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【念】 大学生 要 薫[涙が浮かぶ顔を隠した手は落ち。 彼の唇により、雫を吸われてしまう。ぁと小さく啼いた声と、惑う瞳で彼を見つめた。指を食べる淫花は奥まで来てほしがり。変わる体勢に、ふるっと震えた。このキャンプを提案したのは自分の方だ、彼と過ごす時間が増えれば、いい。そう思ったし、二人っきりで過ごしたいと思っていたから。けど] ……寿? んっぁ [ほんの少しだけ戸惑ってしまった。 彼が自分の身体を気遣ってくれているのは知っている。知っていても堪えの利かぬ身は、悶え、性を欲しがるのだけど。少しだけ。という言葉とともに、屹立が臀部に擦りつく。 それは、以前彼と交わったときのことを思い出させた。 性行為の途中でコンドームが破けたときの事を] (!22) 2023/03/06(Mon) 21:26:50 |
【念】 大学生 要 薫……はぁ…ん 少し、だけなん? [少しじゃなくて沢山が欲しい。 そう雌の本能がいう。やぁやぁ、沢山ちょうだい。と啼いてしまいたくなる唇を指で押さえ、すりすりと懐く刀身の形を意識して、彼の熱を多く味わおうとしてその肩に片手を乗せた。甘くほぐれた箇所が、彼の雄を飲んでいく。] ……ぁ あぅ [薄皮一枚。それが無い。 直に感じる熱に震え、悶えて支える手は彼の肩を強く掴む。指で解かされていた媚肉は大きな質量を喜ぶように添う。彼の形を覚えた場所が開いていく。最初は少しだけ、いれるだけ。中で出さないから。彼はそういった。腰を揺らめかせ、自然と上下に揺れて彼の熱を出し入れしようとして] (!23) 2023/03/06(Mon) 21:28:59 |
【人】 鈴木 深江[永い時を経てやり取りはお互いに一番心地の良い距離に落ち着いている。──いや、このやり取りが一番心地よくなっているのか。 不快さはない。 強い快さがある訳でもない。 ただ穏やかに過ごす時間。 幾通りの自死を試したか等もう覚えてない。 痛みを感じない訳ではなかったが、死ぬほどの痛みなど死ぬことでの救いに比べたら些細であると思っていただけだ。勿論今もそう思っている。 どうして俺なんだと嘆いた夜もある。 不老不死を望む人間へこそこの罰のような時間を与えるべきだろうとも。 人間では行えない死に方を望み様々な化生へ挑めど死ねず、けれど他者の命を救え、役にはたてる。死にたくないと泣く"人間"に羨ましさがなかったとも言えず。もし何かが違えば自分も退治される側になっていたかもしれない。人間はすぐに死んでしまうし、少しの間姿が変わらなければ怪しまれ、仲良くなっても感謝されても、その場に留まる事などできぬ放浪はただ精神をすり減らしていく。そんな生活を繰り返していた時分に出会った狐は本当に、タイミングが良かったのだろう。] (156) 2023/03/06(Mon) 21:29:22 |
【人】 天原 珠月長く一緒にいた……。 私とアスルもそうだったな……。 [どちらのベッドを借りて良いのかまでは聞いていなかったが、女性ものらしい荷物が枕元にあるほうを選んだ。 荷物には勝手に触れず、落とさないようにだけ気をつけて。 そろりとベッドに寝転がり、天窓から空を見上げる。] ……ここも、今夜は新月なのね。 [自分がいた世界で自分が消えた夜もそうだった。 もう遠い昔のようにも、ついさっきのことのようにも感じる。 ミツキは今頃どうしているだろうか。 無事に『彼』に出会えただろうか。 あちらは、消えたあとにもお願いごとか、とか。 思ってそうだなぁ。どうだろう。 『彼』によく似たガクは、自分によく似たミツキを大切に思っているらしい――なんの運命か、だからこそ起こった何かなのか分からないけれど、どうにか元に戻さないといけない。] (157) 2023/03/06(Mon) 21:29:28 |
【人】 鈴木 深江[永く共に在ってくれるというただそれだけが、自分にとって最大の利であり、救いだった。たとえこの安寧に期限があるとしても。 この関係性に名は必要なく、ただこうしているのが良い。お互いがそう思っているからこその唯一無二だ。] (158) 2023/03/06(Mon) 21:29:37 |
【鳴】 鈴木 深江[置いて行かれるのは辛いだろうなあと思う。 だけど、天美が不死になるのも嫌だなあと思う。 俺が死ねれば、本当は一番良い。] (=1) 2023/03/06(Mon) 21:29:49 |
【人】 鈴木 深江ふふふふふ、 海苔にまかれる狐というやつが 思ったよりも面白くてなぁ。 いいな、きなこも探せばありそうだ。 餅があるくらいだし。 [謎理論だがおそらくあるだろう。明日見つけて喜ぼう。 貝の煮つけという案には喜んで頷いて準備をする。薄暗くなり少し冷えてきただろう外の空気と裏腹にあたたかく甘いかおりがコテージ内に漂う。きつね色の卵焼きがおむすびの具になって包まれたときに、「狐が巻かれたな」と笑った。 飲み物の準備も万端。金銭に余裕がある訳でもなかったからお互い自炊は必須技術である。手際よく弁当を作っていくその手の主が狐だなんて、もう気にする事はないが、改めて思うと笑えてしまいそうだ。] (159) 2023/03/06(Mon) 21:30:13 |
【人】 鈴木 深江[虫の音、鳥の声、風の音、土を踏みしめる音、 自然の中にいる気がして心地いい。] そん時は怪我が治るまで待とうか。 [笑いながら言う。きっとすぐだ。 つないだ手で狐を巻き込むことにも触れず。 こういう時に夜目が利くのは便利で少し羨ましい。永き研鑽は平和ボケに霞かけているし、そもそもどんなに鍛えたとて所詮は人の身だ。] (160) 2023/03/06(Mon) 21:30:29 |
【人】 鈴木 深江[共感を受け、奥へと進み、天辺の話にまた空を仰ぐ。確かに先も解らないしそろそろ夜も深い。適当な場所が見つかるかすらも解らないため、良い場所を見つけたらそこで休憩するのは合理的だ。 結構その場はすぐ見つかったわけだが。] ほお、 [人の手の入った広場に思わずもれたのは感嘆だ。 拒否する理由はなく胡坐をかいたそのすぐ傍に腰を下ろした。ランタン機能へ変更するボタンを押してる狐に何となく和む。どことなく得意げに見えたためだ。 あたりがほんのり照らされ、リュックを置いて布を敷き弁当を広げる。] (161) 2023/03/06(Mon) 21:30:50 |
【人】 鈴木 深江……… きれいだ。 [素直に感想がもれる。ため息交じりに見惚れていたら、今度こそ本当に弁当が冷えてしまうか。その前に天美を促した。] (162) 2023/03/06(Mon) 21:30:58 |
【人】 鈴木 深江[弁当を食べ終えるとそのまま天辺を目指すかコテージに戻るかで迷ったが、せっかくだからいけるところまで行こうかとなる。 共に歩いて、話をしたり、沈黙を楽しんだり、景色を楽しむ。 天辺にたどり着いた時にはまた空の色が変わってきていた。お互いに笑って帰るかと話し、コテージに辿り着いたのはもう陽が昇ってから。] (164) 2023/03/06(Mon) 21:32:01 |
【人】 天原 珠月[しかしまぁ、それにしても。] ……。 …………このベッド、柔らかさ具合が良すぎる……。 [この世界、もしや寝具にもこだわりがありすぎるのではないか。 恐れおののきながら、いつしかぐっすり眠りの中へ。*] (165) 2023/03/06(Mon) 21:32:06 |
【人】 鈴木 深江[泥のように眠るならベッドより、ということで。 ロフトでの狐布団の確保に成功したのだった。 お互い汚れているなら何の問題もない。 ここにある布団類には問題があるかもしれないが…。 疲労のまま風呂は危ない 起きたら風呂に入ろうという話をして、…] (166) 2023/03/06(Mon) 21:32:17 |
【鳴】 鈴木 深江[山の天辺や、帰ってきた後。 自分の空腹は弁当でだいぶん満たされていたけれど、 天美の方はそうではなかっただろうから。 ちょいちょいと相手にも飯を食わせた。 どれくらい食われるかは天美次第であったが。] (=3) 2023/03/06(Mon) 21:32:27 |
【人】 鈴木 深江[まあいいかと思うものの腹は減る。 しかしすぐ起きるのも何となく勿体なくて、 デカい狐のモフに顔を押し付ける。 命助かる…。(ブラックジョーク) ゆるゆると毛を撫でていると、 思わず浮かぶのは笑みだ。ふふ。 天美が起きるまではモフを堪能する気持である。 あ、前足。 持ち上げる。 ぱたん。 落とした。 ふふ。(※素面) このサイズの狐を見るのは久々だ。 住んでいる場所では狭いし目立つため。 なので久々を堪能している。] (168) 2023/03/06(Mon) 21:33:00 |
【念】 大学生 要 薫…はぁ …ん 少しだけ…なんて無理やんっ 搾りとったるっから ! [唇は妖艶に笑い。 そのまま、彼の熱源を扱くように腰を振りだそう 卑猥な音が波うつ湯船の中から溢れだす。彼の精を搾りだそうと動く腰は彼の雄を咥えては上下に揺れて。そのまま絶頂まで我儘に蹂躙しようとするが。] (!24) 2023/03/06(Mon) 21:33:07 |
【人】 鈴木 深江[もう一度前足を持ち上げる。 手のひらをよく眺めた。 肉球はとても硬い。野生動物のそれだ。 爪も別段手入れをしているわけではないためごつごつしている。…爪の先を指でなぞる。親指の腹にあてた。力を入れると穴が開くかもしれないなと思う。*] (169) 2023/03/06(Mon) 21:33:13 |
【念】 大学生 要 薫…… [そう、本来なら煽って煽り倒して 際限なく求めさせたかった。けど、彼に抱かれる事を覚えた身体はこらえ性がきかなくて、先ほど一度抱かれたせいか、奥が精液を、彼を欲しがってやまず。足りなかったのだとばかり、揺れる腰の奥で啼いた。湯舟が波打ち、浴槽からお湯が溢れでる。 そんな中、涙を零し。堪忍をまた自分は綴り。 哀願を見せる唇は] ……達也……ぅ …奥に きて … [彼の唇へ噛みつき。 奥に彼の熱を迎え入れようと腰を浮かす。 自分で良い処を当てるよりも彼に抱かれる方が気持ち良いと覚えた身体は1人善がりより彼との性交を求めて、抱かれたがり・ 最奥で鈴口とキスをしようとした*] (!25) 2023/03/06(Mon) 21:33:50 |
【独】 鈴木 深江/* 当たり前のようにたまごおむすびはおいしくいただきました もぐ 天美の文章がずるすぎてずるい あまみ〜〜〜〜〜すきだ〜〜〜 泣いちゃうんだよなあ 愛であふれている… (-124) 2023/03/06(Mon) 21:36:18 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也ん?ああ、寿おかえりやで……? [何かがおかしい。 パンが焼けた頃、ドアが開く音がして彼がかえってきた。トーストと冷蔵庫にあった牛乳にハム、後は野菜でええやろか。と思っていたときだったか。外に出かけていた彼を笑顔で迎えようとして、固まった彼に出会った。 いや、恰好的には驚かせたかったから。 いいんやけど。……ええんか] ……え [何故か無言で寝室に入っていった彼を見送り。 目をぱちくりさせた。もっとこう違う反応を期待していたというか、どういう反応なんやという戸惑いがひとつ。とりあえず、トーストが焦げないようにお皿の上に置いたところで、シャッター音に気付いた。] (-125) 2023/03/06(Mon) 21:36:32 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…えっと……? [え、どういう状況。 なんで喋らへんの。彼が写真を撮るのは不思議な事ではない。昨日だって撮っていたし。やけど、かえってから一言もしゃべらず写真を撮るってどういう状況とただ戸惑っていたが。 彼の手が伸びて、セーターの隙間を指が這えば] ……やっ、ぁ まって…ぁぅ [撮影会なのだと何となく理解した。 いやそれにしても、何で喋れへんの。が先にくるけど。彼を煽るのはお手の物だが、それは対話というやり取りがあるからこそで、全く喋らない彼に対して何を言えばいいのかもわからずにいたが、ふと思いつき] (-126) 2023/03/06(Mon) 21:37:45 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也寿…ぃ 何か喋ってや。 しらん人に …撮られているみたいで [戸惑う。と不安げを装う声音でそう告げた。 そして手はセーターの裾を引っ張り、太腿までずらされた下着を戻そうとした。其れは、彼からすればきっと珍しい行動だっただろう。抱かれたときに見せる姿によく似たそれを覗かせ、彼の視線に犯された肌は火照り、少しばかり大きくなった熱源のせいでうまく下着を戻せないでいる。 そう装って。 レンズ越しの彼を見た*] (-127) 2023/03/06(Mon) 21:38:08 |
【赤】 一匹狼 “楓”[開くとは思っていなかった扉が開いて、楓は戸惑って顔を背けた。>>*37 似ている。>>*39 そう表現されて横目で彼女を見て、少し考え込んで、また目を逸らす] 在るべき場所、…… [人間だった頃なら、疑いの余地もなくそうだっただろう。 けれど人間でなくなった今は? そこに留まりたいがために多数の人間を犠牲にしてきた今は? それでもそこは在るべき場所なのだろうか。 そうではなくなったとわかっているからこそ、自分が変わってしまったことを隠し、重ね続ける罪を隠し、必死にしがみついている。 それこそが現実なのではないか] (*40) 2023/03/06(Mon) 21:44:46 |
【赤】 一匹狼 “楓”……椿……、オレはさ。 夢を見たんだ。 人狼殺して生き延びた、その夜に。 [楓はおもむろに口を開き、吐息のような声で語った。視線は逸らしたまま] 狼になって、身近な人たちを喰う夢だ。 友達も、惚れた女も、親方も、仕事仲間も。 誰喰っても美味くて、こんな美味いものは初めてだって、 一人も残さないぐらいの勢いで喰い続ける夢。 それで夢中になってるうちに銃声が聞こえて、 目の前が真っ暗になって……目が覚めた。 (*41) 2023/03/06(Mon) 21:45:00 |
【赤】 一匹狼 “楓”最悪な夢だった。……けど、 [一度言葉を切って、息を小さく吸い、ゆっくり吐き出す。それから静かに言葉を続けた] 本当に最悪だったのはその後…… 故郷に帰って、実際にみんなに会ってからだ。 誰を見ても食欲しか感じられなかった。 みんな本当に美味そうだったよ、 すぐにでも食べたいぐらいに。 それで確信した。いつかオレは“やる”んだ、って…… [悪夢はただの夢ではなくて、予知夢にも近いもの。>>0:431 身近な人たちに抱いていたどんな感情も全て“食べたい”に侵蝕されていた。 あの瞬間に何もかも失った気がしたのに、なぜ、まだそこにしがみついているのだろう] (*42) 2023/03/06(Mon) 21:45:22 |
【赤】 一匹狼 “楓”……誰も食べたくなかった。 そんなことしたらオレも死ぬ、って 思ったのもあるし…… みんな、殺したくない人たちだったから。 だからせめて、腹が減ってなけりゃ 喰いたい気持ちも落ち着くんじゃないかって…… ……それが最初なんだよ。 [人狼から受けた傷の治療を理由に休暇をもらって、そのまま旅に出た。そして旅先で飢えを満たして、もう一度故郷へ戻り──その方法で御せると知ったのだ。 それからずっと続けている生活は、本当に……“在るべき場所”に留まるためのものなのか? 自分の正体が、やってきたことが知られたら殺される。>>*11 そうまで思っていて、本当にそこが在るべき場所なのか。]** (*43) 2023/03/06(Mon) 21:45:41 |
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