人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【神】 警部補 添木

>>G18 花守

「あっはっはっはっは」

痛がる様子に笑いながら、目を細めて口の端を曲げる。

「嘘つき。……そんなに痛くしてないだろ?」

昔を懐かしむように、そう口にした。
本当に痛いところもあるのに、こんな風にあなたを揶揄う。
あるいは、あなたにも不良だなんだ、と言われたり、煙草を奪われたり、と。したのかもしれない。

「ふーん……。大事にしなよ。”家族”、だろ?」

笑みをより”深めた”。
嘘ではないが、どこかズレている。当然だ。添木は両親と暮らしたことがない。上滑りする言葉だった。

「ああ、ウチ?……うーん。ま、いいよ?話したい事もあるし。掃除してないから大丈夫かな。それだけ心配だ」
(G23) aoyagisan 2021/08/12(Thu) 20:01:49