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【妖】 黒崎柚樹…………武藤、は。 "愛してる"なんて、そうそう口にできないんだよ。 [静かに、でもはっきりと、眼前の"武藤"へ告げる。 人への思いを口にするのが本当に苦手なあの人。 あんなにコミュ強で、いつだって人に囲まれているのに、こと、こういう事に関しては、笑ってしまうほどに不器用で。] ……それに武藤は、"忘れていいよ"みたいな事は、言わないよ。 ($16) 2023/03/05(Sun) 6:08:03 |
【妖】 黒崎柚樹[私が死んでしまう悪夢。思い出したくもない悪夢。 自分があの事故での唯一の死者だったのだと告げられたあの夢の中、私は"武藤から自分の記憶を消して欲しい"と切に願った。 武藤はその願いを口にする私の傍ら、「忘れたくない」「絶対忘れない」と吠えていたっけ。] 私たちは、辛いことは、分かち合う。 どんなに辛いことでも、無かったことにはしないし、忘れない。 [そもそも武藤がね、どんなにくだらないことでも片端から覚えてる人なんだよ。 私は武藤のそういうところも、大好きなんだけどね。] ($17) 2023/03/05(Sun) 6:09:10 |
【妖】 黒崎柚樹……というわけで、貴方は、誰……? ["あれ"の仲間なのかな。 私の眼前、あの女が現れたことからして、無関係とも思えないけれど、でもこの武藤はとても紳士的なものだから。 用心はしつつ、いつでも蹴り飛ばせるくらいの警戒心は抱きながら、私は眼前の愛しい顔へと問いかけた。*] ($18) 2023/03/05(Sun) 6:09:48 |
【神】 緑山 美海こういう時に勢いや冗談でも、『イヤ』とか『嫌い』とか言えない。 だって、宗太郎のそういう所も好きだから。 「···あ、ありがとう」 >>G8『好き』と言われれば、頬っぺたをつねる手を離した。痛かったのならごめんね。 「······忘れなくてもいいから、言いふらさないでね」 『大好き』とまで言われてしまえば、それ以上何も言えなくなる。 これだけ約束してくれれば〆だ。さっきお返しも貰ってしまったし、今回は許してあげよう。>>G6 何故か彼は私が絡むと往生際が悪くなる、ちょっと前にも『忘れない』と言って引き下がらなかったことがあった気がする。 ······少し困るときもあるけど、そういう所も大好きだよ。 (G12) 2023/03/05(Sun) 7:42:35 |
【人】 一匹狼 “楓”[ヨーグルトを食べ終え、空になった入れ物をテーブルに戻す。 窓の外はよく晴れて明るい。 まるで異世界だ。 そう思いながら、彼はぼんやりと陽を透かす木の葉を眺めていた]** (31) 2023/03/05(Sun) 8:30:26 |
【独】 緑山 宗太朗たまにこういう >>G4 彼女の中の幼さを見ると。 「……。」 なんともいえない感情が湧いてくる。庇護欲とか、性欲を抜きにした愛とか、そういうの。 成人した今でも。 やっぱりどうしても、まだ子供みたいに見ちゃうなぁって。 お母さんと離れたくないというのも、幼児性というか、そういうのを感じる。 彼女の経歴を鑑みるに、そうなっても仕方のないことだろうなとも、同時に思う。 母と話している時の彼女が見せる……少し背伸びしてるような、異性の俺では見れない、あどけない姿が好き。 「やっぱ背中トントンは続けてあげるべきかな?」 そんな事を思った。悪夢はもう見なくても、安心感は常にあった方がいいだろうから。 親にはなれなくても、親より近い存在にはなれるはず。そして、親より近いからこそ出来る、特別な事もある筈。 ……邪魔にならない程度に、続けようかな。 (-27) 2023/03/05(Sun) 8:55:29 |
【独】 緑山 宗太朗本当は布団の上から胸をとんとんとする方がより良いらしいんだけど、湯たんぽ兼抱き枕になると早々胸に手は当てられない。 なので、妥協して背中にしている。 あとは単純に、女性の胸に手をおくのはやっぱり……こう、問題がありそうというか。 夫婦だけど、そういう……一線はやっぱり?引かないとだし。 今後もなにか無い限りは……背中だろうなぁと思ったりした。 1年経って、そちらの方も少しだけ落ち着いた。無闇矢鱈と身体を貪るような真似も、最近は慎めるようになったとか。 (-28) 2023/03/05(Sun) 8:55:48 |
【神】 緑山 宗太朗「うん!」 離してもらった手を見送りつつ、>>G12 ちょっとだけひりっとする肌の痛みもまぁ、思い出のひとつとしていいものだから。 「そういうのはべらべら言いふらさないって。俺だけ知ってりゃいいだろ?」 愛する人に恋愛的な興味を持つ輩が出ては困る。自分だけが見れる景色の特等席は誰にも譲る気がない。 だからこれは独り占めする。お母さんにも話さない秘密の話だ。 忘れられない思い出は生前良くあれど、忘れたくない思い出ができたのは貴方と共に生き始めてから。 全部心のアルバムに入れてかざって、大切に保管する。 アルバムの中でへにゃと笑う女の子の顔は1番いいカメラで取られたそうだ。色鮮やかで、何時でも鮮明に思い出せる記憶のうちのひとつになった。 (G16) 2023/03/05(Sun) 9:14:16 |
大学生 寿 達也は、メモを貼った。 (a6) 2023/03/05(Sun) 9:21:52 |
【神】 緑山 宗太朗「ん〜……夢の中ねぇ。」 遠くの記憶を引っ張り出そうと別冊子に手を伸ばした。 そういえば、夢の中でも軽食と言ってサンドイッチを出したような。 半年経てば、煮炊き焼きは男でもできるようになった。1年経ったら、既存のものをアレンジしてみるような気概も生まれた。 新しもの好きで、案外凝り性だった男のせいか、最近は台所用品が増えていってるんだとか。 「うぃっす!」 返事をしてからのコップを回収した。ブラックコーヒーをもう一杯。 腕にも磨きをかけつつ、隠し味の愛情をどっさり入れて、マドラーでクルクルかき混ぜた。 はい、ブラックコーヒー。愛情たっぷり入りね。 (G17) 2023/03/05(Sun) 9:32:40 |
【神】 緑山 宗太朗「好きって言葉とか、思った事は口に出さないと伝わんないんだろ〜?」 不思議そうな顔でそちらを見て、お礼の言葉ににっこりと頷きを返した。うん! 焼きそばも野菜も肉もそれ以外も、貴方が作るなら全て、男にとっては絶品の品になる。 楽しみだな、今日の昼。焼きそばもあるみたいだし 🕚️ 残ったホットサンドをスープで流し込んで朝ごはんは終わり。 BBQコンロをふたつぐらい設置して、炭と火の準備もバッチリ。 使う荷物は保温バッグに入れてコンロの近くへ。 冷蔵庫からマリネ液に浸しておいた鶏肉を出しながら 「いいっすよ!」 と返事をした。 マリネしてら丸鶏にビール缶を着き刺せば……くたびれて座ったおじさんみたいなのができた。 カリカリに焼けて欲しいなぁと思っている* (G18) 2023/03/05(Sun) 9:33:06 |
【妖】 武藤景虎[室内に満ちた林檎の甘い香り、というには全く美味そうには感じない咽せ返るような臭気に頭がぐら、とする感覚がして。 手のひらを見下ろすと、べたりと肌色で濡れていて、そこからも果汁のような不快な香りが漂ってくるようだった。 目の前の顔は、不自然な形に引き攣れ、耳障りな聲を発している。>>$12] 何言ってんのか全然わかんねえんだが…… ["柚樹"ハ、あンたは要ラない、 あんタじャなイっテ、言ってルノに? その顔でそう言われると胸に刺さるものがあるな、とは。 確かに昨晩の様子はおかしかったし、オレのことを通して別の何かを見ているように思えたけれど。] ($19) 2023/03/05(Sun) 9:54:52 |
【妖】 武藤景虎“柚樹"にオレが必要ないわけないだろ。 [口からついて出た言葉に、ああ、と今まで感じていた違和感が消えていくのを感じる。 ──要らないって言ったでしょう。 ──余計なお世話。 ──武藤が好きになってくれたのは、私であって、 ── あんたじゃない。 頭の中に響いた声と、見たことのないはずの風景が広がっても、もう頭は痛くならなかった。] ($20) 2023/03/05(Sun) 9:57:00 |
【妖】 武藤景虎オレは柚樹に変わって欲しいとは一言も言ったことはないんだが……? [柚樹がオレのためにいろいろ努力してくれてることは知ってる。 そういうところがかわいいし、嬉しいと思う。 心配なとこはいっぱいあるけど、それはオレがどうにかしたらいいだけの話で。] オレが好きなのは、“柚樹“一人なので。 [“理想の恋人“はもういるから、とは、狂ったように笑い続けている“それ“に届くかはわからないが。 それより何より] 柚樹に会いに行かないとだから、 そこ、退いてくんねえ? [顔は歪んでいても仮にも柚樹と同じ顔な分、いくらか抵抗はあったけれど、よく知る身体とは異なるそれを思い切り突き飛ばせば、入り口の扉を開けた。] ($21) 2023/03/05(Sun) 9:57:45 |
【人】 武藤景虎柚樹!! [コテージから外へと駆け出すと、大声で名前を呼びながらその姿を探した。 何処にいるかもわからない以上、見つけるにはこれが一番早いはずなので。]* (32) 2023/03/05(Sun) 10:00:29 |
【妖】 武藤景虎[オレはオレの偽物に会ったことがないから“完璧なあの人“がどんなものなのか知らないし、柚樹が其方を選ぶとは欠片も思ってないが。 触れたりなんだりしていたら、と思うと気が気ではなかった、のと、あと何か腹立つので。]* ($22) 2023/03/05(Sun) 10:00:40 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹あ、ハ。 ムだヨ? むダ。 イッてモ、ムだ。 ["そこ、退いて"の声 >>$21 に、縋るように"それ"の手が伸びる。 細く白い指。指先には甘く淡い春色のネイル。 伸ばされた手が当人のものだったなら、当人の力だったなら、武藤を止めることも叶ったのかもしれない。 けれど、"それ"の力は、平均的な女性と大差ないものでしかなかった。 あっさりと突き飛ばされるままよろけた"この世ならざるもの"と現実世界とを隔てるように、コテージ入口ドアが、開いて閉じる。 カチャリ。 硬質な音は、オートロックの施錠が常通りにかかったことを意味していた。] ($23) 2023/03/05(Sun) 10:30:25 |
【妖】 ??? 黒崎柚樹フ、ふフ。 むダ、ナのに? ムーだ、なノに? [甘ったるい腐臭をまき散らしながら歌うような声を垂れ流し、"それ"はダイニングテーブルの椅子に腰掛け、ゆらゆらと身体を揺らし続けている。*] ($24) 2023/03/05(Sun) 10:30:54 |
【赤】 片連理 “椿”……ありがとうございます。 あの人も、同じことを言いました。 [一人になったことのない自分に一人で生きろなどと 随分無理を言うものだ、と今更になって思いながら。 月はもう昇っているだろうか。 太陽に少し遅れてついていく、 糸のように細い月は。] (*9) 2023/03/05(Sun) 10:38:19 |
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