[身も心も一つに重なって、溶け合えたと思えた瞬間だった。
最も深く繋がった先で、二人同時に果てる]

　…────、ッ、…ハァ…ッ

[衝動が駆け巡って一気に熱を放出した。
実際は君に届かなくても、迸りを感じる事は出来たかな。
呼気を求めて喘ぎながら、伏せた目を上げると、
目の前にいる君と目が合った。
頭を掻き抱く腕はまだ熱いままで、心地よい温もりと
脱力感に瞳が蕩けて、瞼が落ちそうになる]

　…あぁ、…うん……あったかい…

[君の言葉に切ない思いが続きそうだったとは
思いもよらず、>>?31
天国に風呂があるとすればこんな感じかな、
としか連想できない残念な俺]