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人狼物語 三日月国

207 【推理あり】第九回適当村(仮)【ネタ村】


【人】 胡媚娘 メーニャン

(続き)
そんな生活の中、ある坊主と私は出会う。月夜のもと湖に浮かぶ偽の月を眺めながら毎晩言葉を交わす我ら。正体がバレたら、私は命を狙われるだろう。毎日幻術が使える間のひと時だけ、私はその男と話すことを許されていたのだ。

秋のことだ。ある日、私は久しく手を染めていなかった悪事に再び手を染めた。冬に向けて、肉をつける必要があった。
大荷物抱えて山へ戻ろうとすると、山を降りる坊主を見かける。しかし小僧を何人も引き連れており、仰々しい。
嫌な予感がした私はすぐに弟のもとへ走った。

……弟は殺されていた。

そのあと街で聞いた噂では、高僧が人に化ける狐を見つけ、靡かせ、住処を突き止め、退治したんだと。めでたしめでたし


ふふ、そんな顔するな。もう千年も昔の話だ
(9) cookie810 2023/04/16(Sun) 18:08:05