人狼物語 三日月国

132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】


【人】 美術 エノ

>>1 アクタ

「…………うん。」

生きてほしくて、仕方なかった人。
その人が、明日も生きていられるという事実。
それはただ、嬉しい事に違いなくて。

立ち上がって、体についた砂を払い落として。
君のバツ印を、誰からも見えなくなるように。
華奢な掌で、包み込んで。
指を絡めて。

「アクタくんって、どこに住んでるの。」

そんな他愛もない会話を投げかけながら。
二人、同じ歩幅で、もう必要もない合議の場へと向かっていった。
(3) 2022/03/07(Mon) 23:58:56