人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【神】 神経質 フィウクス

>>G1 エルナト

「お前達の声よりは、よっぽど。」

あいも変わらず無愛想な返事と共に。
片側だけの視線がじろりと声の主の方を見た。

「こんなところでもなきゃ誰かが居る」

「こんなところに来る奴はそう居ない。
 俺の気に障るものは少ない。
 そう考えてここに居たが、お前が来たから潮時だな」

出たい訳でもないのに。

問い掛けに続く言葉に不機嫌そうに眉根を寄せて。
その後に、随分と余計な刺のある答えを寄越した。
言葉に反してその場を動く様子は無い辺り、
今は自分から立ち退くつもりは無いようだけど。

遠くの方で、森の中から、鴉がまた一羽飛び立っていった。
(G2) 2022/05/05(Thu) 18:58:09