人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 白昼夢 アルレシャ

>>0 シトゥラ
銃弾の軌道が曲がるわけもなく、アサルトライフルの弾に追尾性があるわけもなく。
それでも硝煙と僅かな血の匂いが鼻をくすぐれば、声になりきらない笑い声が口から漏れた。

止まらない。そうでこそ。笑ったまままた数歩を下がり。

「んなわけねぇだろ」

笑い声を乗せた粗雑な言葉が飛び出す。
まぁ貴方にとっては懐かしいんじゃなかろうか。


片足を大きく引いて重心を安定させた後、
アサルトライフルから手を離す。

地に落ちると共にカシャン、と音を立てる。
意識は少しでもそちらに向いただろうか。それともずっとアルレシャから逸らさずにいただろうか。
どちらにせよ。

次の瞬間には、
アルレシャの手にはサブマシンガンが握られていた。

どこから取り出したんだろうか?否、湧いたようにそこに現れたのだ。


肩で固定し、照準…なんてものも気にせず。
左右に振りながらフルオートの弾幕を浴びせようと。
(1) 2022/02/15(Tue) 21:57:29