人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【神】 背負う者 ルヘナ


ラサルハグを一瞥。
薬、と聞けば、思い浮かぶのはひとつ。

「………W無いWさ。
 今頃ルヘナの血肉となっておろうよ。
 君がよぉく知るだろう? 共に飲み下した仲故な。」

首を振る。何なら、人にすら捨てさせた代物だ。


「……何か案があるのか?
 であれば、ルヘナはそれに従おう。
 ただ……、
 それに意味が無かったら、他に案が出なければ。

 キューでも、君達でも。
 ルヘナが生きる為に
死んでもらう
ぞ。

 君達を犠牲にして、
 泥沼をもがいてでも、ルヘナは生きてやろう。
 それを
W幸せW
と呼んでやるさ。

 異論があるならば、後に論じよう。
 ルヘナ達にはそれが叶うのだからな。」


誰の事情も、感情も、自分が死ぬ理由にはなり得ない。
そうだろう?と視線を巡らせて、
自分は着席したまま、この場を見守っている。
(G116) 2021/04/28(Wed) 23:25:38