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【人】 警部補 添木>>2:201 夕凪(前日バーベキュー時空 〆だけこちらで) 「勉強は本当に嫌いだったー。でも、後から気付いた。勉強が嫌いっていうより、非効率なのが嫌いだったんだなーって」 肩を竦めて笑いながら、相手に頷いた。 水辺なものだから、いつもより楽しくてはしゃいだ。危ない遊びもしたが、大人たちが厳しく管理してくれたので安全だったであろうことは、今になって癪だが、わかる。 「ハハ、そっち〜?勿論だよ。大人になってからそんなことしないよ。クビにされちゃうしね。今なら……、夕凪も沢山連れてけるよ。 ごめんね、昔は、どうしても危ない目に合わせるのが嫌で、たまに巻いちゃったから。今、謝っても遅いけどね……。……その分、今回の帰省はさ。行こうよ、あちこち」 ……なんて、笑いかけた。 だって、この平穏な日々は、もう少し続くと思っていたから。 (12) 2021/08/13(Fri) 1:11:27 |
【秘】 夕凪 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「へぇ、そうなんだ? 全然会いに来てくれないから寂しかったのに。 モモチくん、夕凪――― 夜凪も入れてあげてね 」楽しみにしているね、と明るく笑った姿は昔のどちらがどっちかわからない双子の姿そのもの。 「夕凪たちは、待つのは得意だから大丈夫!」 クスクスと笑いながら心地よさそうに木陰にもたれかかって、瞳を閉じるなどしていた。 (-38) 2021/08/13(Fri) 1:11:34 |
【置】 迷子の少女 竹村茜川遊びの終わった後、初日と同じように宿泊していた家に戻る少女の姿があった。 日差しにより殆ど乾いたTシャツと、湿り気を帯びた髪が重ために揺れて。 少女の入っていった先には年季の入った 『立花』 の表札がかかっている。「……戻ったよ、婆ちゃん。 今日も、いないの?」 誰からの返答もないことを確認すると、表情に影が差して。 "昔あてがわれた部屋" に向かう。家具も殆ど無い部屋はあの時よりも狭くなったはずなのに。 とてもとても、広く感じる。 この村に来てから、ずっと胸が痛くて。 心に穴が開いたような気持ち。 この痛みが何を表してるのか分からなくて ただ、寂しい気持ちが募っていく。 「……会いたいよ」 どこにいるの? (L1) 2021/08/13(Fri) 1:15:55 公開: 2021/08/13(Fri) 2:00:00 |
【人】 髪置【3日目 朝】 「ううー……べっくし!」 2日目に長時間濡れたままだったせいか、 うっかり風邪を引いてしまった髪置だ。 「なんか、くしゃみめっちゃ出る……噂されてますか?」 しかも風邪の存在をまだ知らないらしい。 ふらふらする体に首を傾げながら、 昨日仕掛けた虫用の罠を見に行った。 (14) 2021/08/13(Fri) 1:21:46 |
髪置は、今日こそセミに……勝てた。 (a13) 2021/08/13(Fri) 1:27:48 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「……」 その願いを聞いて。 何処か腑に落ちた様子で息を吐く。 ため息ではなく、もっと別の感情をこめて。 「……いいよ。大丈夫。 可愛いモモちゃんの頼みだもの。 外の事を記憶の外に押しやるなんて簡単だ」 微笑む。張り付けたような微笑みだ。 「でも、いっこだけ違くて。 俺が辛いのは、今もこの田舎のなかにあって。 必要なものはないけど、足りないものがあって。 ……それでもいいなら。 俺は、一旦、抱えてるものを手放すよ」 (-39) 2021/08/13(Fri) 1:28:38 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 夕凪「時任の姉さん」 その姿の、名前を呼ぶ。 モモちゃんは多分自分と姉しか知らない秘密の、と言ってたけれど、やっぱり他に知ってるひとがいたのか。 「……悩んでるわけじゃないんですよ。 相談できることでもなくってですね。 ええと……何から言えばいいかな。 俺、あともう一年早く生まれてたらな、とか もっと女の子らしくしてたらな〜、とか、 ありもしないことを考えちゃってて」 結局のところ、この感情は吐き出し口を見つけられずにくすぶっている。なら、堰きを外せば、あとは流れるまま。 「兄さんたちには敵わないな、 って、帰省してからずっと思ってて。 ……ちょっとだけ、現実逃避に縋っていました」 ありもしない記憶、切り取れない記憶は、 今ある情景と同じ色をしている。 (-40) 2021/08/13(Fri) 1:35:34 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 夕凪「────ああ、そっか」 そうだった。 この双子の兄姉は、いつでも二人一緒に居て当然じゃないか。 一度そう思えば、それは大した違和感も無く懐に収まった。 「ごめんごめん、なんかうっかりしてたみたい。 それじゃあ夕凪姉、夜凪兄。 モモチ、一度みんなのところに行ってくるね」 いってきます、なんて微笑む夕凪達に手を振って 踵を返して、独り言のように呟いた。 「呼子お姉も、そのうち来てくれるかなあ」 (-41) 2021/08/13(Fri) 1:41:29 |
【秘】 夕凪 → 額縁の外 卯波迷子になった自覚がまるでなさそうに。 ここにあなたがいるのを何もおかしく思っていなさそうに話しかける。 みんながここに来るのを純粋に望んでいるのだ。 「一つ年上……あっ、『あの中』に入りたかった?」 ポツリとつぶやいた言葉は歳の壁同級生という大きなくくりの世界の話。 一つ以上あぶれた世界に自分たちも居座っていた。 「夕凪たちと一緒の悩みだ。 だけど―――卯波のほうがもっと辛そう」 夕凪たちは二人、でいたから。 一人の時間とは無縁だった 、大人になるまでは。 「女の子らしくって言うのはどうしてか聞いてもいい? 卯波甘えるのが苦手、というよりは追いつけないのが悔しいのね。 知識とか運動神経は今はまだ成長期ってやつだとおもう、わよ? だから敵わないっていうより……もしかしたら、まだずっとずっと遠く見えるんじゃないかな」 (-42) 2021/08/13(Fri) 1:50:07 |
夜長は、ここにはいない誰かに宛てて呟いた。「俺は怒っているんですよ」 (t6) 2021/08/13(Fri) 1:54:15 |
【見】 天狼の子 夜長 まだ賑やかになる前の海辺。昨日よりはいくらか水場に向いた服装、足元は御山洗から借りたままのサンダル。そんな格好で、夜長は岩場を歩いている。洞窟がありそうに見えた場所へ向かった帰りだ。歩き慣れた場所ではないので、けっこう、おっかなびっくり。 それらしい場所は見つけられたのだが、歩いて向かえそうにはなかったため、一度戻ることにした形だ。海の家でボートは借りられるのだったかどうだったか。この際だ、水着を買ってしまってもいいかもしれない。 そんなことを考えながら、えっちらおっちら、岩場から 戻ろうとして塩だまりのナマコを踏んで動けなくなった。。 (@3) 2021/08/13(Fri) 1:54:19 |
夜長は、動きを止めた。足元のこれは何。 (t7) 2021/08/13(Fri) 1:56:23 |
夜長は、未知の感触への対応の仕方が分からない。 (t8) 2021/08/13(Fri) 1:57:56 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 額縁の外 卯波「田舎のなかに?」 何か卯波が辛いと思うような事が、今もこの田舎の中にある。 田舎の中に居る事で、きっと欠けているものを意識してしまう。 だからずっと、みんなの中で浮かない顔をしていたのだろうか。 みんなもきっと、自分達と同じように 何の屈託も無く、ただ みんなの居る田舎 が好きに違いないとそう無邪気に思い込んでいた百千鳥にとって、 そんな事は、まったく考えもつかない事だった。 「……それは、遊んでるだけじゃ忘れられないの? ずっとここで遊んでいれば、きっと嫌な事なんて忘れられるよ みんなでずっと、ずっと一緒にいれば、きっと…」 作った笑みを覗き込んでも、視線は上滑りするばかりだろうか。 言葉はだんだんと尻すぼみになって、縋るような問いに変わる。 「…モモチには、何もしてあげられないような事?」 (-44) 2021/08/13(Fri) 2:01:21 |
【墓】 夕凪昨日向かった川辺に夕凪は一人で座っていた。 描き途中だったページに描きたされていくのは皆の姿。 「写真じゃ、ないし」 どこか気に入らなかったのかそのページを破ると一人一人の姿を書き始める。 編笠、青嵐、涼風、髪置……卯波、茜、百千鳥。 「みんな見た目変わったね、またしっかり顔を見たくなっちゃった。正確にかけないと悔しいし、……みんな忙しいかなあ。 ゆっくり羽を伸ばすだけじゃなくて、ずっとここにいればいいのにな」 夏の空に独り言を飛ばして夕凪は、あなた達を探しに行った。 誰かと会いたかった、スイカをくださいなと八百屋のおばさんとお話をして、誰かと会いたかった、スコップやバケツを色んなところから借りて、誰かと会いたかった、少し大きめの車を借りて、忙しないはずなのに疲れを見せずに楽しそうにしていた。 (+6) 2021/08/13(Fri) 2:01:56 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 夕凪「女の子らしくしてたら。 もしかしたら、親友とかそういうのとはまた別に、 あの輪のどれかにくっつけたんじゃないかって」 仮面ではなく、ちゃんと心からの、 悪戯っぽさそうな表情を浮かべて。 一ノ瀬卯波の性自認や嗜好はあやふやだ。 『この身体は男』くらいの気持ちでしかない。 冗談ですけど、なんて笑うものの、 その瞳は本気だった。 「でも、結局は追いつきたいんですよね。 ……俺が成長する間にも、 みんなは見ないうちに俺の遠くを行ってた。 晶兄なんか背中を追いかけて、 警察学校に入ることになってた。 ……それを見て、追うはもう疲れちゃったんだ」 (-45) 2021/08/13(Fri) 2:03:22 |
夕凪は、海に行く準備をしながら村を歩き回っている。 (c8) 2021/08/13(Fri) 2:03:32 |
【墓】 額縁の外 卯波「晶兄、来てたんだ」 見てもないのに、そんなことを言う。 「……デジタルカメラもいいけど。 今はこっちじゃないとダメかな」 首に下げるためのホルダーを外して、 インスタントカメラの方に引っ掛けて、結ぶ。 そうして、思い出により近づいた卯波は。 ほんの僅かに、背と髪が伸びた。 子供が、成長でもするように。 相変わらず中性的な雰囲気はそのままに。 「──ふふ」 頭の痛みが、少しだけ楽になった。 (+7) 2021/08/13(Fri) 2:09:01 |
額縁の外 卯波は、メモを貼った。 (c9) 2021/08/13(Fri) 2:10:09 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「そんな顔しないで、モモちゃん。 多分、どうにもならないことだけど」 折れかけていた心を踏みにじられ、 破片だらけになった、自分の中身。 それを癒すには、何が必要か、自分にもわからない。 「もしかしたら、遊んで忘れられるかもしれない。 田舎にいても、辛くなくなるかもしれない。 だから……いいんだよ、気にしなくて」 全ては希望論でしかない。 気の病なんて、そんなもの。 「……晶兄、瞬兄、薫兄。優兄。 あといないけど、呼子姉。 本当はもう一歳早く生まれて、 あの人たちと肩並べて遊びたかった。 そうだ、ここなら──それができるんじゃない?」 仄暗い感情を胸に。 そんな、悪戯を思いついた表情で、言う。 (-47) 2021/08/13(Fri) 2:28:41 |
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