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【人】 武藤景虎ああ、シリーズに寄るけど酒が出てくる時もあるよ。 [ゲームだったら討伐前に飲むものだけど、とビールの缶を傾ける。>>6 どのシリーズもいろいろ料理出てきて美味そうなのが多いよ、とか。 テーマパークで食べたゲームの象徴的アイテムを再現した骨付き肉は一本を二人で分けて食べたなって。 食べ物シェアしたり食べさせ合うのはともかく、齧ったものを分けて食べるのが妙に気恥ずかしかったなと今や懐かしく思う。 まあ、付き合って一か月くらいで一本の骨付き肉二人で食うのは結構ハードルが高いことだった気はする。 骨付き肉って辺りがあまり色気がない絵面だけど。 討伐したモンスターの肉ではないものの(さすがにあれの肉は食べたくないが)、いかにも討伐記念っぽい骨付き肉を“上手に焼けました“出来た端から、とりとめない会話を挟んでせっせと食べていく。] うん、茄子は何しても美味いよね。 [揚げ浸しみたいなのも好きだし、一番好きな食べ方はフリッターかな。 外ではあまり見たことないけど、実家でよく出てきた、と少し焦げ目のついた茄子を口に運ぶ。] (23) 2023/03/07(Tue) 3:16:20 |
【人】 武藤景虎いーよ、肉焼きの方が大変だから全然。 見張ってて。 [追加のビールも何本開けたかは数えてないが、酒に合うものが多いから仕方ない。 まあでも、お互い酒は強い方だし、ちゃんぽんもしてなければビールしか飲んでないのにそこまで酔うことはないだろうし。] [いや、柚樹は結構酔ってるな、とは、にんにくのホイル焼きの余ったオイルに落とした卵を真剣な顔でぐるぐる掻き回している頃>>7には気づいてはいた。 焼き加減とか難しそうだから邪魔しないように口元の缶を傾けつつ見守って。 酔ってても(酔ってるから?)上手くできるもんなんだなーと焼き上がったオムレツを箸で切り取って口に入れた。] うん、わかってたけどすげえ美味い。 [ご機嫌に美味しいでしょうと笑う様子に、かわいいな、と軽く人差し指を曲げた関節で緩んだ頬に触れる。 酔うとベタベタ触る癖の自覚はあるけど、この程度なのでオレはそこまで酔ってないよ。] (24) 2023/03/07(Tue) 3:17:01 |
【人】 武藤景虎[なんか遅くない?とは、鉄板含む洗い物を終えても戻ってくる様子がないことに不思議に思って。 浸かれる風呂があるならともかく、シャワーだけなら出てくるの早い方なのにと心配になってバスルームの前まで行けば、念のためノックをしながら声をかける。] 柚樹、開けるよ。 [体温上がってアルコールが回ったのかもしれないから、倒れてたりしたらとドアノブに手をかけて。 鍵かけてとは言ってたものの、すんなりノブが回ったことに今ばかりは鍵がかかってなかったと安心する。 まあ、昨日のオレではないので? 何の問題もない……、とは思ったんだけど。 扉を開けると昨日と同じように一瞬固まった。>>9 ただ、それよりやっぱ倒れてたのかと慌てて身を屈めて声をかけると、寝てるだけだとは寝息を立てる様子から安堵の息を吐く。] (26) 2023/03/07(Tue) 3:18:44 |
【人】 武藤景虎[今まで何度か寝落ちたのを布団まで運んだことはあるから、物理的には大丈夫……、物理的には。 昨日のオレじゃなくてよかったな、とは心底思いつつ。] 柚樹、布団行こ。 [やっぱ疲れてたんだろうな。 寝ぼけ半分でも掴まってもらうのともらわないのでは負荷がちがうので、小さく声をかけてからベッドまで運んだ。 服着せるのとかさすがに難しいから、起きなかったら布団は深めに被せておこう。]** (27) 2023/03/07(Tue) 3:19:13 |
【妖】 武藤景虎[いや、今のオレでも目のやり場とか諸々困るんだが? 極力見ないようにとは思っても視界の端には肌色がちらつくし、膝裏や背中に回した腕に触れる感触と熱に触れた箇所から熱が灯っていくのがわかる。 ベッドルームへと何とか辿り着いた時には顔が熱いし、心臓はうるさいしで柚樹の使っていたベッドに下ろせばすぐに布団をかけてやって離れた方がいい、とは思ったのだけど。] ……柚樹、 [ベッドに下ろしたそのままの形、覆い被さるように顔を寄せて、声をかけたら反応はあったろうか。 唇を重ねると、晒された肌に指を滑らせて、胸元から腹部を通って下腹を辿った。 口元から頬、こめかみに唇を落とせば甘く耳を食む。 内腿を、つ、となぞると脚の間に触れた辺りには、目を覚ますだろうか。] ($0) 2023/03/07(Tue) 3:25:08 |
【妖】 武藤景虎───犯してもいいの? [この問いかけをして実行したことはないけれど、目を覚ますようならそんな不穏な問いかけをしてしまったし、反応がないようならそっと布団をかけるつもりだけど。 オレ自体は昨日と地続きだから、何もせずに一緒の布団で寝た記憶もあれば、裸を見たり触れたりした時点でいろいろ燻る熱もあるわけで、さすがに柚樹が悪いとは思う。]** ($1) 2023/03/07(Tue) 3:25:15 |
【妖】 武藤景虎……うん、いい子だから掴まってて。 [ベッドへと運ぶ間も微かに意識はあるようなものの、シャツを掴む感触に気を許されてるのだと思えば嬉しくはなった。>>$3 柚樹がどこでも眠れようと、オレの前以外ではここまでぐにゃぐにゃにはならないと思うし……、ならないよな? そんな様子を微笑ましく思ってる余裕はほとんど今のオレにはなかったのだけど。 視界に映る肌色を意識しないようにしながらベッドへと急いだ。 途中でとらと呼ばれたりしなくて助かったな、とは。 呼ばれていたりしたらベッドにたどり着くことなく途中で何をしてたかわからないし、さすがに裸で床に横たえさせるのも行為に至るのも申し訳ないので。] ($6) 2023/03/07(Tue) 10:23:04 |
【妖】 武藤景虎[ベッドへと下ろせばそのまま布団を頭まで被せて寝かせてしまおうと思ってはいたのだけど。 不思議そうに呼びかけてくる声>>$3に引き寄せられるように唇を重ねた後、自然と肌へと指を滑らせていた。 柚樹は何とも思ってないかもしれないが、好きな女の裸を目にして直に触れて何とも思わない程朴念仁でもないし、何もせずに寝かしつけられる程紳士的じゃない。 このまま寝落ちてしまったらやめようと思っていたのは、紳士的だからというわけではなく、何の反応もないのに触れても虚しくはある、ので。 縋るように回される腕や、熱っぽく見つめてくる瞳、大事なもののように呼ぶ声が欲しいというのが最もな理由だったけれど。 少し冷えていたように感じる肌は、指先や唇で辿ればいくらか熱を持つ感覚がして、触れた先からじわりと此方にも熱が移ってくる気がする。] ん……、オレも好き。 [半分寝ぼけてはいるんだろうなと思いながらも、抱きついてくる腕に目を細めて唇で挟んだ耳の内側を緩く舌で撫ぜると熱い吐息混じりの囁きを注いだ。] ($7) 2023/03/07(Tue) 10:23:55 |
【妖】 武藤景虎……っ、あんまり煽んないで。 止められなくなる。 [おかしていいよと答える声は意味わかってんのかなって思いはするものの、理性の糸が切れかかりそうだった。 続いて呼びかけられた愛称も、燻っていた熱がずくりと重みを増して。 浮かせ気味だった身体を寄せて本格的に覆い被されば、明らか意図を持った指先で愛でるように肌へと触れる。] ……は、……柚樹、かわいい。 [首筋や耳元に幾度も唇を落とすと、しがみつくようにしていた体がいくらか浮いて肩口や首筋へと甘く触れてくる柔らかい感触に薄く笑みが溢れる。 緩く開かれた脚の付け根から先、指先をひとつ中へと潜り込ませれば湿った熱さに下肢に溜まる熱が増す一方だったのだが。 嫌がっているわけではない、むしろ歓迎するような反応とは裏腹に、胸に触れた時だけ首を振られ、逃げるように身を捩る様子に僅かに眉を顰めることにはなった。] ($8) 2023/03/07(Tue) 10:24:17 |
【妖】 武藤景虎……嫌だった? [そう問えば、消え入りそうな声音で語られた理由に、眉間の皺が深くなる。>>$5 そんなに気づかれたくなかったんだろうか。 昨日時点、男だと思い込んでるオレにひた隠しにされていたのは気づいてはいたけど。 でも気づかれたかったようでもあるし、裸を見るという気付き方が最悪だったのが原因なんだろうな、とは。] オレは柚樹の胸も好きだし、興奮する。 [何度も言ったし、言葉以外でも示してはきたはずなんだが。] それに、女だってことはもっと前からどっかで気づいてたよ。 [確かめる術というか、わざわざ性別を確認することが発想としてなかっただけで、と小さく息を吐いた。] ($9) 2023/03/07(Tue) 10:25:11 |
【妖】 武藤景虎……目、閉じてて。 [手のひらを瞼に被せて視界を塞ぐよう促してから、下肢に触れていた手を上げて両手で胸元に触れた。] ……柚樹、オレの触るとこだけ意識して。 [身を捩る様子を見せれば、窘めるように名前を呼んで、胸の先や周辺、僅かな膨らみのラインから脇にかけてを指先でなぞって、唇を押し当てると舌を這わせる。 合間、幾度もかわいい、好きだと言葉を落とす間、此方の熱も上がる一方ではあったけど、今はそれを無視して伝えようとした。 太腿に押し当てた熱で此方の慾は伝わってしまったかと思うけれど、熱が増す原因は胸元以外にないことが伝わるなら良いかなって。 オレが好きだろうが興奮しようが嫌なものは嫌だと言われたら、此処もオレのものなのに?と、理不尽な不満を口にしたかもしれない。]* ($10) 2023/03/07(Tue) 10:25:34 |
【独】 武藤景虎/* 嫌な時は蹴っていいので…… 泣いたらやめる、いや、どうだろ…… なんかしらんがおこだからな…… (気づいてやれなかったオレが悪いんだが) (-17) 2023/03/07(Tue) 11:01:38 |
【妖】 武藤景虎[“止められなくなる“と言うと、いつもそれでいいと返してくるのは知ってる。>>$12 此方がとどまりそうになれば、意識的にか無意識にか理性の箍を外そうとしてくるのも。 秘所に挿し入れた指は受け入れるように緩く入口が開かれるのに、弛緩した風だった身体が急に強張るのを感じてもとどまることは出来なかった。 それこそ、半年前のオレなら柚樹が嫌ならばと触れないように見ないようにはしていたと思う。 柚樹が気持ちいいところは、他にもいくらでもあるのは知っているのだし。 何がそんなに気に入らないのかは自分でもよくわからないけど、この半年かけて漸く然程抵抗もなくなってきて、好きな場所も覚えた箇所にまた触れられなくなるのは嫌だと思ってしまった。] ($16) 2023/03/07(Tue) 14:30:00 |
【妖】 武藤景虎……ん、いい子……、 [瞼を塞いだ手はすぐに下ろした代わり、自ら視界を塞ぐ様子に目を細める。>>$12 本当に嫌な時は蹴り飛ばしていいという約束はしていたし、実際蹴り飛ばされたことはないものの、抵抗らしい抵抗がないまま横たえた身体の胸元に触れて。 苦しげに漏れ聞こえる吐息が快感よりも恐怖を孕んでいるのは気づいても、止める気もなかったし、もし泣かれていたら止めてやれたかもあまり自信がない。] ……此処、好きだったよね。 [肌を吸い上げれば先程までとは異なる反応を返した胸の下側に、指と舌を這わせて。 視線を上げると此方を見る目と視線が合った。 オレにされてるところを見てくれる分にはまるで構わないというように、胸の先に唇を押し当てて軽く吸うと、下肢の方が跳ねるのが伝わってきて薄く笑みを浮かべる。] ($17) 2023/03/07(Tue) 14:30:21 |
【妖】 武藤景虎でも、嫌じゃないよな……? [強引と言われたことは否定しないけど、嫌がられてはいないはずと疑問のつもりではない問いかけをして。 唇は胸元に押し付けたまま、片手を下肢へと指先だけで触れて擽るくらいの加減で辿らせた。 太腿の間、恥丘を手のひらで覆うと中指で入口をなぞって、差し入れた中はさっきよりも熱く湿って感じれば粘膜を押し開いて深くへと潜らせる。 内壁を指腹で掻いて、微かな水音を立てながら深くでぐる、と指を回して。 態と音が立つように深くを擦れば、指に絡んだ液を内壁に擦り付て撹拌した。] ($18) 2023/03/07(Tue) 14:30:51 |
【妖】 武藤景虎……っ、ふ、……柚樹……、 [胸の先に押し当てて舌で転がしていたな唇を離して、顔を上げる。 脚から指を引き抜くと、膝をシーツに立てれば体を起こして。 乱雑にワイシャツのボタンを外し、上着を脱ぎ捨ててから、僅かな金属音と共にベルトを外してスラックスの前を寛げた。] っ……、気持ちい? ……柚樹のすきなとこ、全部、教えるから、覚えて。 [脚の間に膝を割り入れて開かせると、入口に熱く張り詰めた先端を押し付ける。 此処も、と示すつもりで両胸に手を添えて胸を押し上げるようにすると、いくらか背を丸めて前傾すれば、唇を押し当てた胸の境目、敏感な箇所を吸い上げて。 突き挿れたくなるのを堪えて、薄く開いた秘所の入口を先端で緩く擦った。]* ($19) 2023/03/07(Tue) 14:33:00 |
【妖】 武藤景虎[触れる肌の熱や返ってくる反応は記憶に近いものだという感覚はあるのに、どこか戸惑っている風な声や表情に違和感とモヤモヤとした感情が湧き上がってくる。 ひどく酔った時だとか、理性が飛びがちになった時の行為の仔細を柚樹が覚えてないことはあるけれど、その度思い起こさせるようにしてしまうのは珍しいことじゃないにしても。 自分が記憶をなくしていたことを棚上げにして、オレに合わせていたからか柚樹の感覚が戻っているような様子にオレは不満があるみたいだった。 全部覚えてて欲しいし、忘れないで欲しい、なんて、執拗に覚えてるオレの方がおかしいことかもしれないけど。 でも、柚樹が忘れてるなら思い出させるからいいよ、と記憶にある“好きなところ“に指や唇を辿らせて。 自覚はなくても覚えているらしい身体の反応に惑っているような声に熱が混じってくると、ゾクゾクとした感覚が背中に走った。] ……っ、ふ……、また、ダメって言う…… 気持ち良くてダメって意味でいい……? [漏れ聞こえる声>>$21勝手な解釈を口にしても、遠からずだと思っているから悪びれる気もなくて。 ちゃんと聞いててというように、蜜壺に挿し入れた指で内壁を擦っては指にまとわりつく液をかき混ぜる。 途中、敏感な箇所を指腹で押し上げて、奥深くを掻くと熱いとろりとしたものが溢れて、くちゅくちゅと淫靡な水音が増すのに、ずくりと下肢に血が回るのを感じた。] ($25) 2023/03/07(Tue) 18:17:59 |
【妖】 武藤景虎柚樹……、だから、煽ってる……? [切ない声で“とら“と呼ばれると否応なしに、既にきつく感じている下着の中のものがわかりやすく脈打って固さを増す。>>$22 そう呼んでくれと大体の相手に言ってきている愛称だし、耳馴染みのあるものなのに。 柚樹にも最初“武藤君“と呼ばれた時、“君“はいらないし、トラとかトラちゃん♡でもいいよとか言ったっけ。 “武藤“の呼び方を選ぶことは想定していたから、もうすっかり定着したけれど、“とら“の方だけは、体を重ねて柚樹が切羽詰まったりうまく言葉が発せられないような時にだけ呼んでくるものだから。 柚樹の発するその二文字は、行為中の諸々を連想させるせいで、耳にするだけで興奮を覚えてしまう、パブロフの犬みたいなものなんだろうか、とにかくいろいろとまずいものだった。] ($26) 2023/03/07(Tue) 18:18:50 |
【妖】 武藤景虎[着たままだった上着を脱いで、下衣の前を寛げると、とっくに臨戦態勢然として反り返った熱が勢いよく飛び出してきて。 濡れた秘所へと押し当てればすぐにでも深くまで貫いてしまいたかったのだけれど。] は、……っ、かわい……、 [此処も好きだったはずと柚樹の胸に執心したまま、自分の熱は二の次にして、手指でまさぐって唇で吸い上げては、快感を拾い始めている様子に熱が増していく。>>$23 体を跳ねさせた拍子か突き出された胸を舐って薄い皮膚を強く吸うと、肌に赤い痕を散らした。 入口を擦り上げる度に当たる陰核が膨れて固くなっていくのを擦れる屹立に感じて、そろそろ挿れたい気持ちは限界に近く。] ($27) 2023/03/07(Tue) 18:19:43 |
【妖】 武藤景虎やだって何が……? [胸元から顔を上げ、柚樹の顔を見下ろす形に丸めていた背を伸ばせば、瞳を覗き込んで。>>$24 ちゃんと言って、とはぐらかしても、柚樹の意図が伝わっていることは交わした視線で気づかれてはいただろうけど。 慾の色が滲んだ瞳にぞくりとしたものを覚えて押し当てたままの雄芯が脈打つ。 求める言葉が鼓膜を揺らせば、笑みを浮かべて一度唇を重ねると、抱え込むように首裏に腕を回した。] ん……、柚樹の好きなとこ……、 奥まであげる、ね……、……ッ、 [濁された言葉を正す必要もないのだけれど、好きなとこを教えるとは言ったものだから。 回した腕で敷いた身体を固定して、入口を滑らせていた屹立の先端で閉じた中心を押し開くと、そのまま一息に内壁をこじ開けながら奥までを穿った。] ($28) 2023/03/07(Tue) 18:20:06 |
【妖】 武藤景虎ッ……、ぁ……ッ、く……、 [先端が、ごつ、と奥を叩く感触に息を詰まらせると、熱い粘膜に圧迫された雄芯がどくどくと脈打つ。 急速な刺激に背を震わせれば、数秒くらいの間の後、詰めていた息を吐き出して。 あ、避妊……、とは熱に浮かされた頭で思い出したけれど、今は夢の中だし大丈夫だろうか。 風呂も入ってないし、ってことは気にした方がいいのも今更すぎるんだが。] このまま、しても大丈夫……? [否と言われても難しいとは思いつつ、頭に浮かんだ諸々の懸念が柚樹に伝わるかはわからないものの、頬に手を当てて問いかける。 答えも聞かないうち、腰を緩く引くと、幾度か中を慣らすように腰を揺すってはしまったけれど。 肯定が返ればそのまま抽挿を開始するつもりで、答えを促すように頬や眦に唇を落とした。]* ($29) 2023/03/07(Tue) 18:20:42 |
【妖】 武藤景虎[深く貫いた先、耳元で響いた嬌声と重なった肌が痙攣する感覚の中、随分久しぶりにも思える刺激に脳が眩んだ。 詰めていた息を吐いた後、柚樹の顔を見下ろすと目から雫が溢れ落ちた跡が見えて。 苦痛や戸惑いばかりの涙だったら焦って行為を止めようとはするのだけど、そうでないのは蕩けたような表情からもわかってはいたから。 嗜虐の趣味があるわけではないのに、感極まったり刺激が強すぎたりとした時に泣かれるのは興奮してしまうらしく、衝動的に突き動かしそうになる身体を何とか押し留める。] ($34) 2023/03/07(Tue) 21:14:19 |
【妖】 武藤景虎……っ、昨日の夜もこうしたかったよ……? [このまましてもいいかの答えを待つ間、頬や濡れた眦に唇を落としながら小さく囁く。 まあ、初体験未満の記憶では、もたついて仕方なかっただろうから、しなくてよかったとは思うのだけど。 もしかしたら体の方が覚えていて何とかなったかもしれないが、柚樹の方が戸惑いや抵抗を覚えていたかもしれないし、そうなったらとどまっていただろうな、とは。 問題が何かもあまりわかっていなさそうには見えたけれど>>$32、気に留めていないのであれば大丈夫なのかなと思ってしまうくらいには熱に浮かされていたのだと思う。 風呂の件は自分が洗ってないのは嫌だけど武藤は嫌じゃない、と言われたことはあるからまだわかるとして。 “大丈夫じゃない日“に避妊具とか必要ないと求められたことがあることを思えば、これが夢だからとかまでは頓着できてないんだろうな、とは思い至ってなかった。] ($35) 2023/03/07(Tue) 21:14:36 |
【妖】 武藤景虎うん……、オレも、このまましたい……、 [しがみついてきた身体を強く抱きしめ返すと、腰を大きく引いて、浅くから深くへと勢いをつけて腰を打ち付ける。] ん、ッ……、ぅ……、 [びり、と痺れる快感が背から腰まで走って、きつく締め上げてくる内壁に抗って引き抜きかけた肉茎で抉るように胎内を擦り上げた。 “とら“と呼びかけてくる声>>$33に、ぎち、と圧迫してくる内壁を押し上げるくらいに自身が質量を増して、キツさに眉を顰める。 わざとではないのはわかっていても、こうもわかりやすく体が反応することを知っていて呼びかけられるのは、煽られているのと同義だった。] ($36) 2023/03/07(Tue) 21:15:12 |
【妖】 武藤景虎は……、っ、……ぁ、 ゆず、き……、すき、好きだよ、 [重なった肌が擦れて汗ばんだ全身が熱く溶けそうな感覚がして、思考の方は焼き切れそうだった。 腰を打ち付ける度に粘質の水音が増してくるのは、先端から滲んでくる自身のものも混じってはいるのだろうけれど。 熱い胎内の奥から溢れてくるものも確かに感じていて、ぬるついた中を滑らせる速度と深さが知らず増していく。 ゴツゴツと奥に当たる間隔が短くなってくると、殆ど思考は回っていない中で、譫言のように名前を呼び返せば、溢れてくる涙を舌で掬った。] ($37) 2023/03/07(Tue) 21:16:20 |
【妖】 武藤景虎ッ……、 [きざんで、と途切れた声が耳に届けば、考えるより先、首筋に顔を埋めて口を開いていた。 ちゃんと此処にいる、と伝えたかったのか、この雌は自分だけのものだと刻みたかったのかは曖昧なまま、肌に歯を立てる。 ギリ、と犬歯を食い込ませると内壁がうねるように反応するのを感じたのは雄芯が大きく脈打ったせいだろうか。 “此処“も好きなとこだったな、と白んだ頭の片隅で一瞬浮かんだのは、多分間違えてはいないと思う。]* ($38) 2023/03/07(Tue) 21:16:37 |
【独】 武藤景虎/* よかった、柚樹がイけていた。 意識どっかで飛ぶだろうとは思っていたけど…… 噛まれるとイくのえろいですね……。 初体験してからイけるようになるのに三ヶ月くらいかかったのにそれ以降特にえろくなったのかわいいね……。 (-49) 2023/03/08(Wed) 0:46:54 |
【独】 武藤景虎/* あとオレの挙動のトレースが常に完璧なのでありがたいです、助かります……。 どうしようかな、いや、寝かせはするんだけど次の朝落ち着いていられる自信がないんですよね (-50) 2023/03/08(Wed) 0:48:33 |
【妖】 武藤景虎[昨日の夜もしたかったと告げたら不思議そうな顔をされて>>$39、思わず頬に添えていた手で抓りそうになってしまった。 オレも健全な男子なので? 好きな子に抱きつかれて同じ布団で一晩過ごすとか、そりゃあそういう欲求は湧くというもので。 泣きじゃくってるとこにそんなことは出来なかったのもあるし、告白もしてないからという諸々の事情があったからというだけだ。 美術館の夢から還ってきた日の夜、病室のベッドで最後までは出来なかったけど、許される状況ならしていただろうことを考えれば経過時間的には似たようなものだと思う。 柚樹はその辺の認識が甘いから警戒心……といつも心配になる。 それとは別かもしれないが、何だか以前のような“女として私なんか“的な状態に戻っていることに、モヤモヤしたような気持ちを抱いていたことを察せられていた>>$31とは此方は此方で気づかないまま。 求められて繋がった後には、そういった機微にも頓着出来ない状態にはなってしまっていた。 溢れている涙の理由の全ては理解出来なくても、過ぎた快感を拾っていることが要因のひとつであることは見てとれたし、柚樹がそんな風になるのはここ最近のことではあったから。 巻き戻っているような様子のことは一旦どこかへと行っていたのもあるかもしれない。 柚樹の心が身体に追いつかないみたいな状態は、前にも一度あったから、それならあの時みたいに怖くなくなるまで抱けばいいのかなって。] ($43) 2023/03/08(Wed) 2:43:10 |
【妖】 武藤景虎……っ、ふ……、声、だしてもいいのに、 [押し殺しているような声に>>$40、そう溢しはしても、出してと言われてなかなか出せるものでもなかったかもしれない。 何かを堪えている様子で漏れ聞こえてくる吐息も、胎内の拍動と合わせてよく知るものだったし、興奮を煽られるものには変わりはないのだけど。] く……ッ、ぅ……、 あんま、締められると、すぐイきそう、だから……、 [これも言われたところでどうしようもないのはわかりつつ、一度目は大体早々に達することが目には見えていても、少しでも長くこの快感の中に溺れていたいと思ってしまって。 それに、柚樹のえろいとこもいっぱい見たいし、なんて。] ($44) 2023/03/08(Wed) 2:43:49 |
【妖】 武藤景虎[“すき“と言い募られるのも、呼ばれる愛称にも昂りが増すばかりでは、限界がくるのは早そうだった。 雄を搾るように蠕動を始めた内壁から逃れるように中を擦り上げ、擦り下ろしても受ける刺激が加速するだけだというのに、快感を追っているのか堪えようとしているのかもわからなくなってくる。 せめて柚樹がイけてからとは僅かに残った冷静な部分でなんとかもっているようなものだったから。 中の挙動からそれも近いとは感じていたのだけれど。 “刻んで“と言われて反射的に噛みにいってしまったのは短絡的だったかもしれない、とは。 何も物理的に刻む必要があったかはともかくとして、その行為は達する時の癖のようなものだったし、ここ最近は柚樹の方もそれが引き金に絶頂を迎えることがあるのも知っていたことだというのに。] ……ッ、ぐ……、 [肌に歯が食い込んだ瞬間、吐精を訴えるように膨らんだ雄芯を強く搾る痙攣を内壁が返して、喉奥から、ぐる、と唸り声のようなものが漏れる。 困惑したような声が耳に届きはしたものの、衝動的に大きく跳ねた肢体>>$41を押さえつけて掻き抱くと、跳ね上がった腰を縫い止めるように引き抜いたものを荒く深くへと穿って。 達している最中の胎内を暴く摩擦の刺激に響いた嬌声を気にかけてやる余裕もなく。] ($45) 2023/03/08(Wed) 2:44:25 |
【妖】 武藤景虎───ッ……! [首筋へと歯を立てたまま開いた口から唾液が溢れるままに荒い息を吐きながら、幾度目かに奥を突いた先で、びゅく、と熱が吐き出されるのを感じていた。] ハ……、ぁ……、 ゆずき、だいじょぶ……? [繋がった先では断続的に精が吐き出され続けていたけれど、我に帰って問いかけた先、あまり大丈夫ではなかったらしいとは惚けたような表情からも見てとれて。] ……ん……、おやすみ。 [限界を訴える声に軽く唇を重ねると、微かな寝息が聞こえてくるまでに時間はかからなかった。 刺激が強過ぎて意識を飛ばすようなことはそうそうないものだから、これは眠気が限界にきただけだろう。 無理をさせてしまったことを内心で謝りつつ、また昂ってしまわないうちにと腰を引いた。] ($46) 2023/03/08(Wed) 2:45:40 |
【妖】 武藤景虎[ずるりと抜け落ちた陰茎の先、脚の間から溢れてくる白濁を柚樹のかけていたタオルで拭き取ると、一度身体を離して。 抱きしめたまま眠りにつきたい気持ちはあったものの、風呂入らないと、とはいくらか冷静になった頭で思い出すことはできたので。 柚樹に布団をかけてから、そっと額に口付けるとベッドから降りてバスルームへと足を向けた。 装飾品は左耳の上のピアスと指輪以外は外してからシャワーを浴びて。 煙で燻されてた髪や汗ばんだ全身を洗い流すと、頭を冷やして大人しく寝られるように気持ちを落ち着ける。 寝間着に着替えて髪を乾かすのもそこそこにベッドまで戻ると、膨らんだ布団と空のベッドを交互に見てしばし逡巡した。] ($47) 2023/03/08(Wed) 2:46:13 |
【妖】 武藤景虎…………、 [なんもしないから大丈夫。 それに、裸のまま一人で寝るのは風邪ひくかもしれないし。 夢の中でも風邪をひくかはわからないが、せっかく着たスウェットを脱いで膨らんだ布団の方に潜り込んだ。 直肌の方が多分温まるし……って雪山でもないんだけど、その方が心地良いかなってだけなんだけど。一応下着は穿いてるので……。 巻き戻っているような感じは治っているだろうかと寝息を立てる顔にそっと口付ける。 朝起きたら確かめてみた方がいいだろうか。 聞くのもな……、と思えば、唐突に胸を触るとか、さすがに怒られそうなことしか思い浮かばなかったので寝ることにした。 布団の中で柚樹の身体を抱きしめると、頭に浮かびそうになる邪念は振り払って瞼を閉じた。 柚樹の方が早く目を覚ますとは思うのだけど、朝を迎えて声をかけられても抱きしめた腕をなかなか離そうとはできなかったかもしれない。 顔やら何やらを擦り寄せてしまうのはいつもの挙動としても、おそらく起きてすぐにシャワーを浴びたいだろう柚樹の邪魔をしてしまいそうなことは申し訳ないのだけれど。]** ($48) 2023/03/08(Wed) 2:52:25 |
【人】 武藤景虎んん……、 [微かに聞こえてくる鳥の囀りと、カーテンの向こうから差し込む僅かな陽の光……、に起こされたわけではないものの、聞こえてきた声に朝だと認識して。 薄く目を開いた先、ぼんやりとした視界の先には近すぎる壁でもなく、大切な人の顔があることに安堵した。>>54] よかった……、ちゃんといる……。 [寝ぼけた頭では今何処にいるんだっけも曖昧なままではあったけれど、そんなことはどうでもいいかと腕の中にある体温を抱きしめる。 走りに行ったりするのかな、とは頭の片隅で思いはしても、すぐに腕を解くのは難しかったかもしれない。] おはよう、柚樹。 [遅れて挨拶を返せば、瞳を見つめ返して目を細めた。]* (55) 2023/03/08(Wed) 10:38:46 |
【妖】 武藤景虎[流れるように顔を寄せて口付けてしまうのも、いつものことだけれど。 手に触れているのが直接肌だということに気づけば、身体を寄せると脚を絡めて。 肩口ぐりぐりと顔を擦り寄せて、視線を落とした先、肌に浮いた歯型の痕に安堵に似た笑みを浮かべると同時、昨晩のことを思い返して、じわ、と頬が熱くなるのを感じた。 押さえつけるように押し付けていた背中から滑らせた手を胸元に当てて、もう大丈夫になったかなと顔を窺ってしまう。 昨晩と違ってちゃんと寝る前にはシャワー浴びたし、ってにおいが薄いのが不満だった>>$51とかは気づいていないまま。 ぐり、と押し当てた下肢が熱を持っていることに困らせてしまうだろうか。 でもまあ、それもいつものことだから……、とは。 走りに行ったり朝ごはん用意したり、シャワー浴びたりしたいかなとは思ったんだけど、こうしていつものように触れられることが嬉しかったから、つい。 引き剥がせば大人しく起きるとは思うので。]* ($53) 2023/03/08(Wed) 10:40:33 |
【妖】 武藤景虎[目が覚めてすぐに柚樹がいたことに安心したのもあったし、お互い裸ともなると触れ方が他意のある感じになってしまっても仕方ないというか。 胸元に触れた手には一瞬びくりと肌が震えた気はしたけれど、昨日みたいな体の強張りとは違っていたようだから安心した。>>$54] ……ん、大丈夫そうでよかった……、 [大丈夫な感じを思い出すまで一日胸触って過ごすことになるとこだった、というのはさすがに冗談だけれど。 よかったと言いながら胸元を指でなぞったり肌を押し上げるようにしていたのは念のための確認で……、嘘、触りたかっただけです。 いつも通り、ではあるのかな。 交わした視線に変わりがなさそうなのを確認すれば、身体を寄せると重なった肌が熱を持つのを感じた。 下着越しとはいえ主張するような熱や固さが当たってしまっても不可抗力なので気にしないでいい、とは思いつつ。 このまましてしまったら、起きられないことにはさせてしまいそうだったから。 腹減ってきた気もするし、柚樹もそうだろうなと思えばあまり空腹の状態にさせておくのも良くないなと名残惜しさを感じながらも抱きしめていた腕を緩めた。] ($55) 2023/03/08(Wed) 13:41:38 |
【人】 武藤景虎そうだな、今日こそは暗くなる前に行ってみるか、温泉。 昨日も行きたがってたし、さすがに止めたが。 [風呂場で寝てたことを考えたら行かなくて正解だった、とは柚樹は覚えてないかもしれないけど。 温泉宿に行った際には日に何度も入るくらいには柚樹が温泉好きらしいとは前に聞いていて。 ちょっとした旅行に温泉にでも行きたいねと話したのは冬休み明けくらいの時だったっけ。 こんな形で温泉行くの叶うとは思ってなかったから、せっかくだし行かないと損だよね。 オレの記憶が戻らなかったら性別のことを気にして行きたくてもなかなか行けなかっただろうし、人目を憚って早朝に一人で行かせるようなことにならなくてよかったなって。 腹減ってたら元気でないし、まずはその前に朝飯かな、とベッドから身体を起こした。] (57) 2023/03/08(Wed) 13:42:39 |
【人】 武藤景虎朝ごはん何にすんの? [もそもそとベッドから降りて鞄から服を引っ張り出しつつ聞いてみる。 米は炊くのが時間かかるし、またホットサンドで良いかと聞かれれば頷いて。 昨日ツナかコンビーフかでツナにしたから今日はコンビーフらしい。 “こんこるちー“という聞き慣れない略称を告げられて、“こる“ってなんだろうとは首を傾げる。 “つなたまちー“より難易度高かったけど柚樹が作るものなら美味いことには変わりないだろう。 コールスローのことだとわかれば、昨日食べたスペアリブとのサンドイッチも美味かったし絶対美味いと思うから楽しみ、と顔を洗いに洗面所へと向かった。 毎朝の習慣みたいな装飾をつける作業の前から、鏡に映った左耳の上に金色があるのを見て笑みを浮かべる。 左手の指に僅かな重みがあることも、今の“いつも通り“だと昨日の朝まで感じていた違和感がないことに戻ってきた実感がして。 温泉行くなら髪はそんなしっかりセットしなくていいかなと長めの前髪を摘んで、軽く整えとくくらいにしておいた。 柚樹のところへ戻った時には、朝飯も食べてないのに随分上機嫌だとは思われたかもしれない。]* (58) 2023/03/08(Wed) 13:44:00 |
【独】 武藤景虎/* 温泉!! ホットサンドお腹減る……_(:3 」∠)_ ロルで何食べててもお腹減るが…… 朝起き抜けで反応できてないけど >>$50がとてもかわいいですね……愛してるとか偽物の口からしか言ってないのかなしい_(:3 」∠)_ あと匂いかぎにくるのもかわいいですね…… (-56) 2023/03/08(Wed) 15:54:55 |
【人】 武藤景虎うん、今日はやめとこって言ったらすげえ不満そうだった。 [やっぱ覚えてなかった。>>59 単なる寝落ちはともかく、今まで酔って寝落ちてその前のことを忘れてるみたいなのは柚樹んちの実家で家族で飲んでた時くらいだし、そのくらい気が緩んでたってことなんだろう。 貸切風呂とかなら溺れる心配ないにしても、温泉から抱えて帰るのはさすがに無理なので、酒飲んだりする前に(夕飯ともなればどうせ飲むし)行った方が良さそうだと窓の外がまだ明るいことを確認する。 いつもよりは遅めだけど、まだ朝と言っていい時間帯だろう。] おにぎりも嬉しいけど、ホットサンドも好きだよ。 普段そうそう食わないし。 [柚樹とはいろんなもの食べに行ったり作ってもらったりしてるし、カカオ成分以外の好きな食べ物というのもそれなりに、これが好きあれが好きみたいなのは知られてはいるけど。 前に会話に出ただけのおにぎりなんて特に地味なものも覚えてるんだなと嬉しくなる。 一緒に過ごしていれば次の機会はたくさんあるのだし、クリスマスに食うみたいな丸鶏を焼いてもらう約束よりは早めに叶えてもらえるだろうから焦らずに待っておこう。] (63) 2023/03/08(Wed) 18:01:52 |
【人】 武藤景虎[首を傾げながら告げられた“こんこるちー“の謎も解けたところで、洗面台の前で身支度を整えてから戻ると、パンの焼けるいい匂いがして一気に空腹感が増した。>>60 テーブルの上のりんごジュースを見て、その辺あんまり気にしないのが“らしい“よなと思ってしまうのは、昨日の出来事もあって。 あの美術館では林檎に纏わる怪奇現象がいろいろと起きて、柚樹は何を口にしても林檎の味がするようになったと水すら口にできなくなったことがあった。 口移しなら大丈夫ではとか先輩が言い出して、幽霊みたいな状態で後ろから見ていることしか出来なかったオレは複雑な気持ちになったな、とか。 昨日の出来事を含めてもオレは特に気にならないから、その辺の繊細さがないのはお互い幸いだなって。 美味しく食べられるものが減るのは悲しいことなので。] (64) 2023/03/08(Wed) 18:02:45 |
【人】 武藤景虎あー、整髪料つけてないから? ……ぅ、元の顔がいいので……? [なんか雰囲気違う?と尋ねられて髪を摘みつつ首を傾げる。 鼻先に触れた唇に若干頬が熱くなるのを誤魔化すように、軽口で返して。 柚樹もなんかご機嫌みたいだ。 温泉が楽しみなのもあるだろうし、二人でこんな良さげなとこにデートに来られたからのも大きいのかと思えば、楽しそうに微笑む顔を眺めて、「かわいい」と溢したら急に何だと思われるだろうか。 事あるごとに言ってしまうものだから、最早武藤の鳴き声の一種くらいに思われてても不思議ではない。 いや、ちゃんと一個一個に理由はあるので。 思わず抱きしめに行きそうにはなったものの、作ってもらった朝飯を冷めないうちに食べないとなって我慢したのでえらいと思う。 ホットサンドの匂いに空腹感がピークだったのもあるけどね。] (65) 2023/03/08(Wed) 18:03:17 |
【人】 武藤景虎う、いい匂いする。美味そう。 いただきます。 [マーガリンがよく馴染んだパン生地がこんがり焼き上がっていて、大口を開けて齧り付けば、カリッとかサクッとしたトーストの間に溶けたチーズとマヨネーズの組み合わせ、コールスローの水々しい食感とコンビーフの濃いめの塩気が絶妙に馴染んで口の中に広がった。] 思った通り美味いな、ほんとに初めて作ったの?天才では……? [これとこれ組み合わせたら美味いとかもなかなか発想として浮かばないもので、すごいなと口元を綻ばせる。 バナナは温泉入るから食っといた方がいいと言われたので、そうなんだ?と口に運びつつ。 朝はバナナいいみたいなのは知ってたけど。 まあ、効果はよく知らないでもバナナは美味いしな、とりんごジュースも飲み干した。 ごちそうさま、と満足して手を合わせたら、温泉の準備をして。 少し歩くくらいが景色もゆっくり見られていいかもな、と空や道中の河辺を眺めたりしながら目的地へと明るいうちには辿り着いた。] (66) 2023/03/08(Wed) 18:04:15 |
【人】 武藤景虎ほんとだ、結構でかい。 [もっとこぢんまりした施設なのかなとも思っていたが、どうやらそんなことはないようだ。 柚樹の方こそ広い女湯入りたいのでは?と思ったのだけど、その辺は今の格好だと抵抗あるんだろうか。 女子トイレも少し前までは頑なに使わずに多目的トイレ使ってたくらいだし。 気にしないでいいと思うんだが、とは思いつつ、本人が嫌な思いする可能性を懸念しながら入るのもあれかなと思って言わずにおいた。] んー、別に泳ぎたいわけじゃないから男湯の方じゃなくていいよ。 [いや、どんだけ広くても泳がないけどね? 家族風呂みたいなのがあるとこも探すの大変だし、貸切風呂ついてるような宿に泊まれる資金もないので、せっかくだし一緒に入れる方がいいよね、と柚樹の予想通り別行動を選ぶ選択肢はなかった。] (67) 2023/03/08(Wed) 18:04:36 |
【人】 武藤景虎[脱衣所は狭いものの、マッサージチェアやらロッカー、ベンチと扇風機、鏡台っぽくなってるとこにはドライヤーもあるし普通の銭湯っぽい感じだな、と見渡して。 すりガラスの引き戸を開けると、空と遠くに見える山がまず目に飛び込んできた。] おお、ちゃんと露天風呂だ。 [岩で囲まれた温泉に至るまでは屋根が出ているものの、木の柵で囲われた先は空が広がっていて開放感がある。 崖っぽいとこに面しているから、近くにも木々が生い茂っていて木漏れ日がお湯に差しているのも雰囲気があって良いな、と周辺を見渡してしまう。 そこまで広くはないけど二人なら充分の広さがあるし、自室は普段ユニットバスで風呂に浸かれない身としては贅沢すぎるくらいだ。 冬場だとお湯にたどり着くまでの微妙な距離が寒くてしんどいとかあるけど、平石の張られたいくらかの距離が気にならないくらいに気温も暖かいから気にならないし。 夢の中でも効能みたいなのは効果あるんだろうかと思ったりもしたけど、現実に反映されなくても今は疲れたり腹が減ったりもするし、効果はあるんだろう。 うん、お湯もめちゃくちゃ熱いって感じじゃないからゆっくり入れそうかな。]* (68) 2023/03/08(Wed) 18:04:58 |
【妖】 武藤景虎[一緒に風呂入ったことは何度かあるけど、どうやって入る?とは聞かなくてもいいくらいのスペースがあるのは初めてだなって。 その度に平和に入浴だけして出られた試しがないのだけど。 密着もしてなければ大丈夫だろうかとは思いつつ、備え付けの桶で身体にお湯をかけてからお湯に足を入れる。 離れて入るのも変な感じではあるし、横並び?でいいのかな。 肩が触れ合うくらいに近くには寄ってしまったけど、温泉ゆっくり浸かりたいよね、とは一応思ってはいるから、いきなりベタベタ触るのは自重するつもりはあるよ。] 柚樹と一緒に温泉入れるとは思ってなかったから嬉しいな。 [目線を下に落として、お湯の中の肌色が目に入ると、やっぱまずいかも、と目を逸らした。] ($57) 2023/03/08(Wed) 18:05:24 |
【妖】 武藤景虎昨日寝る前のこと覚えてる? [とは、風呂場で寝落ちる前の話じゃなくて、ベッドに運んでからのこと。 起きた時の感じからしてさすがに忘れてはない、とは思うんだけど。] 身体を傷つけない……、は、やっぱオレには無理かな。 [偽物が言ってたらしい言葉を思い出して呟いた。 柚樹も気にしてないならオレも気にするつもりはないんだけど。] 此処、噛まれると気持ちいいの? [気にしてないというよりむしろ、というのはちゃんと確認したことなかったなって。 赤い痕の残る首筋を指先でなぞって、軽く口付けた。]* ($58) 2023/03/08(Wed) 18:07:18 |
【人】 武藤景虎や、オレは特に気にしない。 [りんごジュースのことは軽く手を振って答える。>>74 実際のところ、あの美術館で起きた諸々は長い期間残された人が不安になる程に見る幻覚というところがあったのか、単にオレが図太いせいなのかは謎だが、大してトラウマになるような経験は林檎に関しては特にしていなかった。 オレが現実に還った後の柚樹の方が大変だったことを知っているので、大丈夫かなとは思いはしたけど。 昨日の出来事もそこまでショッキングではなかった……と言ったら語弊はあるが、あのおかげで記憶が戻ったところもあるし、なんかアドレナリン的なものでも出てたんだろう。 頭に血が昇るようなことはあったものの、林檎が食えなくなるような経験ではなかったから。] (85) 2023/03/08(Wed) 21:57:55 |
【人】 武藤景虎[“かわいい“という度に、イマイチ伝わってないなというか、柚樹はどうにもオレが“そういう生き物“だからと思ってる節があるとは思う。 時間さえ貰えれば柚樹をかわいいと思う理由なら説明できるのだが。 実際長々説明したことはあったし、なんならプレゼン資料を作ってもいいくらいだ。 やめろと言われそうだから作ったことないけど。 味の組み合わせは料理してないと多分思いつかないんじゃないかな、とは思いつつ、大抵の料理を美味いと言って食うのも“なんでも美味いという生き物“だと思われてたらどうしよう。 柚樹から貰った食べ物で不味かったのは市販の変なお茶くらいで、手料理は全部今のところ美味いのしか食ってない。 まあそれも、食わせる前に練習してくれたりしているのも知っているので、そうそう口に合わないものを食べる可能性は低いと思っている。不味くても多分食うけどね。] (88) 2023/03/08(Wed) 21:58:22 |
【人】 武藤景虎えっ、泳ぐの……? [まあ、人がいなかったら?いいんじゃないかな?>>76 じゃあ尚のこと広い風呂のがいいのではと思いながらも、そのくらいの広さがあればいいねと言いつつ貸切風呂まで向かって。 風呂が露天だとわかった瞬間に猛然と脱ぎ出すのからは、ちょっと目を逸らした。>>77 明らかにテンション上がってるし、よっぽど温泉好きなんだな。 一昨日はいきなり泣かれたりなんだりで焦ってばかりだったけど、昨日決着がついてからはずっと楽しそうだから安心する。 風呂に浸かるの自体柚樹んちで借りないと入れないし、温泉自体も相当久しぶりだから満喫しておこうと温かいお湯の中に身体を沈めて。] オレは泳がないけど泳いでいいよ。 [どっかぶつけたりしないようには気をつけてね、と何か保護者みたいな気分になりながら言っておいた。]* (91) 2023/03/08(Wed) 21:58:44 |
【妖】 武藤景虎[ほんとに泳ぐんだ……。>>$59 と、微笑ましく眺め……、るのはちょっとやっぱりいろいろまずいなと、結局目を逸らすことにはなったのだけど。] ……うん、広くて良かったなー。泳げるし。 [落ち着いて座る横に並んで平和な感じに答えても、あまり落ち着けてはいなかったかもしれない。 胸元に目を落としてから目を逸らして、つい昨日のことを聞いてしまった。 あ、ちょっと怒ってる?とは赤面した顔でちょっと睨まれたことで思ったけど。>>$60 誤魔化すわけではないものの、首筋の赤い痕に手を触れれば自然と顔を寄せていた。 続けた質問もその延長のつもりではあったかな。] ($62) 2023/03/08(Wed) 22:00:00 |
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