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【人】 世界の中心 アーサー水にするかい? ミルクもあるよ。 [ ──勿論、アルコールも。 咎めたものを否定もせず、赤の満ちたグラスを撫でる。 御迎えの犬には、“おやつ”を分けて、 彼らの持ち上がった尾が、闇に溶けるまで 見ていた。 今度こそ“役割”どおり、 エスコートの手が、伸びている。 “こちら”から ] (76) 2020/05/24(Sun) 22:15:39 |
【人】 イタズラ娘 カミラ─推測と私達─ 『そもそもこの道を知っていると云う時点で 只者では無さそうね。』 [兄様の推測、目撃者を出したくないは頷けた。>>2:130] 『リヤル商会の馬車を 敢えて攻撃しなかったのかもしれませんわよ? この場合、セレン嬢は人質として 脅迫・身代金要求……兎にも角にも リヤル商会の一人娘を奪う何者という情報を 商会の人間通じて持ち帰らせるためじゃないかしら?』 [その場で全滅させちゃえば、 商会側に情報一切渡らないもの。 商会側と何らかの交渉とかするのであれば 商会側に情報伝える伝令役をさせるため襲わなかった。 真相はいずれにせよ、あり得ることだとは思うの。] (77) 2020/05/24(Sun) 23:10:22 |
【人】 イタズラ娘 カミラ (よいしょっとおぉぉ!!)>>2:139 [0と同時に一部の隠蔽・気配遮断の術式を解除し それと同時に馬車の扉の鍵を強制解錠すると 私達を背に乗せた小型ドラゴンが>>1:332 左のドアをバンッと器用に開けて中の人間と対峙した。] 『!?』 [向こうもさすがにドラゴンは想定外みたいだったけど すぐに気を取り直し、ボウガンを撃ってくる。 >>2:85>>2:86>>2:87 でも、残念だったわね。 ドラゴンは小型であっても、 皮膚の装甲がぶっちゃけ硬いから ボウガンの矢なんて彼にとっちゃ棘ですらないわ。 現に矢は見事に弾かれてあちこちに散らばってるもの。] (83) 2020/05/24(Sun) 23:12:31 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『兄様!無事こっちは引きつけたわ!!』 [作戦が上手くいったおかげで 念話に喜色が混じったことと 突然のボウガンにジョバンニが狼狽えたことは 距離のせいもあって気づかれたかもしれない。 ジョバンニ、防御術式張ってると分かってても 間近に飛んでくる矢はやっぱり怖いみたい。 あのねジョバンニ。 矢も鉄砲もね、当たんなきゃ問題ないのよ。 当たったら素直に撤退して怪我を治した後に、 撃ってきた相手をボコボコにすればいいだけ。 物理精神問わずね。] (84) 2020/05/24(Sun) 23:12:51 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『後、他にやることあるかしら兄様!?』 [敵の気を引き付けるのは任せろ!とばかりに念話を通せば ハッと御者を忘れたことに気が付く。 その途端、馬車がグラついたので慌ててそちらを見やれば 御者が後ろにのけぞって気絶していたのだった。 どうやらドラゴンを間近に見て気絶してしまったみたい。] (85) 2020/05/24(Sun) 23:13:07 |
【人】 イタズラ娘 カミラ (危ない!!) [馬を操る御者がいなくなってしまったことで 馬が暴れてしまいこのままじゃ馬車が横転しちゃう!!] 『よいしょっとおおお!!』 [けれども、突如ドラゴンの背が揺れたかと思うと 目に飛び込んだのは御者席に飛び乗るジョバンニだった。 馬車の人物がジョバンニに気づき、ボウガンを向けたけど 『ピゲェエエエェ!!』と咆えてくれたおかげで 一瞬気がそちらに逸れてくれて助かったわ、ナイスよ。 御者席に飛び乗ると、あっという間に手綱を操り 暴れていた馬達が一瞬で大人しくなる。] (86) 2020/05/24(Sun) 23:13:47 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『わー!ジョバンニ、ナイスー!』 [ジョバンニがドヤ顔してるー!! けどこれは本当GJだったわ! 今度ジョバンニのお給料増やして貰えるよう 父様と母様に交渉するからね!!] 『さ、兄様。やるなら今のうちよ!!』** (87) 2020/05/24(Sun) 23:14:23 |
【人】 ミア[ すこぅし重たい身体。 "むこう"に行くには、確かに、 真白の手に引かれる必要があって、 バランスを崩しつ、それでも、降り立った時には、 僅か 衣擦れの音を残すのみ。 ] (88) 2020/05/24(Sun) 23:16:23 |
【人】 ミア……行きたいところ、とか、考えたこと無いよ。 ふつうのひと って、どこ行くの? あと 体力もつの……? [ ふつうのひと、という定義すら難しいのに、 言うならばそういう表現しか無くて。 ……ふつうのひと、に、成りたい訳でもないけれど。 暫く"綺麗"なゆびさきで遊んで、 やっぱり 思いつかないなあ。 結論だけ告げて、離す。 ] (90) 2020/05/24(Sun) 23:17:14 |
【人】 ミア私 のことなら、 寝る前に喋るんだから、出るんじゃ無い? [ 夜と、窓を背に、おまじないにも成らない呟き。 空いた寝所にふんわり座って、 何時も通り、水をひとつ、告げた。 ] (91) 2020/05/24(Sun) 23:17:45 |
【人】 ミア* [ グラスが空になる頃、また、夜も深く。 月明かりだけじゃあ暗いからと、 別の灯をぼんやり、見詰めていた。 ─── ふんわり、している。 寝転がっている真白の其処も、頭も。 病み上がりにアルコールはどうなんだ、と思うも、 多分、会話のどこかで、 猫のよにひと舐め貰ったのは好奇心の所為だ。 まずい。素直に言った。 あんまり得意じゃなさそう、とは、 ふんわりした頭が告げる本能だろう。 ] (93) 2020/05/24(Sun) 23:19:22 |
【人】 ミア[ それだから、投げた問いかけだって、 ふんわり 深夜の空気にとけていた。 何、と言えば、彼の頁で。 大きな枕の傍、眠気が来る前の手遊びに捲っている。 何日か前の殴り書きから増えた、ひとつ、ふたつ。 ……ふたつめ。 ] (94) 2020/05/24(Sun) 23:20:29 |
【人】 ミア[ ─── へびみたいだ、と思った。 林檎の皮を剥くよりずぅっと荒い。 筆跡は自分に近かったけれど、 内容は、一言程度しか繋げない奴にとっては、 解読に時間のかかりそうなもので。 ] (95) 2020/05/24(Sun) 23:21:34 |
【人】 ミア[ 寝転がっていたから、 薔薇色が何処に居ようと、必然的に見上げていた。 直接問うべきじゃあない、なんて。 "そういうもの"に対する暗黙の何かを、知らず。 ] (96) 2020/05/24(Sun) 23:22:03 |
【人】 楊 宇静[空の話をしていたはずなのに、パンダの話をしだした穂村の意図を掴めずに眉をひそめてしまった。 けれど、彼が全く突拍子もない話を持ってくるようなタイプではないだろうことも予想が付いたからこそ、ほうじ茶ラテを啜りながら耳を傾けては、相槌を打つ。] ……えーと?うん、良いよ? [話を聞いていれば、唐突に。話が纏まらないらしい穂村が、スマホを使うと言い出して。 この国の人なのにこの国の言葉が難しそうなのは何故?なんて新たな興味が沸いたものの。 そんな皮肉めいたジョークを挟む様子ではなかったので頷いた。 むいむいとスマホとにらめっこしながら何かを打ち込む穂村の姿を見ているのも、飽きるものではなかった。 飲み物のお供として、指の動きに合わせて揺れる髪の先を眺めてみたり、伏せがちになる瞼の形や、まつげの様子を観察してみたり。 していたら。 唐突に目があって>>270思わず目を丸くしてしまった。もしかしたら、小さく奇声を発してしまったかも知れないけれど、何だか面白くなって笑ってしまった。 気にしないで続けて。と、穂村の意識を元に戻させた後、また同じように穂村の姿を観察していれば、やがて。 スマホが震えた。] (97) 2020/05/24(Sun) 23:31:43 |
【人】 楊 宇静[打ち込む様は真剣そのもの。 送信を終えた後には深く息を吐き出したなら、思ったより身体が強ばっていたことに気付いて苦笑いした。] 文字にするは喋るより難しいよ いっぱい頭使ったようだ [なんて、笑ったけれど。さて、彼に上手く伝えることは出来ただろうか。] (99) 2020/05/24(Sun) 23:34:42 |
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