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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 厨房担当 那岐

―― サクラサク ――

[指定したのは自宅から徒歩で行ける公園の入り口。
 入り口の防護柵に腰を掛けて待っていれば、
 もうすぐ着くというメッセージが届いた。

 寒くない格好で、と言われて結局選んだのは、
 白地のトレーナーの上に、
 オフホワイトのパーカー付きボアフリース。
 更に紺のマウンテンパーカージャケットを着込んで。
 下はよく分からなかったから、
 いつものように黒のジーンズという出で立ち。
 
 到着したというメッセージに腰を上げて
 交通量の多い道の方へと向かっていく。

 背丈からすぐにその姿は見つけられたので。
 ゆっくりと、向かって。]


  おはようございます。

  そうですね、この時間に会うのは。


[いつもとは違う挨拶を交わして、
 体調の確認には軽く頷いて応える。]
(+61) 2023/03/09(Thu) 21:05:45