203 三月うさぎの不思議なテーブル
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
[改めて告げられた、彼の願いは、
先程、誰にも奪われたくない欲を口にした時より、
幾分かは控えめなものだった。
強引さはない、その優しさに思わず目を細めた後。
話題が、あの気まずい日に変われば
思わず視線を伏せたけれど。
それから、ゆっくりと口を開いた。]
あれは……、高野さんが悪いわけじゃなくて、
戸惑ったんです。
向けられた好意にじゃなくて。
タルトを食べた高野さんに。
[視線を上げられないまま、
重なっていない方の手の甲で口許を隠して。]
食べたのを見た時、
フォークで身体を暴かれたみたいに、
心臓が、
熱
くなったから。
[あの熱を伝えるには言葉で表現するには拙いけれど。
それすら伝えるのも、恥ずかしさで。
耳朶も、頬も熱くなるのを、隠し続けたまま。]
[たったそれだけ伝えるのに唇が乾くのを覚えて、
湿らせるように一度、唇を噤んで。息を吐き出す。
腕を下ろす頃には少し、熱は引いただろうか。]
事故のことは初めて聞きましたけど、
高野さんの仕事のことは、少しだけ。
……知っているんです。
決まった曜日の、深夜。
仕事が終わった後に、
いつも、あなたのラジオを聴いていたから。
[今度こそ、目を見合せたなら。
ずっと伝えたかったことを、口にする。]
俺は女性としか付き合ったことがありません。
でも、ラジオから聞こえる
高野さんの柔らかな声に惹かれた。
好意を伝えてくれたことには、
嬉しくは思っても、嫌悪は感じません。
[温度を分ける手を裏返して、掌を合わせる。
彼に応えるように、少し力を込めるのは。
バイクに乗った時に、回した腕の力と同じくらい、強く。]
まだ、知らないことは多いけど、
これから、時間をかけて。
あなたに応えられるように、
好きになっていきたい。
[目を見合わせて、微笑みを浮かべたなら。
重ねた手の隙間に指を絡めて、
トン、と隣合う肩を寄り添うようにぶつけて。
肩口に頭を預けるようにして、視線を向ける。]
恋人には甘えたい方なんですけど、
それでも、いいですか?
**
――朝ごはん――
[昨晩、小鍋に昆布と煮干しと水を入れて冷蔵庫に入れておいた。
それに新じゃがのくし切りを入れて火をつける。
沸いてから新玉ねぎも少し入れて、味噌を溶く。
朝は最近マーマレード消費の為にパンやホットケーキの事が多かったが、今日のように白米の時には予約炊飯をすることにしている。
炊飯完了の音楽の後、しゃもじでほぐして蒸らしておく。
きゅうりは斜め薄切りにして塩昆布とごま油で和えて白ごまを振る。
本当は焼き魚が欲しいところだが、最近はマーマレード(以下略)で冷蔵庫に買っておく習慣がない。
少し考えて、冷蔵庫から卵を取り出した。]
マシロちゃん、起きれそう?
ごはんできたけどもうちょっと寝る?
[揃いの食器はない。
どれも一人暮らし用の1つきりしかないから、テーブルに並んだ時に統一感は出せないが、「お揃い」を増やす楽しみがあるということで。
自分のスウェットを着た真白の起床を待って一緒に手を合わせよう。]
[『スターゲイジー味噌汁』
『カニカマの淡雪仕立て』
今日の更新に、
というハッシュタグはついていない。
スターゲイジーパイの中身をイメージして作った味噌汁と、ふわふわの真っ白な卵白が特徴の皿。
一緒に食べて「おいしい」と思えば縁起を担げる気がして。
それだけをタグづけした。**]
| それはそうだけどさあ〜…… [言い返す栗栖にむう、ともの言いたげにし、 でも何だかそれもおかしくて笑った。 >>183向けられる言葉と柔らかな笑みが心地よくて。 >>184冷めてしまわないうちに 運ばれてきた料理を分け合って口をつける。] (211) 2023/03/10(Fri) 15:21:12 |
| [まずは海老ジャガマヨから。
先程もお通しで食べたぷりぷりの海老。 まずは何もつけずに口にしてみる。
塩とガーリック、ハーブで味付けされ こんがり焼かれた旨味たっぷりの海老は 素材の良さが引き立っており、 このままでも香ばしくて美味しいけれど。 野菜と一緒にマヨネーズソースをつけて食べれば これまた相性抜群で食が進む。
あつあつほくほくのジャガイモを やけどしないように頬張りながら目を細め。] (212) 2023/03/10(Fri) 15:21:34 |
| うわーー、すごい綺麗! [程なくして鴨ローストが運ばれてくれば >>203その豪勢さに思わずおお〜〜!!と目を輝かせた。 >>202ピンクのクイーンが描かれた皿に 栗栖が鴨のローストを取り分けてくれたなら その下に隠れる綺麗な赤色のクローバーが覗いただろうか。 紅白のニンジンで彩られた皿は、まるでそう、祝福のようで。] (213) 2023/03/10(Fri) 15:22:19 |
| ―――、 [どのタイミングだったか。 ふいに声を掛けられた。 >>209明朗に栗栖に向けられる応援の言葉は 玲羅の耳にもしっかり届く。 「幸せになれ」と。「ダチ」と。 多くをネタバレはされずとも、 それだけで過日の告白に対して 彼がどう答えたのかは察せた。 速崎の涙も。 >>46胸に秘めた願いも。 >>3:414勿論自分が知ることはないけれど。 その痛みを察することくらいはできる。 内心がどうであれ、 こうして今、笑顔を浮かべられる強さも。] (214) 2023/03/10(Fri) 15:26:11 |
| …ありがとう。ゲイザーさん。 [だから。最大限の敬意と誠意のつもりで。 栗栖がどう答えたにせよ、その後で 速崎の目をまっすぐ見て玲羅はそう返しただろう。 君は恋敵かもしれないけれど、 真の敵ではなければ嬉しい。 >>30いつも明るく、時々そそっかしく この店を駆け回るオレンジのうさぎのことも、 やはり玲羅は好きだから。*] (215) 2023/03/10(Fri) 15:31:32 |
| (a41) 2023/03/10(Fri) 15:37:05 |
[ 武勇伝でもなんでもない、
けれど、人によっては自分語りとか
そういう類の長い、話。
思えば過去、誰にも
こういう話はしたことがなかった。
例えばうさぎの穴でも。
肩書を知らず、自分の名前も知らず
そんな女の子から声がかかる事はあった。
テレビもラジオも、昨今は避けられがちな
傾向があるから。
彼女はいるんですか いないよ
じゃあ――…… そんな風に知り合うことは
あっても、そのうち、縁は遠くなっていった。
それは女の子のせいだけじゃなく、
自分のせいも大いにあろう。
知らなかったと大騒ぎされることもあれば、
知れば、心配している健気な私の皮を被り
根掘り葉掘り、聞こうとされる事もあった。 ]
[ 自分の欠点を晒すことも、傷痕を晒すことも
したことがなかったから。
話の順序が合っているかどうか、
時々反応を伺いながら。
事故の話の後、火傷痕のある所を
見つめられたら ]
もう痛くはないんだよ
少しみっともないけどね。
[ そう言いながら小さく笑う。 ]
[ 振り払うようなことはないだろう、という
確信はあった。その後のことを予見していた
わけではなくて、
お客さんのことを、よく覚えていて
『今度は是非、デザートもどうぞ。』
『お祝いデザート、何か考えるんで。』
ただのお客さんとのやり取りを、忙しいからと
切ることなく、続けてくれて、
仲間の異変に気づき、手を差し伸べる事を厭わず
好意を寄せられてると知って尚、今日この場に
来ることを選んでくれた、君だから。 ]
[ 繋がれた手は、振り払われる事がないままで
こちらの話は一旦、終わる。
今じゃなくてもいい、いつかきっと、
だとか、そんな不確かなものでも良かった
性別の壁は、大きい。
理解が深められて来ているとは言え、
男女のカップルが当たり前に、やれることを
戸惑う場面や、人目を避ける場面は多いだろう。
――相手が好奇の目で見られるような職種なら
なおさら。
特に自分たちは、今までそれを
考える必要のなかった、二人だから。
わかるよ、と言いたげな微笑みが
それを決定づけているようだった。 ]
……俺に?
[ 口元を手の甲で隠した君が
顔を隠したまま、言葉を続ける。
暴かれたみたいに、
熱くなったから、
それを聞くとこちらも僅かに、恥ずかしくなる。
そうなの、と言いながらも
熱が上がっていくようだった。 ]
[ 息を吐き、腕をおろして続けられた言葉には
正直、すごく、驚いて ]
え、あ、深夜の方の、
[ 少しだけ知っているんです
そこまでは範疇内だった。MVの人気は
衰えることなく加速しているし、
それに伴うように、公開録音の事は
記事になるし、友人も外で見ていたし、
その話を店内でもしていたから。 ]
[ 深夜の方、つまり
アレ
とかコレとか
ソレとか、聞かれていた、と。
………マジで?????
驚きはわかりやすく表情に出ていた。 ]
うん、
[ 合わされた手に、力が籠もる。
続けられる言葉に、一つ一つ頷いて
君がくれる言葉を、大事なものを
抱えるような気持ちで、聞いた。 ]
[ 心のどこかで。
だけどお客さんとしては大事です、だとか
友達として、お友達から、とか
そんな言葉が返ってくるのではないかと
思っていた。それが正しいとも。
指が絡み、
とん、と肩がぶつかる。
『好きになっていきたい。』
――今、なんて言った? ]
はい……大歓迎です……
[ ぶつかる視線。
驚きすぎて、呼吸するのをわすれるくらい。
なんとか言葉を返すも、あまりの距離の近さに
気の利いた事を言えるでもなく。
いや、近いな!? ]
[ 何もされないと思っているのか、
されてもいいと、思っているのか。
どっちだって、いい。もう手遅れなので。
絡まる指ごと持ち上げて、顎に触れ、
僅かに向きを変える。
君の瞳に映る自分の姿ったら、ない。
ぐずぐずに煮溶けた果実よりも、甘そうだと
他人事のように、思ったのはひととき。
すぐに見えなくなってしまったので。 ]
こんなに距離縮められると、
何されても文句言えないと思う。
[ それこそこのまま攫われてしまっても。 ]
それでも文句あるなら、聞くけどね。
[ これ以上ないくらい、そう例えば
一生忘れないだろうなと評する、タルトを
食べた時のような、幸せな顔でわらう。
特別な時間、特別な場所、
特別な景色の中に、君がいる。
――そういえば肉食だとか、誰かが言ってたな。
]
そういえば、アレ聞いてて、
普通に接してくれてたの……。
めっちゃくちゃ恥ずかしいな
[ 特に第一回のアレ。
彼女に言ってみました、とかいうお便りもくるアレ。
実践したカップルが
(大変身近に)
居たらしいが
それは俺の預かり知らぬところ。 ]
一枚だけ、いいかな記念に
ここ、来たときはいつも一枚だけ撮ってるから
[ それからしばらく、なにもしないを満喫したか
ぽつぽつと話をしたか、どちらにしても
夕方になる前には、帰り支度をしようと
したはずで、その前に、スマホ片手に問いかける。
――いつもは自分、映さないんだけどね。
叶うなら、湖を背景に、君と二人、顔を並べて。** ]
| [速崎に礼を告げれば どうしたしましてと笑顔を向けてくれる。 >>216こそりと囁かれ、なんだろうと耳を寄せた。 >>217] ……? [速崎の気づきにも、その内心にも。 >>218言い直された言葉の真意も、きっと本当の所は分からない。 >>220でも、速崎から確かに、「やさしさ」のようなものを感じて。 ぱちぱちと瞬きをした後、 答える代わりに にっと笑みを返した。] (230) 2023/03/10(Fri) 18:46:21 |
| [ところで。 >>221] パクチー、好きです!! [再び戻ってきた速崎には前のめりに返す。 ついでに言うとエスニック料理も割と好きだ。 しかし、好き嫌いが分かれる香菜ではある。 栗栖くんはどう?と尋ね。 もし苦手そうな反応が返ってきたら 彼の分だけ先に分けて抜いてもらえたりとかします…?と 一応お願いしてはみる。] (232) 2023/03/10(Fri) 18:48:50 |
| [さて改めて赤いソースがかかった鴨のロースト。 皮はパリパリ、中はやわらかくてしっとりジューシー。 噛むと口いっぱいにじんわり肉の旨味が広がっていく。 付け合わせのマッシュはよく見れば お洒落に緑色が散っており 一緒に頬張れば鴨の美味さを引き立てるようだ。 混じる白は芋か何かなのかと思ったけれど 食べるとニンジンの甘味がして―― パースニップと言う野菜の事も玲羅はここで初めて知った。] は〜〜美味し〜〜〜。しあわせ〜〜〜〜。 ね、ね、どう?鴨ロースト。 [鴨肉に馴染みがないと言う栗栖に感想を聞きつつ。 前後して二品目の豆腐ハンバーグも届いたろうか。 >>192] (234) 2023/03/10(Fri) 18:50:42 |
| [うさぎがニンジンを食べているような絵面の 微笑ましさに目を細めつつ。 栗栖がハンバーグを一つ皿に取ってくれたなら こちらにも口をつけよう。 お豆腐混じりならではのふわふわ軽い食感。 でも、お肉の肉汁もしっかり感じるハンバーグは どこか家庭的な懐かしい味わいがした。 >>191色んなソースを少しずつつけて食べながら 栗栖家のハンバーグの話など聞き。 >>185ハンバーグにワサビってつけたことなかったけど、 私これ好きかも!栗栖くんはどの味好き? [なんて尋ね、箸を進めていったことだろう。**] (235) 2023/03/10(Fri) 18:59:23 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る