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【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ 彼の反応は何処か鈍い>>$0 曖昧な反応>>$1に男は親近感を抱く ] 俺も泣いたことはあまりないよ。 それに俺には相応しくないものだと思っていた。 人の心臓を持たないのに涙、なんて。 [ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。 周りから化物だと虐げられた彼>>$2 化物であるからこそ古城に身を移した男。 おなじ、なのだろうか>>$3 男はまた異なると頭を振ろうとした。 しかし出来なかった ] 悲しませたくは、ないな。 でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。 俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。 [ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって されど名残惜しげな呟きを残すもの 否定出来ない言葉>>$4は甘受した ] ($10) 2019/04/16(Tue) 1:33:44 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ 彼は何でも話してくれるのだという。 読み飽きた絵物語より気を引く噺だ>>$5 彼の語るこれまで>>$6に耳を傾ける。 あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。 しかしあの場で行われていたのは残酷な教え>>$7 男は沈黙を守り彼と彼女の繋がり>>$8に 瞬きを数度繰り返した。 彼はきっと本心から口にしている>>$9 淡々と事実を並べるように。 泣かない事が自分を守る事につながると かつて此処にいた子供の一人が答えていた。 男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが 時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。 彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。 また、自分が彼にって何か価値あるものとして 与えてしまっても責任など取れない。 軽率にその腕を差し伸べられないのだ ] ($11) 2019/04/16(Tue) 1:34:00 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ その先にあるのが破滅だとして 彼を巻き込み引き摺りたくなかった。 だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。 何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。 その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ] セレン。 俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。 [ 相変わらず視線は彼から逸らさず ] ……でも。 ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。 [ 彼の言葉をなぞらえながら>>$1:9 先がないと>>0:817 あなたの傍らにしか居場所はないと>>0:818 言葉にしてきた少年の顔を見る ] ($12) 2019/04/16(Tue) 1:34:30 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクスそれは、この世界で特別同士の方がいい。 普通の人間なら怯えて死んでしまうかもしれないから。 [ お伽話を読んで聞かせるような声色を意識して また一つ、彼の言葉>>$1:4を借りた ] 独りは嫌だと口にした事を忘れる程 語らえる存在から欲しいと思う。 ……セレン、一つだけ問うていい? 今の君が思う事そのままでいいから答えて欲しい。 [ 言葉を区切れば息を吐く。 そのまま彼を見やり唇を開いた ] 君にとって大切なものは、なんだ?** ($13) 2019/04/16(Tue) 1:34:58 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* 職場でちまちま描いてたの投下するの忘れたから再度書き直しする必要あるんだけど、あれが私の中のベストオブ私だとこうもったいなく思うやつな。何書いたか覚えてないけど。 (-10) 2019/04/16(Tue) 12:38:33 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[言葉を理解していてもこれまで生き延びた時間は互いに異なる>>$14 つきりと疼く痛みを何と表現すれば正解なのだろうか。 化物が知る筈のない名前を捨てて黙り込んだ。 問いかけを一笑>>$15 楽しくもないのに浮かべる表情はどこか壊れているのかもしれない] それは、ただの夢だよ。 目を瞑っていると真実から遠ざかるの同じように。 全てを見せることが恐ろしい――か。 化物が何を怯える必要があるんだろうね。 だけど、……見せたいとは思えなかった。 この手には最初から何も残ってやしないのに。 ほんの少し、夢を見て現実から目を背けてしまった。 それだけでこの体に生まれた空洞はあまりに大きかった。 [ただそれだけのことだよ。 そう語る男の目尻からは、ちっとも涙なんて出やしなかった] ($24) 2019/04/16(Tue) 14:55:46 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[男にとって少年をどうしてやろうかなど深く考えてやしなかった。 彼にも彼の意志があるべきで出来うる限り尊重すべきだと考えていた。 彼の価値観>>$16 語られぬ間>>$17にどれ程の想いがあるのか その全てを耳にしたって正しく理解が出来るとは思えないが、 気紛れに伸ばした手が触れた>>$17 彼の琴線にでも触れてしまったのだろうか。 彼の語る言葉は途切れ途切れ>>$20だった。 届く場所には何もないと彼は言う>>$21 涙してしまう程届かない場所にある大切なものとは何なのだろう>>$22>>$23] それは君にとってどんなものなんだ。 命というわけでもないんだろう。 それから君の中でそれは手の届かない場所にあるんだろう。 君は、人とのつながりを求めているのか? [そうであるなら男には与えられないものだろう。 何せ男は人に非ず。それから彼は化物に非ず。 男にとって映る人々はどうしたって憧憬すら抱く、遠い存在だからだ]** ($25) 2019/04/16(Tue) 14:56:38 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ 古城を訪れた子供達は沢山いた。 親を失くしたり、兄弟と生き別れたり 様々な境遇の子供達がいたと思う。 哀れんだら良いのだろうか。 彼の語る不幸>>$26に対して思う。 同情は別段と望んでいなさそうだと見えるが どのような反応を求められているのか 男には分からず、不当な扱いの果て>>$27 自身すらもモノだと自負する彼に対し>>$28 ] ……そう。 俺では君に教えてあげられないね。 [ 離れた手を追うこともせず、 彼女の日記>>$29を目にした彼に笑う。 あれもどれも>>$30>>$31>>$32 彼の言葉に不満が含まれているような気さえした ] ($32) 2019/04/16(Tue) 21:28:21 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス君が見たくないのならば見なければいい。 知りたくないものを知る必要などない。 話す度に君に拠り所がなく思えるなら 話す必要などないね。 俺はこれでも君自身と歩み寄ろうと考えて その結果言葉にしただけだけど……。 [ 腰掛けた椅子から立ち上がる。 跪く事もせず見下ろしたまま続けた ] 知る度に要らない子になるんだろう? なら、知らないままでいい。 君はさっきから何に嫉妬しているんだ。 [ 見せるならば見せてみろと双眸を眇める ]** ($33) 2019/04/16(Tue) 21:28:38 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* [どうやら男の杞憂であったらしい>>$35 しかし何もないことが怖がる必要がないのは 一体どういうことなのだろうか] 失うものがないから何でも出来る――そういうことかな。 [それならばこの男こそ当てはまるような気がしたが 確認の為の問いかけ一つを投げるだけに留めた] どうして知られることが恐ろしいと思う? 失望されるかどうか、期待を裏切るかどうか。 人ならばそんなことを思うんだろうか。 [少なくとも男にとって知られることはそういったものではない。 人に憧憬を抱くだけの男は人との違いを感じることを嫌悪したに過ぎなかった] [男は一度も彼女があの部屋にいると正確に語ってはいない。 日記や男の言葉から弾き出した可能性ならば大したものだと思う] 俺からの言葉も何もないまま、客観的な視点で見て欲しかっただけだ。 ここまで語っては今更だけれどね。 それに、正気ではなく狂気に囚われた化物だと思われた方が都合がいい。 (-69) 2019/04/17(Wed) 11:57:55 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[どうやら男の杞憂であったらしい>>$35 しかし何もないことが怖がる必要がないのは 一体どういうことなのだろうか] 失うものがないから何でも出来る――そういうことかな。 [それならばこの男こそ当てはまるような気がしたが 確認の為の問いかけ一つを投げるだけに留めた] どうして知られることが恐ろしいと思う? 失望されるかどうか、期待を裏切るかどうか。 人ならばそんなことを思うんだろうか。 [少なくとも男にとって知られることはそういったものではない。 人に憧憬を抱くだけの男は 人との違いを感じることを嫌悪したに過ぎなかった] ($42) 2019/04/17(Wed) 17:20:57 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[男は一度も彼女があの部屋にいると正確に語ってはいない。 日記や男の言葉から弾き出した可能性ならば大したものだと思う>>$36] 俺からの言葉も何もないまま、客観的な視点で見て欲しかっただけだ。 ここまで語っては今更だけれどね。 それに、狂気に囚われた化物だと思われた方が都合がよかったんだ。 [あっさりと手の内を明かせば言葉で笑んでみせ] 君は思った以上に詩人のような人だったから まあ、失敗してしまったな。 死んだ少女を着飾って傍らに飾る男なんて 人の命を愚弄していると裁いてもらう為の手筈だったんだけどね。 [カードの裏表を明かせば 意味のないことだったと手を組んだ] [彼の視線の先を辿る>>$38 子供を贄に捧げる村のある方角に目を細めた] ($43) 2019/04/17(Wed) 17:21:26 |
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。 (a20) 2019/04/17(Wed) 17:22:07 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ 彼は何が為に笑うのだろう。 彼は誰が為に笑うのだろう>>$38 怪物は一人思うが問いかけはせず 村の実態>>$39と彼の提案>>$40を天秤にかけた ] そうだね。 一度足を運んでみようと思う。 明日の夜に出かけよう。 道案内を頼むよ、セレン。 [ 選び取ったのは彼らの生きてきた場所を知ること。 村から旅立つその日に墓石が飾られるなど 正気の沙汰だとは思えなかった ] ($44) 2019/04/17(Wed) 20:34:24 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス[ ひと月後への約束>>$41 男はただただ笑みを浮かべるばかりで ] 分かった、約束しよう。 ひと月後の夜に。 [ 彼にあてがった部屋の出口へと向かう。 そのまま扉の外まで向かうと一言だけ 彼に背を向けたまま呟いた ] 君を飾り立てた村の大人達の方が よっぽど化物じみているね。 [ ただそれだけ。 振り返らずに男はそのまま立ち去る。 握りしめた拳など無自覚のまま ]* ($45) 2019/04/17(Wed) 20:34:42 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス ―翌日― [ 夜の闇に月が浮かぶ頃男は目を覚ます。 一度だってこの目にした事のない陽の光。 きっとこれからも得ることがないのだろう。 男は彼の部屋に狼を介して果物くらいは運んだが 彼は手をつけたかどうか。 月夜に伸びる影を引き連れて男は扉を叩いた ] セレン。 昨夜の通りに頼めるかな。 一応君用の衣類も見繕ったよ。 [ 扉越しに語りかけながらも男は外套を既に手折っており、 彼の分もその腕に用意していた。 彼の見た目に関して男は特に思わない。 人のように畏怖を感じたりもしない。 彼のそのものが恐ろしくないからかもしれない ] ($46) 2019/04/17(Wed) 20:43:59 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクスまあ、隠さずとも堂々と歩いて 君の墓石を建てた彼らの前で笑ってやっても それはそれでありかもしれないが、な。 [ 独り言のように呟きながらも 彼が室内にいるなら聞こえる程度の声色で 部屋の主の様子をちらりと伺った ]** ($47) 2019/04/17(Wed) 20:44:28 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* どういう方向がお好きな感じなのが此方目線察せなかったのがあれだったね。 お互いやりたい事が分からないってなってる感じだった。 (-79) 2019/04/17(Wed) 21:23:11 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* 悲しい灰は残したくないけど、やりたいように動いてねというメッセージは決して私の意のままに動きますと返答して欲しい訳ではなかった。 ペア村なので互いに物語を紡ぐものだと思っている。 相手にとって全部理想通りに動くなんて双方無理だと思ってはいるよ。 お互い歩み寄りと相手に合わせることが大事だとも思っていた。 (-106) 2019/04/18(Thu) 2:00:47 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* 合わせていたつもりで良かれと色々用意した結果、から回っただけだったけど。 相方一番に考えてどうにかしたくてフリー素材増やして頑張ってるつもりだったけど、相手にとっては意図が分からないしもっと分かりやすく動いてくれと望まれるものだったってことだね。 (-107) 2019/04/18(Thu) 2:03:04 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* どれも対して相手を楽しませてあげられなかったってことだな。 落ち込ませた模様だし。愛に障害がある方が面白い闇属性過ぎたのね。 (-108) 2019/04/18(Thu) 2:04:03 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* うん。 あなたがそういうならそのようにしますという発言は私の中では相当傷ついたって事が伝わらなかったのが一番堪えました。 (-109) 2019/04/18(Thu) 2:05:29 |
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。 (a27) 2019/04/18(Thu) 9:54:41 |
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