人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【置】 巫女 ユピテル

 
空を一瞥。
夜と朝。見え方が違うそれに感傷めいた言葉はありません。
その瞳に何が映ろうと、今から視るものは別物ですから。

中庭の物陰の一点を迷いなく訪れ、
幾重の禍を予兆しようとただ一つの怯えもない足取りは、
今は独り、森羅を抱く記憶と魂を重ね、其処を視ます。

言葉は、解き放たれていました。
その者の命は其処にあると、まだ言えるのでしょうか。

 『脆く消える存在は、魂のみの存在を是とするのか』

それは虚構と、視ない貴方達未発達な科学しか は例えるでしょうか。


これが始まりであっても、巫女にとっては廻る刻の一つ。
何一つ汚れていない手を、ちゃぷり、と。
朱の噴水の中に禊のように入れ、暫し目を閉じ続けていました。
(L0) 2021/10/18(Mon) 4:30:36
公開: 2021/10/18(Mon) 4:35:00