人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【墓】 充実 バレンタイン

>>14 エルナト

『124と125ページの間……
 の、どこかまでは忘れちまったから、
 その頭から読んでくれたら大丈夫。──ありがとう』

君が離れてから身体は微動だもしていない。
肉声も、表情すらもないけれど、
内側には気持ちが色々、沢山籠っている。
それを伝える手段がないのが心惜しいだけ。

『動けるようになったら……すぐに、──
 いやすぐには保証できないな。ともかく、

 ずっとこのままなわけじゃねえし。
 筋肉が衰えないようにと起こされた時に、
 身体が大丈夫そうだったら戻しに行くよ』

車椅子を進めて、ちょっとだけ距離を詰める。
『あ』と短く声をあげれば、少しの沈黙が挟まれて。

『……読み切ったら、でいいかな。
 もっと時間がかかるかもしれないけど』
(+13) backador 2022/05/07(Sat) 21:48:42