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【人】 XIII『死神』 タナトス[ ヴェルトが帰って来た安堵ではなく 世界が滅びないことへの喜びでもなくて 迷子になって帰れなくなった子供みたいだった。 離れようとしたけれど どうやら離れなくていいみたいだ。 だったらもう少し君のそばに。 嗚咽をあげる君のあたまに頬擦りして ゆっくり髪を撫でた。 少し癖のあるふわふわ髪。 俺と一緒だ。] (415) 2022/12/25(Sun) 19:28:38 |
【人】 XIII『死神』 タナトス……シンは暖かいね。 ゆたんぽみたいだ。 [ 寒い寒い夜の日。 一人震えてたらシンがやってきてさ。 二人で寝たら寒くないよって教えてくれたんだ。 僕はそんなことも知らない子供だった。 初めは驚いたけれど。 人の体温に、本当に安堵を覚えたんだ。 生きてるんだ、と。 シンはゆたんぽ。 あの頃よく言ってたんだ、覚えてるかい? 延長をご所望ならいくらでも。 俺の手はそのためにあるよ。 抱きしめ続行だ。 ] (416) 2022/12/25(Sun) 19:35:17 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 終わりがある場所には始まりがあって 始まりがある場所には終わりがあって そうして世界は形を創るなら 俺は君の半身だ、 そうだね、 もし言われたら 迷わずいいよ、って俺は答えるよ。 夢を見よう、 世界はまだ始まってすらいないらしいから。 ] (419) 2022/12/25(Sun) 19:58:41 |
【人】 XIV『節制』 シトラ── とても大切な誰かがいるひとと [ どうしてこんなこと、話してしまったんだろう。 どうしてこのひとに、話せてしまったんだろう。 自分でも驚くほどにずるずると感情が零れ落ちた。 それは、目の前の彼女がわたしの心の奥の やわらかい部分を刺激したからでもあったし、 時々相槌を打ちながらわたしの話を 最後まで聞き届けようとしてくれたからでもあった。 カップへとチョコレートを注ぐ指先が、少し震えた。 手渡そうとする指先はもっと震えそうになった。 それでも彼女は落ち着いた姿勢を一切、崩さずに あまつさえ「ありがとう」なんて>>320 ] …………っ、 [ 私の意見を、と続いた言葉に 反射的に身構えそうになってしまったわたしとは 彼女はまるで正反対だった。>>322 ] (420) 2022/12/25(Sun) 20:23:31 |
【人】 XIV『節制』 シトラ[ ──返す言葉が、ない。 語りかけるように、諭すように 矢継ぎ早に溢れ出す彼女の意見。>>323 言葉を失ったまま耳を傾けてゆくうちに ふっと気が遠くなりそうになった。 鼻先を掠めるチョコレートのあまい香りだけが、 辛うじて意識を保たせる。 そのとおりだ、とも そんなことない、とも思えた。 頭と心がぐしゃぐしゃに搔き回されていく。 可哀想、とまで言われてしまえば わたしの中で、何かが弾けた。 ] ……どうして どうして、クリスタベルさんは そんなに自信が、持てるんですか…… (421) 2022/12/25(Sun) 20:23:45 |
【人】 XIV『節制』 シトラ自分より幸せにできる他の誰かがいて 大事なひともその誰かを特別に想っていて 自分は二の次だったんだ、って 何もできないんだ、って 負担なだけなんだって思い知らされてしまっても それでも、クリスタベルさんは 自分こそが幸せに、って思っていられるんですか (422) 2022/12/25(Sun) 20:24:12 |
【人】 XIV『節制』 シトラ大事なひとに 叶うなら望むかたちで 幸せになってほしい、って 願うのは そんなに、……そんなに、 わるい、ことですか…………!? [ 違う。彼女はわたしを責めているんじゃない。 わたしの無意識を怖ろしいまでに探り当てて 前を向けるように背を押そうとしてくれているだけだ。 頭では解っているのに、どうして 責められているような気持ちになるんだろう。 どうして、止められないんだろう。 あのとき>>1:229、 あのとき>>4:244 わたしが思い浮かべた『わたしのほか』は あなたでは、なかったのに。] …………っ、 ご……、ごめ……ん、なさい [ 今更口に戸を立てても、遅かった。] (423) 2022/12/25(Sun) 20:24:19 |
【人】 XIV『節制』 シトラ……そう思い、たい…………のに 思って、……たかった [ 誰が否定していいものじゃないと、彼女は言う。 それがたとえ大事なアリアちゃんでも、と続く。 そう言いきられてしまえば、そうだ、と思えるわたしと 否定と秘匿は別のものだと反論したがるわたしがいる。] 神様に、だって 譲りたく、なかった ……のに、 [ そうだった。 綺麗なだけの人形ではないはずだった。 酷く脆い心を持った、ただの人間だったはずだった。 後悔しないか、なんて 辛いだけだ、なんて そんなこと、とっくの昔からわかっていて 必死に抑えようと努めてきたことすら忘れていた。] (424) 2022/12/25(Sun) 20:25:27 |
【人】 XIV『節制』 シトラ……正直に、打ち明けて しまえば いま隣に居られる、資格 さえ 失って、しま う とは …………思わないん、ですか………… [ 当てつけだ。彼女にとっては災難だ。 心の底から申し訳が立たなくて 声はどんどん、小さくなった。] …………、 クリスタベルさん、は ゼロさんのことを………… すごく、大切に ……想っているんです、ね。 [ 湯気で誤魔化しきれないほどに頬を染めて>>325 素直な想いを語る彼女を、愛らしいと思った。 絶対に幸せになってくれなければ 許せないって、そう 思ってしまうほどに。] (425) 2022/12/25(Sun) 20:25:42 |
【人】 XIV『節制』 シトラ…………、わたしも、 嬉しいのは……変わらないんです 誰かと楽しそうにしているのを見ると、嬉しいし 誰かに頼られているのを見ると、誇らしいし 捨てられない大切なものを、たくさん持って もっと自分を大事にしてほしい、って 思ってる、……のに どうして …………どう、して……………… [ それ以上は、うまく言葉にならなかった。 ] (426) 2022/12/25(Sun) 20:25:54 |
【人】 XIV『節制』 シトラ[ 言葉を失くしたわたしに気を遣ってくれてか ホットチョコレートを飲み終わったからか、 さて、と彼女が席を立つ。>>326] ──……あ ありがとう……ござい、ました と、いうか ごめ………… うう、ん [ ごめんなさい、と謝るのは違う気がした。 謝罪合戦になってしまいそうだ。 変わらず朗らかな表情の彼女は 怒っているようには見えなくて、 彼女が食堂の扉を潜り抜けてしまう前に その背中へと、名前を叫ぶ。] あ、あの…………っ! ……また その ……改めてお話……して、もらえ……ます、か [ それがあなたの貴重な時間を奪う行為と知りながら。 返事がどうあれ、引き留めはせずに見送った。]* (427) 2022/12/25(Sun) 20:26:03 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 洋館廊下/ユグと挨拶 ── 優しさに優劣はないと思うし、 優しさは誰かに傾けるものだから。 私は確かに貴方の優しさを受け取ったと思うから。 それでいいんじゃないかな? ……なんて、偉そうかな。 でも、あまり無理をしないでね。 皆を祝福したいという志は尊いものだと思うけれど、 分け与えるだけじゃなくて、 ちゃんと自分を大事にしないと駄目だよ? [ 自分というティーカップに注ぎ、溢れた分を誰かへ。 他人に与える愛は、自分を満たしてはじめて成り立つ。 一生懸命なあまり、擦り減らし削り取るくらいに 頑張ってしまいそうな気がして、少々の老婆心を。 ] (428) 2022/12/25(Sun) 20:27:24 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル……ああ、そっか。私に餞別。 なんでかな、私だけにって考えがなかったよ。 多分、貴方のことを思うと、 あの子……ゼロが一緒に思い出されるからかな? [ 控え目な日常会話の記憶より、彼らの因縁の方が この洋館での生活において鮮烈だったから。 わかった、考えておくね。と礼を言い添える。 ] (429) 2022/12/25(Sun) 20:27:43 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ どう話をしていいかわからなくて、とあの頃の吐露を 受けると、その子供めいた素直さに目を丸くする。 なんだろう、歳近い筈の夜よりも、 どちらかと言うとクロと接している様な心持ちになる。 ] ……ユグは正直だね。 それについては貴方は悪くないし、 ちゃんとわかってるよ。大丈夫。 [ 不器用にも感じる心遣いを受け取って、微笑んだ。 ] (430) 2022/12/25(Sun) 20:27:59 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 改まったように名前を呼ばれ、 頭を下げて願いを託してくるユグを暫し見つめ── ] …………なんだか妬けるなあ。 貴方、まるであの子のことを大好きみたい。 [ ふふ、と思わず破顔。 同じ絆持ちでも、『恋人』と『魔術師』とは大違いだ。 茶化したつもりはないけれど、笑ったことは謝罪して ] …………わかった。任されたよ。 [ 大仰な宣誓は必要ないだろう。 その代わりに想いを確りと託されよう。 あの子は嫌がったりなんでって思うかもしれないけれど、 一人でも多く夜を想ってくれることは私の喜びだから ] (431) 2022/12/25(Sun) 20:28:27 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ そうしてユグが頭を上げる頃、 先の「見送る」という言葉にふと閃いて、 ] ユグ、早速で何だけど、餞別を決めたよ。 よかったら、 いってらっしゃい って、言ってもらっていいかな? これからどうなるかはまだわからないけれど、 ここが帰る場所の一つになればいいなって思うんだ。 夜……じゃなかった、ゼロにとっても、 多分、わたしにとっても。 でも、その言葉があれば、 また帰って来られるかもしれないから。 …………お願い出来るかな? [ 先のことはわからないけれど、 見送ってくれるならば迎えることも託せる気がしたから。 彼の答えが何であれ、 この時間への感謝を告げてから食堂に向かった。 * ] (432) 2022/12/25(Sun) 20:28:50 |
【人】 ][『月』 エーリク―― カルクドラと ―― [ どうしてと問われると>>204 わからないのか、と苦笑いを浮かべて ] 母親を取られた長兄の気持ちといえば 伝わる? [ 話せばつづけて、いつでも君を選ぶと 彼は言う。満足するような気持ちと共に、 いつまでそうして貰えるのだろうと考えた。 来年には成人と呼ばれる年になる。 同じ年でも立派に一人で生きている人も 大勢居るだろう。 親元を離れているといえば聞こえは良いが 結局あなたに、保護を、親心を求めているだけなのだ。 彼が言うように、踏ん切りがついていたとしたら、 この手もきっと喜んで離すべきだったのに――。 ] (433) 2022/12/25(Sun) 20:37:17 |
【人】 ][『月』 エーリク もしもその時、手を差し伸べられていたら 僕の答えは変わっていたかもしれないな。 [ 例えば。世界が壊れたとしても、 貴方さえいればいい、だとか。悲観的に、 且つ閉鎖的に、考えいたかもしれない。 ] 貴方は、いつだって僕の側にいてくれたけど 昨日だけは、そうじゃなくてよかったと思う。 このお店のフルーツタルトもおいしいし 世界はあの人が言うほどは、つまらなくないと 思うから。 ――僕は、きちんと考えることができたかな。 自分のためだけじゃなく、貴方や皆のことを 考慮して、答えを出すことができたかな。 (434) 2022/12/25(Sun) 20:37:35 |
【人】 ][『月』 エーリク[ つやつやと輝く果物を口に運ぶのをやめ 問いかけのような独り言をこぼすこともあった。 自分がチェレスタとの因縁を、紐解いたように、 彼はタナトスと腹を割って来たらしい>>206 生きていれば、きっと必ず良いことがある、 と彼は言う。 彼にもまた、ああならなければ気づかなかった ことや、知り得なかった誰かの表情があったのだろう。 ] (435) 2022/12/25(Sun) 20:37:45 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 少し遠くへ――……永遠に近いくらいの 暇を。 そんな風に考えていたことを見抜かれたのだろうか。 必ず呼んで、絶対に行く>>208 遠慮なく頼ってほしい>>209と言葉を重ねられて 薄っぺらい関係じゃないだろうと問いかけられたなら 小さく声を出して、笑った。 貴方は信じているんだ。 そうやって言葉を重ねれば、僕が黙って 消えるようなことはないだろうと。 旅立つにしても、自分には声を掛けてくれるだろうと。 ] (436) 2022/12/25(Sun) 20:38:01 |
【人】 ][『月』 エーリク 役者に戻るまでは、まだ――。 [ 言葉を詰まらせるのは、やはりまだ 壇上に上がる勇気までは持てないから。 だけど、 ] じゃあどこかで観劇をしたいな もしかしたら体が疼いてくるかもしれないから。 [ ――結局僕は貴方の手を離すことはできなくて、 もしかしたら貴方もまた僕の手を離すことを 惜しいと思っているのかも知れず。 魂の記憶という不確かななにかに 支配されることがなくとも、 きっと僕はずっと、貴方を大事に思うのだろう。 その大事な貴方が気を揉むことがないように、 程々にはわがままをいい、甘えて、を繰り返す。 変わったものもいとおしく、 変わらないものもまた、尊いものだから――。* ] (437) 2022/12/25(Sun) 20:38:14 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 休憩室 ── [ 神が去った翌日、まず着手したのは祈祷室の模様替え。 既に祈りを捧げることのない 元倉庫元祈祷室は、ただの休憩室と名を変えた。 信仰を止めた日から、宗教関係の品は 必要が無くなった為取り払ったが、一部を除き 資料として図書室にや展示室に寄贈した。 とはいっても変わったのはこの程度。 クロから貰った紫色の愛らしい羊のぬいぐるみも 貰い物のドライフラワーも、ゼロの私物の一部もそのまま。 神が現れ、去るまでの数日間は、文字通り驚天動地だった。 この先、何をするべきか。 考えたのは“証持ち”が平穏に過ごせる世界を作ること。 後世、痣を持ち生まれる者が現れるかもしれない。 その時に証持ちが、家族や周囲の人間が 人間らしく暮らせる道筋を整えておきたいと願う。] (438) 2022/12/25(Sun) 20:45:22 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 神が去った影響か、理解し合えたからか。 数日前までが嘘のように、 タナトスへの苦手意識は消えてなくなった。 エーリクを気に掛ける意識は勿論残ったまま。 こちらは魂関係無く、何年も共に過ごしていたからだろう。] (439) 2022/12/25(Sun) 20:46:10 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 茶葉類の補充を終え、帰り道に食堂近くを通りかかると チョコレートの甘い香りについふらりと扉を潜る。 そこにシトラはいただろうか>>64] 頑張ってるね、折角だからホットチョコレート一つ。 [ 少し前に端末で知らせがあったので、気に掛かっていたが 元気な姿で出迎えてくれただろうか。] シトラ、君には謝らないといけないことがあるんだ。 君が困って不安で泣いていた時、僕は何も出来ずにいた。 声を掛けることも出来なかったんだ。 ごめんね。声を掛けるだけでも 少し安心させられていたかもしれないのに。 [ 彼女が落ち着いている頃合いを見て、 数日前エーリクと共に泣いていた時のことを。 その時に見ているだけで何も出来なかった 不甲斐なさを詫びた。>>2:135] (440) 2022/12/25(Sun) 20:46:20 |
【人】 ][『月』 エーリク―― 月夜の晩に ―― [ 夜半、僕は貴方の部屋の扉を叩く。 わずかに震える指先は、あの時のように 恐怖からではなく、緊張から。 ――もしも、嫉妬した所以を話していたとしたら なおのこと。 居ないなら居ないでそれでもいいと 弱気な心が泣くけれど、貴方が部屋から 顔を出したなら、 ] (441) 2022/12/25(Sun) 20:48:07 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 湯気立つ熱々のホットチョコレートが届くと、 甘さと共に温もり、日常が帰ってきた安堵を流し込む。] たまには甘いものも良いね、美味しい。 また飲みに来るよ。 この先、色々大変かもしれないけれど頑張ろうね。 皆がいるから大丈夫。 [ 男は皆が箱庭に行かないものだと自然に思い込んでいた。 故に、出会った者達にも、これからの話をしていたのだが。*] (442) 2022/12/25(Sun) 20:48:12 |
【人】 ][『月』 エーリク ………いってくる、 帰ってきたら、貴方となにかしたいと思って。 歌でも、踊りでも、大道芸でも。 僕が戻るまで、どこにもいったりしないでね [ それだけ告げて、おもむろに硝子のオルゴールを 押し付けると、 ] 預かっていて、取りにきっともどるから。 [ 背を向けていく。何か喋り掛けられたとしても 引き止められることはない。 ] (443) 2022/12/25(Sun) 20:48:21 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 世話になった仲間、住人たちには 手紙で、顔を合わせて、話をしたはずだ。 ――チェレスタを除いては。 貴方が最後のひとり。 挨拶を済ませたなら、散歩するくらいの 心持ちで洋館を出た。 ] (444) 2022/12/25(Sun) 20:48:37 |
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