:パン屋さんがやってきたのを見かけるや否や
「榊ッ!!やっと話す機会が巡ってきたようだなお前には一度言いたいことがあるんだよくもあんなもの作ってばら撒いておきながらしれっと今も俺たちに差し入れするなど面の皮が厚いにも程が云々……」
ガタン!と椅子を揺らして立ち上がりかけ、食ってかかろうとしたものの。
すぐ隣で咽せたルームメイトの姿を見るとそちらに意識が瞬時に向いてしまった。とんとんと背中を叩いて心配しつつ厨房に行く姿を見送ったことだろう。
その間に迷彩が持ってきた砂糖と牛乳をありがたく頂戴し、37%粉コーヒーにたっぷり入れた。
普段よりも遥かにまろやかに仕上げた後、意を決して飲み進めていく。いつもよりほんのちょっと眉間に皺が寄っている。
「……迷彩、俺ほどでなくても、今より格段に美味く淹れられる方法を教えるから……いつか一緒に作ろう…………」
と口の中をじゃりじゃりにしつつ、同じようになんとか食べ進めたそうな。
「俺も普段の朝は和食が多かったから、カフェで食べるような洋食は少し新鮮だ。
悪くなかった。これもコーヒーを淹れてくれた迷彩のおかげかもしれないな。ありがとう」
>>朝食堂
突然声を荒らげた貴戸に目を丸くして驚いていたが、
理由を問おうとしてやめた。
当人の優先順位を重んじることにしたのだ。
「うーん……?良いけど、コーヒーって苦いモンじゃないの」
この少年にとっては、苦い=不味いなのである。
不思議に思いつつも、提案には頷いた。
誰かと一緒に何かをするのは楽しい。誘われたのなら、尚更だ。
礼を言われれば、照れくさそうに笑った。
「へへ、どーいたしまして!
……ごちそうさまでしたっ」
ココアを飲み干し、手を合わせた。
空いた食器を重ねながら、ドーナツを食べ損ねたことに気付く。
まあ、適当な場所で食べれば良いだろう。
「今日もまたそっちの部屋で寝ていい?」
>>朝食堂
「いずれこの苦味を美味いと思える時が来る……………。」
な、と貴戸へ視線を送る。少しだけ大人ぶった。
果たしてそんな時が来るかは、分からないが。
「……二人が用意してくれたんだな。
有難う、いただいてます。どれも美味いな。」
やっと不鮮明な意識がハッキリしてきたところでそう述べる。
カフェラテはまだ(53)1d100%ぐらい残っているぞ。
「じゃあ夜は俺と作るか。
和食を作ってみたいんだ、手伝ってくれるか?」
既に食べ終えた迷彩を一瞥。
一方此方はまだ全然減っていない。
「………?
帰って来ないのか……?」
貴方が今晩も夜を共にすると思い込んでいた。
そんな口振りでトーストを齧る。
朝食堂
闇谷に視線を向けられるとこくりと頷いた。迷彩、お前もこの苦みの良さに気付く日が来るはずだ…………。
「和食か。それは楽しみだな。迷彩、お前にも期待しているぞ」
仏頂面こそ変わらないが、穏やかに夕飯へと想いを馳せた。馳せたのだが、すぐに現実へと引き戻された。デザートのヨーグルトを食べ進めていた手も止まる。
「?どうして許可がいるんだ迷彩。いつでもいくらでも、好きなだけ俺たちの部屋で寝ればいいだろう」
な、と闇谷へ視線を送る。此方も貴方が今晩も夜を共にすると思い込んでいた。
>>朝食堂
「え、……ぁ」
さも当然のように扱われれば、背中がむず痒い気がした。
懐かしさと安堵と、寂しさと憧憬と、罪悪感と後ろめたさと、
それらを血の繋がらない貴方達から与えられたという歓喜が、
脳を震わせ五臓六腑に染み渡る。
「ぅ、うん、あ……りがと?」
顔に熱が集まっていくのがわかった。
赤い顔を見られたくなくて、逃げるようにシンクへ食器を戻しに向かう。
そのまま食堂を後にしようとして、ドーナツと夕飯の返事をしていないことに気付いた。
早歩きで貴方達の元へ向かい、意識の外でナフキンごとドーナツを掴んだ。
「夕飯ね、来る、来るよ。作る。がんばるね」
目は合わせられなかった。
自身の手元を見ながら早口で告げると、小走りで出口へ向かう。
>>朝食堂
ルームメイトからの視線にこくりと頷いて
「……あ、別に行くとこあるなら
無理に帰って来いって訳じゃ……」
無いからな、と続ける前に
貴方が食器を戻しに行ってしまう。
そうして戻ったかと思えば律儀に返事をして、嵐のようにさっさと出て行ってしまった。
「………今、俺、何か変な事言ったか?」
年頃の子供との接し方に悩む人のような感想を述べて、朝食に取り掛かる。
トーストは良いとして、朝をあまり食べない人間としてはオムレツとソーセージが結構腹に来る。
加えてカフェラテもどきが多い。
昼ではなく夜の約束をしたのは、恐らく数時間では腹が減らないからだ……。
もさもさとゆっくり食べつつ、「迷彩、元気そうで、良かったな。」と呟いた。
朝食堂
ぱたぱたと厨房へ駆け込み、そしてわざわざ返事をしに来た後、ばたばたと小走りで去っていった目まぐるしい動きをする貴方をぽかんと目で追いかけていた。
「いや……変なことは言っていないと思うが。
……迷彩も迷彩で色々考えていることがあるんだろうきっと。そういうお年頃なのかもしれないな」
なんてのんびり考えた。喋ってる本人と迷彩少年は3歳しか違わないんですけれども……。
もさもさ食べるルームメイトの隣で「ああ、迷彩が元気だと俺もほっとする」なんて呟き、未だ粉がかすかに残るコーヒーを飲んで楽しんだのだった。
時刻はお昼過ぎぐらい。
厨房に居るのはフードの少年。
その手には和食のレシピ本。
今日は夕飯を作る予定があるのだが、特に料理スキルがある訳でも無い。
失敗しては弟分に格好がつかない為、こうして練習しようと思い至ったのだ。
ここにある食べ物の情報は前に聞いたことがあった。
炒め物はオイスターソースが美味しくて、パンは色々な種類がある……のだったか。
和食とあんまり関係なさそう。
冷蔵庫の中を拝見しつつ
ぱらぱらと本を捲って、メニューは簡単に出来るらしい肉じゃがに決めた。
なんて平和な少年院の光景でしょうか。
片手間に(9)1d100%ぐらいの出来栄えのヌガーsweetを作りながら
完成した肉じゃがは(99)1d100%ぐらいの出来栄えだ。
→
一人で全てのツッコミを行った。
絶対ヌガーに醤油とか入れたでしょ。
しかしこれで、和食の基本が身に付いたような気がした。
夕飯は胸を張って何でも作れそうだ。
美味い肉じゃがと不味いヌガーを味わう、
なんとも微妙なお昼だった。
肉じゃがご自由にどうぞ。ヌガーは責任持って処理します。
影が榊の口を覆う。溺れさせられているよう。身悶える榊を反転させて、調理台に手を置かせてのくの字の体勢に。十分に解れた後孔から影は抜け出て、榊のモノをもてあそび始めた。
一方の普川は、己にも影を纏わりつかせて、視界を塞いだ。ベルトをゆるめ、影に体重を預けながら自身をゆるく扱いて起こす。 視界が閉じたままでも、まるで見えているかのように榊のもとへ行き、ゆっくり、自身を挿し入れた。
榊の背中の上に浮かせた影の塊を抱いて、とろけたような顔で行為を進めていく。欲を一度注ぎ込んだ後、お互いがお互いを求めるように見えるだけの
行為は、暫くの間続けられた。
暴力を浴びていました。詳細はエピ突入後! 現場からは以上です。
談話室で市川とお喋りをしている。近寄られて嫌そうにしたが、抵抗はなかった。
自室でベッドに転がって端末をいじりながら、榊にダル絡みをしている。
どこへともなく、歩いて、歩いて。気付けば施設の端の方。何度か開いた重い金属の扉に、ぴと、寄り添った。つめたい。
「…………」
「へいきさ、そうするの」
ふふ、わざとらしくわらって。扉から離れてくるり、一回転。
目をつむって、普段と違ってちょっぴり姿勢を崩して、ご機嫌に廊下を歩いて行った。
何かにぶつかる事も、転ぶ事もなかった。
普川
「お前に知られたくないこと……?」
「……、……」
「誕生日を迎えたいこと」
榊潤は不老でも不死身でもない、歳を取らない身体でもない。
不眠でもない、薬に耐性などない、ごく、普通の人間である。
だからこそ――その身に起きている異常を覆す術を知らない。
「今日は寝たい……」
機嫌が悪くなさそうなあなたに聞こえぬ様に呟いて。
暇つぶしの本を投げれば、時間も関係なく毛布に包まった。
赤面を隠しながら、足早に食堂を立ち去った後のこと。
一歩。薄暗い廊下を進む。
一口。冷めたドーナツを齧る。
一笑。ナフキンを握り潰す。
周囲に人の気配が無くなる頃。そこには、気怠げに笑う少年がいた。
食堂で見せていた幼い顔色は、とうに消え失せている。
ずるりと仮面が剥がれたように、現実に疲れきった娼婦の顔がそこにあった。
俯いたまま、リノリウムに映る歪んだ蛍光灯を数える。
「……はは」
乾いた笑いをひとつ、落とす。
遣る瀬無さが、ゆっくりと首をもたげるのを感じた。
暫くそうしていただろうか。重い誰かの頭を持ち上げて、再び歩き出した。
……人の気配があれば、少年は直ぐ様少年≠フ仮面を被る。
| >>+35 迷彩 「会おうと思えば……か」 自分にとって母とは。 執着以前に畏怖するべき存在なのだ。 愛されなければ、笑ってもらわなければ。 怖い。 そんな風に思いながら必死に母の愛を求めた。 勉強を禁じられ。 遊び。 犯され。 そんな子供時代とは、さぞかし異常なものだっただろう。 それでもそれしか知らない自分にとっては、それが通常で、普通だった。 そんな風な事を考えてるといつのまにか、しらたきとはんぺんは売り切れていた。 肩に手を置かれ見上げたあなたの顔は笑っていただろうか。 「…………わかった、それが互いのために繋がるなら、ね」 そう言ってあなたを見送るだろう。 (36) 2021/10/01(Fri) 1:44:25 |
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