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【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティア[ 見目や声ばかりは“ 僕 ”より幼くとも、 この身が歩んだ軌跡は、魔法使い一人ぶん。 百二十余年の生を成長と称するなら、その通り。 ───── だから、知っているとも。 現れてしまった“ 三人目 ”の英雄のことを。 あの選択は、災禍の根まで摘み取れなかったと。 褐変した視界にようやく収めたホグワーツでは すべてはとっくに終焉り、双雄は行方知れず。 ] ( …… 誰とも話さず、踵を返した。 命を燃やし英霊の座に召されるまで、 僕は滅びた自分の世界すら忘れたまま 巧妙に、その記憶すら継ぎ接ぎされて。 ) (-30) 2019/04/19(Fri) 21:59:29 |
【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティア[ 僕らがどんな道を選ぼうと、 違う時間軸の諍いの火種なんて鎮められない。 ……そんな事実を知りようもなかった僕が、 戦後一年と保たなかった理由は明快だけれど。 “ 忘却補正 ” キャスタークラスらしからぬオマケによって 齎された記憶を知りたくなかったかといえば、 ] ( ────── もちろん“ No ”だ! ) (-31) 2019/04/19(Fri) 21:59:33 |
【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティア[ 結局のところ、どう転ぼうと性根は同じ。 いかなる時も勇猛果敢とは云えない僕だ、 大口叩いて自分を鼓舞していたいだけ。 でも、懐かしい君の声はそんな虚勢、 すぐにでも見破ってしまいそうだから。 ] 君らしいコメントだな、セレスティア。 だけど…………うん、その通りだ。 [ 沁みる叱咤に、淡く息吐き眸を閉ざす。 “ 英雄 ”というには頼りない“ 僕 ”を知るひと。 僕にとってはそれだけで十分すぎるほどで、 立場相応かどうかなんて、関係ありやしないのに。 ] (-32) 2019/04/19(Fri) 21:59:37 |
【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティアうん、もう、大丈夫。 誰かに思われてさえいれば、死なないから。 僕 ─────── 英霊という存在は。 [ 聖杯に願いをかけたら、 人類史の影法師は、祈りに応え召喚される。 だから君がそう言ってくれる限り、 信仰が途絶えることはなく、存在は保たれる。 良くも悪くも今の僕はそういう存在で、 復讐者 たぶん片棒担いでくれた人だって、居たから。 そんな意込めて応じた言の葉は奇しくも 親兎が仔兎に、訥々と言い聞かせた言に似て……、 ] (-33) 2019/04/19(Fri) 21:59:43 |
(a14) 2019/04/20(Sat) 15:47:06 |
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