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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 厨房担当 那岐

[そう、顔を隠したまま。呟いて。

 逃げるみたいにオープンキッチンから離れた。

 胸が焼けるように熱い。
 急に沸騰する湯沸かし器みたいに。

 店内でこんな動揺を見せたのは、初めてかもしれない。
 
 どうして。急に。
 こんな。知らない。

 何。
 
 纏まらない思考が落ち着かない。
 さっきまで普通に話せていたはずなのに。
(+12) 2023/03/09(Thu) 2:14:22