人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【神】 警部補 添木

>>3:G75 花守
「騙せてるに決まってるだろ?今はすっかりこの見た目。」

自分の服を引っ張り、自嘲的な笑みを浮かべた。

「ッ、お前な〜……ホントにやりそうで危ないんだよ!殺すなッ」

威嚇するように言い、はいはい、とサラダを取りに億劫そうに立ち上がり、冷蔵庫へ向かう。

「確かに、お医者様だもんな。お互い責任が重くなる。正直、”責任のために仕事を頑張ります”、なんて言える気分に、自動的になるもんじゃなかったな、俺。やってるウチに、実感湧いた。

……なんか、本当にこれお前が作ったの?先食えよ」
スプーンを持ち、見事な食卓に冗談めかしてそういう。

「頂きます」
両手を合わせて、食前の挨拶を済ませる。昔から、変な所に礼儀正しいのは、彼を育てた祖母の影響だろう。祖母の言うことは、出来る限り守っていた妙な不良だった。
(G15) aoyagisan 2021/08/15(Sun) 19:39:02